人類はこれに対応出来るだけの軍隊を編成したがこれさえ超える災害が発生して───
「X」でのスペース「暇の実」の企画で書いたものになります。
小説として初めて書いたものですがよろしくお願い致します。
pixivでも投稿しています
突如として、巨大不明生物が世界中に出現するようになって10年、それらは最初に出現した国日本での呼称から「怪獣」と呼ばれるようになった。
怪獣の未知の体組織、構造、元素は人類の技術に革新をもたらし、その未曾有の危機への対策として国際組織UNKA(United Nations Kaiju Agency / 国際連合怪獣機関)を設立。
人類は表向きだとしても国を超えて協力し、この前代未聞の厄災へ立ち向かっていった。
そう、決定的な脅威が空から降りてくるその瞬間までは。
休講を確認し、大学から移動してきた車を降りる。場所は日本の海岸線。茹るような暑さ、粘つく湿度、珍しくもない嫌な気候。今が真冬でさえなければそれでだけ済んでいたことだろう。昨日豪雪が降ったばかりだった。深夜には積雪による交通機関が麻痺との報道があったたずなのに、一体何がどうなっているんだ?
太平洋側、海岸から遥か離れたそこにはどんどん大きくなる光の柱。どうゆう訳か衛星通信は完全に麻痺している。警察は大混乱の市民を抑えることに精一杯らしいのかここへは特に苦労なく移動出来た。
「まるで世界の終わりみたいだ」
気温は今も上がってる。出現したという午前7時に25℃前後、現在である午前9時には31℃、柱の大きさに比例して上昇しているようだ。
不意にスマホから退去命令アラートがなり響き、上空を切り裂くように戦闘機が編隊を組みながら駆けていった。それも対怪獣巨大戦闘機、確か怪獣技術を使った戦闘機しては破格の重武装、高火力を誇るという。UNKA日本支部から出撃したということはアレが怪獣と認定、駆除に乗り出したということだろう。荷電粒子砲の閃光がここからでも見える。怪獣の内臓機関の研究によって小型化実用化した超兵器の一つ、大抵の怪獣を破砕するその攻撃を受けても揺るぎもしていない。
「攻撃始まったね」
「何やってるんだ、大して効いてないんじゃないか?」
「なんかやばそうだしそろそろ帰らない?」
ここに集まった人々が思い思いの言葉をもらしていた。皆んな心のどこかで攻撃さえ始まればすぐに方がつくと考えていたのだろう。だが現状はそうならず今更ながら危機感が芽生えてきた。
「おい、なんか上の方が変形ってか発光してるぞ」
誰かが指摘する。確かに上部周辺が光が亀裂が入ってるように見える。そう、なんというか、まるで───
「卵が割れてる?」
呟き終わるかどうかというその時、柱、いや卵から放たれた一筋の光の共に戦闘機が一機撃墜された。おそらく一機かそこらだが攻撃時とはいえキロ単位で距離があるのにあっさりと?
唖然とする時間は続かなかった。撃墜から数秒後に攻撃の余波だろう衝撃波が届く。轟音、暴風、そして悲鳴。直前第三者だった巻き込まれ、俺は転倒してしまう。周囲の人達も似たり寄ったりだ。辺りを見ると人々は避難を開始していた。だが激しく打ち身をしてしまったのか立ち上がれない人達もいるようだ。最も身近にいた未だ立ち上がれない人へと駆け寄る。
「あの、大丈夫ですか?」
「僕は大丈夫です。しかし妻は右足を挫いたみたいで歩けないと…」
見れば男は腕を打撲していたようだ。いや、既に紫色に変色している皮膚を見るに最悪骨折もあり得る。今動けているのはアドレナリンが出てるからかも知れない。妻、と呼ばれた人は足以外には異常が見られない。これなら支えれば車まで持つかも知れない。
「移動するの、手伝います」
「…申し訳ありません、助かります。」
妻と呼ばれた人はすぐに救助を受け入れてくれた。相当痛むのだろう、発汗が激しく声に力がない。夫側も怪我を考えると運転は難しいだろう。
「僕らは車で移動してきました。ただこの体では運転は難しいかも知れません。申し訳ありませんが車を運転していただけると助かります」
「問題有りません。俺もバイクで移動してきたので車をお貸ししていただけるなら願ったり叶ったりです」
本来なら夫と二人で支えるべきだろう、しかし怪我のある体でそれは難しい、避難で精一杯の周囲へ助けを求めるのも非現実的なのだろう。ならば───
「貴女を背負って移動します。まず膝を抱えるので、あなたは手を俺の肩からまわして下さい。その後俺が手を繋ぐのでその後立ち上がり、移動を開始します。」
彼女は力なくも頷いてくれる。本来夫婦共にすぐに応急処置すべきだがこんな危険な場所では難しい。まずは移動が第一だ。
「夫のあなたは車への先導をお願いします。」
「分かりました。こちらです。」
その時、再度突風が吹いた。さっき程ではないがまた何かあったのか。とっさに振り返ると光の柱が変形している。いや、あれが卵だとしたら孵化と言うべきなのだろう。一言で言えばそれは巨大な、50mを超える黄金の虫だった。触覚じみた二つの角。爛々と光赤い複眼。背中には翅のような背鰭。細長い二対の腕と数万トンを下らないだろう体重を支える一対の足。柱だった頃のある種の荘厳さは残るもののまごう事なき怪獣がそこにいた。
「───」
喉が震え、声にならない声が出た。周囲の反応は様々だ。一目散に走り逃げる人、転倒する人、唖然と立ち尽くす人。何にせよ人の波に飲まれれば危険なのは確かだ。俺は背負ってる人をしっかり固定して歩き出す。汗が止まらない。明確に死がそこにあるのもそうだがそれ以上に暑い、というか熱い。猛暑日だってこんなんじゃない。今もなお気温が上がってる感覚がある。たまらず振り返ると黄金怪獣は第二射を放とうとしてるのか角が太陽のように輝いていた。
その閃光を目にした瞬間理解した。あれはまずい死ぬ。放たれるエネルギーは先ほどの比較にならない。余波だけで吹き飛ばされるだろう。助かるには物陰に入るしかないが人一人背負って辿り着ける場所にそんな都合の良い物陰はなかった。
「降ろして下さい、少しでも遠くへ逃げるべきです」
背負ってる女性から声をかけられる。正論ではある。命がかかったこの場面で優先すべきは自分だ。しかし───
「今更そんなことしても誤差です。一歩でも遠くへ行って、衝撃はしゃがんでやり過ごせることを祈るしかない。」
歩行速度差からくる人の波を多少ぶつかりながらもやり過ごしたその瞬間、光が解き放たれた。衝撃波まで数秒あるかないないか、女性を降ろし、庇おうとしたところで夫の男性に覆い被さられた。
「こちらの方が早いです」
声はこちらを落ち着かせるようにゆっくりと、しかし触れた全身は緊張していて、抵抗する時間はほぼ無かった。
水や砂の粒子で可視化した衝撃波。
───死ぬ。
閃光は天上へ吸い込まれ巻き添えで編隊の大部分が消し飛んだ。
───死ぬ。
逃げ遅れた人が空へ吹き飛ばされている。
───絶対に、死ぬ。
目を閉じる。身を固くする。後はもう、祈るしかなかった。
そして、一切の音がなくなった。焼きつくような気温も、切り裂くような暴風も何も感じない。感じない?
「一体、何が?」
目を開けると世界が灰色に染まっている。砂も風も人も何もかもが停止してる。自分の意思だけが動いているような異常な状況。
『初しまして、地球人の方』
「?!、誰ですか!?」
耳というより頭に響く声がする。異常事態は連続しているがこの異常はそれを遥かに超えている。
『時間があまりないのでコンパクトにお伝えします。先程この星に外星人並びに外星系生物である「ヨウガーラ」のアクションを確認しました。本来、私がこの星ではウォッチを主任務としていましたが外星からのインターレーションには対処する必要があります。エネルギー体である私は融合適合者である貴方のアグリーがなければ実体を得ることができません。どうかご協力をお願い致します』
情報量が多い上、良い発音の英語が混じり咄嗟の理解が追いつかない。
「あの、質問が山のようにあるのですが順に訊いても問題ありませんか?」
『承知しました。しかし惑星間協定により惑星時間麻酔はその星の自転周期の144分の1と決められています。身勝手ながらどうか手短にお願い致します』
丁寧に脅迫されているのか依頼されているのか分からない文言を突きつけられる。その上質問は最小限とくる。
「協力すればここにいる人達を助けられるんですか?」
『はい』
「協力すればあの怪獣をどうにか出来るんですか?」
『はい』
「……もっと早く声をかけて頂ければ戦闘機のパイロットの方は救えだのではないですか?」
『……はい、その通りです。ヨウガーラのカモフラージュが解けた段階で適合出来る知的生命体を探したのですが見極めに時間がかかってしまいました。申し開きもありません』
怪獣が活動した段階で彼らを救うことはできなかったとこの声は言う。だがその声は切実で、申し訳なさが漏れていて、きっと嘘は無いように感じられた。
「───」
深く息を吐き思考を整える。もしこの声に応えれば自分はどうなるか分からない。俺はたまたま近くにいただけだ。何だったらこの状況は死の直前に脳がみせてる妄想かも知れない。それでも誠実なこの声は、今、俺を庇っている人を、理不尽に巻き込まれた人々を助けられるとそう言った。ならば選択の余地はない。
「分かりました、お手伝いします」
『本当に良いのですか?』
「はい、ここにいる人達を助けて下さい。」
『ええ、ですが一つだけ訂正を。私と貴方二人で助けるのです』
次の瞬間、俺の体が光へ変わっていきどんどん分解され、そして一つの巨人へと変わっていった。
****
海岸線に迫る衝撃波という死の暴風。避ける暇も無い、死んだかどうかも認識する暇もないその現状は突如として出現した銀の巨人によって遮られた。巨人は逃げる人々を確認すると海岸線砂浜に片膝をつき両腕を広げる。すると不思議な力場が発生し、海岸線全ての人々を守り切った。救いの手は既に吹き飛ばされていた人々にも及び同じく力場にて丁寧に海岸に下された。
そこでようやく彼らは落ち着いて巨人を見ることができた。50m近い身長、銀色の身体に赤の幾何学模様が入っていた。よく見ると腕や足には赤と黒の線が交差するように入り四角形を形成している。そして左腕は不思議な形の腕輪、胸にはアスタリスク状のクリスタルが青く力強く点灯していた。
そうして唖然とする人々を尻目に彼の巨人は振り返り怪獣、ヨウガーラを見据える。ヨウガーラは撃ち漏らした戦闘機に夢中でこちらに見向きもしていない。
巨人が両手を前に出す、近いのは水泳のグライドだろうか。地を蹴るとそれこそ空を泳ぐように飛行し加速していく。巨人はぐんぐんと加速し僅か10秒足らずでヨウガーラの下へたどり着いた。
ヨウガーラは真横から急接近する敵へ反応すると一歩後退しカウンターを当てようとする。しかし巨人はそれを見て縦へ急回転しながら進路を修正しヨウガーラを轢き倒した。その衝撃でヨウガーラは頭から海面に激突し、巨人は反動を上手く使い着地する。
直後ヨウガーラに立て直す暇を与えまいと両腕を捕まえると巨人の腹程の高さまで持ちあげ膝を使い頭部へ攻撃する。狙いは驚異的な怪光線を放つ角だった。間髪入れず膝を入れ続けて三撃目でようやく片方の角が砕けた。同時に痛みで正気を取り戻したのかヨウガーラは自由な腕で反撃する。巨人は脇腹に攻撃を受け、捕まえていた腕を振り解かれる。怪獣と巨人は距離を開けて向かい合った。
****
声の主と融合したことで巨人へと変貌し、出来る限り救助した後はとにかく必死だった。仮想世界みたいな場所に本来の身体が存在し、現実世界では巨人の身体が存在し、そのどちらもが自在に動かせた。そこまで把握して、怪獣と戦い、そしてどうにかあの光線の発生源を破壊した。
「このまま殴り倒せばいいんですか?」
『ええ、ヨウガーラは遠距離攻撃こそ脅威ですがインファイトは苦手としている怪獣、イレギュラーさえなければ倒せます』
そうと決まれば早い再び距離を詰めて動かなくなるまで殴ろうとする。しかし再び角が輝き、怪光線が放たれた。咄嗟に胸を逸らして避けるも僅かに躱しきれず体勢を崩してしまう。
『落ち着いて下さい、片方のホーンがブレイクしたことでビームの出力は10%も有りません。あのパワーを制御するには一対の角が必要だったのです』
「くっ、それはそうなのですが」
いくら威力が弱っても今度は出が早い。一瞬ためが入った次の瞬間には怪光線が放たれている。
『先程人々をレスキューした時を思い出すのです。あの時のフォースフィールドをアームに集中し、シールドとすれば受けきれない攻撃では有りません。コントロールは私が受け持ちます。貴方は落ち着いてアタックに専念して下さい』
「…力場を盾にして前進ですね、分かりました。やってみます!」
左腕を前に出し盾のように構える、躱し続けるうちに敵の呼吸は分かってきていた。ヨウガーラの角が点滅し、直後その目線の先であるこちらの胸元へ怪光線が放たれる。最小限の動きで光線の射線に左腕を差し込むと攻撃は完全に遮断された。
「よし!」
防いだ勢いそのままに敵へ飛び込んでいく。あと三歩のところで、再び怪光線が放たれるがしゃがんで躱しショルダータックルで複腕ごと薙ぎ倒した。体勢が乱れたヨウガーラの顎に、腹に、そして胸に拳を打ち込む。ヨウガーラは体力が尽きてきたのか足元がおぼつかなくなっている。追撃を仕掛けるようとしたその瞬間、閃光が視界を埋め尽くした。
「一体何が!?」
『おそらくホーンに貯めたエネルギーをビームではなくフラッシュとして放って目眩しとしたのでしょう。ヨウラーガはエスケープしようとしています』
「何だって!?」
巨人の視力はすぐに回復する。だか既にヨウラーガが見えない。周囲を見渡し確認ればヨウラーガは上空背鰭を展開、変形した翅で逃げていた。
「どうにか追跡する必要が有ります!アレが上陸するなんてことがあったらどんな被害が出るか分かりません!」
『えぇ、あの怪獣はここで倒します。私のアビリティをアクティベートします。そこに落下している破壊された戦闘機にタッチして下さい』
さっきの様にすぐに空を飛ぶべきではという疑問を飲み込んで戦闘機に向かう。この力の主がそう言うならばそうすることが最適なのだろう。
「すみません、失礼します」
そうして巨人の身体が触れた瞬間に物体の情報が脳内に流れ込んでくる。流れ込んだそれらは光の粒子となり、仮想世界の身体の手元で一枚のカードとして形成された。
「これは?」
『この星の文明をアナライズしこれをマテリアライズたものです。貴方の左腕に巻き付いてる武装“アームズアナライザー”へセットして下さい』
「………」
なんでカードなんですか?という疑問を飲み込む。一刻を争う今訊くべきではない。言われた通りにカードをセットする。すると巨人の身体に変化が訪れる。全身の赤と黒のラインが光ると同時に両足と右腕に収束し、武装が形成される。足の武装は戦闘機のそれと、右手の武装は粒子砲に似ているように見えた。
『私には触れた文明を解析し、私のファンクションとして追加できるのです。さらに追加した武装の出力は私の力が上乗せできます。これでヨウガーラの追跡と撃破を行えます』
「分かりました、やってみます」
先程と同じく両手を前に突き出し空を泳ぐイメージをする。同時に足に追加されたブースターで加速する。打ち付ける空気抵抗を力場で受け流し、接近に気づいたヨウガーラの光線を躱し、背後を取る。左手で高速振動する翅を掴み、振り回すことで乱回転をかけ更に上空へヨウガーラを投げ飛ばす。自由に動けないヨウガーラへ武装した右手を向けて止めの攻撃を仕掛けた。
『ウルトラ・チャージドパーティクルカノン!』
「うぉ、らああ!!」
放たれる荷電粒子砲は巨人の力で比べ物にならないほど強化されていた。ヨウガーラの腹に命中した攻撃はほんの数秒の後に貫通し、余剰エネルギーのせいかその身体が爆発する。
「終わった……」
怪獣の最期を見届けてそう呟くと全身の疲れを認識する。鉛の様に重たくなっていく身体を意識すると巨人が声をかけてきた。
『相当疲れているようですね。無理もありません、すぐに変身を解いて休まなければ』
「……そうみたいですね」
命の危機に巨人に変身に怪獣討伐、こんなに疲れるのも当然だろう。変身を解き手近な人気がない林の中で身体を再構築する。巨人の力を貸してくれた存在は掌大の光球として止まっている。
そしてお礼を言おうと呼びかけようとして、まだ彼の名前を知らない事に気がついた。流石にこのまま別れるのは忍びなくて名乗り出る。
「俺の名前はユウヤ、隅野ユウヤっていいます。最後に貴方の名前を訊いても良いですか?」
『勿論、私の名前は⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、……ユウヤには発音が難しいかも知れませんね』
「……確かに、難しいですね。」
彼の名前は高音と低音の混じった複雑なものだった。宇宙の電磁波を可聴域の音波へ変換した動画を視聴したことがあるがアレに近い感覚だ。なんとか声に出そうとしてみるがどうこう出来る気がしない。
『ではこうしましょう、貴方が私にこの星での名前をつけて頂けませんか?』
『えっと、それ俺が付けて大丈夫なんですか?』
『ええ、この貴方は信頼できる人間です。これからこの星で活動する上でも是非付けて頂きたい』
いきなりの大役に面食らう。巨人で、何か武装してたからそこから付けるか?謎の英語が混じる文法の件もあるし英語が好きなのかも知れない。なら───
「ウルトラマン……アームド、とかどうでしょう?」
必殺技らしいものにウルトラと言っていたし、あの武装を作る能力も特徴的だった。それらをまとめてみたがどうだろうか、と反応を待つ。
『ありがとうございます、ユウヤ。では私はこれからウルトラマンアームドと名乗らせて頂きます』
良かった、受け入れてくれたらしい。とにかくこれで胸を張って言える。きっと彼と交わすのは最後になるだろう言葉を投げかける。
「ウルトラマンアームド、ありがとうございました。お陰で俺もあの海岸線にいた人たちも助かりました」
『こちらこそ、ユウヤ、貴方のアグリーがなければこの星に介入出来ませんでした。ハプニングに協力して頂き、こちらこそありがとう。これからもよろしくお願いします』
「これからも?」
『ええ、これからも。私と適合できる生命体は現在貴方だけであり、外来星系生物のインターベーションはこれから本格化するでしょうから』
「……」
俺はとんでもない契約を結んでしまったらしい。そういえば先輩も契約する時は条件を隅々まで確認する事と言ってたな、と今更ながらそんな事を思い出した。