SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について   作:種再燃祭

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本日も深夜アップなのですが、前半は前作から引っ張ってきた伏線を回収しようかと。
原作”スターゲイザー”の舞台となった場所でもありますし。

後半は……死亡フラグと作品枠を乗り越えた二人の話など。
結構、甘いですw







第52話 皆様、この世界電では『”ジェネシスα”→トロヤステーション』になった事を覚えておいででしょうか? あと作品の垣根を越えた某夫婦と苗字が変わる意味など 【挿絵入り】

 

 

 

 視点があちこちに移動して申しわけ無いが、今のうちに書いておきたい部分がある。

 そうオーブ主催の国際機関”The Deep Space Survey and Development Organization”、オーブ語でいう”深宇宙探査機構”、通称”D.S.S.D”、正確にはその拠点である”トロヤステーション”だ。

 

 なんとこの拠点、原作と大幅に異なり元はザフトが隠蔽していたX線プロパルジョン・ビームステーションの”ジェネシスα”なのだ。

 そして所長は、

 

【挿絵表示】

 ↑この人、アニューの兄的立ち位置の”リヴァイブ・リヴァイバル”である。

 まあ、00原作(特に小説版)ではかなりアレな性格の人物として描かれていたが、この世界線においては『イノベイドの役割変更により、その在り方も在り様も大きく変わった』為に他のイノベイド同様にかなり丸くなっているようで、『組織のトップらしい普通に気難しい上司』くらいだ。

 ちなみにクラシック音楽好きなのは、原作と変わらないらしい。

 

「ようやく1.5(アイズ)ガンダム”()()()が届いたか……」

 

 さて、リヴァイブが所長であることから分かる通り、「国際機関」と銘打っているが基本的に8割がたオーブ、いや「イノベイドが管轄する組織」であり、安保締結国である大西洋連邦やスカンジナビア王国や赤道連合などの中立国(=オーブの友好国)などからも研究者を受け入れているので噓ではない。

 そして防衛面なのだが……書類上は『太陽光発電公社ソレスタルビーイングから出向』という形で(リヴァイブ用も含めて)6機の”1.5(アイズ)ガンダム”が配備されているのだ。

 そう、先の大戦の末期にヒリングが座乗し、旦那(ニコル)とバディを組んで暴れ回った”1ガンダム”の後継として製造されたモビルスーツで、原作との大きな違いはヴェーダのバックアップ無しでも十分に戦える発展型クォンタム・サイコフレームの搭載と複合核動力”NBSC(ニュークリア&バッテリー・スーパーコンダクティブ)ハイブリッド・パワーパック”を標準搭載している事だろう。

 つまり『電気でGN粒子を生成するGN-T』に最適化されたパッケージになっている。

 まあ、この辺りはこの世界線では各種技術実証用の少数生産機になっている、故に同じ動力パッケージの”アヘッド”が大いに技術参考になったと思われる。

 

 原作の”D.S.S.D”に比べれば、とんでもなく高い自己防衛力……というか、ここを攻め落とせる相手は、この世界にどれほどいるのだろうか?

 なんせ性能もだが、”1.5(アイズ)ガンダム”というのは『”ヴェーダ”のバックアップを得られる()()()()()()()()』だ。

 おまけにリヴァイブの言葉によると完全版、対の翼状大型バインダー”GNマルチモード・ウイングバインダー”を既に装備しているらしい。

 そう、あの00原作で言う”大使砲(アルヴァアロンキャノン)”が撃てるあのトンデモ装備を、だ。

 加えて、複合動力搭載で発電量に余裕ができたので、大型シールドは大きさこそ大差ない物の”この世界線独自の物”になっていた。

 正式には”GNジェネレート・シールド”。文字通りシールドの裏面にGN-T×1基を搭載。NBSCの豊富な電力をシールド接続部のソケットから受け取り、GN粒子を生成する構造だ。

 実際、シールド本体は”GN-MVPS装甲”製で内部は中空構造になっており、その中身はGNキャパシタと”GNビームシールド発生器”、そして”GNシールドビット(基本”ケルディムガンダム”と基本的に同じ物。アサルトモード使用可能)”×4のベイを兼ねており、本質的にはシールドというより”シールドとしても使えるコンフォーマル・キャリーユニット”と考えた方が良いかもしれない。

 なんかより正しく『近い未来の()()()()()()()の試作機あるいは雛形という雰囲気がある。

 

 複合核動力NBSC+GN-T×2というパワープラントがあるので、結局は00原作モデルとは別物であろう。

 おそらくだが、GNZ()シリーズ”が配備されず、わざわざ”1.5(アイズ)ガンダム”を製造して配備した理由は、おそらくは『()()()()()』だ。

 何しろキラが最終的にコンセプトを仕上げた”GNZ()シリーズ”は如何にも重モビルスーツらしいマッシブなデザインで『兵器としての威圧感』があり過ぎるのだ。

 ぶっちゃけ、「コロニーの防衛兵器」というより「殺る()気満々のガチ攻勢兵器」然としていて、あらぬ誤解を与えかねない。

 おそらくこの意見を出したのはおそらくカガリだろう。

 真面目にこういう方面には本当によく頭が回るのがカガリ・ユラ・アスハという女だ。

 あと、

【挿絵表示】

↑このお方が、『せっかく”1”の後継で”1.5”設計したんだし、作って見せびらかす場は欲しいよね?』

 

 とか言い出したことが容易に想像できてしまう。

 ……今思ったが、もしかしてリヴァイブも”苦労人枠”な気がしてきた。

 いや、側近中の側近リジェネにアニューという同じ枠の先輩?もいるし。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 勿論、配備モビルスーツだけでなく”ジェネシスα”時代の本体全面フェイズシフト装甲も復活しており、各種近代化改修(レトロフィット)やアップデートも順調に行われていて『”宇宙に浮かぶ研究所”に擬態した宇宙要塞』と呼ばれる訳である。

 

 現状はこんなところだが……ただ、ここでもう一つ書いておくことがある。

 ここまで強固な防衛体制を敷いている理由、それは……

 

星の観測者(スターゲイザー)が今日も()ぶ、か。開発計画が順調で重畳なことだ」

 

 そう、C.E.73年7月時点で、原作”機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER”のラストと同等かそれ以上の完成度を誇る『量子被膜光子推進装置(ヴォワチュール・リュミエール)』を搭載した”スターゲイザー”が既にテスト飛行に入っているからだ。

 

 開発が前倒しになっているのは明確な理由があった。

 ”ヴォワチュール・リュミエール”の原型となった技術は、原理的には原作では”シビリアンアストレイD.S.S.D.カスタム”の電磁推進システムの延長線上だが、原理こそ異なるが「ライトクラフト・プロパルジョン」というシステムは”ZGMF-X11A リジェネレイト”に搭載されていた物に近い。

 そして、”リジェネレイト”の製造設備は”テスタメント”同様に”ジェネシスα”に製造設備があったのだ。

 そして、この世界線の”スターゲイザー”は展開した量子被膜をソーラーセイルとして太陽風を受けるだけでなく、”トロヤステーション”から(ジェネシスαから引き継ぐ)X線プロパルジョン・ビームを受けることで推進できる仕様になっていた。

 つまり、手元に残っている材料が圧倒的に原作と異なっていたのだ。

 

 これは後々大きな意味を持つ事になる。

 というのも、後に『モビルスーツに搭載される同じ名前の装備』は、『自機が展開した量子被膜に同じく自機が発した荷電粒子を当て、指向性を持たせて放出、推力とするビーム推進機関の一種』だからだ。

 そう、X線プロパルジョン・ビームを外部から受けるのではなく自機で発するという相違点以外は原理的には同じなのだ。

 つまり……機構的には完成し、実験・実証段階に入っていた。

 

 加えて言うと、前述の”1ガンダム”には『G()N()()()()()』なる装備が存在しているらしいが……

 さて、この事実が果たしてどのような未来を生むのか……それは今のところ誰にもわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キラの愛機の登場は、まだもうちょっと先の話だ。

 現在、”GNアークエンジェル”の艦載モビルスーツで判明しているのは、シンの”テスタメント・マッシモ”、それにグラハムの”ソードブースト・キュリオス”とその直属の部下であるハワードとダリルの”GNオーバーフラッグ”だ。

 

 しかし、当然ながらこの4機だけということはない。

 そもそも現在の”GNアークエンジェル”はナスカ級の倍にあたる常用12機、最大で16機のモビルスーツの運用が可能となっている。

 ちょっと面白いのは、一通りのテストを終えて実戦仕様に再調整された”スマルトロン”が予備機として配備されていることだろう。

 この発展型クォンタム・サイコフレーム搭載機なら、何かあった場合でもカガリ、ラクス、ピーリス、イノベイド一同が扱うことができるし、他国のモビルスーツ相手なら早々遅れをとることは無いだろう。

 そして、残る搭載枠を埋めるのは……

 

 

【挿絵表示】

「ニコル、おまたせ♪」

 

「ボクの奥さんが美人過ぎる件について」

 

 そう、相変わらずこの夫婦仲は円満なようである。

 何しろ同じ家に暮らしてるのに、デート気分を盛り上げる為にわざわざ外で待ち合わせだ。

 

 そう、運命を乗り越えて先の大戦を、最前線に立ちながら無事に生き延びた”ニコル・アマルフィ”。

 そして、彼を射止めたイノベイドの傑物、”ヒリング・()()()()()

 

 実は、第7話の二人の結婚式以降、意図的に暈していた部分がある。

 オーブは申請すれば、夫婦別姓は認められる。

 そして第50話でも出てきたが、『イノベイドにとり名前は個体識別の為の記号』という認識が根底にある。

 特にファミリーネームはそういう傾向があり、最初の名前に近い意味や重なる言葉を適当に重ねる場合がままある。

 例えば、ヒリングの旧姓”ヒリング・ケア”。

 これは「ヒーリングとケア」という繋がる意味を並べたもので、同じ系統としては先に出てきたD.S.S.D所長の「リヴァイブとリヴァイバル」がそうだ。

 なので本来なら、この夫婦別姓やら何やらに特別な意味はないはずなのだが……

 

『本来は名前に記号以上の意味が無いから、”()()()()()()()()()()()()()()()”事に特別感があるのよねぇ』

 

 結婚する必要が無い、というか”受肉”しなければそもそもその機会さえないイノベイドは、普通は名前が変わることはない。

 だが、恋愛結婚というイノベイドの中ではレアケースを引き当てたヒリングは、

 

「これも鼻高々って奴よねぇ~」

 

 ぶっちゃけそういう願望があるイノベイドにマウントを取っていたりして。

 まあ、最初はヒリングも深くは『苗字が変わる意味』を考えていなかったが、夫の姓を名乗るというのが思いの外、精神的に心地よい……イノベイド内での承認欲求が満たされるとアマルフィ姓にしてから気が付いた。

 

「ヒリングさん、何か言いました?」

 

「な~んにも。さあ、ホテルにチェックインを先に済ませてしまいましょう。せっかくプライベート・ビーチ付きホテルのそこそこいい部屋がとれたんだし♪」

 

 どうやら今日は夫婦水入らずのお泊まりデートであるらしい。

 そう、ニコルとヒリングのアマルフィ夫妻、先の大戦に続いて”GNアークエンジェル”にて奮戦すっ!!

 

 そう、今日のデートはその鋭気を養うための物でもあった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

【挿絵表示】

「ふふっ。思ったより良い部屋よ? 今夜が愉しみね♡」

 

「その……今からでもします?」

 

 ヲイ。自分に正直すぎるぞニコル・アマルフィ。

 

「ダ~メ。まずはビーチを堪能してからよ」

 

「はーい」

 

 姉さん女房(?)にありがちな話だが、すっかり尻にひかれてるニコルである。

 まあ、これはこれで確かに幸せの形ではあるのだが。

 

 

 

 少し無粋な話ではあるが、せっかく生き残ったのだ。

 原作で”そうはなれなかった”分、2人の行く末に幸が溢れんことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この世界線、トチ狂って”D.S.S.D”を襲撃する奴がいたら心底可哀そうだなぁ~ろ(挨拶

事実上の”トロヤステーション”はイノベイドの拠点にして、”ジェネシスα”時代の設備がアップデートされている上に、防衛(自衛)戦力に配備されてるのが、”1.5(アイズ)ガンダム”×6……いや、これ深宇宙探査基地じゃなくて普通に宇宙要塞だよね?
しかも所長がリヴァイブ(しかも初登場なのにイラスト付き)だしw

さて、そして後半はニコル&ヒリングのアマルフィ夫妻w
まあ、ある時点からヒリングに”ケア”姓を入れずに書いてたのは地味な伏線ですw
”ヒリング・アマルフィ”って響きも結構気に入っていたり。

そして原作死亡フラグを乗り越えて、ついでに作品枠を超えてくっついたこの夫婦、”GNアークエンジェル”組ですw
つまり、このシリーズでも継続登板でして……プラントにゃ未だに顔なじみが三人も残ってるし、元隊長はちゃっかり名前を変えてすぐそばで女房子供と悠々自適してるしで、まだまだ良くも悪くも”縁”が切れないニコル君です。

次回はアマルフィ夫妻のデートイベントの続きと……ある意味、”ニューフェイス”?

次回もどうかよろしくお願いします。
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