浮気した疑惑をかけられたかのんに対する恋の無慈悲なローラー作戦。

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恋「かのんさん浮気しましたよね?」

恋「かのんさん浮気しましたよね?」

 

かのん「いやいやいやしてないよぉ!?」

 

恋「では昨晩どこで何をしていたのですか? マルガレーテさんに伺うと、どこかへふらっと遊びに行ったと」

 

かのん「ちょ、ちょっとマルガレーテちゃん!?」

 

マル「なによ。事実を言っただけじゃない。あなたがどこで何をしてようが知ったこっちゃないわよ」

 

かのん「と、友達のところに泊まってたんだよねぇ・・・」

 

かのん「ま、まさか急に恋ちゃんがウチに来るなんて思わなかったからさぁ」

 

恋「それに関してはわたくしの落ち度ですのでかまいません。それで? どなたの所にいらしたのですか?」

 

かのん「え、え~とぉ・・・」

 

かのん(たぶん恋ちゃん電話する気だよね・・・?)

 

かのん(こういう時、察してくれそうな人・・・。ちぃちゃん!)

 

かのん「ち、ちぃちゃんのところだよ!」

 

恋「なるほど。では確認してみますね」プルルル

 

かのん「う、うん」

 

かのん(頼む! ちぃちゃん!)

 

マル(はぁ・・・どうなっても知らないわよ)

 

 

*****

 

 

恋「もしもし千砂都さん?」

 

千砂都「なに、恋ちゃん?」

 

恋「実は、昨夜からかのんさんが帰ってきてないのです。そちらにいらっしゃいませんか?」

 

かのん「!?!?」

 

マル(あーあ)

 

千砂都「かのんちゃんが?」

 

千砂都(心なしか恋ちゃんの声、心配してるというより怒ってるような・・・)

 

千砂都(かのんちゃん・・・また浮気したんだ)

 

千砂都「あー、うん。ウチにいるよ。昨晩騒いじゃって疲れてるから起こさないであげたいんだけど」

 

恋「そうなのですね。所在が分かれば安心です。ありがとうございました」

 

千砂都「ううん。気にしないで。じゃあね」

 

 

*****

 

 

恋「・・・・・」

 

かのん「・・・・・」

 

恋「千砂都さん、まだかのんさんが家にいるとおっしゃっていますが?」

 

かのん「え~っとぉ~・・・なんでだろうね? ち、ちぃちゃん寝ぼけてるのかも?」

 

恋「そうですか」

 

恋「これはわたくしの持論なのですが、人は何かを誤魔化す時、反対のことを言うのです」

 

かのん「そ、そうなんだ」

 

恋「何か隠していませんか?」

 

かのん「い、いえ」

 

恋「そうですか、なら」

 

恋「・・・・・」プルルル

 

恋「・・・もしもし可可さん?」

 

かのん「れ、恋ちゃん?」

 

可可「どうしマシター、レンレン?」

 

恋「昨夜からかのんさんが帰ってきてないのですが、そちらにいらっしゃいませんか?」

 

かのん「恋ちゃん!?」

 

可可「かのんが?」

 

可可(レンレン、気のせいか怒ってマス・・・?)

 

可可(かのん、また浮気したのデスね)

 

可可「はい。かのんは可可のところにいマスよ~」

 

恋「ありがとうございました」

 

かのん「れ、恋ちゃん・・・!?」

 

 

*****

 

 

恋「もしもしすみれさん?」

 

すみれ「え? かのん?」

 

すみれ(あの子、また浮気したのね・・・)

 

すみれ「ええ。ウチにいるわよ」

 

 

*****

 

 

きな子(かのん先輩、また浮気したんすね・・・)

 

きな子「はい。北海道のきな子のペンションに来てるっすよ~」

 

 

*****

 

 

メイ(かのん先輩、また浮気したんだな・・・)

 

メイ「いるぞ。かのん先輩、私と一緒に夜通しライブ映像見てたからグロッキーなんだよ」

 

 

*****

 

 

四季(かのん先輩がまた浮気してる・・・)

 

四季「かのん先輩は私の発明品の実験のせいでしばらく療養することになった」

 

 

*****

 

 

かのん「す、ストップストップ! もうやめてぇ!」

 

恋「かのんさん浮気しましたよね?」

 

かのん「は、はい。しました」

 

マル「さっさと謝ればいいものを」

 

かのん「ごめんなさいごめんなさい!」

 

恋「はぁ・・・もういいです。今度こそこれで浮気は最後ですからね?」

 

かのん「ありがとう恋ちゃん!」

 

マル「・・・・・」

 

マル「どうせなら夏美先輩と冬毬にも電話してみたら?」

 

恋「 え?」

 

かのん「マルガレーテちゃん!?!?」

 

恋「これ以上かのんさんの浮気なんかに皆さんを付き合わせるのは気が引けますが・・・。そうですね、せっかくですし聞いてみましょう」

 

かのん「や、やめようよこれ以上は!」

 

恋「妙ですね。何か電話されると困ることでもあるのですか?」

 

かのん「そ、それはぁ・・・ほ、ほら変なこと聞いて困らせちゃうし」

 

恋「あ、もしもし、夏美さん?」

 

かのん「うわーん!」

 

 

*****

 

 

夏美「かのん先輩?」

 

夏美(まーた浮気したんですの・・・?)

 

夏美「はい。鬼塚家で保護してますのー。今は冬毬が面倒みてますのー」

 

恋「ありがとうございました」

 

恋「・・・・・」プルルル

 

恋「もしもし、冬毬さん?」

 

冬毬「なんですか恋先輩?」

 

冬毬「か、かのん先輩ですか? ウチには来てません!」

 


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