米花町でちんちん出したら逮捕された件について。   作:ひつまぶし太郎

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お久しぶりです。
見事11月休みなしでお仕事走りきることが確定した記念に予約投稿です。今日も仕事だよやったね。
冒頭はスパイダーバース、OKとかで調べたら元ネタの映像が見れます。
過去一番ひどいです。
限界社畜戦士によるただの作文ですのでなんなら見なくていいです。


番外編。おちんちんバース【シンガポールに来たよ編】

 

 

OK。じゃあもう一度だけ説明しよう。

僕はペニス・おちんちん・パーカー。

放射性の蜘蛛には別に噛まれたりはしなかったけど、生まれたときから妙な力はあった。

とはいえ転機があったのはここ半年。

以来僕はこの世でたった一人のちんちんライダーだ。

たぶん平行世界とか他の二次創作とか見ても一人だろう。

この世のどこに真面目な推理漫画の二次創作主人公でちんちんの被り物被ってヒーローしたり、ヒロさんをエロ本追っかけて自殺を止めるなんてことをする奴がいるのだろうって話なんだけど。

 

あとはまぁ知ってるだろう?

 

『大きいちんちんには大いなる責任が伴う…』

 

多くの人を助けたよ。

今まで18年間、とある組織と紙一重の日常を過ごしてきて、時に一人で立ち向かい、殺し殺されながら過ごしてきた。

 

恋もした。

未熟な恋もして、決別して、もう一度同じ人を好きになった。

 

街も救った。

爆弾騒ぎとか、爆弾騒ぎとか…あとはまぁ、強盗とか殺人とか。

何度も何度も、何度も街を救った。

ゴッサム・シティかよ、なんて野暮なツッコミは勘弁してほしい。

ここはそういう世界だ。

 

それだけじゃない。

恋はスリルでショックなダンスをティックトックに上げてちょびっとだけバズったりもした。

…まぁほんとは最新版踊りたかったんだけどジャスラックの許可降りてなくて…。

 

ま、なんだかんだで。

ちんちんライダーでいるのは最高だ。

当然だろ?

公然と下ネタを叫べるし、組織とやり合うなんていう後ろ暗くて血なまぐさい義務バトルからも解放されるし、なにより、死んだ妹の最後の言葉を裏切らずにいれる。

 

だから何度倒れても、必ず割と普通にまた勃ち上がった。

この街で悪党どもに立ち向かえるのは僕だけじゃないけど、あまりにも数が多いからね。

 

ちんちんライダーはたった一人。

誰にも理解されなくても、余計なお世話で場を引っかき回す。

別にヒーローでもなんでもない無許可で暴れる変態怪人。

 

…それが、僕だ!

 

 

───ったのも今は昔。

現在僕は、割と普通に小学生を満喫していた。

 

巷ではちんちんライダー死亡説も流れていたりするようになって数日、『ちんちんライダー』は再び世界を賑わせることになる。

 

 

 

 

『やぁ、世界の紳士淑女諸君。私の名前はちんちんライダー。弁護士のシェリリン・タンは私が殺した。私の狙いは紺青の拳。今回は邪魔をする者はこうなる、ということを示したまで。なに、ただの犯行予告さ。では───』

 

なんかシンガポールで殺人があったらしい。

そんでもって、ちんちんライダーが犯人らしい。

 

 

「どういうことだってばよ…」

 

僕は歯磨きの手を止めて、呟いた。

 

 

 

 

 

 

「どぉーいうこったよ、これは!」

「いやぁ、どうもこうも。僕には事件の日は日本にいたっていう鉄壁のアリバイがあるんだけど…」

 

所変わって場所はシンガポール。

ヒロさんの上司である鮫谷さんに連れられて、偽造パスポートでシンガポールに飛んでみれば、なぜか日焼けしたコナンがいた。

 

なんでいんの?

違法入国ですか?

というかなんで僕は容疑者みたいな形で新聞の記事を突きつけられてるわけ?

そんな僕のうんざりした顔にも負けずに、シンプルに心配で眉根を寄せるコナンには悪いが、別に濡れ衣を着せられたことは大したことではないのだ。

有名税ってやつだろう。

というか濡れ衣を着せられたところで何が困るのだろう。

多少気持ちが悪いだけだ。

 

ただ、誤算だったのがコナンだけじゃないのは問題だった。

 

「おいワニ!ワニじゃないか!なんでここに!?今も刑事(デカ)やってんのか?」

「あー、俺は今は内勤だよ。で、今日はその内勤の後輩の子どもを預かってんだ」

「ほぉーあのガキがねぇ」

「昔、大量殺人に巻き込まれたらしくてな…よければ毛利も気にかけてやってけれ」

「なに!?」

「ま、今日は単純にあの子の空手の先生の試合を見に来ただけなんだけどな。休暇だよ休暇」

「休暇なのに子守りたぁ、ついてないなお前も」

「はっきり言うなよ…くくっ。それに、悪い気分じゃないさ。子持ち気分を味わえる」

 

どうやら毛利探偵が鮫谷さんと知り合いだったようなのだ。

嬉しそうに話す2人を見ていれば、どれだけ親しかったかも伝わってくる。

しばらくは邪魔はしないでおこう。

そもそも毛利探偵が恋人さんとの時間の邪魔になってるのはそこはそれ。

鮫谷さんが嬉しそうにしてるのを見て嬉しそうにしてるからいいんじゃないかな。

 

「うーんこの関係性過密渋滞地帯。…あとあれキッドだろ?なにこれどういう状況?」

「バーロー。んなもん、俺が聞きてーっつの」

「やーい犯罪者。探偵が聞いて呆れるぜ」

「うっせ!」

 

僕とコナンの目線の先では、工藤新一の姿をした誰かが蘭さんと親しげに話している。

もはやシンガポールが爆発するんじゃねーかと言わんばかりの豪華なラインナップだが、実は現在シンガポールにいる人物はそれだけではない。

日本の財閥令嬢鈴木園子、そしてその彼氏で僕の師匠でもある無敗の男京極真。

 

これはもう爆発するだろう。

絶対。

 

「にゃろう、自分は関係ないみたいな顔しやがって…」

「いや関係はあるよ?あるけどさぁ…なんかもう別の物語始まってんじゃん。ちんちんライダーとかもう全員忘れてんじゃねーの」

「なわけないだろあんな見た目のインパクトあるやつが」

「ティックトックの動画、ちょいバズだったはずなのに再生数がすごいことなってる」

「だろうな…」

 

僕と鮫谷さんは、一応表向きは観光ではあるが、実態は捜査である。

ちんちんライダーを名乗る何者かの出現。

それも殺人事件。

よその国とは言え、日本との関係性を匂わされている以上表立って介入できなくても、政府的にはことが大きくなる前に探りを入れておきたいらしい。

それにかこつけて隠れ公安の鮫谷さんと、知る人ぞ知る中の人の僕がシンガポールに来たわけだ。

あとちんちんライダー大嫌いなしーちゃんに、これを機に亡き者にしてこいという命令も貰っている。

 

大人気だなぁちんちんライダー。

ただの猥褻物なのに。

 

「目的も正体も不明。見た目はくだらないが超人的な身体能力を持つ。どれをとってもいい隠れ蓑なんだろーよ」

「えぇ?」

「極論トリックなんていらねえんだ。身体能力のゴリ押しで人を殺せんだからな。理屈のいらない殺人者に仕立て上げるにはぴったりなんだよ」

「なるほどなぁ」

 

ふーん、と鼻をほじってマーライオンを眺める僕を呆れたようにコナンが見つめていたが、実際どうなんだろう。

こんだけ人が揃ってて解決できない事件ってあんの?

武力面は僕と京極さん、蘭さん、毛利探偵。

頭脳面はコナンにキッドに鮫谷さん。

敵無しだろ。

 

勝ちたかったら100人くらい武装した敵連れてこいよ。

 

 

 

 

「そんなに連れてこいとはいってない…!」

 

目の前には千人規模の手足の生えたちんちんたちがいる。

猥褻物の津波がシンガポールの綺麗な街並みを飲み込む様は普通にテロだ。

 

なんかよくわかんないけど、海賊たちがこの姿をしているらしい。

バカなんだろうか。

これが象徴の力ぁ!とか言いながら糸目警官が手を振り上げた瞬間ホテルにちんちんたちがなだれ込んできたのだ。

 

さながらちんちんのスタンピードである。

ヌゥーも真っ青。

 

「もういい…もう限界だ!そこの鮫谷とかいう刑事に邪魔されてレイチェルは殺し損ねる!鈴木財閥の令嬢への襲撃も意味のわからんガキに邪魔された!宝石は盗まれた!大会は普通に負けた!何一つうまくいかないなら…もう!いいだろう!?ははは!ぶっ壊れろ!」

「壊れてるのは貴様の頭だぁ!てええええい!」

「誰だ貴様は!」

「地獄からの使者、ちんちんライダー!」

「本物だと!?くっ、やはりその形こそが力の象徴なのか…!」

「何言ってんの?お前の頭悪くない?」

 

ちんちん一匹一匹は雑魚だが、いかんせん数が多い。

とんでもない勢いで京極さんと蘭さんのとこではちんちんが吹き飛んでるし、毛利探偵の柔道も炸裂しているのに、数が減る気配がまったく見えない。

 

「遅れんじゃねえぞワニぃ!」

「ははっ、懐かしいなこんなノリも!」

「いや米花町でこんなやべー事件は遭遇したことないんだが!?」

「そうだっか?だが、現役の刑事をなめるなって話だよ!」

 

とはいえ、制圧されるのも時間の問題だろう。

銃火器持ちはコナンの花火ボール3連射とかいう殺戮兵器に吹き飛ばされてるし、なんかもうめちゃくちゃだった。

 

「問答無用───!」

「はぁぁぁぁぁ!」

「らぁぁぁぁぁん!」

 

やー僕いらねえなこれ。

でもカメラの前でちんちんとして死んどかないとだしな。

 

「いや、キルレートだけならお前がナンバーワンだからな?」

「あれキッドじゃん。宝石盗めたんだからとんずらこきゃ良かったのに」

「…あのなぁ、ちんちんライダーだけじゃなくて、俺にも冤罪ふっかけられてんだよ。なら、引き下がれねーだろ?」

 

それに子供が巻き込まれてんのにほっとけるかよ、なんて本音が丸見えな自称ポーカーフェイスさんぇ…。

 

「義理堅くて生きづらそうだよな紳士って」

「ほっとけよ!」

 

デスキャンサーもとい滲み出す白濁の白棺でレオンと糸目を拘束し、偽ちんちんをボディブローで吹き飛ばす。

僕の周りにはちんちんの死体の山が出来上がっていた。

総数はざっと五百くらいだろうか。

園子さんを守りながら戦う京極さんよりも数だけは多い。

 

「ひでぇ絵面だぜ」

「最高に頭悪いよな」

 

時に僕自身が真っ二つに割れてうずまきなると連弾もどきをしたりしながら、戦うこと約1時間。

 

「お前ら何をしている!海賊の意地を見せろ!?」

「この海で一番自由な奴が海賊王だぁ!!!!いくぜ必殺技!根性のアナルフィストおおおおおおおおお!」

「誰かこの自認ルフィどうにかしてくれ!」

「海賊版海賊王に俺はなる!俺はなる…俺アナル!?そーれここ、メス落ちスイッチ!」

「最低のオンパレード!つーかごろ合わせもクソもねぇ!」

「ふむ、アナルだけにかね?さすが海賊。言葉が汚いな…仕方ない。その汚い心にふさわしい姿にしてやろう」

「ちょ、ひぃ!助けて!」

「お前をうんち人形にしてやろうか!具体的にはモノホンのうんちによる特別メイクだ!もううんちの臭い取れないねぇ!?」

「あ……悪魔たん…」

 

最後の命がけの特攻もむなしく海賊たちはお縄につき、黒幕気取りの犯罪者2人も刑務所にぶち込まれた。

あとちんちんライダーも表舞台から派手に消えた。

 

「私はもうダメなんだ…」

「そんな、まだ手はあるはずだよ!」

「君にはわからんよ…あれは、コンドル!?」

「意味わかんないしあまりにも雑な展開すぎない!?」

「ぐうううう、なんということだ…コンドルの放ったレーザーで中枢部をやられてしまった…きっと爆発してしまう…!」

「みんな下がれ!早く!ちんちんライダーが爆発する!」

「でもキッド!」

「早く!」

「ほわああああああ!」

「ていうかちんちんライダーの中枢部ってなんだよぉ───!?」

 

これにてミッションコンプリートってことで…い、いいんじゃないかな(…どうでも)。

少なくとも世界中でネットニュースになってたし。

なんでこれがフェイクニュース扱いされないのかわかんないけど。

 

あと、聞けばちんちんライダー最期の爆発は世界でも類を見ないほど綺麗な花火となったそうで、それを背景に鮫谷さんは婚約指輪を受け取ってもらったらしい。

いいのかそれで。

頭いいはずの名探偵と怪盗を巻き込んで、現地のカメラの前で盛大にアホな茶番してたんだけど。

 

まぁええか…。

誰も怪我してないし。

ちなみに大会は京極さんが普通にストレート勝ちしてた。

なんか控室の前をレオンがうろちょろしてたけど、なんだったんだろうな。

現地のホームレスのおっさんとエロ本談義してたら、帰ってったからたぶん悪巧みとかしてたんだと思う。

 

僕バカだからわかんねーけどよ、何もうまくいかなかったらしいからもう全部気にしなくていいんじゃないかなって思うぜ。

 

 

 




実はちんちんネタをもう一個ダンまちで投稿する予定です。
たぶん同時くらいに出てるはずなのでもし見かけたらよろしくお願いします。
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