お願いします千織さんっ!こっち見てニコッてしてください!!   作:猫好きの餅

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 明けましておめでとうございます(3月下旬)

 遅れて本当に申し訳ねぇです。最近原神から離れていたせいでなかなかに筆が重くなっておりまして、自分の思うように執筆できていない現状です。

 失踪はしないと断言しておきますので(discord鯖がある以上逃げることは不可能)気長にお待ちいただけるとありがたいです。




 あ、今回もえっちです(定期)


 何気に初の千織視点






璃月港より隣の嫁

 

 

 

 

 

「───おお、ここが璃月港か?」

「ええ。大きいでしょ?」

 

 翌日、私とクレイは望舒旅館を出て璃月港へ到着した。

 

 璃月港特有の大きな建物に目を奪われているクレイを見て私はときめいていた。彼に堕とされてからというもの、プライベートの頭の中の7割はクレイのことでいっぱいになっている気がする。現に今も周りを見回して歓声を上げる彼を見てニヤニヤしてたのを手で隠しているくらい。

 

 ああもう、なんでそんなに可愛いのよ。私はなんとか口角を戻すとクレイの手を握って歩き出した。

 

「…今日乗る船は夕方に出発だから、その間はこの街を観光しましょう?」

「了解」

 

 そういい、私の手を握り返してくれる。たったそれだけのことなのに、なんでこんなに嬉しいのかしら。彼と一緒に違う街を歩いて同じものを見て。それが幸せに感じて仕方がない。

 

 私はちらりと彼の方を見ると、彼の手を離さないように握りしめて街の中を進んだ。

 

 

 

 

 

「…おぉー」

 

 私たちは手を繋いだまま璃月港の橋を渡って緋雲の丘に入った。やっぱりフォンテーヌでは見られない建物や、通行人の服が気になるようであちこちチラチラみているものだから周りから結構目立ってる。それでも私の手は離さないのがとても愛くるしい。

 

「少し服屋にでも入ってみましょうか」

「そうだな」

 

 璃月港の服屋は店内にと言うよりはハンガーごと外に出て露店売りしてる場所が多い。通りかがりに見るのには適していると思うけど、布が痛みやすいからウチではやらない方法ね。道が広い璃月港ならではだわ。

 

 璃月の服は、他の国に比べて動きやすさと丈夫さ、そして通気性に優れている傾向がある。クレイもそこは感じたみたいで、色々手に取っては手触りを確認して何かを勉強しているようだった。

 

「……べつに、旅行だからそんなに真剣に見なくてもいいわよ?」

「…そうなんだけど、せっかくだからなぁ。何か千織屋に役立てたらなーって思って。フォンテーヌって雨上がりの照り返しがキツくて気温が上がりがちだから、こういうのもアリだなぁ」

 

 そう真剣に服を見ているクレイが愛しい(惚気)。そういう所も好きだけれど、ちょっとは私の事も考えて欲しい。

 

 私はすすっと彼に寄ると耳に口を寄せた。

 

「……私に着て欲しいのとか、あるかしら?」

「えっ」

 

 こっちへ向いたクレイの顔に「いいんですかっ」と大きな字で書いてある。ほんとに元エージェントなのかと疑うほどにわかりやすい彼の顔を見て、私は言いようのない高揚感を感じた。

 

 そして、固まってるクレイの横から彼がチラチラと見ていた服を取り出す。赤地の上下一体のドレスで、両脇に深くスリットが入っている。璃月ドレスと言われる服ね。スリットが腰の方まであるから、下着は……。

 

「……いや、千織?…それは…」

 

 クレイも同じこと考えてたみたい。気まずそうにしてるけど、ちょっと期待も混ざってるのが私にはわかる。

 

 ふーん…?…着て欲しいんだ…?

 

 そんな気持ちを込めて流し目を送ると、彼は私の予想外の行動に出た。

 

 もごもご誤魔化すのを予想してたのだけれど、クレイは服の棚に隠れるようにして私を抱きしめる。ちょっとくっつくくらいじゃなくて、私の腰に腕が回っていて力強く抱きしめられた。

 

 急にそんなことをされて、…へ、平気なわけがないじゃない。クレイは驚く私の耳に顔を寄せて、そっと囁いた。

 

 

 

 

 

 

 

「────着て?」

 

 ちゅ。

 

「…んっ…」

 

 そんな台詞が耳元で響き、直後に耳に落とされたキスに私の身体が跳ねた。あまりの不意打ちの威力に、被っていた千織屋店主の顔がみるみるうちに「クレイの嫁」の顔へ蕩けていく。クレイの肩越しに見えた鏡に写った自分の顔を見て、私は余計に顔が熱くなった。

 

 ……ダメだ。

 

 こんな顔を昔の私が見たらなんて言うでしょうね。自分で見ても笑えてくるくらいに、今の私は彼に溶かされている。

 

 ぽーっと惚けている私に、やりすぎたと焦ってるクレイが本当に愛おしい。私は取った璃月ドレスを腕に抱えると、背伸びをして彼の頬にキスを落とす。

 

 ああもう、本当にダメ。

 

 

 

 

 

 

 私は、この後の予定を全変更することに決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 にぎにぎ。

 

「………こ、ここがチ虎岩かぁ。……こっちだと飲食店が多いんだなぁ」

「……えぇ、そうね」

 

 すりすり。

 

 あの後、服屋に続いて色々な璃月港ならではの店を回った俺たちは大きな橋を渡って璃月港南側の区画へ来ていた。

 

 来たんだけれども。

 

 さっきからというか、あの店で服をご購入なされてからというか、彼女の誘惑に俺が最速で負けてから、千織の様子が変化した。

 

「…ど、どうする?」

「……私が決めてもいいの…?」

 

 そういって、ちょっと赤い顔で見てくる千織の右手に抱えられた紙袋にはさっき買った璃月ドレスなるものが入っている。ちなみに左手は俺の手をずっと握らずとも遠からず(?)くらいの距離感ですりすりして来ていた。あの、擽ったいっス。

 

 正直、今の千織の雰囲気には覚えがある。というかありすぎる。だいたい家で風呂上がりとか、お互いあんまり話せなかった仕事帰りの直後とかにする顔と仕草だ。

 

 つまり、千織は今あるものに飢えているわけで。

 

 ……このまま船に乗る方が危ない…?

 

 船には一晩乗るし、他の客もいるのでそんなにくっつけはしないだろう。

 

 そういう意味で、これからの事を千織に委ねてみる。というか、さっき負けて「着て」って言っちゃったし…。でも旅行先で、せっかくの璃月港なのに観光ほっぽり出すのはどうなのよ。

 

 それでも、俺はこの店主様には逆らえないのです。

 

「……いいの?」

「…うん」

 

 千織はすりすりしてた俺の手を握ってもう一度聞いてくる。こくりと頷くと、千織はそのまま手を引いて元来た道を引き返し始めた。

 

 歩きながら千織を見ると、やっぱり俺と同じこと考えてる。気持ちは向こうへ向いてるのに、やっぱり旅行だから観光した方がいいんじゃないかしらと千織らしからぬ感じで俺を見るので、俺はくすりと笑うとそのまま彼女の手を引いて歩いた。

 

「ね、クレイ」

「なんでしょう」

「……貴方、昨日ろくに寝れてないわよね?」

「……そうですね」

「………そんな疲れた身体で船に乗ったら、酔っちゃうかもしれないわ」

「…そ、そうかもしれないな」

「……だから、……ちょっと休むくらい、…いいわよね?」

 

 そう、仕方の無いことだと言わんばかりに俺に言う千織が本当に可愛い。

 

 やばい、顔が勝手にニヤけそう。それを頑張って押さえ込んで、どちらからともなく手を引いて「休憩」できる場所を目指した。

 

 

 そして、その場所は緋雲の丘の少し奥まった場所にあった。一見すると普通の宿だけど、他とは雰囲気が違う。つまり泊まるだけではなく、あることも想定…というか、前提とされている宿だということ。

 

 何気にこういうところに来るのは初めてだ。それは千織も同じようで、あちこちに目線が行きながらも、さっきよりも顔が赤い。可愛い。

 

 船の出発の時間までは6時間ある。少しは休めそう……休めるかな?

 

 手続きはすぐに終わって部屋に通される。俺は内装を見渡そうとしたのだけれども。

 

 

 

 

 

 ────この店主さまは許してくれないようです。

 

 

「……ん〜……」

「……どなたです?」

 

 さっきまでクールな顔で歩いてたのに、部屋に入って扉閉めた瞬間撫でられた時のネコみたいな顔で抱きついてきた千織に、俺は心からの声が出た。……いや毎回思うんですけど、ギャップえぐすぎて風邪ひくわ。

 

 千織は持ってた紙袋を床に置いて、俺の脇の下に腕を回して首筋に顔を埋めてくる。俺も彼女の背中を優しく摩ると、千織はやっぱりどなたですかと言いたくなるような赤い顔で俺の顔をじっと見つめた。

 

「……えっと、着替えるんだっけ?」

「……その前に、……ね?」

 

 はい。

 

 千織が目を閉じて背伸びをしてくるので、俺はそのまま受け入れた。唇に極上の感触が当たり、千織はさらに密着してくる。

 

「……ぁ、…ん、……ふふっ」

「…どうした?」

「……我ながら、節操ないわねって思ってね。……旅行中なのに、こんなところに入って」

「……いいんじゃない?……俺達、普通がどうとかは気にしないだろ?」

 

 お互い立ちっぱもあれなのでソファに座ると、千織は当たり前のように俺の膝の上に跨ってくる。身長差が逆転して俺の顔より少し上にある千織の顔を見つめていると、またキスをされた。

 

「…ん、………好き…」

「……ん」

 

 そして繰り出される至近距離の「好き」に俺の意識がぶっ飛びかける。反撃に俺も唇を重ねると、千織は目を細めて身体を擦り付けて来た。

 

 もう破壊されてる理性が本能へ裏返って俺の手を動かしていく。背中に回していた手を少しずつ下ろしていくと千織の手も俺の服の中へ入っていく。

 

「……ちゅ、ん、…着替えるんじゃなかったのか?」

「…んっ……そうだったわね。………先にシャワー浴びない?汗もかいたし」

 

 確かに望舒旅館から璃月港まで割と距離あったからなぁ。着替える関係から別々に入るみたいなので、俺が先に入って千織の璃月ドレスを待つことにした。

 

 ぱぱっと服を脱いでシャワーを頭から被る。そこで気持ちが落ち着いて、旅行というか、帰省の道中に何してんだとげんなりしていると。

 

 背後の扉が開いた。別々じゃないんかい。

 

 当然の顔をして入ってきた生まれたままの姿の千織は、ほんのり頬を染めながらもタオルすら持たずに俺にくっつく。

 

「…なんで上向いてるの?」

「……こういうのって慣れない方がいいかなと…」

「……みて?」

「はい」

 

 逆らえる訳もなく。視線を天井から千織へ移すと当然肌色が埋め尽くし、何度観ても綺麗すぎる体に心拍が上昇するのを感じる。

 

「………」

 

 思わずまじまじと見てしまうと、千織は赤くなって目を逸らした。そんな彼女が可愛いすぎて俺もう天に昇りそう。

 

 俺はそんな自分の思考を吹っ飛ばすようにお湯を被った。千織も髪を濡らしながら微笑んで、手を伸ばしてくる。

 

 

「……ほら、髪洗ってあげる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……今のところ、全く休憩になってない気がする。…主に精神面で。

 

 着替えがあるから待っててと言われて先に出た俺はベッドに座ってソワソワしながら千織を待っていた。

 

 いや、まさかこんなことになるとは(n回目の思考)。そういやこれまでの付き合いで俺が見たことある千織の格好ってそんなになかったな。いつもの衣装に、ラフなオーバーサイズTシャツ。あと色々な意味で気合いが入ってる時に着るネグリジェの3パターンくらいだった気がする。

 

 だから、今回の璃月ドレスは一体どんな感じに……。

 

 そんなことを考えていると、脱衣場の扉が開いた。俺は恐る恐る振り返る。

 

 

 

 

 

 

 ─────そこには、女神がおられました。

 

 

「……ど、どうかしら…?」

 

 

 いざ着たとなると恥ずかしいのか、少し頬を朱に染めた千織が少し下を向いて手を前で組みながらもじもじしている。そんな彼女の身体を赤地に金の刺繍が入った璃月ドレスが包み、照れてる顔とで凄まじい相乗効果を出していた。

 

 そして服だけ見た時も思ったけど、こうして実際に来てもらうと左右に入ったスリットがあまりにも深いのがわかる。え、腰より上にあるし、凄いとこまで肌見えてるけどこれどうすんの(語彙力低下)。

 

 それに、髪型もいつもと違う。頭の上にふたつ、白いリボン付きの玉的な髪飾りをつけてる。それがマジで可愛い。それに服の生地がこう、身体のラインに沿うようにデザインされてるせいで、露出してる所はスリットの脚と肩くらいなのに攻撃力もえぐい。

 

 俺があまりの威力に声を出せないでいると、こっちへやってきた千織が隣に座って俺の手を取ってきた。すりすりと手の甲を撫でて、俺の方をちらっと見て赤い顔のまま言う。

 

「……………かわいい?」

「…ングフッ」

 

 ちょっとまて、いつもならそこは「どうかしら?」とかじゃないの?なにその可愛すぎる聞き方ァ!?

 

 思わず変な声が出た俺を見て千織は微笑む。可愛さで腰抜けるとかいう謎の状態の俺の前に立つと、スリットを指でいじり始めた。指を引っ掛けて少しだけ前を隠してる布が捲れ、眩しいまでの白い肌が俺の目に突きつけられる。俺は今座ってて、千織が立ってるので俺のマジ目の前で見せられる。

 

「………千織」

「……ん」

 

 千織の太ももを見て謎の腰抜けが回復した俺は立ち上がって、さっき服屋でやったみたいに彼女を抱き寄せて耳に唇を寄せた。

 

「………千織」

「……ひゃ、……耳……」

「………最高にかわいい」

「……ん、………そう…」

 

 なんかちょっと素っ気なくなったけど、これはガチ照れしてる証拠だ。身体を離すと、案の定耳まで真っ赤だ。そのアチアチのほっぺに手を当てると、千織の目が蕩け始める。

 

「………クレイっ」 

「ん、…おわっ」

 

 辛抱たまらず、言いたげな顔で俺は千織にベッドに倒される。俺に馬乗りになった千織の脚が、スリットの中から覗いて、あまりの色気に目がクラクラしてくる。

「……ね、ころのスリットって乗馬の時に跨りやすいようにあるのよ」

「…そ、そうなんだ…」

「……ねぇ、……ほら…」

 

 千織が何を言いたいのかはわかる。わかるのでもうズルズルに擦り切れそうな理性をそのまま引きずって、千織の太ももを側面から撫でた。

 

 とろんと溶けた千織が俺の唇を啄む中、俺の両手はスベスベもちもちの素晴らしい感触を伝えながら上と上がっていき、ついにスリットの中へと……。

 

 そこで、俺はあることに気がついた。……というか、千織の可愛さで吹き飛んでた最初に感じた疑問を思い出した。

 

 え、ここまでスリットある場合、下着はどうすんだろうか?

 

 スリットはお尻の側面を超えて括れ近くまで入ってる。普通のショーツだと確実に脇が見えるくらいにだ。なのに、千織のにはそれが見えない。

 

 つまり。

 

 そんな思考と共に、俺の手は動き続ける。スリットから手を突っ込んで触ってるふたつの張りがあるある場所から布の感触が一切伝わってこないことが、この疑問の答えだ。

 

「……クレイ…」

「…ち、ちおり?」

 

 千織はあろうことか、とんでもない暴挙にでた。

 

「……まだ、船の時間まで4時間もあるわよ…?……はむっ」

 

 そう話しながら、千織は璃月ドレスの前身頃をたくし上げた。生地自体はふくらはぎまである物だけど、それを千織が自分の顔位にまであげたことにより、もう全部が見える。やっぱ履いてなかったし。

 

 そしてトドメに、千織は前身頃が落ちないように端っこを口で咥えた。そして見せつける「千織」な部分。

 

 

 千織は裾を咥えたまま、じっと俺を見た。

 

 俺は千織の真下あたり、自分のお腹くらいが謎に湿ってることに気が付きながら呆然と彼女を見上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ね、……はまんひなくてひひはよ(がまんしなくていいわよ)…?」

 

 

 

 

 当然、休憩になんてならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千織に来て欲しい服

  • メイド服
  • バニー服
  • チャイナ服
  • セーラー服
  • ナース服
  • 逆バニー
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