ベルベット特別学園高等学校へようこそ   作:珱瑠 耀

20 / 20
もう一回突撃ィィィ!!デッデッデデデデッ(ッカーンッ)



召喚モーションのあたりで「It's Going Down Now」流してください



某CM風

湊「Yostar」

湊「やぁ、先生。僕達異聞録学部が登場するメインストーリーが更新されたよ」

湊「豪華報酬にイベント、ガチャは毎日10連が無料なんだってさ」

湊「ブルーアーカイブ」

湊「どんな人も、死ぬことだけは怖いままで居て欲しいな」


有里湊:『死への恐怖を乗り越える心』

エリドゥの西から攻め込んでいる湊と先生、そしてゲーム開発部の4人は絶賛窮地の中であった。

 

「くっ、このーっ!!」

 

「数が、多い……っ!」

 

"流石に多過ぎじゃないかなぁ……!?"

 

撃ち落としても無尽蔵に湧き出るAMASに苦戦し、少しずつ前後を囲まれ始めている。

 

「———そこっ!」

 

4回の跳弾を経てモモイの背後から銃を向けていた量産型を撃ち抜いた。

 

「ひょわ!?あ、ありがとう湊先輩!」

 

「ん、リロードは大丈夫?」

 

「たいじょぶ!今した!」

 

今でこそ湊の跳弾で大事は避けられてるけど、それでも湊の特殊弾頭もいつかは弾切れするし、シッテムの箱で補充出来るとはいえその時間すら惜しくなる。

 

更に調月リオの事だ、この跳弾すら時間が経てば経つほど予測という形で対応してくるだろう。

 

———故に、有里湊は腕章を一撫でして覚悟を決めた。

 

「先生」

 

"……湊、や(・)る(・)の?"

 

スナイパーライフルを下ろした湊の目を見て、すぐに『力』を使うのだと察した先生が聞く。

 

「まずは量産型を吹き飛ばさないと。この後に『策』も待ち構えてるのに、ここで全員を消費させるわけにはいかない……だからさ、先生」

 

ブレザーのボタンを外し、ガンホルダーの留め具を外す。

 

そこから見えた銀色のハンドガンが、鈍く光っているのを先生は見た。

 

「怒らないでね」

 

ジジジ、とギターケースのチャックを開け、西洋剣(聖杯ルシファー)を取り出す。

 

青色の微風が湊を包んだのを見て、先生は息を呑んだ。

 

"それ…………湊、もしかして……君は……"

 

「……お姉ちゃん、ユズ、今のうちに補給しなきゃ」

 

「っ、うんっ」

 

コツ、コツ、と足音が大きく響く。

 

「……キヴォトスの人間は、『死』を知らない」

 

呟くように言われたその言葉に、先生ははっとする。

 

「死は、運命の終点であり、逃れられない結末であり……そして、恐れてはいけないもの」

 

脱力したまま構えられた剣が青い光で反射し、神秘的に映る。

 

「『生きたい』と足掻く心が……恐怖を薪に火へと焚べて、力に変える」

 

握られていた拳銃をこめかみに当てたのを見て、全員が狼狽えた。

 

「な、にしてるの先輩!?自殺するつもり!?」

 

"湊……!?"

 

「何を……!?」

 

そんな人達を置き去りに、トリガーを引く。

 

 

「ペルソナ」

 

 

 

カッ!!

 

 

 

「ジークフリード(【デスバウンド】)」

 

 

 

パリィン!!という硝子の割れる音と共に、頭を撃ち抜いたかのように青い光が迸る。

 

迸った光が風となり、光と掛け合わさって何(・)か(・)を形取る。

 

金髪の、剣と鎧を着用した偉丈夫。

 

ジークフリード、と呼ばれたそれが手に持った剣を勢いよく地面へと突き刺して、変化はすぐに訪れた。

 

揺れる地面……何かが地より噴き出す寸前のような。

 

"皆伏せて!危な———「大丈夫」っ!?"

 

「言ったでしょ?先生。僕の『力』は———」

 

ゆるりと振り向いた湊が、蒼く光る瞳を此方に向けて呟く。

 

 

『僕の力は、何(・)れ(・)誰(・)に(・)で(・)も(・)来(・)る(・)で(・)あ(・)ろ(・)う(・)死(・)の(・)恐(・)怖(・)か(・)ら(・)———』

 

 

「———守(・)る(・)為(・)の(・)力(・)、だから」

 

"それってっ"

 

あの時湊が告げた言葉と、一瞬だけその姿が重なる。

 

理解するより早く、その言葉に返そうとするのを引き止めるように———

 

 

 

ドォン!!

 

 

 

「ほわーー!?!?」

 

「きゃああっ!?」

 

———爆音。

 

地震が爆発したかのような衝撃に全員が『その次』を警戒する……が、待てど次は来ない。

 

そうして恐る恐る目を開けて———全員が言葉を失った。

 

「ロボットが……」

 

"あの一撃で、全部倒し切ったの……?"

 

「ひぇ……」

 

数にして悠達と同じ———三個中隊程はあっただろうか。

 

重装機も、汎用機も、果てにはドローンまで。

 

一切の敵がガラクタとなって、離れた周囲に山の如く散らばっていた。

 

「……でも、これで全員倒せたし一安心ですよね?」

 

「いや、来る」

 

「えっ」

 

警戒は緩めない。

 

向(・)こ(・)う(・)から、『策』がやってくる。

 

"湊の言う通り、今度は大きい反応!"

 

「え゛ェ゛ーー!?まだ来るのォ!?!?」

 

叫ぶモモイを他所に、急速に迫る影が土煙を立てて乱暴に降り立った。

 

…………その土煙が晴れて出てきた姿に、全員が狼狽えたが。

 

 

「いやダッッサァ!?」

 

 

「お姉ちゃん」

 

"見た目はアレだけど……中身は本物、かなりの戦力だよ。気を付けて"

 

「……うわぁ」

 

"ユズ、製作者にとってその反応が一番傷付くんだよ。否定できないけど"

 

「先生!?」

 

後ろがわちゃわちゃしている。

 

まぁ見た目でかっこいいと思えるかは分からない……いや、エリザベスは逆に刺さるかもしれないけど。*1

 

目の前のは、敵(・)なのだから。

 

「どうでもいい」

 

ガシャリと武器を構えた敵に呟いて、召喚。

 

「アラハバキ」

 

現れた鈍色の土偶に向かって、3対のマシンガンが乱射される。

 

『———』

 

……が、撃った弾が自身に返ってくる(【貫通反射】)事を理解したアバンギャルド君がすぐに動作を止めた。

 

流石はビッグ・シスター謹製のロボットだ、学習能力が高い。

 

しかし……『未知』の真髄を知らなければ、それも無駄だ。

 

「オルフェウス(【チャージ】)」

 

パリン、という軽い音で【愚者(0)】の奏者を喚ぶ。

 

銀色の琴が奏でられ、力が張る。

 

続けざまに銃を回し、喚ぶペルソナを【死神(XIII)】へ。

 

「タナトス(【ブレイブザッパー】)!」

 

 

『———ッッ!!』

 

 

ガシャン、と背中の棺桶を鳴らして現れたタナトスの一閃が、ロボットの胴体を真っ二つに斬り上げる。

 

「チッ」

 

二体巻き込むつもりだったが、僅かに避けられてしまった。

 

動こうとするロボットに合わせて地面を蹴る。

 

無駄に機敏に動くキャタピラを追い掛け、振るわれる拳に合わせて跳躍。

 

『———!!』

 

「乗っ……!?」

 

"乗った……!?"

 

「乗ったァーーー!!!!」

 

ドッ、と正拳突きによって伸び切った腕の上に着地する。

 

それにすぐに反応したロボットの、振り払う動きに従って飛びながら【女帝(III)】のペルソナを召喚。

 

「アリラト」

 

飛んだ先に鈍色のモノリスが浮遊し、危なげなくそこに着地。

 

「———ふ、ッ!!」

 

そのまま脚の力を込めて、ロボットに向けて突っ込む瞬間———もう一度、今度は【審判(XX)】のペルソナを喚ぶ。

 

 

「———ミカエル(【天軍の剣】)!」

 

 

速度と角度、そして力の乗った一撃がロボットの胴体に振り抜かれた。

 

あまりにも容易く断ち切られた(>>critical!!<<)機体がスパークを起こし、その動作を永遠に停止する。

 

「……ふぅ」

 

そのまま脇をすり抜けてしっかり着地を決めて悠々と振り向く。

 

「湊先輩、まだ一体———!」

 

 

「大丈夫だよ(1MORE)」

 

 

引き金を引こうとしていたロボットを———いや、その後(・)ろ(・)で武器を構えたペルソナを見て、終止符を打った。

 

 

「———ミカエル(【天軍の剣】)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がらり、と崩れ落ちる巨体に歩み寄り、きっと聞こえているであろう人物に問いかける。

 

「…………ねぇ、会長さん」

 

「君は、人の死を間近で見た事はある?」

 

『———何を言って……』

 

「傷口から滴る血、荒くなる喘鳴、収縮していく筋肉、冷たくなる身体」

 

「最期に見せた表情と、人を手に掛けた感触と、言ってもいないのに聞こえる声」

 

「貴女は———それらに永劫苦しみ続けると知っても尚、『人』を殺すんだね?」

 

『……何を言ってるのか分からないわね。これは出来る出来ないの話じゃない、やらなければいけない事なのよ。ましてやアリスは兵器、『人』を殺すという話とは違うでしょう?』

 

「違わないね。学び、悩み、笑い、悲しむアリスはもう立派な『人』だ。命令だけで無機的に動くだけのロボットじゃない」

 

「それに貴女は———キヴォトスの人の殆どは、『死』を知らない」

 

「死によって齎される結果も、死の後に変わるモノも」

 

「覚悟が足りない、恐怖が足りない…………何一つとして、足りていない」

 

「貴女のその甘い思考は、死を知るには早過ぎる」

 

『っ……なら、貴女にはその経験があるというの!?そこまで高説するのなら!!』

 

 

 

「テメェは……テメェの、為に……生きろ……」

 

「あんたにもろた"自由"……最後まで、貫いたる…!」

 

「最後まで…見届けたかったですね…ジン…」

 

 

 

「———あるよ」

 

 

 

 

 

『———は、?』

 

 

 

 

 

"…………湊……?"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ここまでの物語を記録しますか?

 

>はい

いいえ

*1:
エリザベス「私(わたくし)、俗世とは価値観が離れている自覚はありますが……コ(・)レ(・)に同意出来るか、と言われますと……えぇ。正直に言いまして、私はフロスト人形の方が好きでございます」




アリラトさん『———我が躬(み)はカタパルトァ!!』
ミカエルさん『テレパシーで会話できるからと急に頓知気な事を言うのはやめなさい』
タナトスさん『(  ॑꒳ ॑)<セヤナ』
アリラトさん『……真面目な話ですが、そろそろ我も変形機構とか付けます?メルキセデクみたいな感じの』
オルフェウスさん『それはもう作品系統が変わってしまう気がするので止めてください』
タナトスさん『(  ॑꒳ ॑)<アリノママガイチバンダヨナ』



アビドス編での死神さんのメギドラオンと主人公ズの参戦により、エリドゥは原作よりも電力供給量が65%増えて生産ラインが70%増、敷地面積が40%程拡大されましたので、アバンギャルド君が六体に増えています
それに伴い横領資金額も原作の大体三〜四倍ほどに膨れ上がりました
Q.ミレニアムの予算が無くなるけど?
A.細けぇこたぁいいんだよ!!(魔法の言葉)



お久しぶりです、アークナイツに復帰した筆者です
スズランちゃんが配布されたのとP3Rコラボが先にある事を知ってひいこら言いながら育成してます
合成コールとRMA-70-12と源岩が無限に足りないです 無限に
そのくせして新約エクシアとかウィシャデルとか居るからなんか広く浅くよりも狭く深く育成したまま8章まで来ちゃったぜ!!
やべぇぜ!!(白目)



ジークフリード Lv.99
ステータス 力、速、運カンスト

斬撃、光無効 打撃耐性 闇弱点
空間殺法 デスバウンド
刹那五月雨撃 斬撃ブースタ
斬撃ハイブースタ アドバイス
クリティカル率UP クリティカル率大UP


アラハバキ Lv.99
ステータス 耐、速カンスト

斬撃、貫通反射 光耐性 打撃、氷結、闇弱点
ヒートライザ ランダマイザ
打撃反射 氷結無効
闇反射 仁王立ち
不動心 コーチング


オルフェウス Lv.99
ステータス 全てカンスト

火炎耐性 電撃、闇弱点
チャージ コンセントレイト
物理反射 電撃無効
光反射 闇反射
コーチング 魔術の素養


タナトス Lv.99
ステータス 全てカンスト

火炎、氷結、電撃、疾風耐性 闇反射 光弱点
ブレイブザッパー マハムドオン
メギドラオン 物理反射
光反射 魔導の才能
武道の心得 魔術の素養


アリラト Lv.99
ステータス 耐、速、運カンスト

物理、打撃反射 氷結無効 疾風耐性 火炎、闇弱点
テトラカーン マカラカーン
ヒートライザ ランダマイザ
火炎無効 闇無効
魔術の素養 大気功


ミカエル Lv.99
ステータス 全てカンスト

斬撃、貫通、闇耐性 光反射 疾風弱点
天軍の剣 リベリオン
チャージ 疾風反射
斬撃ブースタ 斬撃ハイブースタ
クリティカル率大UP アドバイス



随時更新の主人公ズのデータベース(更新に時間が掛かります)↓
https://syosetu.org/novel/357916/1.html

なんか主人公ズにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332370&uid=276197

刈り取るさんの方の話(完結済)↓
https://syosetu.org/novel/349213

現地オリ生徒(覚醒者)とのストーリーが浮かんでしまいました。このストーリーについて意見をお聞きしたいです。

  • 見たい(本編同時空で)
  • 見たい(本編別時空、Ifストーリーで)
  • 見たい(全く別の作品として)
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【本編完結】宝箱からコンニチハ‼︎なんてしない(作者:珱瑠 耀)(原作:ブルーアーカイブ)

両手のハンドキャノン。▼クロスする鎖。▼血みどろの頭巾。▼加速する暴虐。▼"それ"を、「死神」と呼んだ。▼2024/07/20 -- アビドス編完結しました。▼2024/07/29 -- 活動報告にてリクエストの募集を開始しました。▼       以下リンクよりお待ちしてます。▼https://syosetu.org/?mode=…


総合評価:4034/評価:7.97/完結:35話/更新日時:2025年09月27日(土) 06:35 小説情報

ここだけ命の答えに辿り着いた少年に脳を焼かれたゲヘナ生がいる世界線(作者:伝説の超三毛猫)(原作:ブルーアーカイブ)

タイトルの通りです。▼思いついてしまったので、ここで供養します。▼続きは私より詳しい方にお任せしたいと思います。▼〜あらすじ〜▼その少女は、影時間を駆け抜けた。▼先輩たちの背を見て、仲間達と日常を憩い、機械の少女と人を語らい………そして、ある少年と、絆を紡いだ。▼しかし。彼の旅の終わりを見届けた少女は……悲しみを共有することも、仲間たちの心の中を知ることも許…


総合評価:2417/評価:8.17/短編:19話/更新日時:2026年09月12日(土) 00:52 小説情報

転生者共の学園生活(作者:矢守龍)(原作:ブルーアーカイブ)

ある日、俺は転生してしまった………ブルーアーカイブの世界で頑張って生きていこう考えていたが………▼だが、自分一人だけじゃなくて他に一人、二人、三人………いやおおくね!?▼転生者共が自分たちで学園を立ち上げてこのブルアカ世界を生きてくしかねえ!!!▼


総合評価:1510/評価:7.31/連載:101話/更新日時:2026年11月07日(土) 09:05 小説情報

屋根ゴミ、キヴォトスに赴任する(作者:シャザ)(原作:ブルーアーカイブ)

東京には、かつて歪んだ悪人たちからその欲望を盗む義賊たちがいた。その名は『心の怪盗団』。▼あれから数年、怪盗団のリーダーだった青年は大人になり、教師の道を歩むことになる。▼…赴任先は、学園都市『キヴォトス』。新天地に降り立った彼の運命は如何に!


総合評価:622/評価:8.06/連載:17話/更新日時:2026年08月24日(月) 10:18 小説情報

夢の力で青春を手助け(作者:ライダー志望)(原作:ブルーアーカイブ)

何故かゼッツ由来の夢の力を持ってキヴォトスで生活する青年の日記。


総合評価:1253/評価:8.64/連載:65話/更新日時:2026年11月06日(金) 17:20 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>