雨の降る日にのみ現れる喫茶店

その扉の先から来るのは果たしてどんな客か

そこは"喫茶時雨"

どこの世界にも存在しない場所に存在する喫茶店

あらゆる世界から来るお客様をマスターが待っています

マスターより
「ようこそ“喫茶時雨”へ、どうぞお客様(読者様)、お好きな席へお座りください」

1 / 1
※注意※

これは作者の一個人の想像によって書かれた物語です。
ないようにしますが読者の方が不快に思われる描写があるかもしれません。
もし注意書きを読んでこの話を読みたくない方は次の話がなければブラウザバックを、次の話があればスキップを推奨します。
それでも問題ない方は本編をどうぞ


シャチと飼育員

そこはよくある喫茶店のような場所だ

 

落ち着いた雰囲気な店内

 

いくつかある木製のテーブル席にカウンター

 

ただ一点違和感があるとしたら窓の外の景色は雨模様だという事

 

一度も晴れる事はなく強くも弱くもない

 

ひたすら心地よい雨音を奏でながら振り続ける雨

 

ここは"喫茶時雨"

 

本来ならここの家主であるマスターがメインだが今回だけは私が貸切らせてもらっている

 

すると木製の扉の開く音と共に今回の主役が来てくれた

 

赤をメインとしたスカートに上は白色のシャツに黒色の上着を着た銀髪の上にフードを被った女の子

 

今回は仮面は被らず見える赤い目は綺麗だ

 

彼女はホロライブの6期生「秘密結社holoX」のメンバー

 

 

「ばっくばっくばくーん! 秘密結社ホロックスの掃除屋でインターン、シャチの沙花叉クロヱです!」

 

「クロエ」

 

「沙花又をここに呼んだのは飼育員さんだよね?」

 

「ああ、そうだ、どうしても君に会いたくてね」

 

 

たとえそれが私が創造で生み出した存在だったとしても

 

今日この日に卒業する推しに対するせめてやりたかった事

 

私ができる能力(執筆)でせめてここで伝えたい

 

 

「クロエ」

 

「なに?」

 

「本当に卒業するんだね」

 

「そうだよ、卒業するよ、もしくはしたよになるのかな?」

 

「この物語が出る頃には卒業してるだろうね」

 

「飼育員さんは沙花又に何か伝えたい事があるの?」

 

「ああ、ただ一言だけ言いたい」

 

 

"ありがとう"

 

 

「こんな事を言うのはおこがましいかもしれない、スパチャも投げた事もないしコメントだって送った事はない見る専だった、それでも私はクロエに言いたかった、生まれてきてくれてありがとうって」

 

「うんうん」

 

「正直まだ気持ちの整理はつけきれてないと思う、今こうして紡いでいる時も悲しかった」

 

「うん」

 

「でもそれと同じぐらい卒業しても幸せでいてほしい、応援したいって気持ちもある、これから何が起きるかなんて誰にもわからない、ただ今は1人の飼育員として推しを応援し続けるだけ」

 

「うん」

 

 

これは独白だ

 

それでもクロエは聞いてくれている気がする

 

本人ではないとわかっていても

 

これが私がクロエが言うならこうなのではと思った事

 

実際のクロエはどんな気持ちなのかはわからない

 

だからここではできる事を紡ぐだけ

 

するとテーブルに紅茶とショートケーキが2つ置かれていた

 

マスターが気を利かせてくれたかな?

 

 

「良かったら座って食べて」

 

「うん!いただきます!でも日本酒はないのかな?」

 

「さすがに喫茶店にはないと思うよ?え?ないよね?」

 

「沙花又はわからないね!」

 

「私もわからないなぁ、あまり行った事ないし」

 

「ねぇ、もっと話を聞かせてよ」

 

 

俺は色々な事を語った

 

 

「クロエの初配信の時はまだ学生で未来があやふやで不安だった頃だった」

 

「うん」

 

「その時にホロライブが新しくデビューするって聞いて見たんだ」

 

「クロエの初配信、最初はなんか壮大なの来た!?ってビビッたり、可愛い声と歌声のギャップに惹かれて推しになった」

 

「お風呂入れのスパチャの大量投下を面白かったなぁ」

 

「だね!お風呂入らざる負えなかったもん」

 

「卒業してもお風呂は入ってよね?」

 

「・・・・・」

 

「目を逸らさない!」

 

 

その場私とクロエは笑いあった

 

こんな事があった

 

あんな事があった

 

歌ってみた動画やオリジナルソングが最高だった事

 

こよクロ、塩シャチてぇてぇだったり

 

かなけんの3Dライブだったり

 

ゲームの配信の話もした

 

ここでは書き足りないぐらいの感情や出来事があった

 

 

「そういえば飼育員さんに聞きたいのだけど」

 

「なに?」

 

「もしホロライブの二次小説を出したら沙花又はどうなるの?」

 

「どうなるって」

 

「出るの?」

 

「………………わからない、出したい気持ちはあるよ」

 

「そっか、じゃあ機会があったらまた会えるね!」

 

「そうだね」

 

 

その時はできる限り書こう

 

沙花又クロエが可愛い存在だと

 

スゴイんだぞって

 

そう思った時クロエが扉の方を向いた

 

雨音は変わらず聞こえている

 

だが扉の隙間と窓からの光が強くなっていた

 

そして悟った、時間だって

 

 

「そろそろお別れみたいだね」

 

「ああ、そう、みたい、だね」

 

「泣かないで飼育員さん、笑って送ってよ」

 

「すまん………クロエ」

 

「なに?」

 

「行ってらっしゃい、応援してる」

 

「うん!行ってくる!それじゃあごちそうさまでした!」

 

「ああ、ごちそうさまでした」

 

 

ケーキを食べ終え時間が来たクロエは立ち上がり扉に向かう

 

私はただそれを見続ける

 

クロエが扉から消えるその瞬間まで

 

扉が開いて出る瞬間クロエがこっちを向いた

 

 

"ありがとう!"

 

 

そう聞こえた気がした

 

クロエが去り扉が閉まる

 

私は湧き上がる感情を抑えつつ残った紅茶を飲み切った

 

 

「ありがとうマスター、おいしかったよ」

 

「それはよかったです」

 

「ごめんね、急に出てきてもらって」

 

「お気になさらず私はあなたが願った存在です、それにこの世界に時間は関係ありませんから」

 

「そうだったね」

 

「それよるお客様、そろそろお時間ではございませんか?」

 

「そうだね、じゃあ私も行くよ」

 

「行ってらっしゃいませ、またご来店をお待ちしております」

 

 

マスターに見送られ私の視界も白くなる

 

さて最後までクロエを応援しなきゃな!

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただいた読者の皆様、ありがとうございます。
正直表現力が乏しくてうまくクロエの事を表現できたか怪しい気はします。
しかし想いの一端は伝えれた気がします。
最後に沙花又クロエさん3年間お疲れ様でした、これからも応援してます!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。