エピローグ
新しい朝が来た。普通の朝だ。
その普通というものがどれだけありがたいものか。この激動の10年近くを生きたものならば強く頷くだろう。
人工島が世界を荒らし、世界樹が無理矢理に整え、その体制も噴火とともに崩壊させられた。
人類を支える大樹は三つに分かれ、地球にあったはずの一本は消えてしまってから二年。世界の平均気温は大きく下がり、苦難の時代は続いている。
それでも俺は毎日、違う朝を迎えられている。
不眠のおかげで寝なくて済むようになっているが、科学的に浅い昏睡を挟んだ方が精神衛生上良いという結論になり、毎日少しでも眠るようにしている。
良かれと思って渡した最後の個性が思った通りには役に立たないというのも、自分らしさを感じてしまう。一発勝負は苦手なのだ。
目覚めて同じ光景にならないように、先に起きてくれている同居人にはどれだけ感謝してもし足りない。起きてから昨晩と同じような光景が見えるのは軽くトラウマなので、その日の気分で内装を変えたり昨日はなかったオシャレな小物が『創造』されていたりする。
起きた時に知らない物がそこにないと安心できない体、というか心になってしまっているが。このPTSDはどこか人間味を感じることができて、心底嫌というわけではなかった。パニック状態は勘弁してもらいたいが、それがない方がおかしいのだから。
昨日と同じ場所に定住しないという生活になるのは、今の目的と仕事。自分のトラウマと上手くマッチしていると思う。
月面都市アルスが開発した低重力装置。その最新版を積んだこの水空両用の飛行船は、寝ている時にも移動をし続ける。
起きたら雲や空どころか地形や気候まで変わっているのだから、これ以上に変化のある生活はそうそうないだろう。昨日まではオーロラの見える雪国にいたのに、今朝は砂漠で目覚めである。
サイドテーブルにある小物は、今日は逃げるアザラシの箸置きだ。この迫真の表情はおそらく昨日見た氷の上でシャチに追い詰められたあのアザラシのものだろう。
世界に唯一の一品もの。あの万能ヒーローが作った作品ということで世界中で人気である。今日行った先でもチャリティオークションで引っ張りだこになるとわかる。シャチとセットで売れるぜ。
部屋を出て共用のキッチンへと向かう。豪華客船とはいかないが、金持ちのクルーザーよりは遥かに大きいこの船には仲間たちが乗っている。
コーヒーの香り、ベーコンの焼けた匂い。話し声に笑い声が聞こえてくると、今日も1日が無事に始まったという確信を得ることができる。
「おはよう。百ちゃん、今日の朝ごはんは?」
「一昨日の豚汁と、スパムおにぎりを作ってみました。砂漠地帯ですから、ちょっと多めに塩分を取ってから行きたいですわ」
「豚汁って、マジで完全栄養食だよな。いや、精神的にね」
科学的な正論のツッコミが来そうだったので、これだけでもう何もいらない的な戯言であると訂正しつつ啜っていく。
味噌の香りの中に黄金色の油が浮いている。それらを飲み込むと野菜の出汁と豚肉の甘みが温かい感覚と一緒に広がった。
「ふふ。今日も朝から笑顔にさせました。今日も私の勝ちですね。あーくん?」
「二日煮込んだみたいなコク。これが敗北の味だってんならもう病みつきだよ。負け続けたい……」
「ですが、求めるほどの全力笑顔ではまだありません。日々精進ですわ!」
がんばるぞいと言いながら、グッと握り拳に力を込める幼馴染はそのポニーテールを揺らしてプルスウルトラを宣言している。これが俺の毎日に始まり方だった。
彼女とは死ぬまで一緒にいることを約束しているが、一般的な男女のようなそういう普通にはなれそうになかった。自分の男性機能は死んでいるままだし、彼女も複数の俺を世話していた過去がある。人類の男性の中で唯一と言っていい、妊娠と出産の過酷さを語れる俺がパパになれないのは残念だが、ちょっと子どもはまだハードルが高い。長い目で見ていきたいと話し合っている。
普通の夫婦ではない。それでも一緒に生活して起きて、飯を食うなら家族と言っていいんじゃないか。そう思う。
「おはよう!狩峰!八百万!朝飯あとでいいんだが、今日巡る集落向けに作った焼き菓子を食ってくれねえか?この地方の伝統の焼き菓子らしいんだが、色々アレンジしてみてよ」
バキバキに仕上がっているボディビルダーのような男が、その体躯に似合わぬ可愛らしく細かなお菓子を持ってきてくれた。
「来ましたわね。砂藤さん。我が
「はは!食事とお菓子は別ジャンルってことにしてくれって言ってんだろ。お前の方が料理は圧倒的だよ。……料理はな?」
その瞬間、百ちゃんに電流走る。
砂藤さん。恐ろしい人……。そう言って戦慄する百ちゃんは白目で、なんだかまつ毛がバッサリと伸びたように見える。なんていうか作画が違う。
そういえばお菓子について相談を受けていたが、それが完成したらしい。ご飯を美味しく食べ終わった後に、その焼き菓子を口に放り込むと口の中でほろほろと解けて甘みが染み込んできた。
っこれは……!今まで食べたことのない感覚っ!!
この地方のお菓子は甘みが強烈らしいのだが、これは後味がすっきりだ。まるで風のように消えるその風味は後味も最高だった。
今の体験を忘れないうちにもう一個。いや、もう一個だ!
「これ、すげえよ。初めてだ、この後味。この、喉越しともいうべき感覚を焼き菓子で味わうことになるとは……」
「あ、ああああ!!!!また!またですわ!砂藤さんのお菓子での笑顔の方が輝度が高い……」
見えない何かに殴られるようにして、百ちゃんが沈んだ。
「いや、言ってくれてたけどさ。豚汁のうまぁっていう染みる感じとは違うじゃん。ほら、これ食べてみ。元気でるから」
そう言って元凶であるコロコロとした小さな凶器を口元へ運ぶ。その尖った口に差し出して食わせると、劇的な変化が訪れた。
目は険しい。鼻より上は全力で抗議を維持しようと努めているが、それも儚い努力であった。
口元以下は幸せそうに緩み、その手は頬に当てられて。もう片方の手は次のコロコロを求めている。体は正直ってやつだ。
「いつの日かっ!必ず倒しますわ!砂藤さん!!!」
「おう!首を長くして、皿を洗って待ってるぜ!!」
こんなやりとりも愛おしい。些細な日常が大好きだった。
他にも仲良しは多くいるがこの船にいる同級生はこの三人だけだ。ヒーロー科以外なら他にも、なんなら姉はいるのだが、あの苦楽を共にした仲間は主に日本で、よく世界各地で、たまに月面都市などでも活躍している。
世界の話をしよう。
噴火によって様々なエアロゾル化した物質が大気中に留まり、地上へ届く太陽光線は減少した。
地球温暖化が進行した現代においてはむしろバランスが取れるのではという意見もあったが、食物の凶作とせっかく得られた光合成能力への同時攻撃に人類は再び食べるものを得るための努力を全力で傾ける事になっている。
必要に応じて科学は発展を続けている。個性科学の進展は目覚ましく、UAIが整えた研究機関や成果が実を結び始めたところだろうか。品種改良された種苗がドローンによって急ぎ広げられているが、世界では栄養不足の地域が出てしまっている。
世界樹の影響が浅かった地域や、逆に依存が高すぎた地域のダメージは大きくこのように物資を届けることをしなくてはいけない。
医療と食料と、栄養と美味さを届けるために俺たちは世界中を巡っている。
有り余る財力にものを言わせて、老舗の弁当屋を買収し、オールマイトを会長職に就任させた。
オールマイト印のオリジンな弁当である。
ナイトアイリスペクトでメガネをかけたオールマイトが象徴になっている。俺の憧れ全部のせだ。
人々に不足しているのは物質的なものもあるが、それだけではない。
変わってしまった民族や個性。あまりに急激に変わった世界。無くなった格差は人の間に溝も生み出した。
人と人は、関わって話し合い。そして笑顔で美味しいものを食べないといけない。
それがこの企業の理念だった。
一応社長ではあるが、現場を巡っているのはそれがやりたいことだから。
同級生たちもそこは変わらない、各々ヒーロー活動や自分にとってやりたいことを貫き通していた。
中でも注目なのはやはりあの二人だろう。
緑谷出久。彼はすでにワンフォーオールを手放している。その残火はありはするが戦闘には出ていない。
しかしながら、それは自粛というよりは彼が忙しすぎるからだ。
彼は今、新しく生まれ変わった雄英高校の教師として生徒に教えている。
地球と月と火星にある校舎を移動する形で交流を深めつつ、人々がそれぞれの星で分かれることのないように彼なりに動き続けていた。
世界樹が消えたことは決して緑谷のせいではないが、あの平和に違和感を感じ、それでも怪獣というシステムの合理性に気づいていた彼だ。将来的には月と火星と地球で起こる争いを少しでも無くそうと今から努力を始めているのだろう。
その多忙ぶりには、同級生もびっくりでオールマイトもちょっと引くレベルである。もうプルスウルトラしないでちょっと休もう?と平和の象徴が言ったほどだ。
パートナーである麗日さんは宇宙開発企業で日々個性を振るい、緑谷の移動を簡単に。それぞれの交流をスムーズにするための新たな移動インフラを作ろうとバリバリに働いている。
ちなみにそろそろ結婚しろと周囲からは緑谷が会うたびに刺されている。モジモジぶつぶつとヒーローらしからぬ初期の彼が見えるのでみんな喜んで突いているのだった。
さてノーベルこと爆豪勝己はやはりというか対照的な、それでいて似ている道を歩んでいる。いや、もしかすると緑谷の方が幼馴染に背中を追っているのかもしれない。
彼もまた教育機関で子どもたちを導いている。それも、既存の学校では手に負えなくなった問題児たちを集めた学校である。
個性や家庭環境によって、環境を変えた方が良い子どもたちはいくらでもいる。
死柄木弔がそうだったように、誰かが傷つけた子どもが世界を恨み、壊すことになるのだろう。その悲劇を減らすことで世界を平和にしようとしているのだと理解できた。
それだけではなく、彼が一番にやりたいことは昔の自分のような子どもを、緑谷のような体験をする子どもをなくすことだろう。
移動式の巨大すぎる船は、まるで島のようでありUAIランドの運用前の試験用の小規模なものだった。3キロの全長で階層が立体的にあるそこは見た目よりもかなりの面積を誇っている。移動するその島に作られた全寮制のその学校にはヒーロー科も、その他の様々な学び舎が揃っている。
それはまるで学園都市のような様相だった。
治安の面でも、昔のアニメのような場所である。ガラの悪い不良たちが、世界を巡って人を助けながらさらにガラの悪い校長に叱責されて更生する施設である。
時に厳しく、過酷な環境に子どもを追いやるその手法には一定以上の批判があるが、それでも彼は子どもたちの命を守って、その多くが感謝を返すようになっている。
次の卒業式が初めての卒業世代になるらしいが、多くが学校と島への恩を返すためにそこで働くらしい。
緑谷出久、爆豪勝己。それぞれが夢のヒーローアカデミアを開校し次世代の育成に力を注いでいるのだった。
これで平和になるのかはわからない。
すでに三つの星では互いの違いを指さして、互いを非難するような差別的な物言いも増えている。
子どもの非行や虐待はなくならず、世界を憎む人も消えていない。
飢餓や暴力も増えていて、平和への道は遠い。
それでも今の人類には、今までにないものがある。
まずは時間だ。世界樹からの影響を受けた8割以上の人類は、その寿命を飛躍的に伸ばしている。この世代が老いて死ぬのが何歳ごろになるのか、誰もわからない。地球と月面の科学技術の発展は目覚ましく、その猶予を使ってさらに伸びていくだろう。
そしてもう一つ。それは平和の記憶である。
世界樹によって作られた不自然に異を唱える人もいたが、それでもそこに発生した平和については認めざるを得なかった。
自分たちには平和が実現できる可能性があるのだと。何を変えればこうなるのかということを目撃してしまった記憶は、全員の心と体に刻まれている。
また我々は戦争を、破壊を繰り返すのだろうか。
そうかもしれない。でも、そうではないかもしれない。
何よりその平和がたった一晩で崩壊する様も目撃したのだから、夢みたいに実現して消えたあの平和の記憶こそ、人類が礎にするべき体験だったのだ。
その上に何を積み上げるのかは、それぞれの自由だ。
悪意は芽吹く。
どれだけ舗装し整備しても、小さなひび割れから上を目指して、明るい方へとその手を伸ばさずにはいられない。
強欲は止まらない。
今あるものが当たり前に、そしてもっと欲しくなる。人に奪われるのが我慢ならない。
衝動に蓋はできない。
どれだけ次世代に向き合ったとしても、また怪物が生まれ悲劇が起きる。それと共に英雄が生まれてしまうのだろう。
狂気は潜み、そして空を目指すだろう。
鉄の檻で頭を囲い、何かになろうとし続ける者たちは絶えていない。その脳に宿った瞳は隣人を見ずに上を見上げ続けている。
どれもこれも人の本質だ。
それらの問題を解決しても、人々はきっと別の問題を抱えて別の英雄が生まれていく。
けれど思うのだ。
このお弁当を届けて、お腹いっぱいになって笑う子どもたちを見て思う。
美味しいものを食べて、それを大切な人に分け合い、そして笑い合う。それをしたいと思うこの気持ちが人の根底には流れている。……ことが多い。
それを明るく当たり前と言うところから、死柄木弔が生まれる影が差すのだろう。だからそれは、普通であって欲しいと願うがそうではないことを強く心に残しておく。
普通というものを流行らせたい。当たり前にしていきたい。
ヒーローのいらない瞬間をできるだけ重ねられるように、それが俺たち大人の仕事なのだ。
ここまで気持ちよく空を滑っていた船が目的地の川へと着水し、現地のセレモニーの準備に移る。
この地域への支援は初めてで、そしてここをモデルケースとして一帯への支援を広げていく計画である。
その記念すべきイベントの演説は、やはりこの男だ。
拡声器も必要ないのに用意されたマイクにはちゃんと齧り付く。生粋のエンターテイナーだから。
「私が、きた!!!」
オールマイトは生きている。
彼の人生の中でも一番に健康で、そしてその寿命もまだ猶予はある。かなりの無理をしているとはいえ、健康なクローン体に記憶を移したことを問題ないとするならば彼は健康そのものだ。
幾度も死に追いやって、そして殺したことすらある彼は今生きている。俺としたことが、その衝撃に当てられて演説の中身を聞いていなかった。
後で緑谷に言ってデータをもらわないと、どうせ緑谷に雇われたのだろう。あの映画でも撮る勢いのスタッフたちは、たった一人のオタクのために最高画質で録画しているに決まっている。
出番の終わったオールマイトに駆け寄った。
「これ、食べてみてくださいよ」
「ほう。……シュガーマンの新作と見た。だが、私のスマイルはすでにメディア向けの100%さ。これ以上は流石に……」
パクリ。
「Oh my ……GOODNESS!!!!!!」
朝の日差しが、ただでさえ深い顔に陰影を強めてくれている。
クワっと見開かれた瞳に、震える全身。そして、始まるカメラに向かっての宣伝文句。
デカすぎる手にちょこんと乗せられたお菓子とそのパッケージは百ちゃんが作ったもので、デザインは洗練されている。
同級生と作ったもので憧れの恩人を幸せにして、その幸せがこれから広がる確信を目の前に、なんだか無性に嬉しくなって、一緒に笑った。
HAHAHA!とちょっとオールマイトに寄せて笑えた。
夢も悪夢も現実も、そこで血を流せるなら本人にとって違いはない。
それをどう味わうかだけ。それだけなのだと思う。
これからは、目一杯に美味しいところを味わってやろうと思うのだ。苦いことも、血の味がすることもあるだろうが、それでも願う。
誰かに良い夢を、どうか届けられますようにと。
ヒーローを救うために始めた俺の物語は、ここでおしまい。
でも、俺たちの戦いはこれからだ。
本当にここから始まるのだった。
本編はこれにて完結です。
ここまでお読みいただいた皆様に感謝を。ずっと感想をくれていた皆様、評価をしていただいた皆様、ここ好きや誤字報告をしてくれていた皆様に感謝を。
気づけば約128万文字もの文量になっていたようです。ちょっと信じられないですね。
前作の後書きで、前作よりは短く終わる作品を書いて完結させるとか言った覚えがありますが目標の180話を超えつつも、一応前作以下ではあるので嘘にはなってないか。
当初の目標である作品を完結させるという一点は確実にクリアできたので、安心しました。これからも皆さんと信頼関係を築けるように頑張りたいです!
これからのことは、まだ決定していませんが願望を話しておきたいと思います。
一つは、前作『亜人:ゼロから始める異世界生活』の更新を行いたいこと。
一つは、新作オリジナル小説を書こうと思っていること。
一つは、短編をいろいろ書いてたまにコンテスト応募などしたいこと。
などなどを画策しております。
リゼロ原作の更新を見守りつつにはなりますので、どうなるかはわかりませんが一旦やりたいという気持ちの表明をしておきます。よければここや違うところでお会いできれば嬉しいです。
前作から今作の開始まで、二か月の準備期間を設けたのですがそこで学んだことは間を開けても大して書き溜めはできないということ。投稿頻度こそ執筆速度につながるのだと学べました。なのでそこまで休むつもりもございません。
いろいろと動いた際には、xなどでも報告しますのでよければフォローなどしておいていただければ嬉しいです。
ここからは本作の後書きの内容を超えます。自分語りにお付き合いいただける方は読みください。
さて、二作目の後書きというのは難しいですがここで告白をしたいと思います。(1年振り2回目)
以下は自分の創作をする理由です。
それはとある二次創作小説を布教することなのです。『ハリーポッターと合理主義の方法』というファンフィクションなのですが、これが最高に面白く布教をしていたのですが空振りの連続。
ならばと『ファンタジー世界に合理的な人間が入ったらどうなるか?』というテーマで自分で作品を書いてしまい、こんな後書まで読んでくれるような読者様ならおすすめを読んでくれるのでは?
という、本作はまさに狂気の産物でございました。
よしやるぞと思ってから二年経たずに合計で287万文字くらい書いているらしい。嘘だろ。濃厚な人血はどこだ?手向けなければ。
……こんな私でもまだ入れる保険、逃げ込める場所はありますか?
「オドン教会を教える」
「ヨセフカの診療所を教える」
「何も教えない」
さて、今後も自分は合理ポッターの読者を増やすべく布教を続けていきますが、実は既読の方に朗報です。著者エリーザー・ユドコウスキー氏のなんと精神的続編ともいうべき書籍がなんと日本語で発売されています。
『超知能AIをつくれば人類は絶滅する』
かなりメディアでも紹介されているから知っている人もいたのでは。こちら単品でも面白いですが、合理ポッターを読んだ後に読むのが一番面白いです。
合理ポッターという作品もまた一つの目的のための活動だったのだとわかる。続編のような感覚が味わえる一冊となっています。現状のAIというものについて学ぶ意味でも面白く、非常に良い本でした。
それとは別にこの本の内容が誤りではないのかと、AIの専門家に読んだ数日後に直接問いただしたくらいには内容が強い本でした。ちなみに、概ね同意すると信頼できるその方が言っていたので少し落ち込みつつ。自分の基本方針は変わらないのでこれからも布教を続けていきたいと思います。
また途中で止まっている、『合理ポッターと問答の宇宙』はどのような形になっても再開します。
ようやく合理ポッターを友人二人が完走してくれまして、もう一人完走予定です。これで書ける!嬉しい!!
長くなりました。
改めて今後も自分は、『ファンタジー世界に合理的な人間が入ったらどうなるか?』というテーマで書いていきたいと思います。
オリジナルを書く時も、ハーメルンでも投稿しようと思っていますのでよければお待ちください。
たった一晩でも皆様の夢の一部になれたのならこれ以上の幸せはありません。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ZAT23