心の軌跡~白き雛鳥~   作:迷えるウリボー

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連続投稿7日目。

更新ペースについては、活動報告をご参照ください。


12話 茶会への招待①

「それで、情報交換かまいませんか? ほら、オレとしちゃカイト君が身分証明してくれるとホンマに助かるんやけど……」

「んなこと言われても」

「あ、やっぱ怪しい兄さんに見えちゃう?」

 ラヴェンヌ村の宿の一部屋。本来ならばここに辿り着いた暁には、明日は昼前まで快眠ができるはずたった。

 しかし今、遊撃士三人と謎の神父ケビンの四人は、未だ夢を見ずに体を各々楽な場所に傾けている。

「……カイト、こいつは本当に信用できんのかよ?」

「うーん、巡回神父として日曜学校を開いていたのは事実ですけど……」

 部屋の壁に背をもたれさせているアガットは、また完全にケビン神父を信用してはいないらしい。机周りの椅子に座る件の緑髪の青年を観察しつつ、同じく椅子に座り紅茶を啜っている少年に聞いてきた。

「やや、カイト君も薄情やで! オレがどれ程献身的に弟君たちをお世話したのか……!」

「それは感謝しますけど、人形の騎士の一気読みですし……」

 そんなカイト個人の感想は必要なく、重要なのはケビン・グラハムが何者で何の目的で露天掘りにいたのかということだ。

「魔獣も闊歩してるあの場所にいたんですから、ただ者でないのは確かですよね?」

 ベットに腰かけて疑問を投げ掛けるアネラス。彼女は普段穏やかな空気を纏っているが、やはり緊急時となれば話は違う。そこには正遊撃士としての迫力があった。

 ケビン神父の戦闘力についてはカイトがよく知っている。苦労するか否かは別にしても、ラヴェンヌ村近辺の魔獣であれば倒すことはできるはずだ。

「そうは言ってもやねー、今日の昼間もいつもと同じようにこの村で日曜学校を開かせてもらったで?」

「あ、そうなんですか」

「それで、お前は何者だって聞いてるんだが?」

 七耀教会にも出向いているらしいし、教会の人間という立場にいるのは分かる。しかしそれだけでは説明できない行動。ケビン神父ははぐらかそうとその後も数分間他愛のない話題を提供し続けたが、結局三人の無言の圧力に堪えきれずに白状してきた。

「正真正銘、七耀教会の人間です。ただ一つ明かしてなかったんは……」

 方言とも言えそうな独特の発音。疲れたような表情から伝えられたのは、カイトが初めて聞いた組織の名前だった。

「七耀教会の中の、『星杯騎士団』の下端だということなんですわ」

 星杯騎士団。

 七耀教会に課せられた役割の一つに『古代遺物(アーティファクト)』の回収というものがある。機能が消失していない、未知の能力や可能性を秘めたそれらは教会に譲渡するのが正規の流れだ。

 中にはダルモアが所持していた封じの宝杖のような危険な物も扱うことがあるだろう。そういった遺物に対処するために戦闘技術や危機対処術、古代遺物の知識、その他諸々の技術を持った人間が各地へ派遣される。それが、星杯騎士なのだとケビンは言う。

「戦いの術を持ってるんは、今の説明の通りや。そして露天掘りに来たのも、一応は目的がある」

「古代遺物ってことは、特務兵の奴らがそれを持ってた……とでも言うのか?」

 問うアガット。それに対する返答は、正解でも否でもない。

「その可能性は……ある意味で肯定できますわ。

 今は全て話せません。けれど、それを話せるようになるために……あの道化師が言っていた『お茶会』の開催場所、見つけませんか?」

 まるでその方が、お互いのためだと言うように。

「……そこに、特務兵もいると?」

「恐らくは。どちらにせよ、何かの意味があって人形兵器の器に『特務兵』という存在が使われた。そうとは考えられませんか?」

 確かにケビン神父が今言った仮説は、三人にも思う所があった。

 まず、何故道化師カンパネルラが自分たちが遊撃士であることを知っていたのか。

 そして、アガットの読みに合わせて露天掘りに特務兵がいたように舞台を作ったのか、それとも本当に特務兵がいたのか。

 このままでは振り出しに戻ってしまう。今までの行動に意味を見つける、あるいは作るために、新たな見解が必要だった。

「……分かった。一先ずは、協力するとしようぜ」

「……さすが柔軟な遊撃士や、頭の固いお偉いさんとは違うで」

 お互い不適な笑みを浮かべながら、青年たちは手を差し出す。

 信用できるのか完全には分からない。親しげな会話も軽口が多い。

 けど最後の一言だけは、そんな神父の本来の言葉だと、朧気にも感じ取れた。

 

 

――――

 

 

 翌日。ボース市内遊撃士協会支部。

 そこには、カウンター奥の椅子に柔らかく腰かけた年老いた受付の姿があった。

「……ふむ、事の次第は分かった。まずは、お主らに途中経過の報酬を渡すかの」

 老人の名はルグラン。妙齢の女性や青年と、若者が多いリベール王国遊撃士協会受付の中で、協会支部が王都にしかなかったという程昔から勤めている古株だ。

 その愛称は、ルグラン爺さん。

「ああ、すまねえな爺さん。こんな中途半端な結果になっちまってよ」

「ほほ、気にするな。始めからいなかったのであれば、どうしようもない。むしろ新たな結社の一員が判明したなら、十分な収穫じゃろうて」

 遊撃士三人は、ケビン神父と幾つかの仮説や見解を交換した後、そのままラヴェンヌ村で眠りについた。仮眠をとっていたとはいえ、就寝時間が遅かったために起床時間も遅くなってしまったのだ。

 そして意外なことに、遊撃士たちが夢を見ている間にケビン神父はラヴェンヌ村を出発してしまったらしい。『色々と助かりましたわー! 近いうちにまた会いましょかー、ほなまたねー』などという気の抜けるような置手紙を残して。

「ふむ、そのケビン神父のことは気になるが……今は目の前のことに意識を向けるのが先決じゃろうて」

「はい。一番知ってるオレからすれば、少なくとも悪い人には見えないですし」

 その後三人はボース市街へ戻って来た。特務兵の人形、結社の執行者。そんな、非日常が起きている以上悠長に過ごすわけにもいかず、早々に協会支部に向かった。早々にとはいっても、到着した時間は正午を盛大に過ぎていたが。

「そうだね。だからルグラン爺ちゃん、いくつか教えてほしいこともあるんです」

「分かっておるよ。まずはエステルたちが向かったツァイスでの報告じゃな」

 そう言ってルグラン爺さんは、端的に説明してくれた。

 エステルたちが到着する数日前から、ツァイス地方では原因不明の地震が起こっていた。その原因を探るために調査を始めたらしい。市街についてからラッセル博士や少女ティータとも再会し、彼らの導力技術を得て一行は順調に謎を解いていった。

 結論から言えば、地震を起こしたのは結社の人間だった。道化師も口に出していた、『執行者No.Ⅷ、痩せ狼ヴァルター』が、怪盗紳士と同じように新たなゴスペルを用いて地震を引き起こしていたのだ。

 ヴァルターは、ブルブランとはまた違った意味で危険な人物だったようだ。血と殺戮を求め、遊びという感覚で地震被害を起こした戦闘狂というのが、出会ったメンバーの感想だった。そしてメンバーが危機に陥った時に助けに来たジンが、泰斗流におけるヴァルターの弟弟子だったというのが、ある意味で一番意外な事実だった。

「次にその後のエステルたちの動向も聞いた方がいいじゃろう」

 根本の元凶を打ち倒したわけではないが、地震の原因はツァイスから去った。そんな判断を基にエステルたちが次に向かったのは、王都グランセル。

 王都では特に結社の影が見えることはなかったが、代わりに不可解な予兆もあるという。

 近日エルベ離宮にて、リベール王国、エレボニア帝国、カルバード共和国の三国による平和条約の調印式か執り行われる。そのため関係者には調印式執行のための準備が着々と行われているのだが、関係者全員に調印式の妨害を仄めかす脅迫状が届いたらしい。しかも王国軍やグランセル城のみでなく、帝国・共和国の大使館、飛空船会社、要人が宿泊するホテル、リベール通信社など、ただの悪戯には思えないほどの徹底ぶりだそうだ。

現在は王国軍、遊撃士協会による共同調査が行われているとか。

 話を聞き終えたアガットが唸る。

「……そうなると、王都はいまいち結社の手がかりが弱いな。『幽霊騒ぎ』に『地震被害』。今までの謎めいた現象ではなく人為的な『脅迫状』。……どうも趣向が違う気もするが」

「今のところ、王都には不可思議な事件は起こってないみたいですね。『結社』と『お茶会』と『特務兵』……なかなか忙しいですねえ」

 アネラスもお手上げのようだ。どうにも情報が点在しすぎている気がするのだ。

「……あの」

 そんな中、カイトが声を上げた。

「今までの出来事、もしかして繋がるんじゃないですか?」

「……ほう、言ってみろ。例え一人だけとはいえ、お前は結社の人間とより多く接触してる。お前だからこそ分かることがあるかもしれねえ」

 カイトは頷いた。

「今までの執行者……例えばルーアンに現れたブルブランは、実験を浮かれた市民への『余興』と言っていた。それにエステルたちの方では、ツァイスでの地震騒動を起こした執行者は地震被害を『遊び』として行ったんですよね? そこに来て同じ執行者であるカンパネルラが言っていた、ここでない場所で行われる『お茶会』。余興と遊びに、似たものを感じませんか?」

 そもそも、道化師カンパネルラはメモを見ずともお茶会と言う単語を知っていたことになる。昨日の時点では疲労のせいで気づかなかったが、彼らの計画の一部だということを物語っているのかもしれない。

「『お茶会』は結社の実験なのかもしれません。だとしたら、今までとは別の地方……このボース、ロレント、グランセルで何かが起こるのかもしれません」

「なるほどな。そうと考えれば、全ての手がかりを探す場所も絞られてくるってわけだ」

「……でも、昨日今日と歩き回ったボースで何かが起こりそうな予兆はあったかなあ?」

「確かにアネラスさんの言う通り、ボース地方で手がかりらしい手がかりは昨日の出来事だけでした。一度離れて、ロレントかグランセルに行くべきなのかもしれません」

「だとすれば、直接協会支部まで行って、俺たち自身の目で確認する必要があるな。王都はエステルたちがいるが……」

 三人は、流暢に話しを進めていく。そんな様子を見て、ルグランは優しげに微笑んだ。

「順調に進んでいるようじゃの」

「ああ、今時珍しい切れ者のガキのおかげでな」

 アガットがカイトの頭を鷲掴んだ。そのままわしゃわしゃと髪を乱してくる。

「アガットさんの中で、オレは何者ですか……」

 不機嫌気味に言った。ヨシュアも切れ者だったと思うのだが、ガキと言うことはヨシュアよりもずっと子供にでも見られているのだろうか。

「いずれにせよ、次の目的地はロレントかグランセル……」

 アガットが指標を掲げたその時、協会支部の導力通信が鳴り響いた。

「もしもし、こちら遊撃士協会ボース支部……おお、アイナか」

 特に敬語を使う相手でもなかったようで、受話器を耳に近づけたルグランは世間話のような表情で会話を続けている。

「ちょうどいい、アイナか」

「誰ですか?」

「ロレント支部の受付の人だよ。優しいお姉さんって感じの」

「キリカと比べるとな。ただ、恐ろしいほどのウワバミだ」

 やはり協会の受付である以上、癖のある人物のようだった。小声でそんな会話をしつつ、ルグランがロレントの状況を聞いてくれるのを待つ。

「……ああ、こちらではラヴェンヌ村の奥で一悶着があっての。それで……んん?」

 不意に漏れた疑問符に、三人が傾げた。

「……なんじゃと? いや、儂からは特にかけてはないが」

 言葉の端々に、不穏な臭いが感じられた。

「……分かった、今すぐ若者三人をグランセルに向かわせよう。儂は他の支部にも連絡を入れるから、お前さんは情報整理を頼むぞ」

 ルグランは受話器を戻した。

「爺さん、平和じゃなさそうな会話だったな。俺たちの目的地はグランセルに決まったらしいが、何があったんだ?」

「ああ……」

 少々の沈黙。

「アイナが先ほど王都支部に連絡を入れたらしいが……受付のエルナンと、連絡が取れないらしい」

「なに……」

 協会の迅速な情報網を型付くる受付の人間。しかも生真面目なエルナンが通じない。必ず取れるはずの連絡が取れない『非日常』。

「どうやら、着々と何かが進んでるみたいだな」

 アガットが、緊張感を醸し出して言い切った

 

 

――――

 

 

 王都へ降り立ったのは、これが二回目だった。一度目は日の入り前に、一人でやって来た。その時は飛行船でなく王国軍の飛行挺で、狭い機内だから落ち着かなかったものだ。だからまた王都へ飛行船で来るときは、ちゃんと外の景色にも心を踊らせることができるだろうと考えていた。

 けれど、現実は違った。もう世界は暗黒のカーテンを纏っていて、人間の営みを感じさせるのは僅かな導力の灯火のみ。

 先輩たちと道を共にする旅路でも、多くの話題に気を注ぐことはできなかった。

「細かいことは一切後だ。協会支部へ向かうぞ」

 アガットの言葉に、カイトとアネラスは笑顔を見せずに頷いた。

 グランセルの夜道を歩いて、カイトは奇妙な緊張を覚える。

 森の向こうのエルベ離宮では、三国による平和条約の調印式が執り行われる。今はそのために多くの王国軍兵士が詰めているらしいのだが。

 グランセルに来て、初めて知った情報もあった。空港の人間に聞いたことだが、ここ数日は何度か某かの勢力による離宮襲撃があったとか。

 いかにもな話だ。消えた特務兵の残党。道化師カンパネルラが仄めかせ、自分たちの手元に残った『お茶会』のメモ。各地で行われた不可思議な『実験』。

 ここが怪しいと、三人の第六感が告げていた。

「――入るぞ」

 あっと言う間に辿り着いた協会支部の扉を開く。けれどそこに、いつもそこにいた物腰柔らかな金髪の青年は見えなかった。

「おい……エルナン!?」

 建物内部まで進んで、身長の最も高いアガットが気づいた。

 呼び掛けに対する返事はない。受付のエルナンは、カウンターの下でうつ伏せに倒れていた。

「なっ……」

「狼狽えんな! 気を失っているだけだ」

 言葉を失いかけたカイトに、アガットは苛烈な声を挙げる。

「ちっ、悪い予感が当たりっぱなしだ。こりゃ結社だろうがなかろうが、とんでもない事態だぞ」

 名づけるならば、遊撃士協会襲撃事件か。どう考えても異常事態だ。

 その時、上の階から声が聞こえた。

「って、何でケビンさんが色々と事情を知ってるのよ!?」

「いやー、これには山よりも高く谷よりも深い事情があってやねー……」

 太陽の少女と不良神父の漫才だった。

「おいおい、お前も王都に来ていたのかよケビン」

 王都支部の三階に二人はいた。さらに白髪を擁した細目の老紳士――デュナン公爵の執事であるフィリップもいる。

 異色の組み合わせ。普段ない状況が、余計にボースからやって来た三人を不安にさせた。

「みんな!」

「久しぶりだね、エステルちゃん!」

「や、一週間ぶり」

「カイトも……元気そうで安心したわ」

 安心したとは、一体どういう意味でなのだろうか。

「しかしまあ、お互い間に合わなかったわけだなケビン」

「ええ、そうですね。一人だから身軽や思て先に出発したのに……面目ないですわ」

 三人は王都支部音信不通の一報を得て来たが、ケビンは逸早く予想をたてたらしかった。

 しかし、こうなってはもう遅い。

「ちょっと、二人して納得しないで私にも教えてってば」

 エステルが切羽詰まった様子で急かしてくる。

「みんな寝かされちゃったんだから、早く動かないと!」

「なに?」

 その場の六人全員で二階へと降りる。

 声に合わせて三階に駆け上ったから気づかなかった。二階ではエステルを除いた結社の調査メンバーが全員寝息をたてていた。

「みんな……姉さん!」

 カイトが不安を爆発させて、一目散に姉に駆け寄った。

「全員、エルナンと同じか。エステル、今からこっちの状況を説明する」

 アガットはいいながら、金髪の技術少女ティータの髪を優しげに撫でていた。アネラスは武術家ジン、シェラザード、そしてオリビエの様子を確かめている。

「お前もここまでの経緯を話せ」

「う、うん……」

 エステルたちは、カイトたちがルグランから聞いたように脅迫状の調査を行っていた。それ自体は大した収穫もなく、今日の午前に報告書をエルベ離宮の王国軍に渡したらしい。

 カイトが驚いたのは、その調査と同時進行で行われていた依頼だった。

「カイトは、レンのことを知ってるでしょ? あの子のご両親の行方を一緒に探していたの」

 ルーアン地方、エア=レッテンの関所で出会った可愛らしい紫髪の少女。その両親が行方不明となり、各地で聞き込みを回っていたとか。

「その子が、ヨシュアみたいな人から私宛に手紙を預かったって……」

 手紙の内容は『二人だけで話したいことがあるから関所まで来てほしい』というものだった。

 筆跡までヨシュアのそれだった手紙。彼を探し続けたエステルが、その指示を無視するはずがなかった。

 そして、指定された場所には同じ種類の手紙を『壮年の男性』から渡されたというケビン神父がいた。

 訳もわからず混乱しかけた二人は、その場で謎の機械魔獣に襲われたという。

 今となってはエステルからヨシュアの特徴を聞かされたレンが別人を勘違いしたのだと思える。

 そしてカイトたちと僅差で王都支部へ戻ってきたエステルと神父は、敵の策略だったということを思い知らされた。

 極めつけは、支部に残された置き手紙である。

『娘と公爵は預かった。返してほしければ、お茶会へ参加せよ』

 カイトたち三人は息を飲んだ。

「ビンゴだな」

 そう言い放ったアガットは、手短にエステルたちに事情を説明した。

 これで、全て繋がったのだ。自分たちもケビン神父も、エステルたちをも巻き込んだお茶会への招待状となって。

 あるいは、ここに特務兵がいるならば。一網打尽にできるチャンスでもあった。

「わざわざ敵さんから招待してくれたんだ。敬意を持って、会場に乗り込むとしようじゃねえか!」

 アガットは遊撃士としての怒り。エステルはヨシュアの名を騙られた怒り。カイトは姉に及んだ危険への怒り。アネラスは特務兵の人形で戦々恐々したことへの怒り。

 遊撃士の怒りが一致した。

 嘘と策略、過激な遊びに誘拐騒動。異質な演目が軒を連ねる、狂ったお茶会が始まった。

 

 

 


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