『貴様は…何者だ…!』
紅蓮に燃える劫火の化身たる
赤き伝説は自身を追い詰めている眼前の全身を黒き偉大なる神【
聖鎧もといオロミドロX一式を纏った男が頭部のミララースよりも深い真紅のバイザー越しに返答をする。
「クソミドロ神の僕にして…その従僕であり…*1そして道に迷える哀れたな仔羊で在られる紅龍殿に真に正しき道を示そうと此処に参った次第」
ミララースは戦慄する。バイザーの奥に夏の青空の様に何処までも純粋な瞳がある事に、つまりコイツは本気で禁忌なる存在が怒れたミララースに最近スラアク使いの間で不治の病と言われ蔓延する謎の宗教【オロミドロ教】を布教しに来たのだ
ミララースは神器D=イレクトロの水属性74と言う数値の暴力によって冷やされた頭でドン引きする。
コイツやべぇと
◆◆◆
オロミドロと言うモンスターをご存知だろうか?
ばっちい泥を飛ばして来たり遅延攻撃を繰り返して来たりくねくねしてて誰もが認めガンジーもプリウスに乗って体当たりするレベルのクソモンスである。
そんな実質汚物を崇める集団がいた、その集団の名は
オロミドロ教団
泥塗れのアレを崇め祀る精神疾患を患う者共の集まりそれがオロミドロ教団
教えはただ1つのみ高速変形あれ!!!
此処で1つ昔話をしましょう
昔スラアク使いは2つの派閥に分かれて争って居ませんでした。仲は悪くなかった様です
斧モードが強いと言う斧派
剣モードが強いと言う剣派
斧派が言うには剣モードは火力が低く敵を仕留められないと
剣派が言うには斧モードはモーションが遅く隙を晒してしまうと
ですが互いに分かっていました。どっちにしろスラアクは弱いと…スラアクは火力が出ずパンパンしたくても*2変形しないとコンボが弱く攻撃速度が遅すぎて肝心のゲージが溜まらずかと言って変形速度は遅く敵に隙を晒してしまい命を落とすスラアク使いも少なくありませんでした。
家族や同胞を亡くし咽び泣くスラアク使い一家も少なくありませんでした。スラアクに愛想を尽かし次々に同胞がスラアクから違う武器へと移って行きました。
そしてスラアクはハンマーよりはマシの産廃武器の扱いを受けスラアク使いは町を歩けば罵られパーティーを組めば舌打ちされキックされました、ソロクエストを受ければ受付に頭大丈夫か?と言われ多くの辱めを受けました。
諦めずに活動して来た残り僅かなスラアク使いは耐えきれず折れようとしていました…すると天から創造主オロミドロ神様が現れこう言いました。
高速変形あれ
と…最初は誰もが巫山戯た奴だと思い恐れ多くもオロミドロ神様に石を投げつけました。すると慈悲深いオロミドロ神様は憐れむ瞳で我らに問いかけました。
スラアクを使っていて変形か遅すぎると思わない人のみ私に石を投げなさい
と…皆は石を投げる手を止めてしまいました。お互い言っていないものの皆心の何処かでそう思っていからです
そしてオロミドロ神様は1人の若きスラアク使いに1つの首飾りを与え言いました。
これを付けてスラアクを使いなさい
と…少年は恐る恐るスラアクを握ると世界が変わって見えたそうです。あんなに遅かった変形が速くなり何故か威力 も上がりました。
スラアク使いは皆、自身の罪深さを知りました。我らをお救いしようと降臨されたオロミドロ神様に石を投げ罵倒してしまったからです。
スラアク使いの代表が腹を切って詫びようとするとオロミドロ神様は泥塗れの尻尾で彼の手を抑え言いました。
私は気にしては居ません、良くここまでスラアクを使ってくれましたね。詫びるべきなのは私です、私が早く来ていればこの様な事には…
と…涙を流されました。スラアク使い全てがオロミドロ神様の泥の様な暖かみに感動し涙が止まりませんでした。
その日からスラアク使いはオロミドロ神様を崇め常に感謝や尊敬の念を胸にオロミドロ神様達を狩り続けて居るのです。
さぁ、今日も犠牲になったオロミドロ神様に…その従者のラングロトラ様に、ヤツカダキ様に…感謝を!!!
高速変形あれ!!!
戦神オロミドロ亜種神様編と女神ロンディーネ様編はまた別の機会にお話しいたしましょう。
これにてオロミドロ教団 聖書第1章【オロミドロ神の降臨】は終わりです。
◆◆◆
突然、謎の話を語り出したオロミドロX一式を来た男を見てミララースは改めて思いました。
やっぱコイツやべぇ