最近の夏はパワーバランスおかしいと思った今日この頃。

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やりたい放題やりました。
多分見る人選びます。そこだけご了承ください。

今回のオリ主の設定
名前:スタッフくん
 今回限りの登場なので特に名前は決めてない。一応RiNGで長らく働いている。




真夏の島にダイナマイト

 

 

 

 夏。

 1年で最も気温は暑く、最近では熱中症に最も気をつけねばならない状況にまで来ている。今じゃエアコン無しじゃ生きていけないなんて誰が予想出来ただろうか。

 

「凛々子さん」

「な〜に〜?」

「今日暑すぎませんか?」

「エアコン、壊れちゃったからね〜」

「そもそもなんなんですか。夏の暑さに耐えられずにエアコン爆発したって」

「爆発しちゃったものはしょうがないじゃん」

「そうですよね〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その影響で屋根までぶっ飛んでるんですから」

 

 現在RiNGは前述の通り、エアコンが爆発し冷気が全くない状況である。なんなら屋根も綺麗に吹っ飛んだので日差しすら直撃する始末。

 

「いや〜、夏の暑さって怖いね〜」

「これ暑さのせいにするのは流石に無理がありますって。普通ならもう俺ら病院送りですよ」

「あ、そこは大丈夫」

「なんでですか?」

「だってこれ二次創作だかr「くぁwせdrftgyふじこlp!!」

 

 凛々子さんがとんでもないことを言いそうになったので何とかして阻止をした。ほんとに危ない。

 

 

 

 

 パリーン!!

 

 

 

 

 そんな中、泣け無しの窓ガラスをぶち破って入ってくる馬鹿が1人……

 

「まっちゃ、くれ」

 

 要楽奈である。

 

「その前にちょっと待てやコラ。なんで窓突き破って入ってきた。扉あるだろうが」

「暑いしまっちゃ食べたいから」

「暑いから室内に入りたいのはまあいい。だが窓を突破って来るやつが何処にいる」

「てかもうここ室内じゃないけどね〜」

 

 凛々子さんはもう思考が回らなくなってるから使い物にならない……。しかも、目の前の野良猫は「私なにかやっちゃいました?」って顔してるし。

 

「……うん、しょうがない。〇〇くん! エアコン買ってきて!」

「あーはい。じゃあ予算ください」

「無いよ?」

「は?」

「予算無いよ?」

「……病院行きます?」

 

 エアコン買う予算が無いのに買ってこいという謎のお達し。これは哲学ですねぇ。

 

「さっきこれ拾ったんだけど、主催者に勝ったらエアコンタダで貰えるんだって」

 

 差し出されたチラシには

「Ave Mujicaからの挑戦状 勝てたらエアコンプレゼント」

 と書いてあった。

 

 なんやこの胡散臭さ全開のチラシは。

 

 正直この場で破り捨てることも考えたが、流石にこの暑さでエアコン無しはきつい。

 

「しゃーない、行ってくるか」

 

 背に腹はかえられぬ。ということでその会場に向かうことにした。

 

「あ、会場は離島ってあるから船と荷物は手配してるから港に行って受け取ってね」

「そのお金でエアコン買った方が良かったんじゃないですかね」

 

 無茶苦茶である。

 

 

 

〇 〇 〇 〇 〇

 

 

 

 ライブハウスRiNGに、さよならバイバイ

 俺はこいつと旅に出る

 

「まっちゃ〜……」

 

 という訳で、何故か楽奈と共にエアコンGETだぜの旅に出なければならなくなりました。

 そういえば、出る前に話を聞いてたらしい山吹先輩から選別としてなんか小包貰ったんだけどこれなんだろ?

 

「まっちゃの匂い」

 

 何か知らんが楽奈が反応してる。

 中を確認するとカラフルな1口サイズのパンがいっぱい入っていた。

 

「まっちゃ、くれ」

「おいちょっと待て、まだ個数も確認してないのに」

「ちょうだい」

 

 そう言って楽奈は問答無用と言わんばかりに袋の中に手を突っ込み抹茶味のミニパンだけを取り始めた。

 とりあえず半分は死守したものの、既に息切れしてる俺を他所に楽奈は満足そうにパンを頬張っていた。

 

 それにしても……これから何するかも分からない会場に行くのに仲間がコイツだけって言うのが不安すぎる。

 

 他に当てになる奴はいないものか……と思いながら歩いていたその時……

 

「あっ……」

 

 燈がいた。

 何故か後ろに。

 

「……ども」

「……こんにちは」

「…………」

「…………」

 

 唐突すぎて言葉が出なかった。

 

「えっと……どこ、行くの?」

「あー、ちょっとエアコン買いに行くんだ」

「……迷子?」

「まー、頭は抱えてる」

「……ついて行っていい?」

 

 ▶トモリが仲間になった

 

 

 また暫く歩いていると……

 

「あ、ともりんに楽奈ちゃん! それとスタッフさん?」

 

 うるさそうなのが来た。

 

「何してるの?」

「ちょっとエアコン買いに行く」

「へー。どんなの買うか決まってるの?」

「いや、決まるもなんも(推定)100パーセントセールだから」

「……なんて?」

「まあ……とりあえずエアコン貰いに行くって訳で……」

「……それ大丈夫なの?」

「……あのちゃん、一緒に……行く?」

「え? あー、うん。そーしよっかな……」

 

 ▶アノンが仲間になった

 

 

 その数分後……

 

「お前、燈どこに連れて行く気?」

「あなたこそなんで街中で斧振り回してるんですかね?」

 

 歩いていたら立希に斧振り下ろされていた。一応白刃取りで何とか無傷。

 俺は長男だったから何とか出来たけど次男だったら助からなかった。因みに兄弟がいる設定は無い。

 

「燈、コイツに何されたの?」

「え? いや……何も……」

「……お前、燈がこんなに可愛いのに手を出さないとか何考えてんの?」

「いやどないせぇっちゅうねん」

 

 早速暴走してますねぇ。

 

「なにか賄賂でも渡されたの? 正直に言って」

「え、いや、私が行きたいって……」

「抹茶パンPON☆とくれた」

「野良猫には聞いてない」

「てかお前が勝手に取ったんだろうが」

「……とにかく燈に何かあったらいけないから私も行く」

 

 ▶タキが勝手に仲間になった

 

 

 

「行かない」

 

 その数分後、出会ったそよを愛音と燈が誘うが彼女はその一点張りとなってる。

 

「ねー、そよりんも行こうよー!」

「行かない」

「そよちゃん、お願い……」

「行かない」

 

 俺的には別にどっちでもいいんだけどこの2人も連れていきたいの一点張り。さてどうするか。

 

「あ、そよりん! これ、Ave Mujicaからの挑戦状だよね。つまり祥子ちゃんもいるってことだよね〜」

「……だから?」

「一泡吹かせるチャンスだと思わない?」

「……今更どうでもいいよそんなの」

「ふーん、そよりん怖いんだ〜」

「……は?」

「だって怖いんだよね〜。また打ち負かせれちゃうかもしれないし〜」

「……れが」

 

 

 

 

 

「全っ然怖くないわよ!」

 

 なんか、そよが覚醒した。

 

「来いよそよりん、銃なんか捨ててかかってこい!」

「ハハハ……、

 だれがAve Mujicaなんか! 祥子ちゃんなんか怖くねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

「野郎ぶっ〇してやらぁぁぁ!!!」

 

 

 ▶ソヨが何故か仲間になった

 

 

 そして新たに4人を仲間に加え、彼らは戦場へと向かった……。

 

 

 

 

 

 

 数時間後、なんやかんやあってその島に辿り着いた。

 

「えーっと……なんでその辺りの話割愛されてるの?」

「いや、もうこの作品締切から1ヶ月以上経ってるしさっさと書き終えないとヤバいから」

「思ったよりメタ的事情だった!?」

 

 ちなみに後ろを見ると船はボロボロになっていた。それもそのはず、用意されてた船はぶっちゃけボロボロのエンジン搭載のヨットみたいな物だし、その道中でも最初に動かなかったエンジンをスタッフと立希が金属バットでぶっ叩いて直す所業に出るところから始まって、途中エンジンが制御不能になり危うく島に着くと同時に海岸の形を変えかねないことになっていたのだ。

 

「こう見ると訳わかんないね」

 

 状況を冷静に分析したところで愛音がそう言葉をこぼした。

 

「それはそうと……ここがその会場?」

 

 彼らの目の前には『試練の島』と分かりやすく書かれた看板があるデカイ門があった。

 

「とりあえず入るか……」

「でもどうやって?」

「ここにインターホンがあるから呼び出せばいい」

 

 でかい門の端には何故かご丁寧にインターホンが設置されていた。

 

『はい』

「こんにちはー。チラシ見てきた者なんですけど」

『ウチにはテレビはありませんわ。お引き取りください』

「・・・・・」

「公共放送局の集金だと思われてない?」

 

 態々インターホンを押して挨拶をしたのに突っ返された事で一同は途方に暮れていた。

 

「で、どうすんの? これじゃ入れないんだけど」

「もう1回やってみる?」

「………あれ? スタッフさんは?」

 

 燈がふと周りを見渡すと肝心のスタッフが居ないことに気づいた。

 

「アイツ……!」

「ん? なんか連絡来てる。えーっと……『全員その場から離れて』だって」

「は?」

「……というか、なんか聞こえない?」

 

 立希が愛音のスマホを覗き込むと、先程と同じ文章が綴られていた。

 そんな中、そよは謎の振動音に気づきその方向を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「離れろーーーー!!!」

 

 スタッフがどっから持ってきたか分からないショベルカーで突進してきていた。

 

「なんでショベルカーが!?」

「ってヤバいヤバいヤバい! ああ待って、ここで動かしちゃ駄目ですよ! 待って、止まれ!」

「とりあえず全員退避ー!!」

 

 困惑する中、5人は何とか走行路から離れることに成功。

 それと同時にショベルカーは門にぶつかり、一緒に大爆発を起こしたのだった。

 

「スタッフさーーーーん!!!!」

 

 余りに唐突な出来事に愛音が思わず声をあげた。

 

「これ……大丈夫なの?」

「は……早く助けなきゃ」

「待って燈! この爆発じゃ多分……」

「……とりあえず先進みましょ。多分大丈夫だから」

「は? なんでわかんの?」

「だってこれギャグ作品だし」

「……なるほど」

 

 愛音、燈、立希が混乱する中唯一冷静だったそよが指揮を取り、My Go!!!!!一同は先へ進んだ。

 

「………ん」

 

 1人はぐれた事に気付かないまま。

 

 

 

〇 〇 〇 〇 〇

 

 

 

「で、ここが四天王最初の部屋……」

「とりあえず入ってみよっか」

 

 少し歩くと分かりやすく「最初の四天王の部屋」と書かれた看板があった。

 覚悟を決めた4人は扉を開け、その部屋に入る。

 

「我、愛を恐れることなかれ。我が家はアモーリス!」

 

 するとAve Mujica四天王最初の刺客『アモーリス』が現れた。

 

「へ〜、君たちが今回の挑戦者かぁ〜」

「な……なんか凄そうな人来ちゃったけど……」

「ここまで来て貰ったところ悪いけど……君たちにはここで退場してもらおうかな〜?」

 

 強者の余裕と言わんばかりにアモーリスは笑っていた。

 一方のMy Go!!!!!の面々は状況についていけず唖然としていた。

 

 

 

 ただ一名を除いて。

 

 

「どうしたの〜? かかって来ないならこっちからチュドーン!!!!!あらぁぁぁぁぁ!!!!?」

「「「………え??」」」

 

 アモーリスの長い前置きが続いてると突然その本人が爆風とともに吹っ飛ばされた。

 燈、愛音、立希が爆音の元を見るとそこには発射口から火を吹いてるM202型ロケットランチャーを構えたそよがいた。

 

「ちょ……!! そよりん何してるの!?」

「余りにも長すぎたから」

「お前、そのロケットランチャーどっから持ってきた!? ていうか何でお前ロケットランチャー使えるんだよ!? どこで使い方を習った!?」

「普通に船に置いてあったし、使い方は説明書を読んだのよ」

「ロケランって説明書読んだら使えるものだっけ……?」

「それより、もうこの変なバトルさっさと終わらせちゃいましょ」

「いや、でも四天王って言うし後3人いるんでしょ? 流石に手短に行くのは難しいんじゃ……」

「いけるでしょ」

 

 そよの視線の先には『四天王控え室』というプレートが貼られた扉があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アモーリスがやられたようですね」

「……所詮あの子は四天王の中でも最弱」

「人間ごときに負けるなんてAve Mujicaの面汚しね」

 

 その扉の向こうではティモリス、モーティス、ドロリスの3人がいた。

 

「……ねえ、ノリで言っておいてなんだけど何この設定……」

「わからない。でも祥子のことだから何か考えがある」

「さて、次は私の番ですか。頼まれたからにはしっかりやらせていただきま……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュドーーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ティモリスが台詞を言い終わる前にその部屋が轟音と共に消し飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 扉の外ではまたしても火を吹いたロケットランチャーを構えているそよとそれに唖然してる燈たちがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これで四天王は全員倒したわね」

「あー、もうめちゃくちゃだよ……」

 

 そんなこんなしてる間にボスの部屋への鍵が開いた。

 

 

 

 

 

 ボスの部屋にて……

 

「お待ちしておりましたわ、チャレンジャーの皆様。私こそがオブリビオニス……。あなた方の最後の壁となる存在」

 

 そこには玉座に座り、かなり余裕を見せてる今回のゲームのボス的存在……オブリビオニスがいた。

 

「ここまで来たことは褒めて差し上げますわ。ですがそれもここまで。四天王を倒したくらいで私に勝てるとは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュドーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてオブリビオニスの言葉を最後まで聞かずにそよはロケットランチャーをぶっ放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……人の話は最後まで聞くものと教わらなかったのですか……? これだから人間は……」

 

 しかし、オブリビオニスは無傷だった……。

 

「な……っ!?」

「え!? 何で!!? 明らかに命中してたよね!?」

「私の周りにはバリアが張られてますの。そんな鉛弾では傷1つ着きませんわ」

「そんなの反則じゃん!!」

 

 その光景にそよ達は驚きを隠せない。

 しかし、オブリビオニスはそんな事はお構い無しと右手を天高くあげた。すると、無数のファンネルが現れ燈たちの頭上を囲む。

 

「散りなさい」

 

 手を振り下ろすと4人に向かって無数のレーザーが降り注ぐ。しかし、その光は彼女たちのスレスレに落ち、そよの所持していたロケットランチャーを破壊した。所謂、威嚇射撃だ。

 

「次は、命中させますわ」

 

 唯一の武器だったロケットランチャーを失った4人は満身創痍の状態に追い込まれた。

 

 

 

 

 

 ………ここまでか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待てーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中、突如として謎の声が響き渡った。

 

 

「こ、この声は!?」

 

 

 燈たちが声の元を辿るとそこには先程の爆発で生死不明になってたスタッフがいた。

 

「生きていたのか……」

「よくも哀れな子供の親を殺したな!」

「誰も死んでませんわ!!」

 

 そんな感じで謎のコントが発生する中、立希の隣で楽奈はモツモツと抹茶パンを貪っていた。

 

「……お前、今までどこにいた」

「スタッフが虫の息だったから観察してた」

「いや助けろよ!」

 

 こちらもコントが始まる中、スタッフとオブリビオニスは両者ともに構え戦う準備に入っていた。

 

「さて、ツレを可愛がってくれたお礼をしないとな……」

「大口を叩いてられるのも今のうちですわ」

「スタッフさん気をつけて! その人バリア張ってるからロケットランチャーでも敵わないんだよ!!」

 

 愛音からのアドバイスを聞き、「なるほど」と敵を観察。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてついに、スタッフが行動に出た。

 

「じゃあ対戦前にこちらをどうぞ」

 

 オブリビオニスが受け取ったものは……鹿の角。

 

「……なんですのこれは」

「それね〜、ここに来るまでに知らない人から貰った鹿の角。俺別に使わないからあげるよ」

「いやいりませんわよ!!! ……ってなんか変な音しませんかこれ……」

 

 渡された角の裏には……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんと、謎のタイマーが設置されていてその時間は徐々に0へと近づいていた。

 

「こ、これは!?」

「引っかかったね。それは角の形をした時限爆弾! お前か知らずに触ったところにスイッチがあってそれを押した時点で起動は完了してる! 流石のお前もゼロ距離でなら……この距離ならバリアは張れないな!!」

「……フンッ! こんなもの投げ飛ばせば……ってあれ? 取れない!?」

「こんなこともあろうかと持ち手に接着剤を付けておいた!」

「貴っ様ー!」

 

 オブリビオニスを罠にかけ、勝利までのピースは揃った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、思われたが……

 

「あのさ」

 

 そんな中、愛音がそっと手を挙げた。

 

「私たち、その人倒さないとこの部屋から出れないんだよね」

「そうですわね」

「じゃあさ……これ私たちも巻き添えになるよね」

「あ」

 

 それを聞いた一同は大慌て。

 なんとか扉を開けようとするがやはり鍵がかかったように固く、動かない。

 

「ちょ、これなんとか止まりませんの?!」

「それね〜、貰い物だから止め方わかんないのよ」

「そんなの困りますわ!! そうだ、庶民のやり方だと叩けば直るなんて言葉がありましたわね……」

「ちょっと待って! 精密機械をそんなに乱暴に扱ったら……。待って、止まれ!」

 

 オブリビオニスが爆弾を振ると徐々にカウントの音が早まっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 明らかにヤバそうな警戒音が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「……あ」」

 

 その間抜けた声と同時に、その部屋は内側から吹き飛んだ。

 そこにいたスタッフ、My Go!!!!!のメンバー達、そしてオブリビオニスはまるで某ロ〇ット団のように天高く吹っ飛ばされた。

 

 

「ねえりっきー、これって『やな感じ〜』とか言っといた方が良いのかな?」

「そんなこと私が知るか」

「というか、今回私とともりんとりっきーってただ着いてきただけだよね……」

「やめろ、それは言うな」

「あのちゃん……立希ちゃん……2人とも頑張ってた……。……そうだ、歌……歌ならっ!」

「ちょっ、ともりん!? ここだとよけい声にダメージ来るから止めといた方が良いって!」

「そうそう! 燈の思いは十分伝わったから!」

 

 

 その後、彼らは落下先が運良く病院だった事で無事一命を取り留めたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後日

 

「という訳でエアコンゲットしてきました」

 

 包帯でぐるぐる巻きになりながらも戻ってきたスタッフは凛々子に事後報告をしていた。

 

「お疲れ様〜」

「いや〜、死ぬかと思いました」

「でもこれで快適に過ごせるよ! ありがとう!」

「いえいえ。ところで1つ質問いいですか?」

「何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で既に冷房ついてるんですかね?」

 

 そう、RiNGに入った時点で室内はガンガンに冷房が効いていた。しかも、エアコンの爆発で一緒に吹っ飛んだ天井も綺麗に元通りになっている。

 

「あ〜、それはね〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オーナーに相談したら直してくれたんだ♪」

「じゃあ俺命かけてきた意味無いじゃないですか」

「そうそう。オーナーから君に伝言預かってるよ」

「伝言?」

「『やりきったかい?』だってさ」

「喧しいわ」

 

 ホンマあのお婆ちゃんだけは……。

 

「ところでこれ、医療費の明細書なんですけど保険おりますか?」

「出ないよ?」

「ゑ?」

「だって君、この時間タイムカード押してないもん」

「……今日限りでこの仕事辞めさせて貰います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





最後まで読んでくれてありがとうございました。
大遅刻してごめんなさい。


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