異世界転生ってだけでもお腹いっぱいなのにチェンソーマンみたいな力ってマジ?   作:丸鋸

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この後の話どうしようか。
さっさと原作に入りたいなあ。


第11話

 

 

 

「──まあ楽にするがよい」

 

そう言って優雅に椅子へと腰かけた胸が大きくて面のいい女。

 

試合を中断し、通された場所は赤を基調とした高級感溢れるだだっ広い部屋。

高そうな家具やら小物やら何やら……とにかく総額いくらだ?思うほど凝ったデザインの部屋だった。

 

思わずキョロキョロしまくりの俺。

対して隣の鉄兜の男は落ち着いて立っているだけだった。

 

「物珍しいかそこの男」

「あ、俺デンジ。よろしく」

 

「名など聞いておらん。だがまあ今妾は機嫌が良い。覚えておいてやろう」

 

やったぜ。面のいい女に名前を覚えられた。

これは仲良くなれたな。

 

「それで、俺らはなんで呼ばれたんですかねぇ。まだ決着もついてねぇんすけど」

「もはや決着などどうでもよい。それに貴様らが戦い続けたところで決着などつかんだろう」

 

「…………」

 

それはそうだ。

決着がつくとすれば俺が吸える血がなくなってダウンすることだろうけどあんな100人規模の血液タンクだ。吸い終わるまで数十時間……いやもしかしたら何日もかかるかもしれん。

 

「妾は騎士を適当に見繕いたいだけじゃ。貴様らの実力はおおよそ把握した。故にどちらかには妾の騎士となってもらうぞ」

「んじゃ俺パスで」

「……あいにく俺も騎士には興味ねぇんだよなぁ」

 

騎士なんて柄じゃないし、やってる時間なんてない。

だが、

 

「ならん。どちらかは妾の騎士となれ」

 

うーむ、わがままお嬢様だ。

こうなったら、

 

「おい鉄兜。お前やれよ」

「なんでだよ。アンタがやれよ。見ろ目の前のお嬢様を。美人で出るとこ出てるアンタのドタイプど真ん中じゃねぇか。そんな女の騎士とか夢なんじゃねぇの?」

 

「……ふむ」

 

確かにそう言われるとそうだ。

面も良くておっぱいもデカイ。

 

クソ…!揺らいじまうじゃないか!

案外騎士も悪くないとか思っちまったよ…!

 

……てかなんで俺のタイプ知ってんの?え?怖。

 

「妾としては……貴様じゃ。デンジとやら」

「……あん?俺?」

 

「ああ、貴様に特に興味を持った。貴様が騎士となれ」

「……へへ、ご指名だぜ化け物くん」

「えぇ……」

 

いや、嬉しいけどさ。

フェルトのこともあるしなあ。

 

「……やっぱ無理。ごめん!」

「……はあ、仕方ないのう。ならばそこの……奇妙な装いの男。貴様が騎士じゃ」

「…………うぇ!?俺!?いややらないんだが!?」

 

「却下じゃ。貴様が今日から妾の騎士じゃ。拒否も否も認めん」

「えぇ……」

 

あ、さっきの俺と同じ反応だ。

へっへーん。鉄兜が馬鹿を見る〜♪

 

「さて、騎士も決まったことだ「いや、俺はやるとは」うるさい。静かにしていろ……さて、あの道化は無視してデンジとやら、貴様はおそらく武闘大会の賞金目当てだな?」

「……え?まあ、はい?」

 

「しかし、賞金は優勝者のみ。じゃが、残ったのは2人じゃ。故に優勝などというものもない」

「えー!じゃあ金くれねぇのかよ……」

 

「慌てるでないわ。慈悲深い妾じゃ。貴様にもしかと褒美を取らせよう」

「お、何くれんの?」

 

 

 

「なんでも好きな願いを言え。それをくれてやる」

 

「じゃあおっぱい揉ませてください」

 

 

 

「「…………」」

「ブフォ…!」

 

鉄兜の男の吹き出す声が聞こえた。

 

………ちくしょう!胸に気を取られたばかりに思わず口に出ちまった!

なんてことだ…!普通に金もらおうと思ってたのに口から出たのはおっぱいだと…!

 

最近、ガチで考え方とかが原作デンジに近づいてきてねえか?これはまずいですよ!

 

「……ほう、貴様胸を所望するか」

「はい!揉みたい!」

 

くそ!反射で反応してしまう。これがおっぱい魔力というものか!

 

「そうか。ま、良いだろう。おい道化。胸を出せ」

「「……え?」」

 

「……いや、俺の胸揉むのかよ!」

「お前の雄っぱいなんて揉みたくねえよ!」

 

胸元を抑える男と地面にうなだれる俺。

いや確かに人物指定してなかったけど!してなかったけどさぁ!

 

「普通アンタの胸のことだろうが!」

「妾が胸を揉ませるわけないだろう」

 

「なぜですかァ〜!」

 

「妾の胸はそんなに安っぽいものではない。どうしても揉みたいのであればまずは妾に対して徳を積めデンジ」

「くっそぅ…!」

 

弄びやがって!弄びやがって俺の純情!

あー、人生ってクソだなー。クソゲーだクソゲー。

 

「妾の召集には応じよ。妾の命は何よりも優先しろ。妾の機嫌を取り続けろ。これを続けていれば……いずれ揉ませてやるかもしれんなあ」

 

「言ったなぁ!約束だかんな!」

 

「……いや、それほぼ騎士「黙れ」……うす」

 

ニヤニヤと嫌味ったらしい笑顔で小馬鹿にしたような声音。

 

ムカつくけど……面はいいし、いずれ揉ませてくれんなら許すか。うん。

 

「それで、こやつの胸を揉むのか揉まんのか?」

「野郎の雄っぱいなんて興味ねー」

 

「そうか、受け取らんのならここまでじゃな」

「……え?金とかは?」

 

「貴様の願いは胸で、妾が用意したのに受け取らなかった。それで終わりじゃ。残念じゃったな」

「クソが!」

 

じゃあ、何の成果も得られませんでしたってことかよ!

なんのために今日ここに来たんだ俺は。

 

「ま、せいぜいいつかは妾の胸をもめるように妾のために努めろ」

「絶対だからな!絶対揉ませろよ!」

 

「いずれな」

 

じゃあ今日は引いてやる。

いずれ来る素晴らしき未来のための布石ってやつだ。

 

やってやるぜ!俺はいつかおっぱい揉むんだい!

 

「いや、ちょろすぎるだろ……"兄弟"」

「ははは、からかいがいのある男よ。良い暇つぶしの道具を手に入れたわ」

 

 




プリシラ様、いたくデンジを気に入りました。
やったね(遠い目)

みんなの好きな王選候補者

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  • プリシラ
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