バーダックみたいになりたくて!   作:レタスよりキャベツ派

5 / 5
 サブタイトルで誰が来たかバラすスタイル。
急なアンケートご協力ありがとうございました。
最終結果は此方になります。
(11) あった方がいい
(3) ない方がいい
(83) どちらでもいい(次話はよ)
(8) 閲覧用(進捗どうですか?)
 結果と自分の欲(ヤケクソ)に開き直って今回から各話にタイトルが追加されます。
それに伴いこの話が投稿される頃には、他の話にタイトルもついているでしょう。付いてなかったら多分まだ考えてます。
 拙作のターレスの呼び名を数日間、夜寝ながら考えたのですが、バーターとか如何でしょうか。
芸能界などで抱き合わせ出演(有名な芸能人と知名度の低い芸能人をセットで出演させること)と言った意味らしいのですが、本作のターレスも一人で二人みたいなんである意味抱き合わせみたいなものでしょう(バーダックはともかく、今の子とかターレス知らないんじゃないかな的な意味合いも)。BL的な意味ではなく。
丁度名前がフュージョンしてるみたいで丁度いいですし。
 そんな訳で初投稿です。


VS超ナメック星人①

 道中でアニメ原作であることが分かった俺は、あるものを探して、要らんと思うが一応仕込みをしてきた。

そのまま超スピードで目的地に向かった俺は、目的地に近づくにつれ肌で気配を感じ取れるようになった。

 

(いる…!この邪悪な気配…やはり時期的に地球に来るなら……考えられるとしたらヤツしかいない!)

 

 だが妙だ。

確か映画の内容的にヤツが来た時に、惑星が衝突するとかなんとかで地球の危機って話だったのに今のところ惑星の影すらない。

 それに雲を覆うドローンのような機械を飛ばしている様子もない。

俺という存在の所為なのか。悟空があの世にいる間に始まった劇場版の話の時点でそもそもおかしいがな。

……まぁそれでも地球を侵略しに来たってのに変わりはない。

その証拠に野次馬共を宇宙船から降りた宇宙服の様な戦闘スーツを着た奴等がエネルギー弾を撃ちまくって殺して回ってるしな。文明人としての交渉の余地も無く、敵って訳だ。

 観察していると、逃げ惑う地球人の波の中に逆に走っていく子供が居た。

その子供は果敢にも戦闘員に立ち向かってって、あれよく見たら悟飯じゃないか?格好が山吹色の道着に背中に魔って書いてあるから修行中にこっちに来たな。師匠の監督不行き届きだろこれ。

なんか思ったより手強いのか、少し劣勢気味だな。

加勢するか。どうせ俺がしなくてもピッコロが来るかもしれないが、準備運動には丁度いい。

 それにコイツらの弱点は分かってる。

そして俺は急降下し、悟飯に襲い掛かろうとしていた戦闘員を殴り飛ばす。

 ヘルメットのサングラス部分を砕かれ、断末魔の叫びを上げながら生き絶えた。やはりな。

 その様子に茫然とする悟飯だが、その後ろに迫る戦闘員にエネルギー波を放つ。

 

「ターレスさん……あ、ありが「何を呆けている!戦場で隙を見せた奴から死ぬんだぞ!」ッ!」

 

その言葉にハッとした表情になった悟飯は改めて決意を固め、戦闘員達に向かって行く。齢一桁の幼児に対して投げ掛ける言葉ではないのが分かるが、俺もコイツも戦闘民族サイヤ人なんだ。そんな甘っちょろいことを言ってる場合ではない。

向かってくる敵を千切っては投げ、千切っては投げを繰り返すが、頭数が多いのか中々減らない。

 俺はともかく、悟飯は少し疲れが見え始めてきた。

それもその筈。コイツら戦闘員なのに少し強い気がする。

雑魚にしては中々やるな、サイバイマンよりちょっと上ってところか。

 そこで少し悟飯にアドバイスする事にした。

 

「息が上がってるな、悟飯。もうギブアップか?」

 

 そう言いながらも、周りに寄ってくる奴等を片手間で殺していく。

悟飯と背中合わせになるように連中に対峙する。

 対する彼方は、二人とは言え思ったより手強いからか少しずつ怯えて距離を取り始めた。

 

「……ハァハァ、ターレスさん凄いや。僕が一体倒してる間に倍の人数を相手にして倒してる…」

 

「“今”は俺の方が強いだけだ、それにコイツら見てて気が付かないか?」

 

「え?」

 

「コイツらの格好、上まで覆うタイプの戦闘スーツだ。あの手のやつは惑星の環境に適応出来ないから身を守る為に着込んでいるか、若しくは着るだけで何か効果があるかのどちらかだ」

 

「!」

 

「で、この場合は恐らく前者だ。見てろ。ハァッ!」

 

 そう言って球体のエネルギー弾を丁度迫ってきた戦闘員に投げ付ける。

ヘルメットのガラス部分が割れ、苦しみながら死んでいく。

 

「…うっ!」

 

「目を背けるな悟飯!戦いとはこういうものだ。相手の隙を見て弱点を突く。戦場での基本だ。奴等は環境に適応出来ないからあのスーツを着ている……これで俺の仮説が正しいことが判明したな。次はどいつだ?」

 

 弱点も露見し、完全に勝機を失った戦闘員達は逃げ出し始めた。

……まぁ逃げたところで、コイツらの運命は決まってるんだけどな。

 目の前から逃げ出した戦闘員を尻目に、悟飯は尻餅をついて一息付いていた。

荒野で半年くらいサバイバルをしてたとは言え、本格的な命の取り合いの実戦は今回が初めてだから、そりゃそうなるわな。初陣にしては中々良い動きだったと思うが、特にそれを言ったりはしない。別に父親でも師匠でもないしな。

 

「……他の連中は?」

 

「え?たぶん、ピッコロさんなら来てくれると思いますよ?」

 

 この時期の悟飯ってまだ余り他のZ戦士の事知らないか。

まぁ援軍を期待してる訳ではないが。

 

「アイツだけか……っ!」

 

「………っ!」

 

 瞬間、宇宙船の中から爆発的な気の上昇を感じた俺と悟飯は、反射的に構えを取る。

 

『ぐわぁぁぁぁー‼︎』

 

 

 叫び声と爆発音が同時に響く。戦闘員達がポップコーンが弾けるみたいに勢いよく飛び出てきた。

まぁだろうなとは思ったぜ。アイツ部下の失敗=死だもんな。

 母星だと神みたいな扱いを受けてたらしいし、そりゃそうなってもおかしくは無いと思うが。

 

 

「おいでなすったか…ん?」

 

 その奥から大小様々な体格をした四体の宇宙人に連れられ、その更に奥から体格のいい親玉と思しき一体の宇宙人が出てこようとしていた。

……この時点で俺の知ってる記憶と大分違うな。大体劇場版で戦ったのって三体だけじゃなかったか?一体は確か、粛清されてたような気がする。

 それに奥の親玉は、老いた姿から全盛期のその姿になる為にドラゴンボールを使う筈なのに既にもう若かりし頃の姿なのだ。

 だから一体生きてるのか。年寄り扱いしても今の姿なら失言にならないからな。

その疑問の答えがわかると同時に、俺はそいつの手に持っていたものに驚愕を露わにする。

 

「バカな……⁉︎アレは⁉︎」

 

「ターレスさん?」

 

「なぜ貴様がそれを持っている!」

 

 そう、その手に持っていたのは。

──神精樹の実。

その実に齧り付きながら、悠々と此方に歩いてくる親玉─スラッグは此方を一瞥するばかりで何も言わずに不敵な笑みを浮かべている。

 此奴こんな冷静なキャラだったか?もっと直情型で暴虐な性格だと思っていたが。

 

「貴様、大宇宙の王たるスラッグ様になんたる口の聞き方ダボ‼︎」

 

「スラッグ様!我々に歯向かう愚かな奴等に、身の程を思い知らせる許可を!」

 

 付き従っている部下が俺の態度に激昂する中、奴は実を手から放した瞬間─その持っていた方の手でエネルギー波を飛ばしてきた。

狙いは俺じゃなく、悟飯。

 急な攻撃で明らかに反応出来てない。

俺はコイツを庇う理由がない、と思ったがこの後にサイヤ人戦が控えているんだ。

 仙豆があるとは言え、大怪我させるのは避けたい。

…既にコイツらが来てしまっているんだ。この世界がアニメの通りならまだまだこの先危ない橋を渡る。最悪死ぬ事になったとしても、地球のドラゴンボールでの蘇生は温存しておきたい。

どっちみち俺がやるしかない。

 

「チィッ!」

 

 悟飯の前に出て弾こうとするも、その攻撃の重さに俺は一瞬躊躇ぐ。

 

(!思ったよりも速い、それに重い!)

 

 だが弾けない訳ではない。

少し気を解放して、エネルギー波を明後日の方向に飛ばす。

 それを見たスラッグはニヤリと笑って口を開いた。

 

「ほぅ……やるな。流石はサイヤ人、と言ったところか?」

 

 悟空と違って俺は見るからにわかりやすくサイヤ人だからな。

そりゃ分かるか。

 

「大宇宙の王様は俺達サイヤ人についても知ってる辺り大変物知りらしい、己の事は何一つ知らない癖にな」

 

「……なんだと?」

 

「貴様ッ!スラッグ様に何たる口の聞き方を「構わん」しかし、スラッグ様!」

 

 俺の言葉に奴の表情から笑みが消える。恐らくだが戦闘力の差を掴みかねているのだろう。

 神精樹の実をどのくらい食べたか知らないが、若返るなんてのは相当食べないと起きない副次的効果だろう。それを食べていたのがターレスだからサイヤ人の特性故表れなかったのだろう。

 俺も最初期の頃はターレスに倣って神精樹の実を食べて戦闘力を上げたが、今のやつはこの後来たるサイヤ人二人よりは強いだろう。映画では界王様もあのフリーザに匹敵する等と溢していた様な気がするのだが、今の俺ならフリーザは無理でもコイツは倒せる気がする。

 

「貴様らは見たところサイヤ人の親子のようだな?絶滅したと聞いているサイヤ人の戦力なら、うってつけだ。我が軍門に降れば許してやるぞ。今大量に戦闘員を失ったばかりでな、正に丁度いい」

 

「スラッグ様⁉︎そんなサイヤ人などという野蛮な猿なぞ、我等に劣る存在を‼︎」

 

「…この俺に意見するのか?」

 

「…い、いえ!滅相もございません!」

 

「フン、愚か者め。さぁ、どうする?」

 

 反対する部下を他所に此方を勧誘してきた。先程一体増えてると思った側に控えている巨体のヤツだ。お前そんな失言祭りばっかりなんだから映画で真っ先に死んだんだぞ。

…というのは置いておいて。

 先程までの俺らの姿勢からこの勧誘が出来るということは、たとえ個で勝てなくても数では勝てると思っているようだ。彼方は五人に対して此方はたった二人。戦力差を考慮しても恐らく俺には勝てると踏んだのだろう。

 舐められてる。

これはサイヤ人としてのプライドを大いに傷付けられた。

 たとえターレスでもバーダックでも、キレてるだろうぜ。

ここで怒りを爆発させてもいいが、まだ早い。

 その余裕そうな表情も今の内だけだ。言わせておこう。

 

「誰がお前ら何かと…!」

 

「子供の貴様に選択権は与えてないぞ。親は子に従うものなのだからな」

 

 うわっ毒親みたいな事言ってる。

つーかさり気なくさっきから悟飯と俺が親子に見られてるの何なんだ。

 あれか?やっぱり顔似てるからか?すまんな悟飯。お前の親父と俺の顔が似てるばっかりに。恨むならサイヤ人の下級戦士の顔のタイプが少ない事を恨んでくれ。

こんな悪人ヅラからこんな穏やかな子が生まれる訳ないのにな。

 こっちは子供はまだ仕込んでる最中だし、失礼な奴だぜ。

 

「そうだな、悟飯の言う通りだ。丁重にお断りさせて頂こう」

 

 そう言いながら俺はエネルギー弾を形成し、頭上に投げる。

これでコイツがサイヤ人の事をどこまで知っているか、試させて貰おう。

 するとすかさず俺のエネルギー弾を攻撃し、破壊する。

パワーボールじゃないから特に困らないが、一応それっぽいリアクションしたら此方の術中に嵌ってくれるだろう。

 

「何……⁉︎」

 

「先程から余裕そうに見えたのはやはりそうか。サイヤ人には満月を見て大猿になるという習性があると聞く。今のもその効果があるものだろう?それが貴様の奥の手だったようだな」

 

「くっ…」

 

「俺が物知りで残念だったな、誘いを断った事を後悔するがいい‼︎」

 

 やはりな。

コイツ、サイヤ人の事をあまり知らないな。

 俺は下級戦士であってもパワーボールを使える例外であるが、基本的にパワーボールを使えるのは上級戦士に限る。

 大猿のことを知ってるのは基本的に侵略される側の奴等だからな、噂話程度にしか知らないんだろう。

 大宇宙の王が聞いて呆れるぜ。

部下四人が戦闘態勢に入る。

 映画だとメダマッチャ一体にも追い込まれた悟飯だ、正直言ってどいつと当たっても勝てるとは思えん。

 

(来るか……!ん?新たに気が四つ…?)

 

 

 その時、後ろから多種多様なエネルギー弾が奴ら目掛けて襲い掛かった。

無論、それ位でやられる訳もなく精々土煙を立てたくらいだな。

 一つは操気弾。二つはどどん波。そして、かめはめ波。

 

「何者だ!」

 

「姿を見せろ!」

 

「……アイツら、来やがったのか」

 

 そこにいたのは、ヤムチャに天津飯にチャオズ、そしてクリリンだった。

…前から思ってたけど、この頃のZ戦士ハゲ率高いなぁ。他三人見習って頭丸めるとかしろよな、ヤムチャ。

 まぁこのZの後期髪の毛短くなるけども。

 

「何しに来た?」

 

「サイヤ人のお前にばかり任せてられないぜ!地球は俺達地球人が守るもんだ!」

 

「それに丁度神殿での修行の成果を知るいい機会だ、自分がどこまで強くなったかのな」

 

「俺たちだってやるって所、見せてやらなきゃな!今頃必死に修行してる悟空に顔向け出来ないぜ!」

 

「ボクも!」

 

 サイヤ人に負けず劣らず命知らずの連中だ。

これだからZ戦士は嫌いにならないんだよな。

 

「足を引っ張るなよ、お前達?あの奥の奴は俺がやる」

 

「んだとぉ!「よせヤムチャ」天津飯!んな事言ったって!」

 

「……任せていいんだな?」

 

「あぁ、やれるのは俺しかいないだろう。だったら俺がやるだけだ」

 

「死なないでくれよターレス、悟空が居ない今、お前だけが頼りだ!」

 

 俺の物言いに怒るヤムチャ、思う所はあるのか場を見て話す天津飯、俺に後を託すクリリン。

 本当、三者三様だな。ここまで無口のチャオズ、お前はなんか喋れ。

 

「さて、これで出揃ったな」

 

 スラッグ軍団vs俺+Z戦士。

頭数での差はこれで埋められた。

 そう思った時、奴等の宇宙船から派手な音と共にドローンのような機械が飛び出してきた。

 アレって空を覆うやつだろ?こりゃタイムリミットも付いたな。

急がないとどんどん不利になるな。

 

「なんだアレは…」

 

「空を覆って日光を遮ろうっていう機械だ。奴等は太陽の光が苦手らしいからな」

 

「なんだって⁉︎」

 

「じゃあこのままだと…」

 

「少しずつ奴等が住みやすい環境になって、地球は奴等の物になる」

 

「‼︎こりゃ時間との戦いって訳か!」

 

 

──こうして地球の運命を掛けた戦いは、幕を開けた。

 




 今話投稿する前に本作のお気に入りが500件突破しました!
やっぱドラゴンボールというコンテンツの偉大さを実感しますね。今後もより面白くなるよう頑張りたいと思います。
〜おまけ〜
俺「暇やな…せや、AIでバーダックの格好をしたターレスってどうなるか聞いたろ!」
以下回答まとめ
外見:バーダックはサイヤ人戦士の典型的な戦闘服を着ており、スカーフのような首元の装飾が特徴的です(頭じゃね?)。ターレスがこれを着た場合、彼の基本的な外見は変わりませんが、視覚的にバーダックに似せることができます。ただし、体型や髪型が異なるため、完全に同じとはならないでしょう。

キャラクター設定: 物語上、ターレスとバーダックは別の存在です。バーダックはフリーザの陰謀を知り、仲間を救おうとする正義感あふれるキャラクターです。一方、ターレスは冷酷で野心的な戦士です。外見が同じになっても、彼の行動や性格は変わらないため、ストーリーの展開は大きく変わらないでしょう。

ファンからの反応: ドラゴンボールファンにとっては、ターレスがバーダックの格好をするというアイデアは新鮮で面白いクロスオーバーとして受け止められるかもしれません。ファンアートやファン作品として楽しまれる可能性があります(探したけど見当たらない)。

戦闘スタイル:ターレスの戦闘スタイルは神精樹の実を利用したものですが、バーダックの格好をしてもそのスタイルは変わらないでしょう。ただし、バーダックの戦闘服が持つ防御力や機能が戦闘にどのように影響するかは興味深い点です。

このように、ターレスがバーダックの格好をするという設定は、視覚的な面白さやファンコミュニティでの創造性を刺激する可能性がありますが、キャラクターの根本的な性格や行動には大きな影響を与えないでしょう。

俺「憑依設定どうかなと思ってたけど、ある意味最適解だったのか…」

評価・感想よろしくお願いします。

各話にサブタイトルを付けようかと思ったんですが、この作品のタイトルからして作者にその手のセンスがありません。あった方がいいか無い方がいいか聞きたいと思います。

  • あった方がいい
  • ない方がいい
  • どちらでもいい(次話はよ)
  • 閲覧用(進捗どうですか?)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。