白兎は狩人の誓いを   作:自堕落無力

86 / 86
八十五話

 

 【ロキ・ファミリア】はダンジョンの遠征において【ヘファイストス・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】と連合派閥を組んでいる。

 

 そして遠征の目的としては未到達領域を攻略する事であり、目指す階層は59階層だ。

 

 ダンジョンの深層域において2つ目の『安全階層』である50階層にて補給拠点となる根拠地を築きながらこれまでの探索による消耗を回復するための野営を始める。

 

 その中でフィンが未到達領域攻略のためのパーティを発表した。フィンにリヴェリアとガレスにアイズとティオナにティオネ、ベートにベルが先鋒隊だと発表した。

 

 支援隊としてラウルにナルヴィ、アリシアにクルスとレフィーヤ、武器の整備士として椿も選抜される。

 

 そうしてダンジョンでは日の光など差さないので明るく無いし、そもそも光源は天井にある巨大な鍾乳石にも似た幾本もの岩柱が灯す燐光のみである。

 

 

 

 なので冒険者達は懐中時計で時間を判断するのだ。明朝の時間帯まで就寝するという休息方法を未到達領域攻略組は取る事とした。

 

 ベルの場合は攻略組の女性陣とベルと同じ【ヘスティア・ファミリア】の団員でサポーターであるリリルカに囲まれながら甘やかされては可愛がられ、愛される事で心身から蕩かされて癒されていったのだ。

 

 そうしてベルは眠りにつき……。

 

『ベル、起きて』

 

「んぅ……お、おはようございます」

 

 しばらくすると女性陣に話しかけられ、頭を撫で回されながらベルは目を覚ます。

 

 そうして身支度を整え、朝食を取ると攻略組は懐中時計がその針で明朝の到来を告げる中、野営地を発つ準備に入り……。

 

「それじゃあ、リリ、ヴェルフ行ってくるね」

 

「はい、行ってらっしゃいませベル様」

 

「しっかりな、ベル」

 

 ベルはいつもダンジョン探索をしているリリルカとヴェルフに声をかければ、リリルカとヴェルフから声を送られた。

 

 そうしてフィン達、攻略組の元へと行き、この根拠地に残って防衛をする者達が見る中で……。

 

「出発する」

 

 フィンの号令と共に攻略組は根拠地を出発。根拠地に残る者達からの叫び声により送り出されながら一枚岩を下りて灰の大樹林を進んでいく。

 

 戦闘員八名、サポーター五、鍛冶師一名の総勢十四名のパーティだ。

 

 配置としては前衛にベートとティオナ、中衛にはアイズとティオネ、そしてフィン、後衛にはリヴェリアとガレスとベルという布陣である。この各配置に武器と道具を所持するサポーターが二名ずつ加わった者が今回の配置で椿の位置はフィンがいる中衛。

 

 フィンによって考え抜かれた布陣でベル達は未到達領域攻略をするために動くのであった……。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

兎は炉神に想いを捧ぐ(作者:自堕落無力)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 これは兎の如き少年が炉神の眷属として歩む原典とは違った一つの物語である。


総合評価:922/評価:8/連載:112話/更新日時:2026年05月19日(火) 21:37 小説情報

静寂に連れられた白兎はオラリオへ行く。(作者:如月悠)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

アルフィアと共にオラリオへ来たベル、▼アストレア・ファミリアに入り。毎日を楽しむ!


総合評価:478/評価:6.77/連載:16話/更新日時:2026年01月17日(土) 12:41 小説情報

白兎の英雄譚(作者:夜桜メリレ)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ただベルが少し早くオラリオに来てチートバグ兎になるだけの世界線▼ロキ・ファミリアに入ったこととか些細な問題ですよどうせチートバグ兎になるんですから▼アイズが前世記憶持ちとか知らないネ付属品みたいなものアルヨ▼


総合評価:1537/評価:7.58/連載:28話/更新日時:2026年03月27日(金) 00:34 小説情報

アーネンエルベの兎(作者:二ベル)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

「忘れないで、私達はいつだって貴方と共にある」▼「忘れない、貴方達がいたことを」


総合評価:5800/評価:8.89/連載:138話/更新日時:2026年05月17日(日) 00:11 小説情報

最強と最凶に育てられた白兎は英雄の道を行く(作者:れもねぃど)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

▼「僕が、最後の『英雄』になる」▼幼き日、義母の前で誓った言葉を胸に▼少年は英雄の道を突き進む。


総合評価:4593/評価:8.76/連載:22話/更新日時:2023年12月24日(日) 19:02 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>