咲き誇る鉄の華   作:ハトンビー

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それはまるで流星の如く

 

 鉄華団本部地下。

 今は格納庫として使われているそこは、かつては施設の動力源として〈バルバトス〉が繋がれていた場所。

 そこにあるべき機体は未だ戻らず、寂しげに主の帰りを待つ空間を、一区画だけ点けられた照明が浮かび上がらせている。

 光の縁よりも少し外側で、適当な箱を椅子にしていたオルガは、背後の足音を聞いて振り向いた。

 

「悪いな、ミカ」

「いいよ──で、どうすればいい?」

 

 やって来たのは三日月で、呼んだのは、もちろんオルガだ。

 終業時間はとうに過ぎているが、どうしても今日中に話しておきたいことがあった。

 

「急ですまねえが、明日一番で、おやっさんと〈バルバトス〉を取りに行ってもらう」

「わかった」

 

 即答だった。

 オルガは少しの間固まり、ややあって失笑した。

 

「普通『何で?』とか聞くとこだぞ」

「仕事でしょ?」

 

 さも当然という風に返されて、今度こそオルガは笑った。

 横に立った三日月の視線を追って、オルガは光に照らされた空間へと目を向ける。

 

「例のお嬢さんの案件だが、どうもきな臭くてな……合流の座標は後で伝える」

 

 クーデリアからの依頼。ハーフメタル採掘現場を訪れる、視察団の護衛任務。アーブラウ植民地域以外の有力者も招いて行われる、外交的にも重要なイベントだ。

 視察団の訪問は二週間後で、期間は一週間。今まさに火星へと〈バルバトス〉を運んでいる輸送船は、どうやら到着が間に合いそうにない。

 ならば、こちらから足の速い船で出向いて、航路の途中で落ち合い、積荷(バルバトス)を受け取ったら蜻蛉返りしようというわけだ。それでも間に合うかは微妙だが、何もしないよりは良い。

 

「間に合わせるよ。それがオルガの命令ならね」

 

 こちらへと顔を向けた三日月。

 片方は見えなくなってしまったけれど、出会った頃から変わらぬ、空色の瞳。

 

「ああ……頼むぜ、遊撃隊長」

 

 オルガは立ち上がり、三日月と拳を突き合わせた。

 

 

 

 その信頼が少し怖い──とは、言えないままに。

 

 

 

 

 

 

「ったく、何が実戦だよ……」

 

 冷え込む夜の荒野にて、軍用携帯コンロの火を眺めながら、ハッシュは小さく毒づいた。

 

「だよなあ……」

「もう一週間だってのに……」

 

 コンロを囲んでぼやいたのは、バディであるザックと、彼と同じく同期のメイルだ。

 実働二番隊隊長である昭弘の指揮の下、MW隊として任務に臨んだハッシュたち。これが初陣になると言われて意気込んだのも束の間、昼はよくわからないお偉いさんの護衛に、夜は一晩中、交代で哨戒。実戦とは名ばかりで、特にこれといったトラブルも無いまま、最終日を迎えようとしている。

 もちろん、その方が良いということは、ハッシュもわかってはいるけれど──ずっと戦場に立つ日を夢見てきただけに、拍子抜けしたという感想は否めない。

 

「あでも、お姫様は可愛かったけどな」

「まーな」

 

 ザックの言うお姫様、とは、言わずもがなクーデリアのことである。

 

「てかメイル、昼間お姫様の近くにいたよな?」

「はは……よく見てんな」

「……どうだった?」

「……すっげえ良い匂いだった」

 

 クーデリア嬢は新人たちの間でも人気の的で、特にザックはこの数日間、事あるごとに彼女の話をしてばかりだ。

 その手の話題にあまり興味が無いハッシュは、適当に相槌を打ちながら、ポークビーンズを口に運ぶ。

 

 

 

 敵襲の報が入ったのは、その二分後のことだった。

 

 

 

 

 

 

 団員から知らせを受けたオルガは、すぐさまクーデリアを呼び寄せた。

 

「視察団の連中は?」

「明日の視察についての打ち合わせを──」

「悪いが、そいつは中止だ」

 

 クーデリアが息を呑んだのも構わず、オルガは続けた。

 

「『夜明けの地平線団』が、ここに向かってるって情報が入った」

「夜明けの……?」

「海賊だ」

 

 それも、ただの宇宙海賊ではない。構成員数、二千五百。十隻の航宙艦艇と、多数の機動兵器を保有する、テイワズも手を焼くほどの大海賊だ。

 大部隊による襲撃。事前に想定していた中でも、最悪に近い状況である。

 

「そいつが三日前に火星に降りた──クソ、もう来やがったか。すまねえ、情報の裏取りに手間取ってこのザマだ」

 

 夜の静寂を破って、遠く砲声が響く。

 おそらく敵の先鋒はMW。対するこちらはユージンの指揮の下、昭弘率いるMW隊が戦線を保たせる手筈だ。機動防御を担うMS隊は少し離れた野営地にいて、今頃は出撃準備の真っ最中だろう。

 ビスケットは本部の留守を預かりつつ、情報分析を行うため不在。同様に、ラフタとアジーも予備戦力として、本部で待機となっていた。

 

「とりあえずあんたらは、ここのシェルターに避難してくれ」

「あの、三日月は──」

 

 不安げな声のクーデリアに対し、オルガは歯切れの悪い返事を返した。

 

「ちょっと出張中でな。こっちに向かってる筈だが……」

 

 こちらの状況はビスケットを介して三日月にも伝わっているだろうが、到着がいつになるかは読み切れない。

 瞳を揺らしながら、胸の前で手を握ったクーデリア。

 彼女と自身を、少しでも勇気づけようと、オルガは意識的に口角を吊り上げた。

 

「なあに心配すんな。俺たちは、鉄華団だ」

 

 

 

 

 

 

 荒れ野の向こうで。自機の隣で。

 マズルフラッシュが幾度となく瞬き、数多の砲弾が大地を抉る。

 

『三班、もうすぐ交代が来る。到着次第補給だ! 五班、敵中央にミサイル一斉射! 出し惜しみはいらねえ、全弾ぶちまけろ!』

 

 通信機から届くユージンの指揮。絶え間なく轟く砲撃音。

 怒号や悲鳴がそこかしこで飛び交う中、夜空に白煙の軌跡を描いて、敵陣に殺到するミサイルの群れ。

 その放物線を眺める間もなく、ハッシュは複座式MWの砲手席にて、照準用ディスプレイを覗き込みながら遮二無二トリガーを引く。

 手を血で染める覚悟は済ませた。ハッシュのMWは左右の主砲を交互に放つが、飛んでいった砲弾は地面を穿つばかりで、敵のMWにはまるで当たらない。あの厳しかった訓練が、如何に易しいものであったかを思い知らされる。

 

『一班突っ込むぞ! 援護しろ!』

 

 果敢にも敵陣に飛び込んでいくのは、昭弘を筆頭とするベテランの団員たちだ。

 ハッシュらの乗機と見た目は同じなれど、阿頼耶識を搭載した単座型のMW。さながら野犬の群れのように、迂闊にも突出した敵機を、背後へと回り込みながら撃破。

 そのまま流れを止めることなく、次の獲物へと向かっていく。人と兵器を一体化する、阿頼耶識だからこそ実現しうる、その機動。

 遥か後方から彼らを見遣ったハッシュは、左右それぞれの手で主砲を撃ち続けながら、操縦席のザックへと通信越しに叫んだ。

 

「ザック、俺たちも前に出るぞ! こんなところじゃ、手柄も立てらんねえ!」

『お、おう──』

 

 ザックの困惑気味な声を聞いた直後、機内に警報音が鳴り響いた。

 特徴的なその音を聞き、ハッシュの脳裏に、訓練の一幕が蘇る。

 

『おい、この警報って』

「エイハブ・ウェーブ……!」

 

 言うが早いか、自陣の前方に複数の着弾。幸い被弾した者は居なかったが、巻き上がった土砂に視界が妨げられる。

 立ちこめる土煙を掻き分けて、現れた機械の巨人。どっしりとした体躯に、緑と茶に塗り分けられた分厚い装甲。手にはライフル、腰には大剣(バスターソード)を携え、三角形を連ねたようなカメラアイの光が、バイザーの奥で左右に動く。

 先立って聞かされた名前は〈ガルム・ロディ〉。夜明けの地平線団が運用する、重装型MSだ。

 

『MS! MSだあ!』

『第二ラインまで退がれ!』

『死ぬうー!!』

 

 阿鼻叫喚となりながら、一斉に後退する鉄華団のMWたち。サイズも機動力もMSの方が上だし、弾を撃ったところでナノラミネートアーマーには通らないのだから、逃げの一手しか無い。

 彼らに呼応するかのごとく、海賊どものMWも、泡を食った様子で退いた──友軍だろうとスラスターの噴射でひっくり返されることもあるし、とばっちりで蹴飛ばされでもしたら、たまったものではない。

 

『オイオイオイオイ、これでも前に出んのかよお!?』

「馬鹿言うな──うわっ!?」

 

 全速力でバックする、ハッシュのMWのすぐ側に着弾。

 続け様に、友軍のあちこちで着弾。着弾。着弾。

 一般的なMSのライフルは、MWの主砲よりも口径が大きいくせに、連射速度も上というふざけた代物だ。

 当然、直撃すれば一巻の終わり。

 操縦をザックに預けているハッシュは、弾が狙いを外してくれるよう、砲手席で祈ることしかできない。

 通信機の向こうで、メイルが絶叫している。

 

『やめて! 嫌だ嫌だ! 死にたく』

 

 

 

 くぐもった音がして、メイルの声が消えた。

 

 

 

『メイル!? メイル、メイルが……!』

 

 ザックの声が震えている。

 大破炎上するMWが敵軍側に遠ざかっていくのを、ハッシュはただ呆然と眺めた。

 メイルが──死んだ?

 最期はどうだった? 痛かった? 苦しかった? それとも、楽に逝けたのか?

 色々な思考が駆け巡った。

 けれど、メイルの死を悼む暇は無い──気を抜いたが最後、次は自分がやられる!

 

「くっそ……俺は、こんなところで……!」

 

 沸き上がる恐怖に、ハッシュが目を閉じた、そのとき。

 

『待たせたな、てめーらあ!』

 

 聞き馴染んだ声と共に、一陣の風が吹いた。

 

 

 

 

 

 

『遅えんだよシノ! とっとと働け!』

「たりめーだ!」

 

 仲間たちの頭上を飛び越えて、奇怪な風貌のMSが戦場に躍り出る。

 右手に長柄斧(バスタードアックス)、左手にはハンドガン。機体の大部分をド派手な(ショッキング)ピンクに染め上げつつも、明らかな異彩を放つ鈍色の顔面と右腕。

 シノが操るその機体は〈流星号〉──正式名称〈グレイズ改参〉。二年前の戦いでこっ酷く損傷した〈グレイズ改弐〉に、テイワズ製MSの部品を無理矢理組み込みでっち上げた機体だ。

 改修前から阿頼耶識はそのまま引き継がれていて、蓄積された戦闘データを基に、シノ向けに調整が施された専用機。

 当初はシノの新たな乗機が用意されるまでの()()だった筈が、資金面その他諸々の事情により、今もこうして第一線で活躍し続けている。

 

「鉄華団実働一番隊!」

 

 随伴する二機の〈獅電〉にはダンテと、彼と同じく元ヒューマンデブリのデルマ。

 敵味方の双方へ、シノは高らかに名乗りを上げる。

 

「──いや、『流星隊』! 行っくぜえー!!」

 

 僚機二人の微妙な反応はスルーして、バックパックの大型スラスターを全開。

 〈流星号〉は蒼炎の尾を引いて加速しながら、手近な〈ガルム・ロディ〉へとハンドガンで牽制射撃。注意を引いた一機へとなおも突進しつつ、長柄斧を大上段に振りかぶった。

 

「そおら、よっ!」

 

 振り下ろした長柄斧は、咄嗟に抜き放たれた〈ガルム・ロディ〉の大剣に防がれた。

 そのまま両機は鍔迫り合いに移行。右腕一本で長柄斧を押し込む〈流星号〉と、ライフルを捨て両手で大剣を支える〈ガルム・ロディ〉。

 パワーだけなら〈ガルム・ロディ〉が有利──だが、両手を塞いだのは判断ミスだ。

 右手で鍔迫り合いを演じたまま、左手のハンドガンを〈ガルム・ロディ〉の顔面に向け、撃発。銃弾に対し無類の防御を誇るナノラミネートアーマーも、MSに不可欠なセンサーまでは覆えない。至近距離から銃撃を喰らった〈ガルム・ロディ〉のバイザーが、中のカメラアイごと砕け散る。

 すかさず蹴りをお見舞いし、目を潰された〈ガルム・ロディ〉が仰け反った隙に後方へ跳躍。

 着地と同時に跳ね返るように懐へ飛び込み、がら空きの脇腹へと横薙ぎの一閃。長柄斧の刃が〈ガルム・ロディ〉の胴体に、深々と突き立てられた。

 まずは一匹。

 鉄屑と化した〈ガルム・ロディ〉から長柄斧を引き抜いたところで、敵機の接近を告げるアラートが鳴った。

 

「大物のお出ましか!」

 

 顔を向けた先には、隊長機であろう。茶色が白に塗り替えられ、一般機は左肩だけのシールドを、右肩にも装備。頭には鶏冠を思わせる、ブレードアンテナが生えた〈ガルム・ロディ〉。

 大剣を正面に構え、ホバー走行で突っ込んできたそいつを、〈流星号〉は華麗なステップで躱し、お返しに長柄斧で斬りつける。

 振り向き様、大剣で長柄斧を弾いた、白の〈ガルム・ロディ〉。隊長機なだけあって、中々反応が良い。

 

『こいつッ……阿頼耶識か!』

「だったら、どうしたあ!」

 

 他の敵は仲間の〈獅電〉に任せ、一騎打ちに臨むシノと〈流星号〉。

 白みはじめた空の下、ダンスを踊るように複雑な円軌道を描いて、二機の巨人が激突を繰り返す。長柄斧と大剣が打ち合い、ハンドガンが火を吹き、耳をつんざく轟音が、幾度も荒野にこだまする。

 踏み込んでくる白の〈ガルム・ロディ〉へとハンドガンを二回撃ち、真っ向から斬り結んで再びの鍔迫り合い。

 白の〈ガルム・ロディ〉から、接触回線で男の声が届く。

 

『おい、ツギハギ野郎!』

「〈流星号〉だ!」

『お前んとこの()()はどうした?』

「悪魔だあ?」

 

 聞き返したシノだったが、その名で呼ばれる人物は一人しかいない。

 二年前から今に至るまで、数多の敵を屠り続けた〈バルバトス〉。それを手懐ける男──三日月・オーガス。

 

『"鉄華団の悪魔"だよ! 虚名を暴き、お頭への手土産にしてやる!』

「アアン!? てめーらなんぞ、俺らだけで十分だっつーの!」

 

 咆哮しながら〈流星号〉のスラスターを噴射し、大剣の圧力を長柄斧で押し返す。

 白の〈ガルム・ロディ〉を駆る男が、接触回線の向こうで鼻を鳴らした。

 

『何だよ。それじゃあ折角の()()()()が無駄になっちまうじゃねえか』

「なっ──」

 

 シノが声を詰まらせた矢先、コクピットに警告音が鳴り響く。

 レーダーに映る、新たな光点の集団。

 東北東より接近する、エイハブ・リアクターの反応が六つ。速度から推定して、五分もしないうちに味方のMW隊とかち合う。

 

「クソッ、別働隊か!」

『戦いは数だよ坊主!』

「デルマ! ダンテ! お前らは別働隊に行け! 一分で片付けてそっちに向かう!」

『ほざけえ!』

 

 弾切れになったハンドガンを投げ捨て、長柄斧を両手に持ち替えた〈流星号〉。

 上段から襲いくる大剣を長柄斧のグリップでいなし、頭上を回して袈裟懸けの一撃。

 しかし、その刃先は〈ガルム・ロディ〉の左肩のシールドに弾かれた。

 即座に追撃を加えようとするが、〈ガルム・ロディ〉は防御体勢のまま、強引に突進。

 重量級のタックルをもろに浴びせられ、〈流星号〉がよろめく。

 

『どうした? 一分で片付けるんじゃなかったのか?』

「こいつ、かてえ!」

 

 追い討ちの大剣をすれすれで躱し、飛び退いて間合いを取った。

 両肩にシールドを装備した、白い〈ガルム・ロディ〉。

 その片方だけでもどうにか剥がせないかと、歯噛みしたシノは。

 

「……何だあ?」

 

 モニターの端に映る、小さな赤い点に気づき。

 明けの空に、流れる星を見た。

 

 

 

 

 

 

 小刻みに揺れるコクピットの中で、三日月はコンソールに左手を伸ばす。

 メインシステム、起動。機体チェック、オートスタート。

 周囲のモニターに光が灯り、殺風景な貨物室の壁が映される。

 続いて、阿頼耶識システム、アクティベート。

 どくん、と、脈打つ感覚。

 右側の視野が広がり、立体感を増した視界。右腕の筋肉が強張った後に解れ、失っていた自由を取り戻す。

 

『降下しすぎるとシャトルが的になっちまう!』

 

 シャトルの操縦席から、雪之丞の通信。

 貨物室の後部ハッチが開け放たれ、火星の大気が機内へと流れ込む。

 機体チェック、クリア。各系統、全て異常無し(オールグリーン)

 

『本当に良いんだな!?』

「うん、大丈夫」

『知らねーぞお!』

 

 貨物室の拘束装置が、鈍い音を立ててロックを解除。

 爪先から滑り出た機体が、三日月を乗せて火星の空をダイブする。

 眼下に広がる戦場。対空砲火に狙われぬよう、パラシュートもサブ・フライト・システムも使わない自由落下。

 仲間の陣地へと迫るMSの集団へ、牽制と減速を兼ねて、腕部の機関砲を発射。気づいた敵機が顔を向けるが、ライフルを構える暇も無い。

 地面に激突する間際、慣性制御システムとスラスターを全開。

 夥しい粉塵を巻き上げて、敵集団の只中へ、激震と共に着地したその機体。

 

 

 

 被弾の衝撃を受け流すよう計算された、曲面を多用した軽量装甲。

 内部に延長フレームを組み込み、少しだけ長くなった両腕。

 腰部には一対の大きなスラスターをもち、両肩の赤い装甲には、白で描かれた鉄の華。

 

 

 

 〈ガンダム・バルバトスルプス〉。

 狼の名を冠する悪魔は、背部のウェポンラックからソードメイスを抜き放ち。

 

 

 

 近場の一機に、叩きつけた。

 




・『グレイズ改参』(独自設定を含む)
エドモントンでの戦いで大きく損傷した〈グレイズ改弐〉を、テイワズ系MSの予備パーツで修復した機体。元の機体から戦闘データと阿頼耶識システム、そして〈流星号〉の愛称をそのまま引き継いでいる。
当初はシノが新たな機体に乗り換えるまでの『繋ぎ』となる予定だったが、鉄華団の資金繰り等の事情を鑑み、P.D.325年時点でも現役で運用されている。規格の異なるパーツを強引に接合した影響で、機体バランスや整備性に難を抱えているが、豊富な実戦経験とパイロットに最適化された調整により、シノにとってはむしろ手に馴染む機体となっている。
武装:バスタードアックス、ハンドガン等


鉄華団は色々手広くやっていますが、一方で妥協せざるを得なかった部分もあり、戦力面にもそれが現れています。
余談ですが「バスターソード」と「バスタードアックス」って、字面が似ていて紛らわしい……。
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