勇者が死んでしまった後の世界で   作:のりしー

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感想でリクエスト頂いたアルスの番外編となります。

書くか悩みましたが、アルスに関しては生み出した責任もあると思い書くことにしました。


マトリフに関してはアレが一番いい終わり方と思っていますので書きません。

あの後特にストーリーいらないなー、という方は読まなくて問題ない内容となります。
イメージなどもあると思いますので。

それでもいいという方だけ、読んで頂ければ幸いです。




番外編 星が輝く夜に

「アルスはおバカ」

「…いきなりそれは酷いんじゃないかな、アイヤナ…」

 

ここはスーの村。

ゾーマ死後の旅は2年目に入り、僕は19歳になっていた。

 

スーの村には、もう3ヶ月以上滞在している。

僕の隣を歩く、この子はアイヤナ。

 

スーの村に住んでいる、僕より2歳若い女の子だ。

 

ポルトガやランシールで出会った子達とは違う。

 

化粧っ気のない、素朴で美しい顔立ちをした少女。

今僕は彼女の誘いで、村の近くの森に果物を取りに来ていた。

2人で雑談しながら森を進んでいたところで、冒頭の一言である。

 

…また、なんかやっちゃったのかなあ…

 

少し心配になる。

 

「私は、バカはバカだから嫌い」

 

そう言うと、彼女は少し小走りに前に進み

 

「でも、アルスはおバカだから、可愛くて 好き」

「え!ちょっと!」

 

そう言って、彼女は逃げるように小走りに森を先に進んで行ってしまう。

僕は、それを、慌てて追いかける。

 

揺れる彼女の髪

 

流れて行く森の景色

 

彼女の笑い声

 

彼女を追いかける。

追いかけながら思った。

旅、続けてよかったなあ…と。

 

こんな青春マンガみたいなこと、僕にも起こるんだもんなあ…

 

そして、ここまでの旅路を思い出す。

 

2年の旅は、僕に色々な事を教えてくれたと思う。

戦士ライアス。

僧侶ヘンリー 

魔法使いロミオ

 

彼らとの旅のおかげである。

 

僕は、色々と足りない子供だったんだな。

 

素直にそう思える。

 

僕は空気を読まなかったり、人に配慮をしない、気を遣えない子供だったんだろう。

何日か一度彼らが天を仰ぐ光景は、やがて週に一度となり、月に一度となり、今ではあまりなくなったように思える。

 

…まだ、たまに、やっちゃう事もあるけど…

 

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

旅の始まりは、アリアハンの家だった。

「生きていたのね!アルス!」

「おお!!良かった…本当に良かった!」

涙を流し、よろこびの声をあげるこの世界の母親と祖父。

2人が僕を抱きしめる。

僕はこの2人を家族と思えなかった。 

これは正直なところだ。

でも、僕が生きてたと知って喜んでくれる人がいるんだな、とは思った。

 

 

この後勇者の名前を捨てて、ただのアルスとして世界を旅すると伝えると2人は

「ああ…それでいい…小さい頃から今まで、ずっと重い役割を背負わせてすまなかった…」

「もう勇者でなくていいのよ、アルス。貴方は貴方。アルスとして好きに生きてね」

 

でも、たまには顔をだしてね。

 

その日は家に泊まることになった。

仲間3人は宿屋に泊まるとのこと。

その夜の家族団欒。

話題に苦労したけど、母親と祖父が色々と質問してくれたのでそれに答えるだけで良かったのは助かった。

 

これ以来、旅の合間合間に顔を出すようにしている。

 

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

最初の旅の目的地はノアニールにした。

 

「アリアハン近辺はアルスの顔を知っている人も多いだろうからやめよう。ロマリアもマトリフ殿がいるから会うと気まずいだろうしな」

「あとアッサラームもやめておきましょう」

「またふとしたきっかけで闇堕ちされても困るしのう…」

 

ライアス、ヘンリー、ロミオがそう言う。

何処でも良かった僕には異存はなかった。

 

ノアニール近くのモンスターに苦戦する事はなかった。

でもそんな事でもノアニールの人々は僕に感謝してくれた。

 

「アンタ達がたくさんモンスター倒してくれたおかげで、しばらくこの村は平和間違いなしだ!さあ、お礼も込めてたっくさん料理作ったから遠慮なく食べておくれ!」

 

宿屋の女将さん、エッレンさん。

テーブルから溢れそうなほどの料理を持ってきてくれた。

 

食べながら、困ってしまう…

正直、全然知らない人と何話せばいいかわからないんだよなあ…

美味しい料理を食べながら困ってると

 

「そう言えば、アルスに聞いてみたいことがあったんじゃよワシ」

ロミオが聞いてきた。

 

「小さなメダルけっこう集めとったろ?なんぞ欲しいもんでもあったんか?と思ってな」

「え!」

 

う…それは、気まずい…恥ずかしい…

ライアスとヘンリーも興味があるのかこちらを見ていた。

 

「うう…」

困って下を向いてしまう

「ありゃすまんのう…言いにくいことだったかのう?」

「いや、大丈夫なんだけどちょっと恥ずかしくて」

 

「はっはっは!いや失礼…恥ずかしい事を思い出したり話すのはなかなか勇気のいることですもんね」

ヘンリーが続けて。

 

「ですが…若い時に一度も恥ずかしい思いや経験をせず、大人になった人はいないと思いますよ」

う…いけないこの記憶…静まれ静まれ私の暗黒の力を宿した右手に関する記憶…消して…誰かこの記憶を消してくれ…

「「どうどう」」

 

言ってるうちに、突如何か思いだしたのか?顔を覆ったヘンリーを両脇の2人がなだめている。

…そうなのかな?

恥ずかしいことなんて、誰にでもあるのかな?

恥ずかしい事を話すのは、勇気がいる。

…でも、皆男だし…

 

ちょっと、勇気をだしてみようかな?

「しんぴのビキニ…」

 

メダル95枚で手に入る装備。

ゲームで女性キャラが装備すると、水着姿に変わる。

性能も優れているので、これなら無理なく着てもらえると思ったのだ。

これが欲しくて、メダルはしっかり集めていた。

 

…ははあん。

 

「う…」

 

温かい目でこちらを見る3人。

恥ずかしい…

 

「「「で、誰に着てもらいたかったの???」」」

 

「…レナ」

 

ブルジョワ魔法使いが恥ずかしがりながらビキニっていいと思うんだ…

 

それを聞くと男3人は目を合わせ

 

「「「いい趣味してる」」」

グッ!と親指たててきた!

 

 

この夜、この3人との距離がだいぶ縮まったと思う。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

ノアニールで一ヶ月過ごし、次に行ったのはイシスだ。

街の近くのモンスターを倒す。

 

街に戻ると、お疲れ様!といって宿屋の店主サラーさんが水をくれた。

砂漠は暑いから水はいくらでも飲める。

ありがたく飲む。

「良かったら水浴びもしてくれよ。さっぱりするぜ!」

「すまないな店主。水は貴重だろうに」

「いいってことさ!たくさんモンスターを倒してくれたお礼だよ!」

 

そっか…砂漠だから水は貴重だもんね。

何も考えず飲んだこの水。

さっきとは、少し違って見えた。

 

…でも結局、イシスには長くいなかった。

過酷な砂漠の環境は、僕にかなりのストレスを与えていたからだ。

 

「ほっほっほ!この老骨には砂漠の暑さが堪えるのう!アルス、すまんがワシには一ヶ月イシスは辛い。申し訳ないが他の街に移動したいがどうじゃ?」

 

願ったりかなったりだった。

僕はその場で即答し、次の街ポルトガに行くことを決めた。

 

…でも、後になってわかったけど、これはこの3人の気遣いだったんだと思う。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

イシスでの1週間を過ごした後、僕たちはポルトガに向かった。

ここでは3ヶ月ほど過ごしたと思う。

 

この頃には、僕はこの3人とだいぶ打ち解けていたと思う。

 

「でのう!そこで尻餅ついたワシを颯爽と駆けてきたアルスがモンスターから助けてくれたんじゃ!」

 

「えーアルスくんすごーい!」

「アルスくんカッコいい!」

「え…いや…ありがとう…」

 

ロミオは結構おちょうしもののお爺さんだった。

 

こうやって宿屋で食事中に、ついつい近くのテーブルの女の子とかに声をかける。

そんなことで一ヶ月もポルトガで過ごすうちに、ポルトガで馴染みの顔も出来てきた。

 

イザベラとルイザの2人もそういう所から知り合いとなっていた。

モンスターを倒して、宿屋で泊まり街をぶらぶらしているだけなのに、声をかけてもらうことも増えてきた。

ポルトガは流石王国だけあった。街にも多くの人達が住んでいる。

 

この世界は強いだけでそこそこモテる。

そんな言葉を思い出した。

 

やっと僕にもモテ期が!!!

 

…でも、そんな上手くは行かなかった。

イザベラとルイザは最初、よく僕を街で遊ぶ時に一緒に連れて行ってくれた。

でも、徐々にその回数が減っていった。

 

多分、僕が余計な事を言ったり上手く相手が出来ないことが多かったんだろう。

 

「…まあ、そういうものだろう。アルス、君は頭がいい。思い出せる範囲でいい。彼女達との会話を思い出して『ああ、あの時ああ言うのではなくてこう言えばよかった』とかを考えて見るのもいいんじゃないか?」

「大丈夫。最初からそんなに上手くいくものじゃないですよ」

「どれ、それならせっかくだし次の街に行ってみるというのはどうかな?心機一転というやつじゃな」

 

これ以来、僕は寝る前にその日の会話を思い出し振り返るようになった。

そして僕の言葉を聞いた時の人々の反応も考えるようになったと思う。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

次に向かったのはランシールだった。

ここでは半年ほど過ごした。

 

ここで、初めての彼女らしきものも出来たと思う。

 

でも、結局上手く行かなかった。

相手の事を考えて話すことは出来るようになったし、前より女性との会話も慣れて来たと思う。

でも、関係が深くなると嘘を言ってしまったり、自分を取り繕ってカッコつけてしまったりする。

 

そういう積み重ねでその子とは別れてしまった。

 

人間関係で嘘をつくのは良くないけど、誰でも多少は嘘を言うんじゃないかな? 

そこで、ふと思った。

 

攻略には全く関係のない村。

僕は行くつもりはなかったけど、ミオが行ってみたい、と言ったので行ったスーの村のことを。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

スーの村の人達は、嘘をつかない人達だった。

嘘はつかないけど、皆が皆を思いやり、関わり暮らしていた。

時にケンカもあるみたいだけど、お互い本音を話し合って解決しているようだ。

 

…なんとなく、この村は僕にとって居心地がよかった。

皆が隠さず本音を話す。何も恥ずかしがらずに。 

最初は戸惑ったけど、皆そうだからとそれに慣れると快適ですらあった。

 

そこで仲良くなった少女がアイヤナだ。

 

村の近くでモンスターに襲われていた美少女。

彼女を僕が助けたのだ。

 

それ以来、彼女は僕に好意を持ってくれていると思う。

それ以来3ヶ月、お互いモンスター退治や家事などのない時、自然僕たちは一緒に過ごしていたと思う。

 

嘘のない本音で話すのが自然な環境は、彼女との距離も自然と縮めていたと思う。

 

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

「アルス バカ!」

「アイヤナ!」

 

 

ある日、ふとした事で彼女とケンカした。

 

スーの村の他の子に僕が囲まれ、正直デレデレしていたのを見つかってしまったのだ。

あれこれ言い訳をしてしまって火に油。

 

怒った彼女は、その場から走り出してしまった。

そして彼女は自分の家に入る。

 

あー…

他の子達もごめんね…と言いながら去っていく。

 

しまったなあ…

 

時刻は夕暮れ。

もうどこの家も食事の時間が近い。

 

…仕方ない…一度宿屋に戻るか…

 

宿屋に戻ると、3人は宿にいた。

ちょうど夕飯の時間だった。僕が戻り4人が揃うのを見て、宿の主人が食事を持ってきてくれた。

食事が始まる。

 

さっきの事を3人に伝える。 

「…まあ、自分が悪いとわかってるならいいんじゃないか?」

「時間を置くのも大切ですよお互い」

「そうじゃのう。また明日謝りに行けばええじゃろ」

「うん、そうだね」

 

食事を、終え

「ちょっと、頭冷やしてくるね」

 

そう伝え

「ルーラ」

 

僕はルザミに向かった。

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

攻略に不要な村。

ルザミ。

ここはレナが行きたがったんだっけ?

 

でも、あの時にこれて良かった。

ここは、星がとても綺麗に見える。

 

この科学が発展していない世界。

どの街でも明かりは少なく、星が綺麗に見えた。

 

その中でも、特にルザミは僕のお気に入りだった。

家も少なく。周囲は海。

この世界で一番星が綺麗に見えるところだと思う。

この旅路でも、何度かルザミに来てはいた。

 

何か反省したり考えたりしたいとき、僕はここで1人、星を見るのが好きになっていた。

 

 

星が輝くこんな夜に

 

今、僕は彼女の事を考えている。

アイヤナの事を。

 

ふと、最近思い出すこともなくなっていた前の世界の事を思い出した。

好きだった歌に、確か、似た曲名の歌があったと思い出す。

 

思わず覚えているフレーズを口ずさむ。

動画サイトで繰り返し再生したんだ、印象強いフレーズは覚えてる。

 

 

アイヤナ、今、君はなにをしてるんだろう?

君もどこかで星を見てるのかな?

 

今すぐ君に会いたいと思った。

 

明日、すぐ謝りに行こう。

 

手ぶらはよくないから、何か花でも持っていこう。

 

アイヤナは、ルザミに咲いている花は見たことあるだろうか?

 

花を見た君は喜んでくれるのかな?

 

喜んでくれたら嬉しいな。

 

でも、花言葉とか変なのあると嫌だな。

 

スマホがないのが不便だ。

あればこういう時すぐ調べられるのに。

 

でも、スマホもゲームもこの世界には無いけど。

 

この世界には君がいる。

だから僕は、この世界の方がいい。

 

今、君は何を考えているんだろう?

僕は、今、こんなにも君の事を考えている。

 

君も僕の事を考えてくれていたら嬉しいな。

 

多分君は僕に怒ってると思うけど。

 

謝って許してもらおう。

許してもらえるまで謝ろう。

 

 

アイヤナ、僕は、今すぐ君に会いたい

君も、そう思っててくれたら、嬉しい

 

 

 

 




これにて完全に終わりとなります。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。

歴史の影に隠れていたかった魔法使いは、家族の為に英雄となる事を決意し。


勇者になりたかった少年は、好きな女の子との世界を望む。

そういう話となりました。
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