堕落天使と鉄拳のクロスオーバーです。
変なところは大目に見てもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
ここはEDENと呼ばれるコンクリートジャングルの路地裏
薄暗い路地裏に金髪で赤い服を着た少年のような身なりをした少女レオが誰かを探していた。
「何なんだ…この薄暗い路地裏は…ラースはどこにいるんだ…?…うん…?こんな場所にバーが…?とりあえずラースが見つかるまで匿ってもらうか…」
レオはバー『風の魚』へ入った。
「おじゃまします…」
風の魚に入ったレオは薄暗い店内を見渡した。
「暗いバーだな、客もいなさそうだし…」
「なんだ、あんた…店にケチつけてんのか?」
カウンター席の奥から何やら声が聞こえた。
「あ…ちが…ボクは…」
「ふざけやがって!暗いからなんだよ!ケチつけやがって!」
怒りに満ちた甲高い声を上げながら黒を基調としたチャイナ服を着た男っぽい少女が現れた。
「待ってくれ!ボクは君と戦いたくない!」
レオは必死に怒り狂った少女を説得するも少女は聞く耳を持たない。
「オレと…さんが二人っきりで切り盛りしてる大切な店なんだぞ!!貶しやがって!!」
少女はレオに飛びつこうとした…その時。
「結蘭!!いい加減にしなさい!」
結蘭という少女の後ろから大人の女性の声が聞こえた瞬間結蘭に脳天チョップをお見舞いした。
「いったーーーーい!!!何すんだよ!!クソ兄貴!!」
結蘭はチョップされた頭を抑えながら悪態をつく。
「結蘭、その方はあなたや私に対して危害を加えるような雰囲気はないわ、お店を貶したのは少し怒りたいけど、まあいいわ。」
「え…?お兄…さん…?」
レオはただただ結蘭の後ろにいる女性に困惑をしていた。
「えっと…結蘭さんの後ろの女性は…男…なんですか…?」
レオは恐る恐る結蘭に聞いた。
「ん?ああ、オレの兄さんの結蓮、双子の兄さ。」
「はじめまして、私は結蓮、私のことおねーさんと呼んでもいいわよ?」
「え…ああ…いいかな…結蘭さんも引いてますし…」
「…まあ…兄さんはいつもこんな感じだから…気にしてはない…気にしては…」
「あらやだ、結蘭ったら…」
「あの、一つ聞きたいのですがEDENにラース…ラース・アレクサンダーソンは来ませんでしたか?」
「見なかったわねぇ。ごめんなさいね。」
「そうでしたか…では、『カルロス』という不動産王と『壬生灰児』という『ケースクラス』の男と『クール』と名乗る『第4区画の黒い翼』をご存知でしょうか?」
「………」
二人は押し黙ってしまった。
「すみません…一般人のお二方には関係のないお話でしたね…」
「いや、その男たちのことは知っているわ…でもなぜその男たちを?」
結蓮は重い口を開いた。
「実は…」
「いたぞ!貴様らは鉄拳衆だな!?」
G社の兵士が風の魚に乗り込んだ。
「しまった!二人は隠れて!ここはボクが…」
二人を守ろうとするレオ。
「あら?私達も戦えるのよ?」
「店で暴れられちゃあ、溜まったもんじゃねえからな。いけるか?兄さん。」
「結蘭、あなたに守られるのはとっても嬉しい…でも兄として妹やレオ…貴方達を守る義務はありましてよ。」
結蓮と結蘭は構えた。
「一般人が何ができる!?死ねえ!!」
マシンガンをぶっ放した。
「武器は卑怯でしてよ?」
結蓮は一瞬でG社の兵士の間合いに入り込み正拳突きを放った
「店を荒らすな!言ってるだろ!!」
結蘭はG社の兵士の首を折った。
「す…すごい…この人たちは…」
結蓮と結蘭はG社の兵士を一掃した。
「ひ…ひいいいい…て…撤退だぁ!」
「逃がすか!」
レオは逃げようとしている兵士に八極拳をかました。
兵士は倒れた。
「こうやって、店に来る輩を叩きのめすのが日華になってて用心棒としても腕が立つのよ。」
「あ…あの…守ってくださりありがとうございました。」
「いいのよ、助け合うはお互い様なんだから、探してる人見つかるといいわね。」
「はい!」
レオは笑顔を浮かべながら二人に別れを告げた。
「兄さんいいのか?引き止めなくて」
「いいのよ、彼女は彼女なりの戦場があるんだから。」
去っていくレオを見守る結蓮と結蘭だった。