「んっ……あん」
「ここ、いいの?」
「うん、その辺突かれるの好きかも。めっちゃイイ。あ~~~」
「喘ぎ声っていうか、マッサージされてるときのOLの反応じゃん。ってかこの姿勢めっちゃ腰痛くなるわ、上に乗ってくんね?」
「えー、しょうがないなあ。じゃああと三回くらいピストンしてから、一旦抜いてよ」
「おう…………ん? ちょ、お前ナカ締めすぎ」
「あ~~~、イッてるからかな」
「平然とイクなよ。しっかり喘げよ」
「次はオホ声とか出せるように頑張るね。はい甘イキ終わり、さっさと抜いて?」
「……あの、なんか抜けないかも」
「え、ちょっとふざけないでよ。あたしもうイッてないからね、自分のちんこがカリ高すぎるせいとでも言うつもり?」
「言わねえよ。嫌だろ、そんなキショい自慢してくる奴。ふざけてないで協力してくれ、お前は寝てるだけだからいいかもしれないけどな、オレもうこの姿勢きついんだよ」
「しょうがないにゃあ。じゃあ、頑張って腰引くから、あんたも引っこ抜いてよ」
「おう。いくぞ、せーのっ、ふんっ…………」
「ん────…………あははははははは!」
「おい急に笑うなよ! ビックリしちゃうだろ!」
「いやごめん、綱引きみたいで面白いなって思ったらツボに入っちゃって!」
「緊張感のない奴だなあ……」
「二人同時に動くの、やっぱ効率悪いかもね。あたし踏ん張ってるから、あんたが頑張ってよ」
「しょうがねえな、ちゃんと堪えてろよ。ふっ──」
「あ! ちょっと、変なとこ触んないでよ!」
「身体押さえてた方が力入れやすいんだからしゃあないだろ! っていうかさっきまでめちゃくちゃ触ってたし、この状況より変なことないだろ!」
「ツッコミ長っ、突っ込んでる時間に比例して長くなってる?」
「上手く言ってやったぜ、みたいな顔すんな。じゃあオレ引っ張る方頑張るから、お前はしっかり自分の身体を押さえててくれよ」
「おっけー。ふー……ふぬぬぬぬぬ!」
「はははははは!!」
「え、急に笑わないでよ。ビビるじゃん」
「いやごめん。なんかそうやって息んでると、これから出産するみたいでオモロイなって。オレの息子出すわけだし」
「上手いこと言ってやったぜ、みたいな顔しないでくれる? マジでキショいよ?」
「ごめんて。でもマジで抜けねえな、ほんとにどうしよう」
「逆に、一旦奥まで入れてみる? 押してもダメなら引いてみろってことで」
「やってみるか……よっと。あ、まってこれやばい」
「え?」
「普通にイキそうかも」
「うわ、早漏過ぎ。引くわ~」
「しょうがないだろ散々お預け食らってたし! 圧すごいし!」
「まあでも、出したら萎えて抜きやすくなるんじゃない? 潤滑油も出てくるわけだし」
「たしかにな……今日、大丈夫な日だよな?」
「うん。大丈夫だよ、十月十日経つまでは、私が一人で苦労するだけだから」
「ああ、ならよかっ…………え?」
「ほら、早く出してよ。ヌいてよ。潤滑油になって抜きやすいかもよ?」
「ちょ、ちょっとま────うっ」
「ふふ、ここ触るとすぐイッちゃうんだから。ざーこ」
「はあっ……お前が強いだけかもな。強いっていうか、強かっていうか……や、やっと抜けた、一生このままかと思ったぜ」
「そんな生産性のない凄惨な状態にならなくてよかったね」
「上手いこと言ってやったぜ、みたいな顔すんな……おい待て、何故上に乗る」
「ノリノリの気分だし、単発だと最高レア当たるかわかんないからね」
「ソシャゲのガチャみたいに言うな! もう生ではしないぞ!?」
「大丈夫、今日ちゃんとビール飲んでるから」
「ピルみたいに言って誤魔化すな! あ、こら、うちの子はもう元気ないんだから──」
「うちは元気な子が見たいってやる気満々なんだから──」