SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について   作:種再燃祭

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このエピソードから新章となります。
それを記念してという訳ではないですが、文章量最長タイ&イラスト多め、なおかつ原作トップ2(?)、元祖親友コンビという豪華さで章開幕スタートダッシュを決めようかとw

前半はサブタイ通りにキラのエピソードでメカニカルな感じで、後半はアスランで……まあ、日常パートと言えば日常パート(微エロ注意)かな?

キラとアスランの温度差よw




第2章:C.E.73年8月~9月。事態はいよいよ動き始める……のか?
第61話 その頃の”オーブのキラ”と”ボアズのアスラン”。 あるいは”八振りの刃”と”暴れん棒(笑)” 【挿絵入り】


 

 

 

 

【挿絵表示】

「さて、そろそろ僕の機体も本格的に取り掛からないとね」

 

 C.E.73年8月に入ると、キラ・ヤマト”アロウズ(ARROWS)()()()()はいよいよ後回しになっていた自分の機体、”ジャスティス・ソーディアン”の改修作業に着手する事にした。

 

 VTP素材を高負荷部分に採用し補強、パワーシリンダーを各関節駆動の動力強化に用い、根本となる動力部は自ら設計した”HHCRD(Hyper Hybrid Combined Reactor Drive )パワーパック”

 コントロール系は”デュアルモード・クォンタム・サイコフレーム”であり、ここまでならシンの”テスタメント・マッシモ”と基本構成は同じだ。

 一番異なるのは、”疑似太陽炉(GN-T)”の標準搭載だろう。

 正確には、機体本体の後腰部(人間の尾てい骨の付け根付近)に1基、本体と分離不能のリフター部分の後部中央に1基。

 本体のそれには”TRANS-AM(トランザム)”システム非搭載で、リフターのそれはトランザムを搭載している。

 また、GN-Tの搭載に合わせて、装甲を妻のマリュー・ヤマトが原案を作成した”GN Multipurpose Variable Phase Shift Armor、”GN-MVPS装甲”を採用している。

 また装甲自体も、より動きに柔軟性がとれるリニアスライド連結の分割稼働構造でムーバルフレームに配されていた。

 

「コンセプトは、『GN粒子兵装と電気作動兵装の併載による比較試験機体』っと」

 

 おためごかしや大義名分ではなく、これは本当にキラが大真面目に考えて提出し、開発予算を獲得した物だ。

 まず”HHCRD”は本来なら(トランザム使用時の電力消費量増大を加味しても)3基のGN-Tを余裕を持って回せる発電量があるが、あえて2基に搭載量を減らし余剰電力を多く確保していた。

 

 主兵装となるのは”GNバスター・()()()()()”。

 00原作では”GNバスターソード”として登場する”アルケーガンダム”を象徴する手持ち武器だが、この世界線はスローネツヴァイの標準装備やGN-Xⅱのオプション兵装に同名の『GNビームライフル機能を持たない純粋な刀剣兵器』があるので、混同を避ける為にこの名称が用いられている。

 また、原作よりの仕様変更があり、オリジナルは『腕に装着してビームライフルとして使える』という設定だが、”GNバスター・ガンソード”は全体の形状印象は変わらないが、『片刃直刀のGNバスターソードの峰の部分に沿うようにGNビームライフルの銃身が装着されている』ような構造で、『手に持ったまま刀剣としても銃器としても使用できる』事が大きな違いだ。

 掌からのGN粒子供給だけでなく、本体にもGNキャパシタを内蔵している。

 GN粒子を纏わせた実体剣としてだけでなく刃渡り延伸可能な高出力GNビームブレードも展開可能。

 またGNビームライフルとして使用した場合の性能や機能は、GN-XシリーズのGNマルチモード・ビームライフルと同じと考えて良い。

 剣として使うならバスターソードに相応しい高威力の格闘武器で、射撃武器として使うなら単射も連射もチャージショットもできる使い勝手の良い武器となる。

 かなり大ぶりな剣で如何にも取り回しが大変そうだが、キラなら問題ないだろう。

 これを二振り、かつての”シュベルトゲベール改ⅡN”と同じく両腰に、ただし機体の動きを妨げないようにフレキシブル・マウントを介して装着されている。

 

 その他のGN粒子兵装は、背部の()()()()リフターにはキラ自身が開発に深くかかわっている、ターレットマウントで水平方向にも垂直方向にも射角の広い”GNキャノンⅡシンプライズ”×2、頭部のGNバルカン×2。

 そして、最大のトピックスは1.5(アイズ)ガンダム”に用意されていた”GNジェネレート・シールド”をベースに開発した、”GNビット・バックラー”だろう。

 簡単にいえば”GNジェネレート・シールド”の由来にもなっていたGN-Tを外してGNビームシールド発生器とケルディムガンダムと同じ”GNシールドビット”×4の収納機能のみを残し小型化した物だ。

 サイズ的には原作”ディスティニーガンダム”の物理シールドより一回り大きい位で、これを両腕に装備する。

 それに加えて、スローネツヴァイと同じタイプの”GNファング”×8をリフター部分に設けられたGN粒子再チャージも行える専用ウエポンベイに収納していた。

 おそらく用途の異なる二種類のGN遠隔操作兵器を搭載するのは、テストや実戦で”使い比べ”をするつもりなのだろう。

 あとお約束のようにGNクローは標準搭載だ。

 

 そして、純電力武装は、先ずは足癖の悪い(攻撃に蹴り技を多用する)キラの戦闘スタイルに合わせ、両脛とリフターの主翼部分に”フラガラッハ3”ビームブレード(原作の”ノワールストライカー”に搭載)を装着。

 無論、これは非常時にはオリジナル同様に非常時には取り外して使用する事ができた。

 これのせいもあり、ビームサーベルは別途搭載しないようだ。

 また、これまでに無かった装備として、全体のレイアウト変更で余剰スペースが出来た為、580㎜複列位相エネルギー砲”スキュラN()()()を胸部に増設している。

 元々キラは、前作において”スキュラ”を搭載していた”イージス”の複数回に渡る改修作業(核動力化も含む)の監修や設計を行っており、キラ自身が扱いにはなれていた。

 そこでビーム発生器本体だけでなく、後に追加した”曲射弾道システム”もコンパクトパッケージ化したオールインワン・システムとして併載している。

 射程はさほど長くは無いが威力はあるこのビーム砲は、今回の改修で『両腕でグリップする武装が無くなった(※”GNバスター・ガンソードは片手装備)』ので、胴体部中心軸への兵器搭載が問題なくなったことで丁度良いとされたようだ。

 またビームの曲射弾道制御は”スマルトロン”の開発で培った技術を応用したデュアルモード・クォンタム・サイコフレームと連動するイメージホーミング形式が採用されている。

 これ以外にも両肩には、”テスタメント・マッシモ”と同じく”マイダスメッサ―Ⅱ”ビームブーメランが装着されている。

 

 

 

 既にここまで読んで気づかれた方もいるだろうが、この”ジャスティス・ソーディアン改修計画”は、『既存の装備をそのまま、あるいは小規模改造をして搭載』した物がほとんどで、新兵器などの実験ではなく『既存のGN粒子兵器と電気動力兵器を併載して、実戦での使用で様々な比較をする』というコンセプトに噓はない、”モビルスーツの形をした実験機材”という趣がある。

 ある意味、『技術大尉という現在のキラ・ヤマトの立ち位置を良くあらわした機体』とも言える。

 

 また既存のコンポーネントを使うことを前提としていたために、他の作業(”GNZ”や”アルケー”の開発など)と並行して下準備、機材の調達やらもできたし、上記の通り構造の似通ったシンの”テスタメント・マッシモ”(どちらも元はザフトのZGMF-XAシリーズ)の製造と改修が丁度良いサンプルとなり開発期間の短縮に繋がっていた。

 相変わらず忙しい社畜っぷりだが、抱えた案件を上手く連携させたり紐づけして並行作業でこなすことにキラは非常に慣れていた。

 これはスーパーコーディネイターの能力云々ではなく、単純に先の大戦から続く社会人経験のなせる技に違いない。

 確かに”アロウズ(ARROWS)”の大尉基本給だけでなく、テストパイロット手当や技師給/役職給、更にはイノベイド(というかリボンズ)からご褒美を兼ねた成果給や特別賞与が出ており、キラは今や”アロウズ”屈指の高給取りだが……

 

 しかし、きっと誰もが思うだろう。『(キラ)のよう(社畜生道まっしぐら)にはなりたくない』と。

 

 しかもその環境に慣れ切ってるし。ぶっちゃけ戦後2年、キラは戦時中のエースパイロットとしての評価(状況を鑑みて軍はキラの個人スコアを公表してないが)よりも、戦時中から現在まで休みなく続くエンジニアとしての評価の方が遥かに高かったりする。

 この状況でマリューとの間に子孫繫栄が遠いコーディネイターなのに二人も子供作ってる(おまけに体内ナノマシンを避妊設定にしてなければまだ増えてた可能性がある)のだから、むしろそっちの意味でスーパーコーディネイターじゃないのだろうか?

 というか一体何回、”夜のハイマット・フルバースト”かましたんだ? コイツ……

 

 いや、マリューはマリューで大概なのだが。この似た者夫婦め。

 それはともかく……

 

「これであとは組み上げるだけか……」

 

 キラはう~んと椅子に座ったまま背伸びし、

 

「頑張ろうね。”GNジャスティス・エイトブレイズ(Eight Blades)

 

 名前の由来はおそらくGNバスター・ガンソード×2、グリフォン3ビームブレード×4、マイダスメッサ―Ⅱビームブーメラン×2の合計八振りの刀剣武装からだろう。

 ただし、ある程度の遠距離戦から中近距離も対応できる射撃武装GNキャノンⅡシンプライズ×2とスキュラ改×1(加えてGNバスター・ガンソードの射撃機能)、近距離~至近距離対応の頭部GNバルカン×2と射程に隙が無い。

 加えてビーム増幅”アサルト・モード”を備える多機能なGNシールドビット×8を左右の腕に装着したGNビット・バックラーに収納して、トリッキーな戦術にも対応できそうだ。

 何というか……良くも悪くも”キラの専用機らしいテクニカルなモビルスーツ”だろう。

 クセは相応にありそうだが、「キラが操縦するなら問題ない」という感じだ。

 キラと次に対峙するのは、ユーラシア連邦か東アジア共和国か、はたまた再びザフトか現状では解らぬが、いずれにせよご愁傷様である事は間違いない。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

”GNジャスティス・エイトブレイズ(Eight Blades)

・主機:複合核動力”HHCRD”(GNコアブースター)+トランザム非搭載GN-T×1(本体)+トランザム搭載GN-T×1(リフター)

・装甲:”GN-MVPS装甲”(超電導リニアスライド機構連結)

・武装:GN粒子兵装

    ・GNバルカン×2(頭部)

    ・GNバスター・ガンソード×2(手持ち武装。非使用時は左右腰部にマウント)

    ・GNビット・バックラー×2(両腕。GNビームシールド発生器、GNシールドビット内蔵)

    ・GNシールドビット×8(両腕バックラーに左右4基ずつ搭載。ケルディムガンダムと共通装備)

    ・GNファング×8(非分離リフターのウエポンベイ内蔵。スローネツヴァイと共通装備)

    ・GNキャノンⅡシンプライズ×2(非分離リフター”に搭載。クアッドキャノン”モード非対応)

    ・GNクロー(左右両腕の指。GN-Xシリーズ等と共通装備)

    純電気兵装

    ・複列位相ビーム砲”スキュラN式改”×1(胸部。曲射弾道砲撃機能付き。クォンタム・サイコフレーム連動)

    ・”フラガラッハ3”ビームブレイド×4(両脛部、リフター両翼部。取り外して手持ち武器として使用可能)

    ・”マイダスメッサ―Ⅱ”ビームブーメラン×2(両肩部。テスタメント・マッシモと共通装備)

・防御装備:デュアルモード・クォンタム・サイコフレーム

 

 

 まさに『実戦仕様のモビルスーツ型実験室』、良くも悪くも現在のキラの立ち位置を体現したような機体だ。

 繰り返すようになってしまうが、既存のコンポーネントを可能な限り使うことで開発期間の短縮に繋がっている。

 ……ところで、スペック的に乗り換えイベントとかいるのか? 

 いや、それ以前に物語ラストまで、この”GNジャスティス・エイトブレイズ”で良くね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて同時期のプラント、いや《b》”ボアズ”へと視点を移そうと思う。

 正確にはかつては東アジア共和国の資源小惑星”新星”であり、先の大戦でザフトに奪取されザフト宇宙要塞”ボアズ”となったが、大戦末期にオーブが単独攻略に成功し、終戦後はしばらくオーブの管轄下にあった。

 ユニウス条約施行後に『ボアズにオーブの出張事務局を常設する』ことを条件にボアズはプラントに有償変換されることとなった。

 ちなみに出資者はザラ家(総資産を売却した形になっている)と”ターミナル”のフロント企業やダミーカンパニーだ。

 なぜザラ家が出資者になったかというと、

 アスラン・ザラは公式にこうコメントしている。

 

『首魁である父、パトリック・ザラは私自身の手で討ったが、それでも”この戦争”に対して何かできることはないかと考えた。私財を全て擲ち、”ボアズ”のプラントへの返却に協力したのがその結論だ』

 

 もっとも、その対価としてアスランは”ボアズ”に居住権を得て、居住に適した人工重力発生区画に屋敷を構えることとなる……というか、ザラ家の出資はこういう結果を導く為の大義名分に過ぎない。

 ぶっちゃけ、プラント本国でうろついていると誰がいつどう接触してくるか分からない為の処置であった。

 そして今年の春先、アスランはオーブにいる間、常に行動を共にしていたお付きのメイド三人と共にプラント領”ボアズ”へと帰っていった。

 

 

 

 さて、キラの近況(新型機)を書いたのだ。

 ここはやはり、アスランの近況を書かねば片手間落ちというものであろう。

 

 

【挿絵表示】

「”ご主人様”ぁ♡ そろそろ今日のお仕事は終わりですよね? 今日は誰と遊びますかぁ?」

 

 人工的に取り入れた陽光が煌めく屋敷で、甘ぁ~い声で誘ってくるのは、オーブ時代からの『アスランお側付(お手付き済)メイドトリオ』の長女格、”アンジェリカ・アンデルセン”だ。

 

 

【挿絵表示】

「アタシも含めて全員準備万端だぜ?」

 

 はすっぱな口調だが、しっかりチラ魅せ(見せ)して誘ってくる次女ポジションの”ブリジット・ベルリネッタ”。

 

 

【挿絵表示】

「ん。いつでもおk。ご主人様の”受け入れ体制”はいつでもばっちし」

 

 とチラではなくモロなのは末っ子ポジの”チェルシー・チェスター”。

 何気にメイド三姉妹(トリオ)一番の抜け目ないちゃっかり者で、隙あらばアスランを誘惑して何気に一番”シて”るのはこのロリっ娘だ。その度に『チェルちゃんずるい』『チェルシー、また抜け駆けかよ!』と残る二人に詰め寄られるまでがお約束。

 そして、三人同時に来るのならアスランの答えは決まっている。

 

「三人まとめてに決まってるだろ? 俺はアンジェリカもブリジットもチェルシーも愛しているんだ。差なんかつけるはずもない」

 

 どうやらアスランは”()()()()()()()を用いたマルチロックオン”が得意なようだった。

 まあ、使うのはアンダーバレルだけじゃないだろうが。

 

「「「♡」」」

 

「ほら。さっさと”奉仕”の準備をしろ。時間は有限だ」

 

「「「はぁい♡」」」

 

 とここまではいつものアスランとメイド×3からなる”新ザラ家”のいつもの情景なのだが……

 

「ん? メール? 誰からだ。これからいいところだっていうのに」

 

 と不満タラタラな様子で着信したメールの送信者を見て、アスランはギョッとした。

 

「”ギルバート・デュランダル”最高評議長……?」

 

 それは、これからの波乱の予感を厭が上でも搔き立てる、不穏な差出人からだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ザフトの皆さん、ユーラシア連邦や東アジア共和国の皆さん、ホントにこのキラの愛機と戦うの?(挨拶

いや、ザフトは微妙というか……プロット的には、ザフトとガチンコで戦争やるかというと、なんかちょっと違う感じかも?

そして、アスランとメイド×3はボアズに来ても相変わらず”元気”ですw
いや、ホントにアスラン・○ラだわ。コイツ(○には好きなカタカナを入れてお楽しみください)
まあ、劇場版ではエロ戦術でシュラ翻弄したしなぁ~w
マジにこの世界線のシュラは、金輪際アスランには関わらないのが吉!
いやだって、変に記憶や思考読むと、その時点で再起不能になりかねないw

キラの”GNジャスティス・エイトブレイズ”の元ネタは、当然”00ガンダム・セブンソード”です。
ただ、GN粒子兵装と純電気兵装の「使い比べ」目的の併載だけでなく、シンメトリーの
装備の仕方が大きな違いですね~。
この世界線の”GNZ”や”アルケー”シリーズに比べれば、まだ化物度は低い……かな?
いや、敵対する相手にとっては大差ないかもしれないけどw

それはともかく議長閣下からのダイレクトメール……まあ、不穏しかないですw
次回はそのあたりを描いて行こうかと。

C.E.73年8~9月を描く、原作開始直前の時節を描く予定の新章をどうかよろしくお願いします。

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