今年も8月10日がやってきましたので書いてみました。早速ですがXも盛り上がっていますね。そう言うのがあってもいいと思うんだ

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迫真歴史修正部 ~悲劇を回避する為に戻った先輩~

「オォン……ホォン……」

 

 ここに人権と肖像権を侵害されたことを嘆いている男がいる。本名は分からないので、芸名である『田所浩二』という名で呼ばせて貰うことにしよう。

 彼はいわゆるゲイポルノビデオに出演していた一男優に過ぎない。だというのに、とある野球選手がゲイビデオに出演していたことをすっぱ抜かれたことから、連鎖的に彼が注目を集めることになった。

 

「これもうわかんねぇな」

 

 バタフライエフェクトとでもいうのだろうか。端正な顔立ちの男優達が多数出演している中、田所は迫真の演技と絵面の汚さから瞬く間にネタになった。

 一挙手一投足が素材として切り抜かれ、イキ顔、喘ぎ声、排泄音まで素材として用いられ、更にはAIの出現によって本人のあずかり知らぬ所で曲が作られたり、勝手に動かされたりと。ネットの玩具になっていた。

 

「頭に来ますよ!」

 

 そして、最高の不運は。AIで作られた曲が有名になり過ぎて、日の目を浴びてしまったことである。

 道イク人が、元ネタである彼の存在を知り、承認欲求と再生数に憑り付かれたバカにプライバシーまで犯され、自宅凸まで食らっていた。

 

「こ↑ こ↓」

 

 そして、8月10日。田所の誕生日でも無ければ、件の映像の撮影日でも無い日に、下北沢には大量のホモガキが集まり、周辺住民に多大な迷惑を掛けていた。

 

「きっしょ。出ていけ、もう帰って来るな」

「ダメみたいですね」

 

 彼が悪い訳でもないのに、周辺住民の怒りの矛先が向かい、田所は住む場所を追われていた。

 一体、どうしてこうなってしまったのか。夜中、美味いラーメン屋の屋台で夕食を取っていると、隣の席に腰を下ろすスーツ姿の中年が1人。

 

「なんだこのおっさん!?」

「これは申し訳ありません」

 

 思わず、田所がたまげたのも束の間。隣に座った男は、田所に名刺を渡していた。どうやら、何かしらの営業らしい。

 こういった話は少なからず舞い込んでいた。彼が持つネットの影響力にあやかろうと企業や配信者から声を掛けられていたが、全て『そう…』と受け流していた。今の彼が欲しいのは平穏な生活だけである。

 

「誰だよ」

「私、人々を平和な道にイカセたい。そう『イカセ 泰三』とでも呼んでください」

 

 おもんない奴が考える、テキトーな名前だったが、田所にとってはどうでも良かった。変な奴に絡まれるのは慣れている。さっさとラーメンを食って、次に住む場所を見つけないと。と、考えていると。泰三が言った。

 

「田所さん。もしも、過去に戻りたいと思います?」

 

 よくある思考実験か妄想だ。ありきたりな所を言えば、宝くじや万馬券を当てて一攫千金と言った所だが、いつも空想しては諦めていることがあった。

 

「多少はね?」

 

そう。真夏の夜の淫夢に出演しないことだ。そうすれば、自分はきっと注目されることも無く、平穏な日々でイキていけるのだと。

 

「だとしたら、試してみませんか?」

 

 泰三がスーツケースから取り出したのはデカイ枕だった。

 一時期はホモガキから『アレはクッションじゃないか!』と責められたこともあったが、今ではどうでも良い話だ。

 

「ダメみたいですね」

 

 田所は呆れていた。一体、デカイ枕があった所で何だというのか。寝ている間に理想的な夢の世界にでも浸れと言うのか。

 

「そうではありません。この枕はですね。夢という形で『もしも』の世界に貴方を連れて行くんですよ。気に入ったのなら、そこに留まって貰えば良い」

「おっ、そうだな」

 

 世迷いごと、あるいは妄想を喋り出したので、田所は生返事をしていた。

 映画やゲームの世界じゃあるまいし、そんなフィクションめいたことがある訳がない。サッーっとラーメンを流し込んで、勃ち上がろうとした時。泰三にデカ枕を押し付けられた。

 

「まぁまぁ、まずは試して見て下さいよ」

「おかのした」

 

 これ以上、ダル絡みされるのも鬱陶しく思ったのか、田所は枕を受け取ってアパートに戻った。引っ越しの為に荷物をまとめている所だった。

 どうして、自分が去らなければならないのかという憤りに咆哮を上げることもあったが、普通に大家に怒られて終わった。

 

「ウーン……」

 

 様々なネガティブな感情が去来したが、寝逃げする為に例の枕を使って夢の世界へと向かった。

 

――

 

「ファッ!?」

 

 目が覚めた時、田所の世界は一変していた。自分は外に放り出されていた。ボロボロになった道路や電柱。そして、道端で倒れて、ピクリともしない人達。

 

「ヤベェよ、ヤベェよ……」

 

 戸惑っている中。視線の先には気の弱そうな青年が、上半身が屈強な割には下半身が貧弱なサーフ系の男に襲われていた。

 

「死ぬ寸前まで痛めつけたら、争いも無くなるから」

「何やっているんですか! 本当、止めて下さいよ!」

 

 襲われている青年の顔を観察してみたら、爬虫類みたいな印象を受ける顔だった。特に助ける義理は無いので、スルーしようとしたが目があった。

 

「何、見捨てているんですか! 本当、止めて下さいよ!」

「しょうがねぇなぁ」

 

 助けてもらう癖に随分と横柄な態度が引っ掛からない訳では無かったが、24歳学生である田所は独自のルートで手に入れていた睡眠薬を染み込ませたガーゼをサーフ系の男の口に押し当てた。

 

「ウッス!」

 

 独特な断末魔を上げて、サーフ系の男はコロリと落ちた。

 昏睡してもなお、干し柿みたいな乳首がピクピクと動いていたので『きっしょ』という声が出てしまった。

 

「はぇ~。救世主だぁ」

「そうだよ」

 

 助けて貰った青年が謝辞を述べたので、田所は快く受け取っていた。

 一体、何があったのか? 自分はどういう世界に来てしまったのか。と、謙虚に尋ねた所、彼の姿勢を快く思ったのか。青年こと『遠野』は笑顔で答えた。

 

「あぁ~いいっすね。家の中だぁ」

 

 話をするのなら家の中で。ということなのだろう。

 彼に案内されつつ、道すがら事情を聞いた。曰く、この国は2010年頃を境に、国民が集団ヒステリーを起こすようになったという。

 今まで溜め込んでいた不満をぶちまける様に。人々は金、暴力、SEXを求めて暴れ散らかした。国も暴れるなよ、暴れるなよと懸命に呼びかけていたが、国は深刻なダメージを追っていた。

 

「これもうわかんねぇな」

 

 どうして。そこまで大規模な事態になったのかと更に説明を求めようとした所で、遠野がいう所の『家』へと辿り着いた。

 ボロボロの廃墟を利用しているのか、中へと進んで行く。すると、地下へと続く階段が現れた。

 

「降りて。どうぞ」

 

 遠野と一緒に長い階段を下って行く。光が差した。開けた空間に出た。

 大量のモニタと演算マシン。如何なるデータを弾き出しているのかは分からないが、画面には大量の数字が表示されていた。

 

「痛いですね。これは痛い」

 

 あまりに多くの画面を見たので、田所が目頭を押さえている所。モニタの一つに人物が映し出された。凛々しい顔立ちをした坊主頭の男、三浦だった。彼は画面越しに田所を見つけたのだろうか。チラチラと彼の方を見ていた。

 

「見られてないですかね?」

「チラチラ見ていたゾ」

 

 やっぱり、画面越しに見ていたらしい。この空間は何なのか、コイツらは何をしているのか。分からないことばかりだった。

 

「遠野~。早くしろ~」

「あぁ~いいっすね」

 

 2人共、何かしらの成果を発表したくて仕方ないのかニヤ付いていた。

 幸いに、発表物は日本語で書かれていたので田所も内容が理解できた。どうにも2010年ごろ、人々が野獣の様に暴れ出した集団ヒステリーには理由があったらしく、原因を調べていたらしい。

 

「ポッチャマ……」

 

 何故、シンオウ地方の水タイプの御三家の名前を挙げたか理由は分からなかったが、三浦は次の資料を上げていた。

 

「はぇ~」

 

 遠野がアホみたいな感嘆の声を漏らしていた。

 どうも、社会においてストレスから逃げられなくなる人間が大量に発生していたらしく、彼らが混迷の発端になったらしい。

 

「何しているんですか! 本当、止めて下さいよ!」

 

 現在を生きる遠野からすれば当然の反応だった。次に疑問に来ることがあるとすれば、人々がストレスから逃げられなくなった原因だ。

 現代社会においてストレスは付き物であるが、解消方法はごまんと用意されている。何故、処理しきれなくなったのか?

 

「あっ、おい、待てぃ。ここ洗い忘れているゾ」

 

 だが、三浦は用意周到で答えもキチンと調べていた。

 どうやら一定以上のストレスをため込むと、解消方法が機能しなくなるらしい。例えるなら、飢餓状態の人間は食糧を摂取できなくなるということか。

 そして、当時の手段として多かったのは、安価なサブスクだったらしい。体を動かすスポーツなどは一部の富裕層やエリートのみが許された物だった。

 

「これもうわかんねぇな」

 

 もしも、三浦の研究結果が正しいならば、田所が居た世界も荒れ果てていたハズだ。でも、実際に8月10日にはホモガキが下北沢に蔓延る、この世の終わりみたいな光景が平和的に繰り広げられているだけだった。

 

「おら、見ろよ、見ろよ」

 

 三浦の背後からデデドンと言うSE音と共に巨大なカプセル型のマシンがせり上がって来た。

 提示された資料によれば、タイムマシンであるらしく。機体名は『良い世、来いよ号』とか言うふざけた名前だったので、2人共スルーしていた。時代は『2010年』に合わされていた。

 

「あっ、そっかぁ……」

 

 つまり、自分達を過去に飛ばして人々のストレスを解消して来いということか。

 勿論だが、1人1人の心の負担を解消していく時間なんてある訳もなく、現実的でもない。となれば、何かしらの手段で広報するしかない。

 

「ッスゥ~」

 

 遠野は深呼吸をした。そんな方法がある訳がないと。自分達はエンターテイナーでも無ければ、特別な才能に恵まれている訳でもない。

 たくさんの人達を楽しませる為に芸人でもなれと言うのか。いや、なった所で彼らは掃いて捨てる程にいた。それでも、現実は荒れ果てているのだから、答えは違うのだろう。

 

「当たり前だよなぁ?」

 

 だから、タイムマシンに乗るまでに答えを考えておけ。と、暗に言われている様だった。通信は終わった。

 自分達はこれからタイムマシンに向かうまでの間に、人類のストレスを解放する方法を探さなければいけないのだが、そんな物が都合よく思い浮かぶ訳も無かった。

 

「オッス。お願いしま~す」

「何言っているんですか!」

 

 田所は自力で考える気が無く、遠野に丸投げしたが速攻で拒否された。

 仕方なく、歩きながら考えていたが答えは浮かばない。……と言いつつ、田所は既に分かっていた。

 

「(解決方法は)出そうと思えば」

 

 とうして、一般モデルがゲイポルノビデオに出なかっただけで国の興亡にまで関わって来るのか。まさか、自分が勃ったことで国を覆う杞憂まで絶っていたとは思わなかったが、それでも出演するべきかは躊躇われた。

 イク先々で浴びせられる罵詈雑言。付きまとうストーカー、ホモガキ、配信者、ゴシップ記者。いずれも自分の人生を蝕んで来た。解放されたいと願ったことは一度や二度ではない。

 

「先輩?」

「おかのした」

 

 この世界に自分を知る者はいない。不便ではあるが、不便なだけだ。

 人権、肖像権、プライバシーを犯されることも無い。第一、過去に戻れたとして。どうして自分が、自分をバカにして来た連中を助けてやらねばならないのか。

 

「(当たり前だよなぁ)」

 

 助ける義理なんてあるはずもない。このまま付いて行きはするが、頑張ってもダメだった。ということで終わらせようと、田所は心に決めた。

 

――

 

 荒れた道すがら、田所は遠野が何者であるかを聞いていた。

 分かっていたことだが、彼は研究者であるらしく。この世界を元に戻すべく、タイムリープなどの眉唾理論を三浦と共同研究していたらしい。そして、それは実現したらしい。

 

「やりますねぇ!」

 

 田所からの称賛を受け取り、遠野は恥ずかしそうにしていた。

 今度は遠野に自身の経歴を話した。曰く、ゲイポルノビデオにでただけで日本はおろか世界中に顔と名前が知れ渡り、プライバシーも何もかも犯されたこと。ちょうど、撮影の際には遠野によく似た男性を抱いたこと。

 

「不味いですよ!」

 

 遠野は憤っていた。ゲイポルノビデオに出て、出しただけでそこまでやられなければならないのかと。

 これが普通の反応なんだ。と思うと、田所は嬉しさのあまり目頭と亀頭から熱い汁を出していた。やはり、自分が過去に戻ったとしても出演する必要などない。自分の犠牲が無ければ成り立たない世界なんて滅んでしまえば良い。

 

「そうだよ」

 

 遠野が同意してくれたことは嬉しいが、その意見を受け止める為に。自分は彼らの目的を反故にしなければならないと思うと、多少の罪悪感が湧いた。

 道中では様々なことがあった。精神的ショックにより幼児退行してしまった『ひで』という少年を支えながら生きる葛城と言う男と一緒に食糧を探したり、谷岡と言うヤクザと争っている大坊と言う青年達の中に入って、仲裁したり……。

 

「はぇ~、すっごい」

 

 遠野も感心する程、逞しい人々がいた。態々、自分達が過去を正さなくてもあるがままを受け入れて生きれば良いのではないか?

 三浦の研究所に辿り着く前に、2人の中で結論が固まっていた。タイムマシンは使わない。この世界で生きて行く。

 研究所の傍には車が停まっていた。誰かが居るのかと思い、足を踏み入れた。人間便器にされた三浦の姿があった。

 

「ポッチャマ……」

「お~。良い格好だぜぇい!」

 

 いつかに見たサーフ系の男、拓也は不敵に笑っていた。どうして、こんな所にいるのか。何が目的なのか。2人の頭は真っ白になっていた。

 

「お、お前さ。タクヤさ。(足を)洗ってから、中々出て来なかったよな?」

「うっそだろお前!」

 

 恨みは消えないとでも思っていたのか。田所の楽観的な考えを嘲る様にして、拓也は呵々大笑していた。

 

「不味いですよ!」

 

 ここにあるのはタイムマシン。使い方次第では、神にでもなり得るほどの危険な装置だ。その危険性を分かっているのかと、遠野が詰問した瞬間。拓也は手にした鞭を振るった。

 SMの道具等と思われているかもしれないが、殺傷用に改造した鞭は正に凶器である。遠野の皮膚を割き、骨をも砕く一撃が入った。

 

「アッー!!」

 

 悲鳴と嬌声は似ているというが、遠野から艶やかな声が漏れたので、田所は思わず興奮してしまったが、それ所ではない。

 張り裂けた皮膚から血が流れ出る。元より、荒れ果てた世界なので衛生面も良くはなく、早めに助けなければ命も危うい。

 

「ヌッ!」

「バカじゃねぇ?」

 

 田所は駆けた。握りしめた拳を打ち付けようとしたが、突き出した拳は防がれていた。拓也は鍛え直していた。107センチを誇る胸囲は驚異的という外なく、田所にとっては全ての攻撃を遮る脅威であった。

 拓也のカルパスの様な乳首が踊ったかと思えば、乳頭から奇妙な臭いのする液体が放たれ、田所の目と胸に掛った。

 

「ンアッー!!」

「髪なんか必要ねぇんだよ!」

 

 畳みかける様にして、拓也はバリカンで田所の髪の毛を剃り尽くしていた。

 この末期的な世界において、髪の毛は外部からの刺激を防ぐ貴重な鎧だったが、物の見事に狩り尽くされていた。

 このまま拓也に負けてしまうのか。調教されてしまうのか。田所も諦めかけた時、今までの記憶が脳内を巡った。

 全ての始まりである真夏の夜の淫夢の撮影、俳優同士の挨拶、ホモガキの凸。脳内で全てのピースがカチリとハマった。田所は方法の体で研究所から出た。

 

「逃げてんじゃねーよ!」

 

 拓也が憤怒の表情を浮かべながら向かった先では、田所が車に乗りこんでいた。進む方向は決まっている。拓也に向かって突っ込んだ。

 バァン! という音と共に撥ねられた。皮肉な話だが、自分を陥れた淫夢やホモガキ達の振る舞いが、事態の打開方法を教えてくれたのだ。急いで、研究所に入った。遠野は虫の息だった。

 

「お、大丈夫か大丈夫か」

 

 震える声で言った。体温も下がり、既に危険な状態になっていた。助からない。田所は分かってしまった。

 

「う、羽毛……」

 

 せん妄状態に陥っているのか。あるいは自分を迎えに来た天使の羽でも見えたのか、遠野は訳の分からないことを口走っていた。

 このままでは彼が死んでしまう。どうすれば良いのかと、人間便器になった三浦の方を見れば、彼は端末の前に立っていた。

 

「すっげぇきつかったゾ~!」

 

 ション便を飲まされた影響で若干バカになっているのか、通信していた時の聡明な姿は無かった。しかし、身体はするべきことを覚えているらしく。タイムマシンのハッチをオープンさせていた。

 

「しょうがねぇなぁ」

 

 すべきことは分かった。世界はどうなってもいい、この世界でも良い。

 だが、これまで旅をして来た遠野を助ける為、そして。この窮状を救い出してくれた者達に報いるべく、田所はタイムマシンに自分から入って行った。向かう先は―――。

 

~~

 

 夏の昼下がり。アスファルトを照り付ける日差しを受けながら、2人の大学生が坂を下っていた。やがて、目的地を見つけたかの様に浅黒い肌をした男性が指をさしながら言った。

 

「こ↑ こ↓」

 

 独特なイントネーションだった。彼が指差した家は正に豪邸と言っても差支えが無い物で、傍を歩いていた爬虫類を彷彿とさせる顔立ちをした男性は感嘆の声を漏らしていた。

 

「はぇ~。すっごい大きい」

「入って、どうぞ」

 

 浅黒い肌をした男は男性を招き入れた。その顔には、これから何が起こるか。これから自分の身に何が待ち受けているか、全てを理解した上で突き進まんとする、野獣の様な意思を宿した男の姿があった。

 


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