・ボランティアのみなさん
愛から発信したボランティア募集に集った有志達。1〜3年生が混在しており、友達が出るから・受験の自己アピールになるかもだから・思い出作りになるからなど動機は様々。ただし全員虹ヶ咲、ひいてはスクールアイドルに好意を持っていることは共通している。
人数は50人程度。1000人は居ない。愛が本気の本気で望めばまだまだ増えた。やろうと思ってたけど踏ん切りがつかなかった、そんな人達が第2回に集まることになる。
・一般通過参加者
虹ヶ咲外部のスクールアイドルファン。お台場で開かれる大規模イベントの噂を聞きつけてやってきた。虹ヶ咲のことは知らなかったが事前に調べているうちに興味を持ってきた模様。
横暴な姉持ちの子はエマ推し。
もう一人のサイドテールの子は愛推し。
加えてどっちもふわっと歩夢が気になっている。
もしかしたら本人達もスクールアイドルなのかもしれない。
・作曲同好会部長
7章でちらっと言及されていた人。スクールアイドル同好会から持ち込まれた歌詞と簡単な曲のイメージを元に、みんなの歌の作曲・編曲を手掛けていた。部員全員が意欲に溢れすぎており、持ち込まれた歌の担当決めで毎回揉めている。
ただし最終曲"夢がここから始まるよ"に関しては時間が絶対的に足りなかったため、部長が強権を発動して担当を奪い取った。エンジェルちゃんには煽られてたが、12時に上がって来た歌詞を4〜5時間程度で完成間近に持っていっている。紛れもなく鬼才である。
2学期でエンジェルとまさかの再会を果たしたり、同好会の専属作曲家としての侑を見定めに行ったりするかもしれない。そんな人。
・ペンライトを差し出した子
スクールアイドルフェスティバルにぼっち参戦していた一般ファン。虹ヶ咲の一年生。急な用事で来れなくなった友達用に用意していたペンライトを、たまたま隣にいたおねーさんに渡そうとした。
平均的な身長体重胸囲に腹囲。その辺りでよく見かけるボブカット。人あたりの良さだけが少し自慢な、どこにでもいる普通の少女。だからこそ、どこまでも"普通"でありながら満開の笑顔を咲かせる歩夢が眩く見えた。
本人は気づいていないが、記憶力の良い怪物にファン候補としてロックオンされている。2学期に積極的なアプローチを仕掛けられ、推しの天秤がグラグラするのに苦悩するかもしれない。そんな人。
※この二人の裏設定(↓要反転↓)
"あなたちゃん"のカケラを宿す人達。
その存在をもっとも色濃く受け継いだのはワタシだが、ワタシを形作らなかった無数の"あなたちゃん"の切れ端は、他の人々にも滑り込んでいた。
作曲能力であったり、人に好かれる能力であったりとその片鱗がある。
"ワタシ"にならなかった想いも、この世界には息づいている。
ある意味では"ワタシになれなかったモノ"とも言えるが、ワタシよりも余程ちゃんとまっとうに日々を生きている。
・近江遥、綾小路姫乃
天からの試練にも挫けず足掻こうとする虹ヶ咲の面々に、その最後の出番を譲った。けれどスクールアイドルとして負けるつもりは毛頭ない。それが彼方や果林であっても。
・副会長
メシア。
あらゆる方面で多才を見せつけるスーパーサブ。なのにせつ菜の正体にはまだ気がついていない。残念ながら指揮所の裏でスクールアイドルと交流することは叶わなかったが、終幕時にみんなから労ってもらえた。更に沼にハマった。
・怪物さん
たまたまネットに上がっていたスクールアイドルフェスティバルの告知とその宣伝動画を見て、何かに突き動かされるように日本行きの飛行機に飛び乗ったセレブ。
その眼で直に見た虹ヶ咲のステージに感化され、自身もスクールアイドルになろうと決意した。デビューライブはやっぱり虹ヶ咲でやりたいわね!
・エンジェルちゃん
新しい曲のヒントを求める日本旅行の最中、偶然見かけたポスターを見てふらっとスクールアイドルフェスティバルに立ち寄った作曲家。
自由に歌う彼女たちの姿に憧憬を抱いたが、スクールアイドルになろうとはまだ思いついてもいない。まさか、ボクがスクールアイドルになるなんて有り得ないさ。
・三船栞子
適正に恵まれるとは言えない不器用な歩夢に自分を重ね合わせ、その願いが成就することを祈っていた人。それに寄り添ううちに、いつしか過去に諦めた自分の夢が再起していた。
やるもやらないも本人次第。
この先、選択を悔やむことがあるかもしれない。
でも、後悔しそうになったその時は、きっと側に居てエールを送る。
人より少し大人びてしまった心に、そんな青い春風が吹き込んだ。
空へと羽ばたきたい渇望は、きっともう止められない。
ひと足先にスクールアイドルへと踏み出した幼馴染と、かつて夢を諦める理由にした人に、2学期で真っ直ぐに向き合うだろう。
・天王寺璃奈
スクールアイドルフェスティバルにおけるIT全般総監として大活躍。本祭でも準備でも色んな人と繋がれて大満足。終演後に届いた大量の感想メールに慌ててみんなに伝えに行った。
自分のステージで開いた自作ゲーム大会では開発者として容赦なく全勝した。浅希ちゃんはまたちょっと惚れ直したが、リベンジに燃えている。同じようにやり込んで再戦を申し込もうとしている子がいたりいなかったり。
ワタシが同好会から離れるのは結構残念。偶に会いに行っても良い?
・エマ・ヴェルデ
2年半、待ち望んだ夢の場所に大興奮。屋台を全制覇しつつすべてのステージを見て回るつもりだったが、残念ながら雨で叶わなかった。第2回の開催に意欲満々。
ステージ内外でエマキッズを引き連れ癒しを振り撒いていた。彼女が歌うと子供が集まる。その様はさながらハーメルンの笛吹きのごとし。普段自分を慕ってくれる妹が惹き寄せられていったとある姉は、ちょっと寂しい思いをした。すぐにエマ本人に癒されたが。
ワタシがやりたいことを見つけて素直に喜んでいる。もちろん私も取材してくれるんだよね?
・中川菜々
生徒会長として本当は参加すべきだがどうしても外せない用事がある。申し訳ないが任せた。
生徒会メンバーにそう恐縮し倒して当日は不在となった。大変ですね。
・優木せつ菜
菜々モードを封印して全力で優木せつ菜していた。一度は雨で湿気てしまったが、歩夢の見せた心意気にイグニッション。密かに書いてる自作小説におけるヒロイン兼幼馴染のモデルが堂々確定。
虹ヶ咲トップクラスの実力者として大いにスクールアイドルフェスティバルを盛り上げる。途中かすかす大総統の乱入により大ピンチに陥るも、謎の仮面ヒーローの助力により見事退けた。
ワタシの選択は尊重してるものの少し寂しげ。発行する記事はキッチリ検閲しますからね!
・近江彼方
エマちゃんに隠れてるかもしれないけど彼方ちゃんだって結構やきもきしてたんだから、目一杯楽しんじゃうよぉ?まずはマイラブリーエンジェル遥ちゃんのステージだぁ!そんな感じでぽわぽわした見た目と雰囲気に反し、かなりハッスルしていた。
自分のステージをお昼寝スペースにするという大胆な一手を打つ。全演目の中でも異色を放つそれは、スクールアイドルフェスティバルの自由さを象徴するものとして語り継がれる。
記者になる?ほうほう、いいんじゃなぁい?もちろん遥ちゃんの記事も書いてくれるんだよね?ねぇ?
・宮下愛
フェスといえばギャル。ギャルといえばフェス。夏の暑さもなんのその、太陽以上に眩しい笑顔を会場中に振り撒いていた。歩夢が言わなきゃ愛が発破をかけていた。自分より先に言い出した歩夢を尊敬した。
一つの場所に拘らず、ステージからステージへと巡り渡るパフォーマンスを披露。行く先々のみならず道中の観客達とも触れ合い、ハイタッチの音を響かせまくる。この音が病院にも届くと良いな。そんな風に思いながら。
新聞部にも友人がいるため、偶に様子を聞こうと考えている。良いニュースなら、購入するよ!なんつって!
・朝香果林
迷子の迷子の果林さん、あなたのステージどこですか。そんな一面を持ちつつもクールビューティーのイメージを維持し続ける格好つけだが、流石にこのフェスは気分が高揚した。負けたくない相手もまた増えた。見る目は正しい。
ダイバーフェスでの評判を背負ってなお気負わず正統派なステージを作り上げ、その実力をもって新たなファンの心を射止めた。昔からのファンの心も更に魅了した。姫乃とか侑とか。
来るもの拒まず去るもの追わずの精神により、ワタシの離脱は大して気にしていない。そもそも私の魅力から本当に逃げられると思ってるの?
・桜坂しずく
かすみに対してヘアピンをプレゼントしたり、謎の仮面アイドルとしてあちこちにサプライズ出現したりとかなり色々楽しんでいた。2学期ではっちゃける片鱗をすでに見せている。
実はワタシが過去に書いたネット小説の読者。スクールアイドル活動に失敗した頃に気を紛らわせるために己の欲望と性癖を思う存分吐き出した幼馴染テーマのそれは、まっとうに気持ち悪く評価もそれほどだったが、たまたま見つけてしまったしずくに"こんな風に自由に妄想しても良いんだ"という悪い参考を与えてしまっていた。つまりかすみんとワタシのせい。まだ地雷はあるぞ。
時折しずくが感じていたワタシへの引っ掛かりは、表現者ならではの感受性でワタシの本性をなんとなく察していたのと、小説とブログの書きっぷりに共通点を感じていたから。
それゆえワタシの新聞部入り自体はあまり気にしていないが、解けないモヤモヤにヤキモキする。トキメキのないモヤモヤってこんなに味っけないんだ……
・中須かすみ
実は最初に「ラストステージは全員で歌いましょう!」と言い出したのはこの子。過去の失敗を経てなお理想の集団を追い求め続けた彼女に、みんなは賛同した。それなのに苦虫をかみつぶしながらも自分が認めたライバルにセンターを譲った。なんだかんだ、ちゃんと部長である。
何分良くも悪くも目立つため、スクールアイドルフェスティバルでもかなり話題に上がった。ただし"可愛い"というより"面白い"スクールアイドルとの声の方が大きいのは本人としては大いに不満。
ワタシに対しては一瞬不満げになったものの、割とすぐに切り替えて売り込みに走った。かすみんはいつだって、取材を受けて受けてますからねっ!部長ですし!ねっ!
・上原歩夢
自分が凡人であり普通であることを自覚している。
故にみんなに追いつくには足を止めている暇など無いと理解している。
だから、その背中に追いすがるために、みんなよりほんの少し先に顔をあげた。
ずっと隠していた心の奥の本当の想いを表に出せなかった。
そんな自分が、スクールアイドルや侑に歩き出す勇気を貰えた。
だから、前に踏み出すことを恐れている栞子に、自分も同じように寄り添いたかった。
本人にとっては、それらは何も特別な事じゃない。
けれど特別じゃない普通の女の子は、特別じゃないからこそ、人々に可能性を示す存在へとなり得る。
そしてコツコツと前へと進み、まごころをもって誰にでも接するその姿は、誰かにとっては確かに特別に映った。
その"一歩"の大きさを自覚させてくれる女帝と出会うのは、この先の事。
ワタシの見つけた夢を、心から応援している。アナタの記事、楽しみにしてるねっ!……えっ?私の特集!?
・高咲侑
スクールアイドルフェスティバルの成功を経て、ようやく"一歩"を踏み出す勇気を持てた。
2学期が始まる前に、音楽科への編入試験に臨む。
最愛の幼馴染と、腐れ縁のライバルのエールを受けて。
・ワタシ
黒髪ショートのパーカー族。
侑やスクールアイドル達の夢追う姿に浄化され、ようやくちょっとだけマトモになったアホ。
新聞部への入部はすんなり認められるが、我が入り過ぎる文体に頭が痛くなった部長直々にしごかれることになる。一方で写真に関しては自然体の姿が収められていると評価が高い。それがスニーキング能力の副産物だとしても。
ちなみにしずくに知られている過去のネット小説は、5章辺りで少しだけ触れた「もう一つの趣味」の産物。趣味と言いつつ最近は全く書いていない。
2学期以降は"原作"イベントに極力関わらないつもりでは居る。ただしデバガメしないとは言っていない。見たいシーンはまだまだあるのだ。
とはいえ、実はインストールされた"原作"知識はアニメ2期までのものであり、OVAおよび映画3部作に関しては全くの無知。そのため歩夢が海外からファンを連れ帰ってきたり、スクールアイドルグランプリの開催だったりに大いに驚くことになる。
新聞部としてスクールアイドルグランプリへの取材に赴くが、果たして推しCPの美味しいシーンを見過ごさずに味わうことは出来るのか。
※ワタシの裏設定(↓要反転↓)
スクスタの"あなたちゃん"(サ終したアプリにおけるプレイヤーのアバター)の成れの果て。高咲侑になれなかったモノ。
スクフェス2の"新聞部のあなたちゃん"のカケラも含まれていたこともあり、最終的にジャーナリスト方面へと足を進めた。
アニメ2期までの記憶しかないのは、スクスタのサービス終了がOVA開始の前だったから。
スクールアイドルになれなかったのは、"スクールアイドルとして伝えたい想いがまったく無かったから"。どんな駆け出しスクールアイドルにも、僅かなりともスクールアイドルに成りたい理由がある。けれどこの主人公は"あなたちゃん"の性質も相まってその理由が完全に他者依存であり、自分自身がスクールアイドルとして何かを表現しようとする気が皆無だった。故に、本人にはそれが自分の好きなスクールアイドルとはあまりにもかけ離れたものに感じられた。
スクールアイドルの素晴らしさを伝えたいという自分なりの想いを得た今であれば、当時よりはマシなパフォーマンスは出来るだろう。
高咲侑とは異なる自分の道を歩み始め個として確立したことで、その身に残っていた"あなたちゃん"達の残滓はほぼ消え去った。そのため最終章では、自問自答の際に誰かに言い訳するような物言いをしなくなっている。
この先の道は、彼女自身が切り拓いていく。
最終章をご覧いただき、誠にありがとうございます。
計画性皆無で続けていた本作を完結に至らせることが出来たのは、沢山の評価、ご感想のおかげです。
虹ヶ咲のファンの皆様や、これまで虹ヶ咲やラブライブにあまり触れていなかったという方に、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
ご覧いただいたすべての皆様に、重ねてお礼申し上げます。
最後に、作品とは関係ない事を少しだけ。
虹ヶ咲映画第1章の感動のままに書き始めた本作でしたが、この11章投稿直前に映画最終章の告知が公開されました。しかし最終章に向かってこそいますが、作者としてはそこに寂しさこそあれ悲壮感は感じていません。
虹ヶ咲は挑戦を繰り返し、既に幾つかの終わりを経験しているシリーズです。それらはどれもが心に何かを刻み付けるものがあり、今なお息づいています。筆者だって、"スクスタ"の思い出が強く残ってるからこそ、この小説を書こうという気になったのですから。
だから仮に映画展開が終わったとしても、きっとそこにはまた寂寥感以上のなにかを残してくれる。そう確信しています。
それに直近のライブでもキャストの方が語られていたように、虹ヶ咲は応援によって続いてきたシリーズなので、私達がエールを送り続ける限り、きっと新しい夢へと"一歩"踏み出し、トキメキを放ち続けてくれることでしょう。
というわけで、"ちょっと気になってたけどもう最終章だから今からガッツリ追うのもな・・・"なんて思ってる方がいらっしゃれば、全然心配しなくて大丈夫なので追って貰って良いと思いますよ!アナタも幼馴染にならないか?(宣伝)
こんな最後の最後の駄文までご覧いただき、ありがとうございました!
虹ヶ咲は!いいぞ!!