1日遅れのクリスマスプレゼントです
01
「そういえば、おれ織田作之助くんとランク戦しましたよ。二宮さん、仲良いんでしたよね?」
二宮隊の作戦室にて、犬飼は雑談がてらそんなことを言った。
結成されたばかりの二宮隊のメンバーは、実力はあるが一様に人見知りと口下手揃い。
唯一話すのを苦にしない犬飼が、話題を振ったのである。
「織田作之助って…銃手ランク5位だったか、4位の人ですよね」
氷見が盆に乗せた茶を机に置きながら、確認するように言った。
「犬飼先輩、勝てたんですか」
湯呑みを受け取った犬飼は、あっけらかんと笑う。
「いやー、それが5-0だったよ。すごく強いね、織田作くん」
「おださく?」
「あだ名なんだって。織田作之助で、織田作」
「なるほど」
「俺は負けてるのに仲良くなっててびっくりですよーー二宮さんも、ランク戦で仲良くなったんですか?」
辻は初対面にも関わらずあだ名で呼ぶほどに仲良くなっている犬飼のコミュ力のほうに驚愕しつつ、二宮に尋ねた。
「……仲がいいわけじゃない」
辻に話を向けられた二宮は、相変わらずの不機嫌な声でそう言い、茶を一口呷る。
「前に任務で一緒になった。それと着れなくなった服をやった。会えば挨拶はする。ーーそれだけの仲だ」
「えっ、二宮さんの服、あげたんですか!?」
氷見が目を見開く。
他の面々も一様にぽかんとした表情だ。堅物の二宮が、彼曰く大して仲良くもない後輩にお下がりをあげたーー。
普段の彼からは想像もできない行動である。
「…おい、勘違いするな。東さんに頼まれたからやっただけだ」
「ああ、なるほど。東さんに…」
「織田は成長期だかなんだかで持っている服が全て着れなくなって困っているらしい、とは聞いたな。俺以外にも弓場やらが服をやったらしい」
「確かに織田作、上背ありましたよ。二宮さん、そのうち追い越されちゃうんじゃないですか」
「………。それになんの問題がある」
一瞬眉間にしわをを寄せた二宮だったが、すぐにいつもの仏頂面に戻る。
やはり見知った後輩が自分より大柄になるのは複雑なのだろう。
「それで、織田作って人の戦い方ってどんな感じなんですか」
話題を変えるように、氷見が犬飼に顔を向ける。
「弓場さんと似てる感じ。二丁拳銃で、銃手なのに前衛に出るタイプ。でも弓場さんより間合い空けて戦ってたよ。弓場さんは近づいてシールドぶち壊しにくる人だけど、織田作は間合い空けてシールドの隙間撃ってくるんだよね。怖かった~」
「怖い?シールドの隙間?どういうことです?」
「こう、前面にシールド張ってもさ、下とか上とかに隙間あるでしょ?そこは警戒して守ってる。なのに銃撃の合間を縫って上下からアステロイドが飛んでくるんだよ。怖くない?」
「怖…」
「で、仕方ないからシールド広げて距離取るでしょ?そうするとシールド広がってるから割られちゃってやられるわけ。じゃあ今度は突撃銃の長い射程と障害物を活かそうと離れるじゃん?そしたら隠れてたとこにドンピシャでバイパー飛んできて終わった」
「怖っ」
氷見もドン引きである。
あの飄々とした犬飼が、終始試合では振り回されっぱなしだったらしい。
犬飼は実力差がわかっていたのか、大して悔しくもないらしい。胸を貸してもらった、といった感じである。
「二宮さんは、織田作と戦ったら、勝てます?」
犬飼がタイマン最強と名高い二宮に話題を振った。
仲良くないと言いつつ、ログはきちんと見ていたのだろう。二宮はすぐに答えてみせた。
「負けはしない。が、勝てるかはその時の状況による」
二宮隊の面々はその言葉に少し驚いた。
【あの】二宮が負けはしないが勝てるかはわからない、と断定するとは思わなかったのだ。
「まず射程はこちらが勝っている。だが織田は弾を空中で撃ち落とせる腕がある。こちらの弾打ちはほとんど当たらないだろう。ーーあちらはこちらに当てるために有効射程まで近づく必要があるが、俺は近づけさせない。睨み合いが続くだろうな」
「織田作ならバッグワーム奇襲くらいしそうだけど…二宮さん相手にそれやっても、また弾撃たれて離されそうですね」
犬飼は笑う。
自分の撃った弾が相殺されるという、意味のわからないランク戦の一幕を思い出したからである。
「二宮さんでも、織田作に距離詰められると辛いですか?」
「なるべく射程に入りたくはない。出水はそれでやられていたしな」
「ああ、あの大乱闘ログ。俺も見ましたよ…」
大乱闘ログこと出水と織田作のランク戦ログは銃手・射手界隈では有名である。
「今のままじゃ、香取隊が織田作に勝つのは随分先になるでしょうね」
「そうだろうな。織田に勝つには射程で勝つか、香取が攻撃手としての腕をあげるかだが…織田もただ漫然と待ってはいないだろう」
織田作も鍛錬を続けているし、負けそうになればオプションを用意するだろう。
香取隊が人数の有利を活かすために、織田作之助との差を埋めるのに、どれほどかかるだろうーー。
「すみません、遅くなりました」
そこで話が途切れた。
二宮隊の退室にスーツ姿の少女が小走りで入ってきたからである。
「揃ったな」
二宮は残りの茶を一気に呷り、立ち上がった。
他の面々もそれぞれ立ち上がり、氷見はオペレーター用のデスクに腰掛けた。
「防衛任務だ。いつも通りやれ。いくぞ」
「犬飼、了解」
「辻、了解」
「鳩原、了解」
二宮隊の面々はそれぞれのトリガーを起動させ、警戒区域に向かって歩み出したーー。
02
一方その頃、香取隊隊室内にて。
「うがああーーー!」
香取葉子は爆発していた。
戦闘体が復元された若村と三浦は、撃破された姿勢のまま床に寝転がり、手足をばたつかせる葉子を、どうすることもできず見つめていた。
織田作はそんな葉子の傍にしゃがみ込み、告げた。
「すまん葉子。俺は基本的に拳銃を使うが、突撃銃も扱ったことがある。言ってなかったが」
「全然ハンデになってなかったってことじゃん!嘘つきー!!!!」
「シールドはなかった」
「うるせーー!!」
もちろん、織田作が突撃銃を扱ったことがあるのはボーダーでの話ではない。
それよりももっと前の話ーー昔取った杵柄という奴である。(突撃銃トリガーを扱ったことがなかったのは本当である。が、それを葉子達に言うことはない)
「一旦作戦室に戻ろう。華が待っている」
「……。納得出来なさすぎ…っ」
華の名前を聞いた葉子は渋々むくりと起き上がり、ずんずん作戦室に戻っていく。
男衆三人は苦笑しつつ、その背中を追いかけた。
「まずは模擬戦を外から見ていた華に、どうだったかを聞きたい」
作戦室に戻った面々は、織田作の誘導により、ひとまず外から見ていた華から話を聞く流れとなった。
「はい」
指名された華はすでに意見が固まっているらしい。焦るでもなく話を始めた。
「一つわかったのは、私たちは多角的な動きをすることが、とても苦手だということです」
「多角的?どういうこと?」
葉子が首を傾げる。
「前提として」
織田作がなにも言わないのを確認し、華は続ける。
「戦闘時は人数が多い方が圧倒的に有利になる。多い方は一人を狙っていればいいけど、少ない方は複数人を同時に相手しなくちゃいけないから」
「うん。織田作さんは圧倒的に不利な状況で、俺たちに勝っている…ってことだよね」
三浦がため息をつく。それは人数の有利を覆すほどの実力差があることの証左だからだ。
「そう。私たちは、ずっと織田作さんを倒すために訓練してたわよね。だから、常に3対1の状況で、織田作さんだけを狙っていればよかった
ーーでも、ランク戦では三つ巴四つ巴。だから、敵が複数いる」
そこで香取隊の面々はハッとした顔をした。華の言いたいことが自ずと見えてきたのである。
「B級ランク戦では、複数の人間やチームに襲われたときに、多角的な対応が求められる。ーーけれど、私たちは織田作さんを相手にする時と同じように動いてる。だからうまくいかないの」
言ってしまえばそれは、ハンデ戦に慣れた弊害であった。
確かに香取隊は他の部隊に比べ、対人戦の訓練をより積んでいた。
しかしそれは圧倒的に有利な【人数差】がある上での戦闘だ。
織田作を捕捉していれば、背後から奇襲されるとか、挟み撃ちされるとかへの対応を求められることはなかった。
(ーー香取隊はこれまで俺だけを狙えば良かったから、多角的に動くことに慣れていない)
B級ランク戦は三つ巴四つ巴が基本。
つまりはそういうことだった。
ゲームで例えるなら、今までは一人のボスをパーティで倒すRPGをしていたのに、急にチーム制PvPに変わってしまったというような状況なのだ。
香取隊はゲーム性の変化についていけていないのである。
「三つ巴や四つ巴で、しかも転送位置がランダム。そうなると運次第でこちらが有利にも不利にもなる。敵一人を複数人で囲めたと思ったら、背後からさらに敵チームがきて挟み撃ちになったり、勝てたと思ったら漁夫の利を狙われることもある。
前に戦った諏訪隊や荒船隊は、これまでのランク戦の経験でそういった状況での対応に慣れてる。葉子風に言うなら、経験値が溜まっているの。
私たちは次々変化する周りの状況に同時並行で対応できるほど、経験値が溜まってない。それにーー」
華はそこで言葉を切り、ちらりと織田作のほうを見た。
「情報戦で負けている、ということも負ける理由の一つだと思う」
「流石だな、華」
澱みない華の解答に、織田作は思わず苦笑した。言いたいことをほぼ言われてしまったからである。
「情報戦…?どういうこと?」
葉子はピンと来なかったらしい。首を傾げていぶかしむばかりである。
「葉子、お前は知らなかっただろう」
「なにを?」
「俺が突撃銃を扱えることを。知らずに、俺には攻撃上の大きなハンデがあると思い込んでいた」
「それは、そう、だけど…?」
「お前たちが負け続けているのは、それと同じことが起きているからだ」
織田作は言葉を続ける。
「葉子。俺はお前たちがどんな戦い方をして、どんな弱点があるのか知っている。
ーーこれはB級ランク戦の相手もそうなんだ。お前たちは俺と何十回も戦ったせいで、手の内が全てバレている。手の内が全てバレている状態でも勝てるほど、お前たちはまだ強くない」
葉子はハッとした顔をした。エースとしての香取葉子は優秀だ。チームの点取り屋であり、どんな状況でも点を取れる。
しかし中位ランクのB級部隊は軒並み真面目だ。みな香取隊のログを見て、こぞって勉強しているはずだろう。
葉子がいくら優秀なエースでも、B級上がりたての部隊の弱点は、ログで自ずと見えてくる。
「香取隊の弱点の二つ目。それはエース以外が【まだ】弱いことだ。つまりエースのいないところが弱点…穴だとバレているんだ。
だからエースの葉子が合流する前を狙われるし、単独の雄太と麓郎は集中放火される。
それを補う理想的な方法は、雄太も麓郎も強くなることだが…そればかりは時間が必要だからな」
雄太と麓郎は半ばそれに自覚的だったらしい。俯いたまま黙っている。
「麓郎と雄太は、まだ単独のコマとして弱すぎる。厳しい事をいうようだが、葉子との実力差が大きいから狙われているんだ。
香取隊は周りの隊にこう思われてる。エースは強い。が、エース以外が弱い。実力不足だ、と」
「……」
「そのうえエースの葉子の手の内が完全に把握されている。その状態で、勝てるはずがない」
「そっか…そうですよね…」
「……」
三浦は納得したように項垂れ、若村は悔しそうに拳を握りしめた。
もちろん香取隊の面子も、対戦する相手チームについてきちんと調べたことだろう。
しかし相手はランク戦に慣れたB級中位。手の内を晒していても戦えるだけの地力がある。
その地力は、これまで時間をかけて培ってきたもののはずだ。
「で、でも!そりゃ織田作が突撃銃を使えることは知らなかったけど!油断してなかったし!」
「【油断は】してなかったかもな。でも普段使わない突撃銃を使うなら、シールドもないなら、と頭の中で俺の動きが単純化したはずだ」
「それは…」
「葉子。もし葉子が少しでも俺が突撃銃を扱えると知っていたら、あんな風に突っ込んでこなかったはずだ。いつもみたいにな」
「……」
確かに、いつものランク戦よりもずっと、動きが単調だったかもしれない。
と葉子は考える。シールドがないから、扱い慣れていない突撃銃だからと、やはり油断していたのかもーー。
「じゃあ私どーすればいいわけ。難しいこといわれてもわかんないわよ…」
葉子は途方にくれた顔をした。
手の内が晒されている状態を元に戻すことはできない。
できることがあるとすれば、三浦と若村が時間をかけて実力をつけること、というのはわかったがーー。それには時間がかかるだろう。
「簡単だ。今の俺と同じことをしろ」
織田作之助は、実にシンプルな答えを出した。
「はあ?」
「自分の得意を相手に押し付けるんた。有利だと思い込ませて油断させ、相手が知らない手を使う…これはお前たちが普段から俺相手にやっていることだ」
「……」
「先ほどの戦いでも、雄太が普段使わないメテオラを使わせていただろう。未熟なお前たちが勝つ方法は、現状、これだけだと思う」
いいか、と織田作は葉子の前にしゃがみ込む。
「相手に純粋な力量で負けているなら、勝つ方法は情報か作戦だ。が、おまえたちは情報戦にもう負けてる。なら作戦で工夫して勝つしかないだろうな」
「作戦って…本当にそれで勝てんの?」
「勝てる。というか勝っている。麓郎が」
香取隊の面々が若村のほうを見やる。彼は気恥ずかしいのか、嬉しいのか、すぐに目を逸らした。
「さっき、お前は俺が突撃銃経験者であることに文句を言っていたな。だが実際に葉子を仕留めたのは誰だ?」
「そりゃ、麓郎だけど」
「お前たちは事前の作戦で、麓郎を先に仕留めると決めていたはずだ。だが麓郎が葉子の猛攻にフルガードして、俺に隙が訪れたと勘違いして作戦を変更した。
ーー実際には、麓郎へ防御と攻撃のタイミングを指示したのは俺だ。
隙は隙ではなく、釣りだったんだ」
「あ、そっか…」
ーータイマンで若村麓郎と香取葉子が対決した場合、10本中10本葉子が勝つだろう。
しかし今回、織田作之助の作戦により、麓郎は葉子を落とすことができた。
チームメンバーのサポートや作戦で、格上に喰らいつく。
それができるのが、チーム戦の面白いところなのだ。
「お前たちはまだ、自分たちの得意を押し付けられていない。色々考えてみろ」
そうまとめると、織田作は苦笑して作戦室を出た。
香取隊の面々がその場で話し合いを始めたからである。
「あ」
換装を解除してから、織田作は気がついた。
「華に、トリガーを戻してもらわないと…」
颯爽と出てきたというのに、織田作は作戦室前で待ちぼうけを喰らうこととなった。
03
数日後のB級ランク戦夜の部、織田作之助は観戦に訪れていた。
「おお…」
思わず声が漏れた。
結果から言うと、香取隊は3:2:2で勝利した。鮮やかな勝ち方ではない。辛勝といったところである。
勝ち方は実に単純であった。
簡単にいえば、若村と三浦にエスクードを足した。
以上である。
若村と三浦は、実力的に葉子に比べ集中攻撃されがちだ。今まで合流前に撃破されることが多かった。
すると香取隊は、どうせ狙われるなら狙われるでいいや、と最初から合流を諦めたのである。
幸いにもマップ選択権は香取隊にあった。見つからずに合流できればよし。
できなければエスクードで篭城。防御を固めてなるだけ時間稼ぎをする。敵が鉛弾やカメレオンを使うことも考慮に入れていたのだろう。
時間稼ぎをしている間に、最初からバッグワームを着て潜伏していた葉子が背後から奇襲。
この方法で二人仕留めた。
とにかく葉子が動き回る必要のある作戦だ。しかし相手は、弱い若村と三浦をその場で仕留めようと必死になる。敵をその場に縫い留め、葉子が背後から奇襲。その奇襲も仕留めるも仕留めないも関係ない。とにかく一撃いれ、味方を連れて離脱。
敵が奇襲に気がつき、葉子に気を取られれば三浦か若村が旋空孤月かハウンドで背後から撃つ。
シンプルな釣りと挟み撃ちの作戦だ。
しかし練習してきたのだろう、若村と三浦は時間稼ぎが非常に上手くなっていた。流石に凌ぎきれず、三浦はトリオン漏出で緊急脱出したが。
その後はとにかくヒット&アウェイ。敵が戦っているところを背後から奇襲を繰り返した。
それを繰り返すと、敵の一人がトリオン漏出で緊急脱出。時間切れで生存点は確保できなかったが、3点取っての勝利となった。
「勝ったあ!しゃあっ!」
その日の葉子はずっと上機嫌だった。
久々の勝利が本当に嬉しかったのだろう、帰り道にずっとランク戦のことを話していた。
あの場面がどうだったとかあそこは悔しかったとか、マシンガントークを続ける葉子に織田作は相槌をうつ。
「織田作、なに笑ってんの?」
「…ん?笑っていたか」
「めずらしー、いつも仏頂面のくせに」
「葉子が楽しそうだから、俺も楽しくなったのかもな」
「あーわかるわ。人が笑ってると釣られ笑いする」
そう言いながら葉子がスマホをこちらに向けたので、織田作之助はパッと手でレンズを覆った。
「はあ?ちょっと」
「恥ずかしいからやめてくれ」
「もー奇襲通じなさすぎ。サイドエフェクト切ってよ」
「そんな電気みたいに…」
未来予知の電源を切る方法があるなら是非知りたいところである。
「まあいいわ。とにかくこれから私は新しいことやってくって決めた!ずっと同じこと続けるの性に合わないし!」
「そうか。そんなにすぐ習得できるのか?」
「当然。私天才だし!」
新しく使うトリガーもすぐに使いこなせる葉子の器用さに、織田作は感心したように「流石だな」と口を綻ばせる。
「うん!この調子で織田作にも勝つからね!」
ランク戦前のやる気のない葉子は鳴りを潜めたらしい。この様子ならこれからの戦いも乗り越えられるだろう。
案外すぐ、葉子たちは私に追いつくのかもしれない、と織田作之助は苦笑した。
ランク戦のシステム的に情報って立派な武器。
葉子って麓郎に言われたとはいえすぐにスパイダー使いこなしててすごい
追記:コメント欄見てて弓場が迅と同い年なこと思い出した。弓場さんの迫力が強すぎるのが悪い(責任転嫁)