英雄伝説星光の軌跡   作:西山希龍

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遊撃士と対面(熊との遭遇)

「これ以上は割に合わねぇ。引くぞ!」

不良たちは走り去って逃げて行った

 

「そこまで強くなかったな、出番取って悪いね。兄さんに姉さん」

 

「俺は別に戦闘狂って訳じゃねぇから戦わない分、楽できたぜ」

 

「もう、ヴァンさん。でも荷物も無事ですしよかったです」

 

「あれでも彼らは、喧嘩で腕を鳴らしている半グレらしいよ?」

 

「見に来てんじゃあねぇよ、顔見せんのは初めてになるか」

 

「初めまして、今回依頼を手配した。イザベルというものだ、荷物は直接私が、受け取ろうと思ってね。薄暗いねぐらから、久しぶりに地上へ出てきたという訳さ」

 

「ほらよ、ご要望のお荷物だ」

 

「ああ、間違いなく。ご苦労様だったね、おかげで患者の病状を楽にしてあげられるよ」

 

「……!ケースの中身はお薬ということですか?」

 

「ああ、ご名答さ」

 

「姉さん、彼女は医者なんだ……正規のじゃないけど腕は確かだよ」

 

「その通り、金やその時の気分で様々な治療をしているんだ。今回の患者は共和国でも珍しい、難病にかかってた子でね。レミフェリアで最近承認された、薬品を投与する必要があったんだ」

 

「……ああ、あれか。確かにあれはまだ、共和国じゃ承認されてないな。言ってくれれば融通したんだが」

 

「ふふ、たまには日を浴びないと体に悪いからちょうど良かったのさ」

 

「てか、お前は持ってんのかよ……………………」

 

「これでも国際調剤師の資格持ちだからね」

 

以前レミフェリアに行ったときにこの資格を取ったのが懐かしい、資格を取ってからは店の子達の薬とかは自分で調合するから楽にはなったんだよね

 

「経費の面は患者の子の両親がお金持ち、だから心配いらなかったしね」

 

「なるほど……………………」

 

「だが、その話がどっかから漏れて、半グレ連中に伝わっちまった訳だ。薬を人質に、患者の親からミラを強請る取ろうとか、いかにも連中のやりそうなことだもんな。これからは精々、情報管理に気を付けるこった」

 

「耳が痛い話だが、その件に関しては、私も反省しているところだ」

 

「まぁ、仕方ないとは思うけどね、あいつら蛆みたいに湧いてくるから。俺も何度あいつらの骨を折ったことか…」

 

「えっと……………………」

 

「しかし、君が裏解決屋に協力しているとは思わなかった」

 

「うちと提携したんでね、出向してるんだよ」

 

「これからは裏解決屋に依頼した方がいいかな?さて、そろそろ私は行くよ。患者の治療をしなければならない、ああ、ついでにツケは後で払いに行くよ」

 

「お前も常連かよ……………………」

 

そうだよ、マジで色んな人がくるからね、こないだは帝国からかかし男もきたし

 

「イザベラさんは闇医者とのことでしたけど、筋が通っている方でしたね」

 

「まぁな、俺としても顔を合わせられたのは収穫だった。……………………あいつと面識があるってことは()()()に行ったことあるとか言わねぇだろうな?子供が行く所じゃねぇぞ」

 

「さて。想像にお任せするよ」

 

あそこついての追求を軽くかわす、だって言ってるのばれたら怒られそうだし、ヤクとかジャンク品を手に入れるのに丁度いいんだよね

 

「やれやれ、まさか新作ラテが材料切れとは」

 

「残念でしたね。コーヒーも美味しかったですけど」

 

「夕方には販売再開するって言ってたし、また後で覗いてみるか?……………………ぶつぶつ」

 

「兄さんー?戻ってきて?」

 

「っと悪いな。とっとと行くか、あんまりうだうだと長居したくねぇ場所だしな。」

 

「あはは、よっぽどギルドが苦手なんですね」

 

「賛成、俺も遊撃士は好きじゃない。仕事以外なら関わりたくないしね」

 

「よう、やっているみたいだな」

 

「げっ」

 

「兄さん、追い払ってくれ。あれに認知されたくないぞ」

 

「俺だって関わりたくねぇよ……………………っ!」

 

「えっとエレインさんと…おっきい人は」

 

「共和国のギルドの顔でA級遊撃士の熊だ」

 

「ははは、あまり嫌わないでくれよ鳳連さんの所の秘蔵っ子。これでもお前さんの母親には世話になったんだ、そっちは……噂のエレインの昔馴染みって言う。初めましてになるが俺はー」

 

「共和国ギルドの重鎮、《不動》。泰斗流の奥義皆伝にしてA級以上っつう御仁だな」

 

「おっとそう来たか。ジン・ヴァセックだ、重鎮なんて柄じゃないけどな。解決事務所だったか?話には聞いてるぜ?先日の件も世話になったようだ、改めて礼を言わせてもらうぜ」

 

「こっちの仕事のついでに恩を売らせてもらっただけさ。ヴァン・アークライドだ、あんたとは知り合いになりたくなかったな、こうなった以上お手柔らかに頼むぜ」

 

「クロス・タカダ、俺も遊撃士に仕事以外で関わり合いたくなかったな。」

 

「ほぅ?よくわからんがこちらこそよろしくだ。」

 

「ちょっ!?ジンさん……!何和やかに話してるんですか!?言ったでしょう、ここ数年、俺達の陰で動いてるやつがいるって!商売敵いやー場合によっては取り締まりの対象かもしれませんよ!?」

 

「うるせぇな……兄さん〆るか?そいつ程度なら潰せるぞ、熊と乙女とやり合うってのはちょっとしんどいが」

 

「なんだと!」

 

「喧嘩腰になるんじゃねぇ!ったく、悪いなウチのが」

 

「いやこっちも突っかかったからなぁ、お互い様だな」

 

「ちっ!」

 

「こいつ!」

 

「アルヴィスくん、落ち着きなさい。ジンさん彼に関しては、気に掛けておく必要もよろしくする必要もないでしょう。こっちの規定スレスレで動いてるようですし、しっぽを掴むのは難しいでしょう」

 

うわっなんか機嫌悪そう……………………ヒスってる女性は怖いな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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