AC6の武器をヒロアカ世界に登場させたいと思って書こうと思いました。
初投稿で、いろいろ至らない点があると思うのでいろいろなアドバイスを下さい
物心ついたころには一人だった。 そして、人を殺していた。
そこは紛争地帯だった。 土地を巡る争い、『個性』を理由にした衝突――怒号と悲鳴、銃声と破壊音が絶え間なく響き渡る世界。
だが、孤独ではなかった。 彼女には常に友人がいた。
その名は《エア》。目には見えないが、声だけははっきりと聞こえる、不思議な存在だった。 彼女?は賢く、優秀で、ハッキングや情報戦に長けており、彼女の生存を支え続けた。
それでも、生き残れなかった。 幼い少女一人では、どれほどの支援があろうと戦場を生き延びることは不可能だった。
捕らえられた彼女は、大人たちによって戦闘用に特化した強化手術を施される。 与えられた名前は、C4-621。
果てしない戦場で戦い続けた先に待っていたのは、一人の男、ハンドラー・ウォルター。 彼の指揮のもとで戦い、裏切り、そして友と共に歩んだ果てに――
彼女の『個性』が発動する。 生まれ育った地を焼き払い、地図から消し去ったのだった。
やがて流れ着いた地で彼女は戦場を駆け、傭兵《レイブン》として名を馳せ、莫大な富を築き上げた。 その力の源となったのは、彼女の『個性』――『コーラル』。
この世に存在しない物質、コーラル。 強力なエネルギー物質であり、情報の媒体となり、さらには食料や麻薬さえも生成できる万能の資源。
その物質を用いて生み出されたのが、パワードスーツ機体《アーマード・コア》。 彼女たちが新たに得た翼だった。
その機体性能は、まさに怪物級。 空を高速で駆け抜け、複数の武装を操り、敵を蹂躙する。
だが、彼女たちの最強の傭兵としての覇道を止めた者がただ一人存在していた。 その名は――オールマイト。
唯一、彼女たちを打ち破ったヒーロー。
それは、アメリカのある企業からの依頼で工場襲撃を行った際のことだった。 迅速な襲撃――しかし、その速度さえ彼にとっては無意味だった。
襲撃音を聞きつけた瞬間、圧倒的なパワーとスピードで強襲。 戦闘は熾烈を極め、全武装とすべての力を駆使しても彼を交渉の場に引き込むのが精一杯だった。
提示された条件は二つ。 オールマイトが彼女たちに依頼を出せるようにすること。 そして、オール・フォー・ワン討伐への協力。
交渉成立。 それ以来、オールマイトは定期的に依頼を出し、彼女はそれが利益になるならば受ける――そうしてクライアントと傭兵の関係が築かれた。
そして、オール・フォー・ワン討伐の協力を果たしたことで、彼女はオールマイトの『個性』を知る数少ない人間の一人となる。 日本政府とのパイプも作り上げ、ある意味敗北が大勝へとつながった瞬間だった。
そして、新たな依頼が届く。
報酬は、毎月一定額の支払い、プロヒーロー資格の取得、緊急時の対応で追加報酬、さらに日本での販路確保――願ってもない条件。 彼女はこの依頼を受け、日本へと旅立つ。
その依頼内容は―― 雄英高校の教師としての赴任だった。