▼イン(家族愛にノイズが走ったクソデカ感情)→→→←←←←←(近親相姦する気満々のヤンデレ入ったクソデカ感情)ジュナです 多分そのうちアルジュナがインドラ押し倒す(※インジュナです)
▼ちょいちょいCEOインドラと息子のアルジュナをベースに書いてますが、世界観は大体繋がってるような繋がってないような インドラの関心は基本息子に向いているので、そこでインジュナになるかインぐだ♀になるかの違いですね インヴリの話は実はこんな過去があったんだよって感じです、これは共通ですね
pixivより転載
とある大企業のCEO、インドラはとても名を知られている。
女好きの酒好きであることも、よく知られている。
なので商談によく高級クラブに連れて行かれては酒をたらふく飲まされる。そのまま眠ってしまうことが多いので、大抵商談にならないが。しかしまともに起きているときに商談をすると、こちらが丸め込まれると言う始末だ。
この日は行きつけの店で酒を過ごしてしまったらしい。
「アルジュナ坊ちゃま、申し訳ありません。CEOがまた酒を過ごされまして」
「またですか」
第二秘書と第三秘書に荷物を運ぶように連れ帰られてきた父を見て、溜息を吐く。第一秘書はこの酷暑のためだろう、クールビズながら汗を掻いていた。今夜も熱帯夜になりそうだ。
アルジュナは溜息を吐いて、「ではいつも通り、ベッドへ運んで頂けますか」と扉を大きく開く。秘書たちは会釈しながらインドラを運び込んだ。
人並み外れた長身のインドラに合わせて誂えられた特注サイズのベッド。その布団を広げ、その上に秘書たちがインドラを寝かせる。アルジュナは肩で息をしている彼らに微笑んだ。
「あとは私がやっておきますから、どうぞあとはお帰りになってください」
「有難うございます、坊ちゃま。ほら、しっかりしろお前ら」
「120㎏は重いんですって……」
「明日腰を痛めてそう……」
ぶつくさ言いながら帰っていく彼らを見送ったのち、アルジュナは施錠した。
それから、インドラの寝室に入る。
彼は酒気を漂わせて眠っていた。それにまた溜息を吐きつつ、まずは靴を脱がせる。高級な革靴だ。ただ同じ革靴を修理して使っている。底が減ってきてそろそろ修理が必要そうだ。ヴァジュラに言っておこう。そんなことを考えながら、靴を揃えておいた。あとで玄関に出す。
それから、インドラの首元に寄った。襟元を緩める。
……そして、彼の顔に手を触れた。
途端、その手にインドラの顔がすり寄る。驚いて反射的に引っ込めようとするアルジュナの手は、そっと寄って来たインドラの手が掴んで離さなかった。
インドラは呟いた。
「……すまん、アルジュナ……」
何を謝っているのだろう、とアルジュナ思う矢先に、インドラは続けた。
「…………お前から母親を奪って……」
「──」
それから、すう、とインドラは寝付いた。健やかな寝息が立つ。アルジュナの手を押さえていた手を落とした。
しばらく呆然としていたアルジュナだったが──ふ、と笑む。そして、インドラの開いた襟元から手を滑り込ませ、彼の胸を撫でさする。
そして、彼の首筋にキスをした。耳元で囁く。
「感謝しているんですよ、母には」
アルジュナは言った。
「あなたを独り占めさせてくれた」
アルジュナは母を知らない。正確には憶えていない。
気が付いたら母はいなくなり、その日のアルジュナは夜が更けて父が帰って来るまでソファで寝入っていたと言う。
そんな妻を許さない、と独り酒で愚痴っていたのをアルジュナは聞いた。
『息子を置いていきおって。息子が可愛くなかったのか、あんな愛らしい子なのに』
この時点でアルジュナは中学生で、その上成長期に入りすくすくと身長が伸びていたので「愛らしい」という言葉は不適当ではないか──そう思ったが。
同時に薄暗い悦びもあった。
(この人は妻に怒っている。愛は戻らないだろう。それならば、あとは俺のものだ)
アルジュナは、そう思いながら、インドラの頬にキスをした。
それでも、明日の朝には良い息子であろう。アルジュナはそう決めていた。
迫るのはもう少しあとでいい。
夜が更ける。
End.