カンナカムイとキンムカムイの騒動があってから数ヶ月後、いつものように食材の買い出しを終えたトール。
トール(実はドラゴン)「小林さんのために、いつもより鮮度が高い卵を手に入れられた!早速家に帰りましょう」
家に帰ったトールは、自分とカンナ(とイルル)の部屋に二次元ゲートがあることに気がついた。
トール「? あれ、こんなゲート開いていないのに」
ゲートを見ると、トールがいた世界でも小林の世界でもない、全く別の世界だった。よく見るとそこには、「アクアのことを家族だと思わないから」と、トールにとっては意味不明で幼稚な言葉をいう少女がいた。
トール「誰でしょうか、あの子、第3の世界が実在しているのでしょうか?このゲートのことをカンナやイルルに話してみよう」
トールは学校から帰ってきたカンナとバイトから帰ってきたイルルにこのゲートのことを話した。
カンナ「知らない、お父さんでもない」
イルル「知らないな、アクアも誰かわかんないし、だいいちあの少女がなんで幼稚なこと言ったのも気になる」
トール「そうですか、小林さんにも話しておきます。」
その日の夜、トールは小林に今日のことを話した。
小林「『アクアのことを家族だと思わないから』ねぇ、どっかで聞いたことあるんだよな」
トール「え、どこで?」
小林「確か、この本に………」
そう言って推しの子11巻を取り出した
小林「109ページに、あったあった。」
星野ルビー『アクアのことを家族だと思わないから』
トール「このセリフひどすぎますね。自分が助けろと言ったのに」
小林「まあまあ、アクアも大概だし、そもそもカミナキヒカルが悪いし」
トール「ところで、なんでこれと同じセリフがあるんでしょうか。」
小林「フィクションの世界が実在しているのか?」
トール「だとしてもなんで、」
二人は悩んだ末、ある答えを………出せなかった。次の日ゲートからはきもい金髪男が女を殺している様子が映った。二人はやはり推しの子の世界が実在すると理解した。
トール「やっぱり推しの子とやらの世界ですか。」
その時、小林にある案が閃いた。
小林「なあトール」
トール「?」
小林「今なら天童寺まりなに罰を与えられるんじゃないかな?」
トール「と言うと?」
小林「ドラゴンの力で星野ルビーちゃんを救えるんじゃ?」
トール「なるほど!13巻まで読みましたけどあのゴミを片付けられるんですね。」
小林「そうそう、あといくら酷いことしたからって殺すなよ。」
トール「わかりました!」
休みの日、トールは小林やカンナやイルル、エルマ、ファフニールを連れて推しの子の世界へ向かった。ルコアはなんでも解決しそうなので呼ばなかった。早速天童寺宅に訪れたルビーを発見し、トールはまりなをボコボコにした。他のみんなも集団でまりなと夫に飛び蹴り、殴る、魔法でギタギタにした。そしてトールは二人をトールの世界へと追放させた。
星野ルビー「あ、あなた達は?」
トール「私はトールです。この人は小林さんです」
星野ルビー「おかあ……クソゴミを成敗してくれてスカッとしたけど何しにきた?」
小林「ルビーちゃん!大変だ!このままだと○○○○(ネタバレ配慮)になるんだ」
星野ルビー「え、アクアが死んじゃう?カミキヒカルはせんせ殺害に関与してない……」
イルル「やばいかもしれないぞ。」
その後アクアとルビーはお互いの正体を明かし、無事和解。カミキヒカルはトールによってトールの世界へと追放し、アクアとルビーの復讐劇は、ドラゴンによって終わった。
アクア「い、いいのかこれで」
かな「………なんかさっぱりしない」
あかね「アクアくんが死ななくてよかった」
ルビー「クズ二人はどうなったの?」
トール「神に剣を刺されて死にましたよ、ザマァないですね」
小林「ああ、そうだな」
その後アクアとルビーはたまに小林の世界へと訪れては原作推しの子の鑑賞をするなど、仲良くなった。
アクア「俺、死ぬ運命だったのか、ありがとうトール、小林」
カンナ「終わりよければ全てよし、めでたしめでたし。」
メイドラの映画は見るべき!泣けるぞ