『死神の行進』。命ひとつ奪わず、されど植物性のものを全て殺して山に消えた謎の怪現象。その正体を追ったクロノススクールの生徒たちは、そこで一人の少女と出会った。

ひとりは、「これはネタになる」と言った。ひとりは、「守らなければならない」と感じた。それぞれの信念の果て、その話はシャーレへと持ち込まれて。

死という概念を司る神様と身体を分け合って生まれた実験体の女の子が、色んな人と触れ合って、時に諭し、時に学ぶ青春の物語。

「死ねない理由、死にたくない想い、それがあなたをこの世界に繋ぎ止める……だから、あなたは死なない。死にたいのなら、もう七十年待ってみよ?」

彼女は終わりを見据えている。
  プロローグ:都市伝説『死神の行進』を追う()
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