記憶が、流れ込んでくる。*1
「これは・・・キャロルとやらの記憶か?」
どこかの家で二人で暮らしていたのか。にしても、何故俺に夢が流れ込んでくる?にしても、錬金術師が料理下手とか何がどうしたらそうなるんだ・・・?錬金術と料理は同じ、それは間違ってない。なのになんで失敗してるんだ・・・?*2
時は流れ、イザーク氏が魔女裁判にかけられ。*3・・・男なのに?ってのはまぁ・・・異端審問官からしたら何も違わないんだろうな。
「キャロル。生きて・・・もっと世界を知るんだ。それがキャロルの・・・」
なるほどな・・・それがお前の
「ならさっさと起きないとなぁ・・・」
時を流して、世界の秘密をいくつか解き明かして。*4
「やっと現代か・・・」
まぁ本部が襲われたとしても翼も居るし家を漁れば完成したLiNKERもある。なんならIGNITEには対応してないが一応アガートラームも完成させてある。というか響は俺のガングニールを使ってもいいしな。*5
「・・・目覚めれたか。さて・・・っと」
やはりか。魔力が足りなさすぎる。*6無理矢理の霊基編纂はこれだから・・・
「来い、ゲイボルグ・シバルバー」
メディカルチェック。五感・・・オールグリーン。魔力回路・・・オールグリーン。魔力量・・・レッド。シンフォニックゲインへの変換・・・こっちはグリーンか。
「なら・・・行けるか」*7
と、その前に司令室に顔出しとくか
「柳星!?」
「今目覚めた。メディカルチェックは済ませた。問題はあれど致命ではない。今は・・・アイツらが出てるのか」
まぁLiNKERは渡してあるしそりゃ戦えるか。*8
だが・・・
「ま、戦力は所詮0.4だわな。んじゃ出てくる」
先に翼と・・・この気配はクリス?なんだ、IGNITEは完成してたのか。
「だがゲイボルグにはイグナイト・モジュールが・・・!」
「関係ない。一度殺されかけ、一度自殺しかけた俺に抜かりはない。確実に殺し尽くす」
魔眼起動。
・・・側から見たら今の俺ってどう映るんだろうな。四種混合同時起動なんざあまりやらんから分からないんだよな*10
「てことで下がりな、二人とも」
「柳星!?」
「なっ、テメェ起きてたのかよ!?」
「ついさっきな。んで、そいつが・・・」
キャロル・マールス・ディーンハイムか。
「ほう、下がるのか?この身一つでお前達三人を相手にすることくらい、造作もないことだと言うのに」
「俺が、キレてんだ。それに・・・」
まぁ、もう一つの理由は凄くどうでもいいことではあるんだが・・・
「心身共に
「なるほど・・・
琴!?いや、アレは・・・
「ダウルダブラのファウスト・ローブか!いいだろう、サシでやり合おうか!」*11
「コレくらいあれば不足はなかろう」*12
糸による斬撃・・・ま、今の俺には無意味よな。事象を堰き止め、斬り、殺し、なかったことにする。
「アリストテレス?今更そんな・・・思い出を焼却した所で俺には届かないのに・・・てことでお前らは下がりな。見せてやるよ、名実共に勝ち得た世界最強をな」
糸は石化して殺す。アリストテレスも石化させれば問題無い。*13
「世界最強が聞いて呆れる。攻めて来ない最強とはそんなものか?」
「あぁ・・・いや、そんなつもりはなかったんだ。なに、奇跡の殺戮者を名乗るならその根本を全て殺し尽くしたかっただけなんだよ。そんなに踊りたいなら誘ってくれるとありがたい」
ゲイボルグを構えて、歌を使わないシンフォギア起動を経て・・・死にかけてたからか謎の万能感が身を包んでるがダメだな。コレはいつか身を滅ぼしかねない
「俺が」「オレが」
「「奇跡の
糸は殺す。アリストテレスは殺す。その全てを殺し尽くす。*14
「どうしたよ殺戮者、さっきから攻撃が一辺倒・・・あぁ、いや。イザークから何も学べなかったもんな?」
「なっ!?何故貴様が・・・!」
「父親からの命題も忘れ、万象黙示録とかいう外道に堕ちたのならば、目の前にあったはずの答えを得ることもなく消え去るといい」
そうだな・・・
「折角だ。おまえの最後に歌を届けようじゃ無いか」
これが・・・ちょうどいいかな?
「始まる歌 始まる鼓動 響き鳴り渡れ」
「希望の音」
「『生きる事を諦めない』と」
飲み込まれかけた!戻せ戻せ戻せ!テンションあげすぎた!
「示せ 熱き夢の 幕開けを」
「爆ぜよ この 奇跡に」
「嘘はない」
高々三千!今の俺にゃあ雑魚同然!全て殺し尽くす!
「その手は何を掴むためにある?」
「たぶん待つだけじゃ叶わない」
「その手は何を守る為にある?」
「伝う 熱は 明日を」
「輝かす種火に」
「さあ新時代へ銃爪を引こう」
「伝説の未来へとカウントダウン」
「刃撃きは一人じゃない」
「過去を 超えた 先に」
「創るべき歴史が咲き燃えてる」
「臍下辺りがむず痒い!」
「願い、祈り、全てを背負い 本気を超えた本気の歌!」
「痛みなんて、何も怖く無い 沸れ!沸騰せよこの身体」
「翳せ さぁ闇夜に 稲妻を」
「だからどうした!世界を相手にするんだ、森羅万象飲み込みやがれ!」
少なくともアイツらは皆そうしてきた!だから貴様もそうしろよ!
「絆、心、一つに束ね」
「響き鳴り渡れ希望の音」
「『信ず事を諦めない』と」
「唄え 可能性に ゼロはない」
「飛べよ この奇跡に」
「光あれ!」
「チェックメイトだ。言い訳は聞かん。理由も聞かん。疾く殺されな」
「忘れたよ、理由なんて・・・思い出を焼却、戦う力と変えた時に・・・その呪われた戦慄で誰かを救えるなどと思い上がるな」
あ、自殺した・・・マ?なら有難いわ
「はい
さてさて。俺の我儘はどこまで通じるかなぁ・・・
実はここまでの全てが茶番だったGX編。なんならこの先も茶番。