コマンドーの愉快な仲間達も登場予定。
ストーリーも名言集並に簡単で退屈しない仕上がり(になっているはず・・・)
コマンドーがお好き?結構。ではますます好きになりますよ。
さあさどうぞ、ソシャゲオープンワールドの新作(2024年5月時点)です。
(スマホでプレイするには不)快適でしょ?
んぁあおっしゃらないで、エフェクト出過ぎて処理落ち、でも最適化はされてーー
(中略)
PC版もたっぷりありますよ、どんなコントローラーでも大丈夫(かは分からない)
どうぞDLしてみてください。
いいデータ量だ、余裕のCドライブだ、容量が違いますよ。(今は12GBぐらい)
一番気に入っているのは
なんです?
値段だ(基本プレイ無料)
ああ待ってここでブラウザバックしちゃダメですよ、待って!止まれ!
うわああああ
未プレイ勢の組合員にも分かりやすく楽しめるように書いています。
*本編ストーリーのネタバレ注意
あれは嘘だ
とならないように頑張ったがやはり嘘になるかもしれない
「安物・・・ナイフ、君達は消去・・・・」
「
「うぅ・・・・ここは何処だ?」
「
おおよそ
「具合はどうですか?体に異常はありませんか?」
「特に異常はない、君は医者か?」
「医者という程では、私は
「ここはどこだ、ソラリスとか言ったがそんな地名は知らない」
「あれ、おじさんも記憶喪失?」
「俺が記憶喪失だと?馬鹿を言うな、俺は元コマンドーにして連邦保安官の知事でサイバーダインシステムズ・モデルの・・・・誰だお前は」
熾霞と秧秧がこめかみに手を当てて深刻そうな顔をする中、先に目覚めていた漂泊者は無言で筋肉大男の肩に手を当てる。
可哀想な人を見る目で。
「私はあなたと一緒に空から落ちて来たらしい」
「空からだと?ロバートの乗っていた飛行機に君はいなかったが・・・・そもそもここはアメリカではないのか?」
「あめりか?あなたは記憶があるの?」
「ああ、俺は信じていた恩師に命を狙われて殺されかけた、奴に毒を盛られたが何とかナイフを刺して逃げおおせた。
空の上だったんでパラシュートを持って飛び降りたんだが、あの野郎落ちる俺に飛行機をぶつけようとした。
もみくちゃになって俺は地面に落ちたんだ、そこまで記憶ははっきりしているんだがどうしてこうなったかは分からない」
「漂泊者より重症みたいだね、自分を・・・誰か別の人と勘違いするなんて小難しい小説を読んでる気分になっちゃうよ」
「熾霞、失礼な事を言わないの、この人本気でそう思っているみたいだし」
筋肉大男の漂泊者、改め落下者はまるで相手にして貰えずに立ち尽くしている。
一緒に空から落ちた同”行”の士は真面目に聞いてはいるが記憶喪失なので何も反応を示せない。
「どうやら何を言っても信じて貰えないようだな」
「ちょ、ちょっとどこに行くのさ!」
「俺は帰らなければならない」
「どこに帰るんですか?」
「それはもちろん・・・・・どこだ?」
「こりゃ重症だ」
熾霞は頭に手を当てて悩む。
一人で歩きだそうとしていた大男の漂流者もその足を止める。
「取り合えず今は私達と一緒に居た方が良いと思います、この辺りの事は知らないようですし一人で動くのは危険ですよ」
「・・・・それもそうだな、それで君達は一体何者だ?そっちの君は銃を所持しているようだが警官なのか?」
「あ、そうそう私は今州の初級巡尉なんだ、警官みたいなものだね!」
「随分と奇抜な格好をした警官だな」
「ええ?これくらい普通だと思うけど」
熾霞と筋肉の漂流者は固い握手を交わす。
筋肉の漂泊者はあまり力のなさそうな熾霞巡尉がかなりの力強さで手を握り返すので少し驚いた。
「それであなたの事は何とお呼びしたらいいのでしょうか?」
「あ、そうだね秧秧の言う通り、なんて呼んで欲しい?」
「普通に名前で呼べばいい、私の名前はアーノルド・クルーガー・キンバリー・ジョン・DDNDNDDN・ティースリーエイト・ハリー」
「あーもう長い長い!名前もりもりのマッチョマン!」
「本当にそんな名前なんですか?」
「・・・・・・どうやら私は記憶を失っているわけでは無いが少し混乱しているようだ」
「錯乱しているの間違いじゃない?」
「名前は好きに呼んでくれ、もう俺は自分が誰なのかさえよく分からなくなってきた」
「先程から人称も定まってませんし本当のようですね」
「んー好きに呼んで良いって言われてもな~、折角だから漂泊者が決めて良いよ」
何が折角なのか、漂泊者は何人もの名前が混ざった言葉を口走る筋肉の漂泊者をじっと見つめる。
→親しみやすくシュワちゃんでいこう
スターロンなんてどうだろう
筋肉もりもりマッチョマンの変態
阿Q
「シュワちゃんだと?」
「いいねシュワちゃん!ちょっと怖くて近寄り難いから良い感じに怖さを中和できる」
「はい、私も良いと思います、あ、決して怖くて近寄り難い恐々とした人に見えるという意味ではないんですよ」
「・・・・最近の嬢ちゃん(物言いが)キツイや」
少し不服はあったものの筋肉の漂流者は仮の呼び名を受け入れた。
「それでここはどこなんだ?」
「瑝瓏にある今州という地域です、残像との戦争の最前線に位置する場所です」
「残像?」
「あれ、記憶はあるのに残像を知らないの?」
「知らない、何だそれは動物なのか?」
「残像は悲鳴で生まれた海蝕現象が作り出す周波数エネルギーで出来た疑似生命体です」
「すまない、ロシア語はさっぱりなんだ」
秧秧と熾霞はシュワに懇切丁寧に説明をした、途中から完璧に理解できた漂泊者も加わった。
「つまり
「そうそう(諦め)」
「どうやらシュワさんなりの納得はできたようですね」
「面白い冗談だ、いつあの二人を締め上げる
納得こそしたものの信用していないシュワは漂泊者に小悪魔的な顔で耳打ちをした。
漂泊者はまあまあとシュワちゃんを静止した。
「とりあえず今は今州に向かいましょう、そこでお二人とも精密な検査を受けた方が良いと思います」
「シュワちゃんは見た所、共鳴者じゃないから何かあったら私達や漂泊者の後ろに隠れていてね」
「何を言っている、いくら頭が混乱しているからと言って記憶喪失の女の後ろに隠れる男がいるか」
「シュワさん、共鳴者という言葉に聞き覚えはないのでしょうか?」
「何だそれは、グリーンベレーの親戚か?」
「共鳴者は特定の事象や周波数と共鳴できる人の事です」
「大統領直属の保安組織と秘密の言葉でやり取りをしている気分になって来た」
「百聞は一見に如かず、まあ歩いてたら戦う事があるからその時に見せてあげるよ」
シュワは秧秧と熾霞の言葉を渋々聞き入れて護送される側のように立ち振る舞った。
しばらく歩くと一同は龍の彫刻がある広場に到着した。
聳え立つ龍の石像に漂泊者の目は釘付けにされた。
「あれはなに?」
「ペルシャ辺りの彫像か何かだろう」
「違うよシュワちゃん、やっぱりに気になる漂泊者?あれは今州の歳主の角だよ」
「すまないローーーー」
「はいはいさっぱりなんでしょ、あれは今州を納める偉い人・・・人じゃないけどそんな感じの存在」
「なるほど伝説の動物が市長か」
「市長・・・とも言えますがどちらかというと市長の役割は人間の今汐様が担っています、令尹という役職名です。歳主はそれよりも上位の尊い存在です」
「つまり大統領か」
「だいとーりょー?」
「ちなみに歳主は瑝瓏を構成する五洲に一つずつ存在します」
「大統領というよりは州知事か、どこか親近感を感じるな」
「私も、何かを感じる」
「ええ!?漂泊者まで錯乱した事を言い始めた・・・・」
「こら熾霞、漂泊者さんは歳主の角と何か関係のあるお方だったのでしょうか?」
「分からない、だけどあの石像を見た瞬間に何かこう・・・・目の前にいるような感覚が」
しばらく悩む漂泊者だったが記憶が戻ったりするような事はなかった。
そして秧秧は段々とシュワの扱いが上手になってきていた。
「あ、気を付けて皆!残像だよ、あれは砕牙イノシシだ!」
「ИжМаш Сайга 12?」
「シュワちゃんは急に何を言い出してるの!?」
→シュワちゃんは下がってて
ロシア語はさっぱりじゃなかったの?
「化け物と聞いていたがイノシシ程度なら俺でも何とかなりそうだ、下がっていろ俺が何とかする」
「この人前々人の話聞いてないよ!?悪い事は言わないから戻ってこーいシュワちゃん!」
「必要ない、信じろ」
自身より一回りも二回りも小さい少女たちの背に隠れはせずシュワは堂々とイノシシの前に踏み出す。
「肉にしてやろうか?」デデンデデンデデン
「ぶひぃ~」
「お座ーーーーうぉおおおおおお!??!」
「シュワさーーーん!?」
「ああ言わんこっちゃない・・・・・」
「おかしい・・・スイスの時はこれでドーベルマンを撃退できたのだが」
「って跳ね飛ばされたのに意外とピンピンしてるし・・・・」
「下がってシュワちゃん、私がやる」
「だ、大丈夫なの漂泊者!?記憶喪失なんだから無理しちゃダメだよ!」
熾霞の心配とは裏腹に漂泊者はまるで歴戦の勇士のような身のこなしで砕牙イノシシをあしらい撃退した。
その機敏な動きに秧秧と熾霞は驚きを隠せなかった。
「凄いじゃん漂泊者!記憶はなくても体が戦い方を覚えていたとかいう奴じゃん!」
「とは言えあまり無理をしないでくさいね、シュワさんも大丈夫ですか?傷を見せてください」
「こんな事なんてことはない」
「強がらないでください、共鳴者でもない一般人なんですから・・・・って本当に傷がない?」
「え?あんなに派手に吹き飛ばされて叫んでたのに?」
→シュワちゃんも実は共鳴者なんだよきっと
筋肉アーマーはほぼ全ての攻撃を1に抑える最強のパッシブ
「漂泊者さんの言う通りなのかもしれません、デバイスは見当たらないようですがこのような物を持っていたりしませんか?」
「ひょうたんは持っていない、あるのはこのヨコセイ銃と財布と・・・・何だこれは」
「なにそれー?マンゴスチンみたいだけど色が違うみたい」
「分からないのか?これは手榴弾だ」
「これがデバイスなの?」
「違う、武器だ」
「どうやらデバイスらしき物はないようですね、なので戦いは私達に任せてシュワさんは後ろにいてください」
「だがしかし・・・」
「良 い で す か?」
「分かったよハニー・・・・」
「ハニー・・・?」
秧秧に叱られてシュワは肩を落として後ろに退いた。
そして角の石像がある広場を抜けた一同はついに目的地の今州が見える場所までやって来た。
「あれが今州?」
「そう、あともうちょっとで着くから漂泊者もシュワちゃんも頑張って」
「ここからはパラシュートで飛びましょう」
「待て、ここにはパラシュートどころか
「あーやっぱりシュワちゃん持ってなかったか、これだよこれ、これがパラシュート」
「馬鹿言っちゃいけないよ、そんな警棒みたいなのがどうやってパラシュートになるんだ」
「それ私も持ってる」
「漂泊者さんが持っいるようですので私と熾霞でシュワさんを運びますね」
「運ぶ?何を言っているんだ、何をする、おい馬鹿やめろ!」
「こらこら暴れない、支えてるのは利き手じゃないんだよ?」
秧秧と熾霞は抵抗するシュワの襟首を二人で掴んで崖から飛び降りる。
その後に続いて漂泊者も飛んだ。
「どう?快適な空の旅でしょ?」
「重力に腕一本で逆らう君達は本当に人間なのか?」
「正真正銘の人間だよ、
「オーバーロック?」
「共鳴能力が制御できなくなることを言います、過度なストレスが原因で起こったりします」
「オーバロックしちゃうと後遺症が残ったりやばい事になるんだよね」
「より厄介なPTSDという訳か」
などと話していると地面に到着した。
「ん?あれは
「話に夢中で気付きませんでしたが無音区が形成されています、予兆の天空海が発生していましたがまさかこんな所に出来るとは・・・・」
「説明を頼む熾霞保安官」
「私は巡尉だよ!でも聞かれたからには答えなくちゃ、無音区って言うのは強い残像が這い出て来る場所のこと」
「無音区の形成は早ければ残像の出現は遅く、形成が遅ければ速やかに残像が出現します」
「形成が遅かったら強い残像、早かったらそんなには強くない残像が出て来るんだよね」
「じゃあここの無音区から残像はまだ現れない?」
「はい、その通りです漂泊者さん、しかし妙ですね、天空海が私達を追いかけて来たようにここに無音区が・・・・」
一同は話しながら無音区の様子を見ている白芷と合流した。
「その様子だともう大丈夫そうね、そっちの人は誰なの?」
「実は白芷がいなくなった後にもう一人空から降って来たんだけど、これがその人、シュワちゃんって呼んであげて」
「・・・・まあ問題はなさそうね」
「なんだこれは、ネッシーか?」
白芷が謎の生物を繰り出してシュワにけしかける。
しかし何か危害を加えようとしているわけでは無い。
「お喋りをするなら場所を変えましょう」
「そうですね無音区に居続けるのは危険です、早く移動し・・・・うっ!」
「なっ、頭が・・・・!」
「急にどうしたんだお前達、おい大丈夫か?」
「シュワちゃん、無音区が・・・・」
「彼女たちの話によるとこれはしばらく動きがないはずではなかったのか!」
「なにか、来ーーーーーーっ!」
漂泊者の目の前に人の形をした怪物、残像が姿を現す。
反射的に剣を振る漂泊者、しかし残像に受け止められる。
「っく」
「大丈夫か!?」
「漂泊者!シュワちゃん!何だよこのバリア壊れろ!」
シュワと漂泊者はいつの間にか無音区が作り出したバリアの中にいた。
秧秧や熾霞、白芷はその外側に追い出され手出しができない状態になっていた。
「こいつ一体ぐらいなら私でも・・・・シュワちゃんは下がってて」
「いや違う、こいつは一人ではない」
「え?」
「怖いかクソッタレ、当然だぜ元グリーンベレーの俺に勝てるもんか」
「なに、こいつは・・・・?」
無音区が作り出したもう一体の残像、最初に漂泊者を強襲したそれと比べてかなり小型だったが
肌で感じる脅威は引けを取らない程に強大だった。
→一人で二体ぐらい倒せばいけるか?
逃げるんだよぉお!
「待て無茶をするな漂泊者!」
「メだけがヒカっていた」
「・・・・っ!」
「まずい二体目が来るぞ!」
小型の残像は遠距離攻撃を漂流者に仕掛けた。
それを捌いている間に最初の残像が攻撃を仕掛ける。
「嬲り殺しじゃつまらないだろう・・・・俺も相手だ」
「シュワちゃん!?」
漂流者に迫っていた攻撃はシュワが素手で受け止めていた。
予想外の事が起きたのか残像はすぐさまに距離を取った。
→背中は任せた
無茶はしないで
「もちろんだ、俺はあの小さいのをやる、お前はデカイ方を頼む」
→分かった
戦闘は苛烈さを極めた、漂流者と残像の戦いは剣と剣のぶつかり合いだったが
シュワと小さい残像はお互いに撃ち合う様相を呈していた。
”共鳴スキル発動”
「これぞファイザル得意の早業!」
「見て秧秧!シュワちゃん何だか共鳴者みたいな事しているよ!?」
「信じられない・・・・共鳴者の証である音痕がなかったのにどうして」
「ちゃんと全身確認したの?」
「確認したよ白芷!アソコ以外は」
「コワいか、怖いか・・・クソッタレ、怖イ」
「ふん、大したことない奴だな」
「こわ、コワワ・・・・・チェーンガンが待ってるぜ」
「なっ!?」
→残像変化「戦友の落とし物」
ヨコセイ銃の猛攻を食らいよろめいていた残像、だが突然変容を始める。
今までは小銃と拳を主体に戦っていた残像は両手で巨大な兵器を持つようになる。
「イたぞおおお、いたぞおおお」
「伏せろ漂泊者!伏せるんだ!」
→漂泊者終奏スキル発動
「ここは任せて!」
「っ、なんだこれは・・・!?」
蜂の巣にされると覚悟していたシュワは気付くと銃弾を目で追えていた。
時の動きが遅くなったのか、残像の動きが鈍い中、漂泊者から力強い目線を送られる。
シュワは理解した、これが共鳴者の力なのだと。
「これがお前の力か漂泊者・・・・助かったぞ」
→共鳴解放発動
「試してみるか俺だって元コマンドーだ、グリーンピースは大好物だ」
「うぉおおワあああアア、クソッタレぇええええ!!
攻撃を受け、体が崩れる残像、尚も持っていたチェーンガンは周り続けていた。
弾を撃ち尽くしてもその回転音だけが響いた。
「サリーどコだ・・・・兄弟、ブレイン・・・・・ダッチ、いたぞ、奴がいタぞ・・・・ルームサービス」
小型の残像が消滅すると同時に漂泊者が相手にしていた残像も倒され消滅した。
無音区が作り出した残像が倒されると外側とを隔てるバリアは消えた。
「漂泊者もシュワちゃんも大丈夫!?」
「大した怪我はしていないようですね、撃たれたように見えましたがシュワさんが頑丈なんですね」
「一つ良いか?」
「なに?」
「倒した残像が金色になって残っているようだがあれは何だ?」
「あれは
「捕獲した音骸は召還して使えるんだよね、でもシュワちゃんはデバイスを持っていないからできないかな」
「漂泊者はデバイスを持っているようだしあの音骸を捕獲してみましょう」
→デバイスを投げる
「・・・・何も起こらないぞ」
「データドッグレベルが足りないのかな?」
「ここは諦めよう」
「惜しいけどそうするしかないか、でも瑝瓏のデバイス技術は世界一だからいつかあの音骸も吸収できるようになるかもね」
無音区を去ろうとする一同、しかしシュワはまだ音骸を見つめている。
「どうかしたのシュワちゃん?」
「・・・・先程から手榴弾の様子がおかしいんだ」
「あのマンゴスチン?」
「突然爆発でもすると危ないから捨てよう」
シュワが手榴弾を音骸の方に投げる、すると小型の方の残像が手榴弾に吸い込まれていく。
「え!?あのマンゴスチンがデバイスだったの?!」
「初めて見るデバイス、興味深い」
「デバイスは瑝瓏以外にも生産していますがこの形は初めてみますね」
「シュワちゃん実は遠い異国の地の人だったりして」
「恐らくそうだと思われるが、この手榴弾がデバイスだとしてどう使うんだ?」
「貸してみて」
「あ、おい下手に弄ると爆発するぞ」
白芷は手に取った手榴弾のピンを抜く。
「おい、その状態でレバーを離すなよ、爆発するぞ」
「OK(レバーを離す)」
「うぉわわああ!?」
→すぐに伏せる
「大佐、血が出るなら殺せるはずだ」
「見た事ない音骸・・・・」
「言葉を喋っているけど、残像と同じで本物ではない」
「チェーンガンをフルパック、それでも生きていられる動物はいないはずだ」
手榴弾から現れた音骸の残像は元の時とは違い、靄が少し晴れた姿で現れた。
銃を持って、まるで指示を待つ兵士のようにシュワに語りかけていた。
「戦いになった時に攻撃とかしてくれそうだね」
「これは、本物なのか?」
「音骸はあくまで音の記憶、残像も本物ではなく模倣。この残像の事を知っているの?」
「・・・・分からない」
「そう、気になる事は尽きないけど今はここを離れましょう」
「そうだね、色々あったけどもう今州はすぐそこだ、今日は疲れたな~」
音骸の残像は一定時間立つと一か所に纏まって消えた。
消えた場所には再び手榴弾がピン付きの状態で現れた。
「それがあなたのデバイスです、大切に持っていてください」
「・・・・分かった」
今度こそ一同がその場所を離れようとする。
その時の事だった。
『お腹空いた・・・・・』
「・・・・?」
「どうした漂泊者?」
「いま、なにか声・・・・っ!?」
漂泊者の腕が引っ張られるようにひとりでに動く。
無音区の方に向いた腕は大きい方の音骸を捕らえていた。
「見えないサメに食われているのか!?インビジブルか!?」
「違う、何かが・・・・!」
「ちょ漂泊者の腕の音痕・・・・あの音骸を吸い込んでない!?」
「信じられない・・・・」
驚いているうちに漂泊者の腕の中に大きい方の音骸が全て収まった。
「大丈夫か、立てるか?」
「問題ない・・・・」
「本当に尽きる事のない話題をあなた達は提供してくれるけど今は今州に行くわよ」
「そうだな、これ以上ロシア語を聞かされるのはごめんだ」
「私も筋肉の妖精さんに言葉を教えるの疲れたよ」
「こら熾霞、もう・・・・」
一同は今度こそ今州に向かって歩き始めた。
今州の今令尹、今汐、ここ今州テスト(クイズ)に出ます。