プリズマ☆イリヤのおねショタ物をかけないかなとかを仕事の合間にやってました。
そう、仕事。
ゴールデンウィークってなんですか?
その後音もなく始まったキリトと長ネギ丸の戦いはネットで何度も取り上げられるほどの一戦となった。
方や世界最高峰の反応速度を持つ二刀流の剣士。
方や世界で一番廃ゲーマーのキチガイ槍使い。
その二人の戦いは、異次元だった。
お互いの反応速度も動きも高水準。
おまけにお互いの性格から来る未来予測じみた動きが、周りから見ても意味不明な剣舞を形作っている。
そして、まず当たり前のようにシノンが犠牲になった。
なんの打ち合わせもなく殺し合いを始める化け物二人の動きに反応できるわけもなかったのだ。
「あ、てめ!シノン殺した隙を狙うとか卑怯だぞ!」
「知るか!隙を見せるほうが悪い!」
剣の軽さによってラッシュの速度がマシンガンを超える勢いへと変貌した連撃を当たり前のように銃剣として装備する1本の光剣で弾き、返す刀に至近距離で放たれるラインなし狙撃を2本の光剣が薙ぎ払う。
「つーか全部ツッコミたいけどなんだあの薬!またヒースクリフか!ヒースクリフなのか!?チートは犯罪だぞ!」
「合法!合法です!」
「そんなわけないだろ!!」
「まぁヒースクリフと一緒に遊んだのは認めるけど。あれ下着にちんちんをペイントする薬っていうか…装備解除の薬とあらかじめ決めてた絵を再現する薬というか…」
「はぁ!?」
「意外と全裸に見えるようにドンピシャでぶっかけるの難しいんだぜあれ。あと立体感出すものむずくて。練習台として全裸に剝かれまくった男たちがこの世界には量産されたわけだけど…」
「なにやってんの?え、ほんとになにやってんの!?」
「ヒースクリフはできるだけ大きいほうがいいっていうけど、僕は絶対お子様サイズのほうがおもろいっていってさ…1日ずっと殺し合ってたっけ…おちんちんサイズ決定戦は引き分けたので普通サイズになりました」
「お前らはどうしてそうくだらないことに全力なんだよ!!!」
「ゲームが好きだから」
「ちんちんが好きなだけだろ!!」
足下を振り抜かれた光剣を飛び越え、銃身を振り払いながら発砲する化け物の落下を狙うように神速の刺突が放たれる。
「そういやデスガンって結局どうやって殺してたんだろう…な!」
「え、そりゃ普通にリアルにも協力者がいるんでしょ。僕バカだからわかんねえけどよ、普通にゲームで人殺したからってリアルで人が死ぬわけないよね。もしかして、あんたバカァ?」
「ム、ムカつく…!というかそれならシノンがやべえじゃねえか!」
動き出した直後に当たらないと察して軌道が代わり、不可避のはずの絶死の剣技を陽炎のようにすり抜ける、なんてことを当たり前のように繰り返す2人は、どんどんと加速していく。
「このあと部屋に来てって呼ばれてたから住所なら知ってるけど…」
「やばいな。なんかシノンとお前って混ぜるな危険っていうか、シノンだけが一方的に病んでるのにそれを受け入れてバカまで一緒に落ちていきそうと言うか…普通に食うために呼ばれてるだろそれ…」
「なんか言った?」
「いいから人命救助だ!とりあえず!…話はそれからだ!」
「まずは殺し合いだろーが!つーか何のためにあんだけ煽ったと思ってんだよ。来るなら僕んちだろ。住所も教えたし」
「命知らずか!?」
───そんな殺意の応酬のさなかも2人はずっと、壮絶な笑みを浮かべていた。
瞳孔が開き、笑みが張り付いた口は浅い呼吸でなんとか酸素を取り戻そうと必死に繰り返す。
互いの技を吸収し、喰らい、より高みへと跳ね上がっていく。
思考がスパークし、だんだんと二人の動きについてこれなくなってきた
「しゃおらー!はい僕の勝ちー!!!」
「くそ!つーかそもそも視線が見えないバケツって反則だと思うんだよな!」
「うるせー!視線見えないからって銃口の向きと引き金引く指が見えるインファイト選ぶ化け物が何言ってんだ!京極真か!」
たった5分の殺し合いの終わり。
アバターの消える間際にそんな化け物たちのやり取りがあったとかなかったとか。
●
シノンは、思わず唾を飲んだ。
『僕んちの対ストーカートラップにお前のクラスメートかかってるけどどうする?』
『おいギリギリまで手は出すなよ』
『…なら足ならいいのでは?』
『突然のロー!?くそ、とんちやってんじゃねえんだぞ!』
『うっふ~ん、致死性の毒よぉ〜ん。ほーらお口を空けなさーい』
『絵面がどんどん最悪になってんだけど…』
『殺人に憧れるってあれだよな。サイコパス診断で高得点取りに行ってる奴みたいな痛さがあるよな』
『やめてやれよ…』
『ていうか殺人ってただの手段だからね。人殺して偉いなら今頃ヒースクリフは内閣総理大臣だし僕は地球大統領になってるつーの』
『どっちかって言うと宇宙海賊だけどな』
『そんな馬鹿な…そんなバハマ?バハマ!そーれここ!マダガスカル!!』
大会が終わり、安堵した直後にそんな電話があったのも数日前。
改めてシノンは長ネギの…静空の部屋を訪れていた。
クラスメートが自分を殺そうとしていたことやら、自分の罪やら受け止めきれない部分があったのだ。
そして、気づけば押し倒していた。
ある意味で、朝田詩乃は不幸な出会いをした、と後に静空は語る。
だってそうだろう。
この男と出会わなければ、朝田詩乃は別の形で前を向けていたのだから。
殺人という罪は、どこまで行っても消えはしない。
その苦しみは、一生背負っていくべきものだ。
朝田詩乃の不幸は、その苦しみを預けられる相手を見つけてしまったこと。
朝田詩乃の幸福は、相手が預けられたところで何も感じない廃棄孔のような存在だったこと。
罪は消えない。
でも、支え合うことはできる。
「…そんなに僕が欲しい?」
にやりと笑い、押し倒されているのに余裕のある顔をするその男は、やはり血の匂いに塗れていて。
「バカだなぁ詩乃は。まだ自分を許せないんだ」
きっと、その男は大量殺人を犯してもその殺人鬼を友と呼ぶのだろう。
母を守るため、誰かを守るためとは言えその手を血で染めた私すら、受け入れてくれるのだから。
その深みに。
落ちていきたくなる。
身を委ねたくなる。
「わたし、は───」
「…そんなに1人が寂しいなら」
同時に、思う。
この男を、支配したい、と。
犯して、穢して、傷つけて。
自分のものにしたい。
自分だけを見てほしい。
彼の友人だという誰かが羨ましくてしょうがない。
これは嫉妬心で、独占欲で、支配欲だ。
そんな、醜くてどうしょうもない我欲を、それでも少年は受け入れる。
「いいよ」
シノンは、自分の唾を飲んだ。
震える吐息で、思わず火傷しそうだ。
たった一言で、脳が茹だったように蕩ける。
欲しい。
この男が欲しい。
自分のモノになってほしい。
───視線が絡む。
その少女じみた男を自分の下卑た欲でめちゃくちゃにすることへの期待で鼓動が早まる。
力の籠もった自分の手が、華奢な手首を押さえつけて、その痛みに思わず少年が呻いた瞬間に、二人の距離はゼロになって───
死銃事件は、こうして一度幕を下ろした。
その幕が再び開く前に、エクスキャリバーと巨人に纏わる話や、一人の少女との物語が挟まることになる。
とりあえずキャリバー編のプロットとマザーズロザリオのプロットはうつすらできてて、アリシゼーションも1ネタ思い浮かんだのでそこだけするかもな、くらいのノリです。
相変わらず未定ではあります。
とりあえずGGО編お付き合いありがとうございました。
そして、自分の作品を推薦していただいたことがなさすぎて気づいてなかったのですが、この作品を推薦してくださった方がいるみたいです。
本当にありがとうございます。
日付見たらナビゲーションピクシーヒースクリフの日でした。
人生初が…女装妖精おじさんか…。
いや、感謝しかないんですけども…。
・プリズマ☆イリヤNTR本。
おねショタしたいなと思って雑に書いたやつ。
続きません。
https://syosetu.org/novel/411531/