SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について 作:種再燃祭
またしても、「お前のような量産機がいてたまるかっ!」的な謎の”ムラサメ改”推しムーブと……キラが壊れる?(いや、今更かも……)
さて、世界に流れる空気が再びギスギスしてきた。
特にユーラシア大陸でそれは顕著だ。
正直、「いつ戦争が”また”始まるかわからない」という不安感が世界中で滲み出てきた。
オーブも決して無関係ではいられない。
何しろ、ユーラシア連邦に東アジア共和国、更には原作に出てきたカーペンタリア基地に加えてマスドライバーのある台湾島にも原作と異なりザフト基地があり、南北を挟まれている状態だ。
なので、その準備にも余念がない。
”アロウズ”は一先ずおいて、とにかく国防の根幹である正規軍、オーブ国防軍の抜本的な強化も必須だった。
勿論、現状でも規模は三大国家に比べれば比較にならないほど小さいが、現状のオーブ軍も弱いとは言わない。
特にモビルスーツの分野では、伝統的仮想敵国であるユーラシア連邦や東アジア共和国どころか、プラントですら未だに先んじている。
しかし、現状に甘んじていればいずれ寝首を搔かれることは必然だろう。
そんな状況ともなれば、当然割を食う人々も多々いる訳で……
「た、ただいまぁ」
帰宅した”夜のハイマット・フルバースト”の発射回数、『当たらないのなら当たるまで撃てばよい』に定評のある我らが原作主人公、キラ・ヤマト技術大尉は何やらお疲れのようである。
スペック的には主に体力面とメンタル安定度(+性欲)で確実に原作を凌駕するキラが露骨に疲れた表情を見せるのは、割と珍しいかもしれない。
あー、そうそう。
キラ君、先の大戦では元々はモルゲンレーテ社の技術職員で、オーブ軍への出向という形で参戦していた。
無論、階級は正規のもので、最終的には中尉で終戦と同時に退役(出向期間終了扱い)、モルゲンレーテ社の技術者として復職したが、4月1日付で姉が頭を張る”
まあ、形的には”予備役招集”のそれだ。
ちょっとここで解説すると、普段から国防の任に就いている正規軍と異なり、緊急時の即応任務群という性質上、有事に備えて訓練と待機が仕事のうちだ。
ただそれだけだと集めた人員が勿体無い……ということで、軍やら何やらの”他所”のモビルスーツのテストやら開発やらのサポートや開発協力、テストの代行などを業務として加えていた。
なんか物凄く、日本人的な既視感のある話だ。
「おかえりなさい♪ キラ君♡」
「僕の奥さんが可愛すぎる件について」
”もにゅん♡”
キラ、躊躇うことなく奥方の豊満な胸部ツインバルジの谷間に顔から突っ込み、柔らかい弾力を堪能しながら頬ずり&両腕で”ずっしり”とした感触を揉みしだく。
「きゃん! も、もう、玄関じゃダメよぉ~。それにそんなに揉んだらお乳、溢れちゃうぅ~。気持ちいいし、嬉しいけど」
マリューさん、すっかり調教済みになってしまって……もとい。
「大丈夫! 溢れた分は僕が責任もって全部飲むから! 直に!」
いや、それともむしろ疲れてるのか? 主に精神が。なんか頭にも血が回ってない気がするし……思考力と言動的に。
「そ、それに、あんまり、その、だと……カガリさんにまた折檻されるよ?」
キラ、かつて理性を蒸発させてマリューを(性的に)壊しかけた事があるのだ。
ちなみに後遺症というほどではないが、マリューの自我に少し痕が残り、何というか……前より”えっちになった”らしい。
キラ、大歓喜案件である。
ただ、調子に乗り過ぎると……
「姉さん、ごめん。”そこ”に”
何やら瞳のハイライトさんが職場放棄し、ブツブツ言い出した。
これも”世捨て人キラ状態”の原作再現の一種だろうか?
ある意味、正気には戻ったが……
ちなみに最も新しいカガリのセリフは、
『もう二人も子供がいるのだから、役目も果たした。別に潰してしまってもかまわんだろう? まあ、また必要となれば再生もできるしな』
と実にいい笑顔で言い切ったらしい。キラは軽いトラウマになった。
まあ、マリューの頭脳に不具合が出れば国家的損失だし、仕方ない面もある。
というかキラの自業自得ではある。
☆☆☆
まあ、とりあえずキラが鎮静化(?)したので”玄関での一戦”は避けられたようだ。
カガリ、何気に最強の抑止力ではないだろうか?
とにキラの両親も揃った、現代日本ではもはや激レアな「三世代揃った夕食」が終わり……
「えっ、”ムラサメ改”って設計変更になってたの」
そうなのだ。
”イナクト”に続く次期可変型モビルスーツ”ムラサメ改”の開発にオーブ軍はそうとう力を入れていた。
まず、C.E.72年初頭に前進翼を持つ”試製ムラサメ”を完成させたが、戦後の技術革新やドクトリンの変化などでより高性能化を目指す方針となり、今年の正月には”試製ムラサメ改”のお披露目があった。
「とは言っても主翼部分ばっかりだけどね……というか、元々プランはあったんだけど試製の時には製作が間に合わなかったんだよ。骨子は可変翼の基部を大型化してフレキシブル・サブスラスターを追加。また基部自体を可倒式にするって感じ。その分、基部にあったハードポイントはオミットされるけどね……あっ、あと大気圏内外で主翼を交換する仕様になるみたいだから、その『簡単にユニットごと交換できるようにする』為の設計変更とか?」
何やら夫婦が寝室で行う会話としてはどうかと思う内容だが、まあマリューは本人曰く「子供に授乳しながら新型装甲を設計できる女」らしいので、この夫婦に関してはこれは日常なのかもしれない。
「えっと、そのメリットとかは?」
「えっとね、原設計のムラサメやムラサメ改はモビルスーツ形態になると、主翼が垂直方向になって、大気圏内だと揚力が勿体無いんだ。可倒式にすると僕の”ジャスティス”やジェットストライカーみたいに機体に対して主翼を水平にできるから、モビルスーツでの空中機動性が格段に向上するんだよ。特に旋回性や運動性に大きな開きが出るんだ。まあ、僕はその改められた構造バランスでの運動アルゴリズムや火器管制のソフトウェア的な修正と最適化をやってたってこと」
メタな言い方だが、ムラサメ改(量産型)はモビルスーツ時に監督繋がりの”ドラグナー”スタイルを取れるということだ。
「元々、”イナクト”や”フラッグ”はモビルスーツ形態で翼が水平になるように設計されていたけど、航空機形態を重視して翼が大型化したムラサメ系列だと構造的に難しいとされていたんだけど……」
キラは二パッと笑って、
「それが可能となったのも、ユーリさん(ニコルパパ)が軽くて高強度の新型空力弾性翼を設計してくれたり、新型パワープラントのデュートリオン受電周りのシステムを手伝ってくれたおかげもあるけど、マリューさんのおかげでもあるんだよ?」
「えっ? わたし?」
「だってマリューさんが”Multi-merit Twin Variable Phase Shift Armor”、”MTVPS装甲”やその派生や発展型を生み出さなければ、絶対に完成しなかったし」
素材工学というのは、軍民問わない全ての工業品の根幹というのがよくわかる話だった。
「マリューさんは、きっと無自覚の天才なんだよ」
「それ、キラ君に言われてもなぁ」
そう苦笑するマリュー。いや、普通にどっちもどっちなんだが。
とりあえず、二人の子持ちだというのに相変わらず新婚気分が抜けない夫婦である。
「マリューさん、大好き♡」
「うん。わたしもキラ君、大好き♡」
☆☆☆
「おはよ♡ キラ君」
間違いなく”昨晩はお楽しみでしたね”という雰囲気を隠し切れないマリューの微笑み。
というか、この二人は昨晩ではなく”毎晩お楽しみですね”だろうが。
「朝からこの素晴らしい景色を拝めるなんて、僕はなんて幸せなんだろう……」
「ちょ、ちょっとキラ君……あの、本当におっぱい拝まれても反応に困るよぉ」
※この人、キラよりも年上で二児の母です。
キラが暴走するのも、まあ理解できる。というかマリューが無自覚に煽ってるような気がしないでもない。
「僕が幸せ者だと思うってるのはホントだよ」
「それは、わたしもだけど……その」
気がつくと、キラの手が無意識に双丘に延びていて……こう、もみもみと。
「あの、もう朝だけど……しちゃう?」
キラがどう答えてどう反応したかは書くまでもないだろう。
まあ、オチはついたところで、ちょっと”ムラサメ改(量産型)”のスペックをまとめておこう。
”ムラサメ改”
主機:レーザー/指向性マイクロウェーブ/デュートリオンビームの3WAY受電+大容量
推進装置:プラズマ・ロータリー・デトネーション(PRE)エンジン+水素吸着フレーム
装甲材:Eカーボン、多重発泡無格子欠陥金属(簡易耐ビームコーティング)+重要区画ならび高負荷部位:VTP素材
武装:72式高エネルギーターレットビーム砲×2(両腰部、回転ターレット式)
71式改ビームサーベル×2(両手首に収納)
30㎜液体装薬機関砲×2(頭部。オーブの標準的機関砲)
71式
60㎜速射型リニアガン×2(シールド内蔵)
プラズマソード発生器付高周波微細振動ブレード×1(シールド裏にマウント)
ビームマシンガン+20㎜大口径リニアガン複合ガンポッド
多目的MTVPSシールド(ミラージュコロイドコンフォーマルタンク兼用)
特種装備:VTPシェル回転シリンダー式コックピット、ゲシュマインディッヒパンツァー(シールド部。ビーム湾曲に加え航空機形態では巡航時の空力整流を兼ねる)、CCVウイング(シールド部。航空機形態)、VTPモーフィング構造(主翼、尾翼など)
外装ハードポイント;回転式リニアパイロン×4(左右主翼上下面)、コンフォーマルパレット装着器×2(両脚部外側)、背部大型装着器(装備開発中)
オプション(開発済):大気圏内用インテグラル・コンフォーマルパレット(モビルスーツ形態/航空機形態兼用。追加パワーエクステンダー、蓄水素材、71式短距離誘導弾左右合計8発)、(以下は主翼パイロン)各種ミサイル、水素ドロップタンク、宇宙用強制酸化剤ドロップタンク
オプション(開発中):”背部大型ユニット(スーパーパック?)”、大気圏外用インテグラル・コンフォーマルパレット、大気圏外用主翼(空力デバイスをオミットしてインテグラルタンクや放熱板、サブスラスターなどの機能を持たせる)
備考:大気圏内用インテグラル・コンフォーマルパレット装着時(制空/哨戒任務の標準装備)、航空機形態で大気圏内で超音速巡航可能。
うん。完全に「量産機詐欺」に磨きがかかった気がする。
ビーム兵装と実体弾兵装/射撃武器と近接武器のバランスも良く、飛び抜けて高火力という訳でも異常に堅牢という訳でもないが、逆にこれといった粗は無く、射程に関しても隙が無い。
少なくとも現状でもスペック的には後期型イナクトの完全な上位互換で、ジェットストライカー装着した多国量産機や、ザフトの”ディン”ややがて登場するであろう”バビ”であっても問題なく”圧倒できる”性能だろう。
ぶっちゃけ、パイロットの腕が同程度なら”セイバー”でも持ってこないと話にならないのではないだろうか?
というか……
主任設計開発者:アスカ主任(シン&マユのパパ、セイヤ・アスカ氏)
ハードウェア開発協力:ユーリ・アマルフィ
ソフトウェア開発協力:キラ・ヤマト
もうこの時点でかなりアレな量産機確定だろう。
いや、確かに”数的主力”となる量産機の性能アップはダイレクトに総戦力の底上げになるの重要だが……オーブは、この量産型ムラサメ改を少なくとも300機以上、最大で500機近い量産計画がある。
この世界線の”ムラサメ改”、ザフトの量産機乗りもユーラシア連邦や東アジア共和国の量産機乗りもエンカウントしたくないだろうなぁ~(挨拶
ぶっちゃけ、後期型イナクトどころかGN-T搭載前のオーバーフラッグより高性能っぽいw
しかも自動化が進んで癖も少なく比較的操縦しやすい上に宇宙戦パッケージなんかの拡張性が高いという。
とりあえず、「(多分)二次創作界屈指の魔改造ムラサメ改」ということでw
でも冗談抜きに、「ワンオフのエース専用機は戦場を変えるが、数が命の量産機は戦争の趨勢を決める」ですからね~。
特にオーブは三大国家に比べて少数ですから、質的に優位に立つしかないですし。
「戦争は数だよっ! 兄貴っ!」は真理です。
この世界線のキラは、マリューさん絡むと壊れやすいです(断言
主に頭と精神と性欲(性癖含む)がw
ただ、マリューさんも無罪じゃないよなぁ~。いや、だって「僕はいつもヤり過ぎてしまう(某エルフ風)」キラですが、しかしそうなってしまうのも無理もないというかw
さて、次回は”原作ではいつの間にか主役交代させられていた主人公少年”にでもスポットライトを当ててみようかと。
次回もどうかよろしくお願いします。
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