それでは御覧ください。
アビドス組幻想入り(その1)
早朝、シャーレ・執務室───
霊夢と魔理沙はアビドスでの出来事を一旦終えた後、休暇をもらっていた。
霊夢「おはよう、魔理沙。」
魔理沙「おはよう。」
霊夢「ねえ、魔理沙。あんた、こっちに休暇があったことって知ってる?」
魔理沙「あ?なんだ?」
霊夢「それが今日からなのよ。それで、あんたも一旦帰るつもり?」
魔理沙「あ、ああ。もちろんだ。」
霊夢「んじゃ、支度するわよ。」
霊夢と魔理沙は帰郷するための支度をした。
魔理沙「・・・・・っと、こっちは終わったぜ。」
霊夢「こっちもよ。さて、紫と隠岐奈が言ってた地下室ってところに行きましょうか。」
アロナ「ちょ、ちょっと待ってくださいよ、先生!私を置いてかないでください!(泣)」
魔理沙「おっと、悪かったな、アロナ。連れてくから泣くんじゃあねぇ。」
アロナ「ぐすん・・・・・わ、分かりました。」
霊夢「なにボケっとしてるのよ、魔理沙、アロナ。置いてくわよー!」
魔理沙「今行くぜー!」
シャーレ・地下室───
霊夢「さて、紫が言ってたゲートっていうやつは・・・・・あったわ。」
魔理沙「小さめって言ってたが、結構でかいじゃないか。」
霊夢「さて、開くわよ。」
霊夢はゲートを開いた。すると、そこには、いつもの幻想的な風景が広がり、目の前にはかつて博麗の巫女が住んでいた神社があった。
アロナ「わあ・・・・・!」
魔理沙「やっぱりここが一番落ち着くぜ。」
博麗神社───
霊夢と魔理沙がゲートを通ると、さっそく出迎えにきた者たちがいた。
???1「あ、霊夢たちが帰ってきたよ!」
???2「まったく、心配したんだから。」
???3「うい~、やっとこれで霊夢と酒が飲めるぞー!」
魔理沙「その声は・・・・・!」
霊夢「
麟「霊夢、それに魔理沙。お帰り。」
アリス「二人とも、どこに行ってたのかしら?」
霊夢「話をすると長くなるんだけど、いい?」
萃香「ああ、いいぞ!」
霊夢と魔理沙は先生になった後の話をした。
麟「えっ・・・・・?霊夢、それやりすぎじゃないの?」
霊夢「いやいや、相手が悪徳だって分かった時点でやられる前にやるのが鉄則じゃない。」
アリス「はあ・・・・・それを脳筋って言うのよ。」
魔理沙「まあ、私が止めたとしてもこいつは行くだろうし、仕方ねぇさ。」
麟「それはそうだけど・・・・・。」
萃香「あ、あと、その機械はなんだ?」
霊夢「ああ、これね。」
霊夢はシッテムの箱を見せた。
アロナ「・・・・・。」
霊夢「・・・・・もしかして、見えてる?」
麟「うん、ばっちり見えてるよ。」
アリス「私もだわ。」
萃香「私もだぜー。」
アロナ「え、えぇぇぇーっ!?」
魔理沙「こいつはアロナって言って、私たちの頼れる相棒さ。」
麟「そっか。よろしくね、アロナちゃん。」
アロナ「は、はい。よろしくお願いします!」
麟が持っている筆記帳には密かにアロナが記録されていた。これでいつでも某妖怪召喚器とはちょっと違うが、本人のコピーが呼び出せるらしい。
霊夢「・・・・・麟が持ってるその筆記帳、また勝手に記録したらしいわよ。」
麟「えっ・・・・・?」
麟は筆記帳を開いて確認したが、やはり勝手に記録されていた。
麟「ほ、本当だ・・・・・。まあでも自然現象だしいいや。」
魔理沙「・・・・・すっかり慣れてるな。」
麟「まあ、うん。」
萃香「なあ霊夢!久しぶりに魔理沙と弾幕勝負してくれよー!いいだろー?」
霊夢「まったく、しょうがないわね。ほら、魔理沙。勝負するわよ。」
魔理沙「ああ、望むところだぜ!」
その頃、シャーレ・執務室では・・・・・
執務室では、今日はアビドスのみんなが当番だったため、執務室に集まっていたが・・・・・
ホシノ「先生ー。当番に来たよー・・・・・っていないなぁ。」
ノノミ「今日は休みなのでしょうか・・・・・。」
アヤネ「とりあえず、手分けして探しましょう。」
セリカ「分かったわ。」
アビドスのみんなはあちこちを探し回ったが、見つからなかったので、最終候補である地下室に行くことになった。
シャーレ・地下室───
シロコ「ん、隠れても無駄。先生たちをおs・・・・・(モゴモゴ)」
ホシノ「はーい、シロコちゃんそういうこと言わなーい。」
シロコ「・・・・・むぅ。(ふくれっ面)」
アヤネ「そんなふくれっ面してもだめですよ!」
シロコ「・・・・・分かった。」
ホシノ「素直でよろしい!」
そして雑談をしながら探していると、やがてゲートにたどりついた。
セリカ「最終候補はここね。」
ノノミ「では開けますよー☆」
そしてアビドスのみんなはゲートを開けた。
ホシノ「ここは・・・・・。」
博麗神社───
霊夢「夢符『退魔符乱舞』!」
魔理沙「よっと・・・・・そして行くぜ!天儀『オーレリーズソーラーシステム』!」
霊夢「ほいっと・・・・・あんたもなかなかやるじゃない!」
魔理沙「まあな!」
霊夢「次で最後にしましょう?」
魔理沙「ああ。望むところだぜ!」
霊夢「『夢想天生』!」
魔理沙「『サングレイザー』!」
弾幕勝負の結果、夢想天生の発動にわずかだがタイムラグがあったため、相討ちに終わった。
アリス「霊夢の夢想天生を前にして相討ちで終わるなんて・・・・・。」
萃香「魔理沙もなかなかやるねぇ。」
アロナ「・・・・・すごいきれい・・・・・!」
魔理沙「はぁ・・・・・はぁ・・・・・!何とか霊夢を相討ちに持ち込んだぞ・・・・・!」
霊夢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・!あんたも、なかなかやるじゃない・・・・・!」
ホシノ「・・・・・。(すごいきれいな花火だなぁ。)」
ノノミ「わあ☆すごいですね!」
シロコ「ん、きれいな花火だった。」
霊夢「ほら、魔理沙・・・・・ってその声は・・・・・。」
アヤネ「あっ・・・・・。」
麟「ねえ、霊夢、魔理沙。この人たちってもしかして知り合い?」
霊夢「・・・・・ええ、そうよ。」
麟「ってことは霊夢と魔理沙の生徒さん?」
魔理沙「ああ。」
アヤネ「あ、あの初めまして!」
アリス「霊夢と魔理沙から話は聞いているわ。私はアリス・マーガトロイド。人形劇をやっている者だわ。よろしくね。」
アヤネ「は、はい!よろしくお願いします!」
霊夢「とりあえず、ここに来たことを歓迎しないとね。ようこそ、幻想郷へ。ここでの常識はあんたたちの言う非常識。そしてここは忘れ去られた者が集う楽園よ。」
ホシノ「へぇー、ここが幻想郷かぁ。」
霊夢「そして、私がここの管理人の一人よ。」
アロナ「えっ・・・・・えええぇぇぇっ!?」
魔理沙「霊夢は『博麗大結界』という結界を維持する役割を担っているぜ。」
アヤネ「あの、ちなみに先生方はさっき何をやっていたのでしょうか?」
霊夢「ああ、弾幕勝負のことね。」
魔理沙「お前らに話した『スペルカード』を使った勝負だぜ。」
霊夢「他にもスペルカードではない通常の弾幕や肉弾戦も使うけどね。」
魔理沙「まあ、簡単に言ってしまえばこんな感じだ。」
アヤネ「なるほど。あと、もう一つですが、後ろの方々は誰ですか?」
霊夢「ほら、麟。」
麟「うん。初めまして。私は
萃香「そして私は
アヤネ「はい、よろしくお願いします!」
麟「ところで、あなたたちは誰?」
シロコ「ん、私は
セリカ「わ、私は
ノノミ「そして私は
ホシノ「うへー、私は
アヤネ「最後は私ですね。私は
麟「よろしくね、みんな。」
そして麟の筆記帳はまた勝手にアビドスのみんなを記録したのであった。
ホシノ「うへへ〜、まさかここが先生たちの故郷なんて知るよしも無かったよ〜。」
霊夢「まあ、ここは外界とは隔離されてるし。」
ノノミ「ところで、先生たちは今日は休みですか?」
魔理沙「ん?ああ、そうだが・・・・・。」
ホシノ「なるほどー、勘違いして来ちゃったかー。」
アヤネ「なんだかすみません、休みなのに来てしまって。」
霊夢「いや、いいわよ。」
魔理沙「それに私たちも暇だったしな。」
シロコ「ん、先生に質問。ここを観光してもいい?」
霊夢「ええ、いいわよ。ただし、ここら辺は危険だから私たちの後ろにいることね。」
シロコ「ん、分かった。」
セリカ「えっ?なんで?」
魔理沙「簡単に説明するが、ここらには人食い妖怪がいるからな。」
セリカ「ひ、人食い妖怪!?」
霊夢「後は妖獣とかそんなところね。」
魔理沙「まあ、何かあったら私たちが対応するぜ。」
ホシノ「りょうかーい。でも、先生。くれぐれも無理しないでね?」
ノノミ「そうですよ。私たちは防衛手段を持っているんですから。」
霊夢「分かってるわ。」
魔理沙「それじゃ、行こうぜ。」
麟「ねえ、霊夢。あの子たちって飛べるの?」
霊夢「ええ、私が教えたから飛べるわよ。」
麟「そうなんだ。それで、私もついてっても良い?」
霊夢「いいわよ。それじゃ、行きましょ。」
霊夢と魔理沙御一行は幻想郷を旅するのであった。
霧の湖周辺───
霊夢「ここが霧の湖よ。」
魔理沙「ここはチルノっていう氷の妖精の縄張りなんだが・・・・・」
???「ん?誰かあたいのことを呼んだか?」
霊夢「・・・・・噂をすれば来たわね。」
チルノ「あ!!霊夢と魔理沙だ!!おーい、大ちゃーん!霊夢と魔理沙が帰ってきたぞー!」
???「はぁ・・・・・はぁ・・・・・チルノちゃん、待ってよー。」
チルノ「大ちゃんったら遅いぞ!」
大妖精「それはチルノちゃんが速いからだよー!」
魔理沙「・・・・・まあ、こういうやつらなんだが・・・・・。」
ノノミ「わあ☆可愛いですね♧」
ホシノ「うへー、君たちは誰かな?」
チルノ「あたいはチルノ!幻想郷サイキョーの妖精だ!」
大妖精「そして私は
チルノ「へへっ、さすがあたいの見込んだ大ちゃんだぜ!」
大妖精「え?そ、そうかな?」
ホシノ「そっか。よろしくねー。」
チルノ「霊夢ー、魔理沙ー、一体どこ行ってたんだ?」
霊夢「キヴォトスってところよ。」
魔理沙「そこで先生をやることになって今にいたるぜ。」
チルノ「キヴォトス?よくわかんないが、霊夢と魔理沙!あたいと勝負しろ!」
霊夢「ええ、いいわよ。」
魔理沙「それじゃ、場所を変えようぜ。」
アヤネ「ちょ、ちょっと待ってください先生!私たちはどうするんですか?!」
霊夢「あんたたちは私たちの後ろにいなさい!」
ホシノ「分かったよ。でも、無理しないでね?」
魔理沙「ああ、分かってるぜ。」
霊夢と魔理沙御一行は場所を変えた。
チルノ「せんてひっしょうってやつだぜ!凍符『パーフェクトフリーズ』!」
霊夢「あー、もう見飽きたわ、その弾幕。」
チルノ「な、なにぃぃ!?避けただとぉ!?ならこれならどうだ!雹符『ヘイルストーム』!」
魔理沙「よっと・・・・・地味に避けるのがつらいな。」
チルノ「避けてばかりじゃつまらないぞ!雪符『ダイアモンドブリザード』!」
霊夢「よっと・・・・・流石に簡単だわね───」
ホシノ「うへー、先生。私にも手伝わせて。(ズガガガガガ!)」
ホシノは弾丸を放ったが、それはたちまち銃弾型の弾幕に変化した。
そしてその弾幕はチルノに命中した。
チルノ「ウゲッ!けどまだまだぁ!氷符『アルティメットブリザード』!」
霊夢「ほ、ホシノ!?なんで前に───」
ノノミ「私もいますよー♧(ズガガガガガ!)」
ノノミも弾丸を乱射したが、それはたちまちクナイ型の弾幕に変化した。
そしてその弾幕はチルノの弾幕をかき消した。
霊夢「・・・・・まったく、世話が焼けるわね。まあいいわ。私の後ろをなぞるようについてきなさい。そうすれば弾幕の基本的な避け方は覚えられるわ。」
ホシノ「はーい。」
チルノ「くっそー、卑怯だぞ!」
霊夢「誰が卑怯なもんですか!」
魔理沙「さて、申し訳ないがここで終わらせるぜ!恋符『マスタースパーク』!」
チルノ「ウゲゲッ!(バタッ)」
大妖精「チルノちゃん、大丈夫?」
チルノ「お、おのれー!お、覚えてろー!」
チルノは猛スピードで去っていった。
大妖精「ちょ、ちょっと待ってよチルノちゃーん!」
大妖精は後を追い、去っていた。
魔理沙「よし、勝った!」
霊夢「まあ、当たり前のことだけど。」
アヤネ「なるほど、これが弾幕戦・・・・・!」
霊夢「さて、次は・・・・・」
魔理沙「紅魔館だな。」
シロコ「紅魔館?」
霊夢「紅魔館は吸血鬼姉妹と時を操るメイド長、そして居眠り門番と魔法使いとかが住んでる場所だわ。」
セリカ「吸血鬼姉妹?魔法使い?」
麟「まあ、数カ月に1回は爆発するけどね。」
セリカ「ば、爆発!?」
魔理沙「まっ、行ってみれば分かるぜ!」
霊夢「それじゃ、行きましょ!」
To be contined...
どうも、うp主です。
今回は番外編に入りましたが、いかがでしょうか。
何か不満があればコメントに書いてくれると嬉しいです。
それではアリーヴェデルチ。