死に損ない、幻想郷にて死を望む。
作者:

原作:東方Project
タグ:オリ主
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 玲子は自分の死を疑った。玲子は確かに自殺を図ったが、地蔵の前で死ぬようなことはしていないと記憶を確かめる。玲子の前では苔むした地蔵が目を閉じ、ただ微笑んでいた。訳が分からない状況に混乱し、とりあえず地蔵を拝んだ玲子は自分の死を確信した。目を開けると目の前にいた地蔵が消えていたのだ。それだけではない、自分を取り囲むゴロゴロとした石に、何やらレトロを感じさせるゴミがまばらに挟まっていた。玲子はこの意味不明の連続を死後の世界だと解釈したのだ。状況の整理が済むやいなや、玲子の頭の中は不満でいっぱいになっていた。「私は死後を望んで死んだのではない」と。これは玲子が幻想郷で死ぬためにあがく物語である。

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