前世は剣帝 作:イタク
元々おじいさんと少年が住んでいたがそこに四十代位の男と神にも負けない美貌を持つ女性が住むようになって数年がたったある日の事
第65話ー英雄に憧れている少年と未来の主神
「ベル……お前には教えてやりたい事がまだ沢山あったな」
「……そんな…ザルドおじさん死なないで!」
ベルは泣きながらおじさんの手を握っていた
「泣くなベル……俺は十分生きた」
「けどザルドおじさんが……」
ベルの顔を見たザルドは覚悟を決め
「アルフィア!!今日こそベルを風呂は1人で入らせるぞ!!行けベル!!」
「うん!ありがとうザルドおじさん!!」
ベルは風呂場に走り出す
「ほう……ゼウスの次はお前かザルド」
「今日こそ風呂はベル1人で入らせる!」
「私がそれを許すとでも?」
「そろそろ子離れしろ!アルフィア!」
「知らんな」
「この……暴君が!」
ザルドは拳を握りしめ
「ウオオオオオオオ!!!!!」
「
「魔法を使うなバカが!!!!直すのはいつも俺なんだぞ!!!」
ザルドは山の向こうまで吹き飛ばし結局ベルはアルフィアと一緒に風呂に入るのであった
翌日ザルドは日が昇りアルフィアが壊した壁を直していると
「ザルド少し良いか?」
「アルフィア……何だ?」
アルフィアは少し咳をしながらザルドの隣に立ち
「お前の体の調子はどうだ?」
「何の事だ」
カンカン
ザルドは片腕で器用に壊した壁を修理するが……
「隠しても無駄だザルド。昨日の動きで気がついている……もう時間が無いのだろう?」
カン!
「あぁ……あと寿命が一年持つかどうかだ……少なくともベルが村から出てオラリオに行くまでは死ぬつもりは無いからな」
ザルドは少しため息を吐くが気合いを入れた決意をアルフィアに伝える
「そういうお前はどうなんだアルフィア」
「そうだな……戦わなかったらあと2年…戦ったら半年程ぐらいか」
「それは勘か?」
「あぁ……義母親としての勘だ」
「義母親……それなら納得だが」
その言葉にザルドはアルフィアに少し哀れみの眼差しを目を向ける
「何だザルド」
「お前はそろそろ結婚しないとヤバくないか?」
「黙れ」
「しかも好きな男が居る……このままだと本当に逃が……」
「
アルフィアは容赦なくザルドを地中に埋めるのであった
(お前に言わなくても分かっている)
そんな日々を過ごしていたアルフィアとザルドはベルに最後の試験を与えていた
「さてベル最後の試験を言い渡す」
ザルドは冷静にベルを見つめる
「……ゴクリ」
「最後の試験……それは」
「それは」
「俺達が今からモンスター役をやるから1週間この森から逃げ回れ」
「えっ……」
「もし捕まったら最初からやり直しだ」
「えっ」
「30秒数えてやるからそこ間に逃げろ」
「えっ……あの装備とか」
「1」
「食料とかは!?」
「2、3」
「もしかして……何もない状態からやるの?」
「4、5」
「本当に!?」
「6、7」
ベルの質問に答えない2人にベルは全力で逃げだす
(逃げなきゃ!1秒より速く遠くに!!)
「8、9」
(あと20秒しかない!速く……)
しかし
「30」
(えっ……)
「見つけたぞベル」
「あと20秒あったんですけど!?」
「モンスターが律儀に守るとでも?」
「そんな!」
「避けろよ……ベル」
アルフィアの避けるように言われたがあまりにも速く避けれず腕で防ごうとするがアルフィアの拳にベルは十数メートルまで吹き飛ばされた
「ぐは!」
「ふむ……まぁ最初はこんなものか」
アルフィアは懐にある回復薬をベルにかけ
「では最初からだ」
「そんな!!!」
ベルの絶望な顔をするがアルフィアはベルを引きずりスタート位置に戻すのであった
そして最後の修行にベルは数ヶ月程かかってしまった
「ふむ……これで最悪ダンジョンに遭難しても大丈夫だな」
「この修行ダンジョンの遭難を想定したものだったんですか!?」
「言ってなかったか?」
「聞いてません!」
「聞かなかったベルが悪い」
「そんな~」
ベルは理不尽だと思ってしまうが
「まぁ取りあえず帰って疲れを癒せ……ベル」
「はい!」
ベルは満面な笑みを浮かべ自宅に帰るのであった
夕食ベルは元冒険者だった2人に質問していた
「ねぇアルフィア義母さん」
「何だ?」
「オラリオって神様が居るんだよね?」
「あぁ居るぞ」
「そしてそこで神の眷属となって神の恩恵を貰うんだよね」
「あぁそうだ」
「アルフィア義母さんとザルド叔父さんの神様は居ないんだよね」
「まぁそうだな、俺達の神はオラリオに居ない」
「じゃあ!ファイ兄さんやアーディお姉ちゃんのファミリアに入る!」
「あーそう言えば言ってなかったな」
「何?ザルド叔父さん」
「2人は別々のファミリアだぞ?」
「えっ……そうなの!?」
「そうだ……それになベル」
ザルドは少し悩み
「2人のファミリアだがな……純粋な探索系ファミリアでは無いんだ」
「探索系?」
「それは一旦置いとけ」
「うっうん」
「要するに2人は常にダンジョンでは無くオラリオの憲兵……自警団……もっと分かりやすくすると人助けの仕事をしている」
「人助け?」
「そうだ……そして俺達2人はファイに助けられた」
「助けられた?」
「あぁ……そうだあとなベル」
「何?ザルド叔父さん」
「オラリオに言ったら俺達の事は秘密にしてくれ」
「何で?」
「少しオラリオでやらかしていてな……要するにお尋ね者に成っているんだ」
「何やってんの!?アルフィア義母さんとザルド叔父さん!」
「一応事情を知っているやつらは居るがほんの一握りだ……だがな俺達はそれを承知でやった後悔はない」
「ザルド叔父さん」
「だからまぁ2人のファミリアには入れない」
「わっ分かった」
「あと絶対に入ってはいけないファミリアが3つ……いや4つある」
「うん」
「一つ目はヘルメスファミリア、二つ目はフレイヤファミリア、三つ目はロキファミリア、そして最後は……」
その言葉にベルは頭を傾ける
「最初の三つのファミリアは良くアルフィア義母さんとザルド叔父さんから聞いたけど4つ目の名前は初めて聞いた」
「まぁそうだな……正直言うと俺達も良く知らない」
「え~~~~」
「だがまあ入る時はこの4つ以外の神にしろよ」
「わっ分かった」
そしてどう時刻オラリオにて
「そんな!?見捨てないでくれヘファイストス!」
「貴方ねえ!さすがに半年間うちで居候させたのよ!けどいつも部屋でこもってばっかりのグータラ何て流石に呆れるわよ!」
そこにはヘファイストスに無理やり追い出さた降りて間もないヘスティアだった
「あらヘファイストスどうしたの?」
すると声を上げた声が気になりアストレアがヘファイストスに声をかけた
「アストレア……実はね」
ヘファイストスから聞き流石のアストレアも少し呆れてしまう
「ヘスティア……流石に今回ばかりは貴女が悪いわ」
「そんな~僕は今無一文何だよ~」
ヘスティアは自身のポッケをひっくり返し10ヴァリスが落ちる
「あら10ヴァリスあるじゃ無い?」
「それは無いよヘファイストス!僕はどう過ごせば良いんだ!」
と悩んでいると
「やぁヘスティア探したよ」
するとそこにはヘルメスが三人の会話に入る
「「「ヘルメス?」」」
突然ヘルメスが現れ三神は不思議に思い
「僕に何かようかい?ヘルメス」
「あぁちょと今からちょと仕事をしないか?報酬は十万ヴァリス」
「やるよ!」
「ちょとヘスティア仕事内容も聞かないで大丈夫なの?」
「それもそうだね!ヘルメスいったい僕は何をやらせるんだい?」
ヘルメスはいつもの軽薄な笑顔では無くなり真剣な表情になる
「少し酷いな……まぁ正直そろそろ限界だからヘスティアに頼むんだけど」
「ただ事では無いみたいだね」
いつもの軽薄な笑顔では無く真剣な顔にヘスティアは警戒する
「まぁね……ちょとオリンピアに来て欲しいんだ」
その言葉に2神はヘルメスに警戒しヘスティアはとうとう限界なのかと考える
「そうか……原初の炎を抑え込むのは限界に達したのか」
ヘスティアはもう少し地上を堪能したかったの後悔し始めるが
「いやそれは全然大丈夫だよ?何ならあと、三千年は保てる」
「「「えっ……」」」
「いや実は原初の炎を弱体化に成功していね最後に浄化の炎を司る神が少し仕事をするだけで神は死なずに原初の炎が浄化出来るんだ」
その言葉にヘファイストスは驚きていた
「そんな事……あり得るの?」
「まぁね俺ももしかしたら行けるんじゃあ無いかな~と思って依頼したら何か上手くいったんだよね」
「えっ……でもう限界だって」
「それは簡単さヘスティアが死なずに原初の炎を浄化出来る期間が狭まっているって意味で時間がないんだだからヘスティア」
「なっ何だよ」
「拒否権は無しだ……」
次の瞬間ヘスティアはロープでぐるぐる巻きにされ
「えっ!ちょヘルメス!?」
「心配ならヘファイストス、アストレアも来るかい?」
「そうね……ヘルメスが嘘を言っているかもしれないし」
「一応護衛として輝夜達を連れて行こうかしら?」
「そうね……私も椿を連れて行こうかしら」
「あらヘファイストス主神と団長を連れて行って大丈夫なの?」
「良くは無いわ……でももしもの時の為よ」
その瞬間ヘファイストスはいざとなればヘスティアの代わりをする事を覚悟をするのを決めて要ることを察した
「そんなに睨まないでくれヘファイストス」
「無理よ、だってヘルメス貴方は胡散臭いもの」
「ごもっとも」
ヘルメスは両手を上げ降参するのであった
今日の作者の1人事
今回はいつもの番外編を書いて見ました
皆さんはゴールデンウィークを楽しめましたか?
私は……あまり楽しめませんでした、何なら仕事を辞めたくなりました
ですが!食う為には仕事をしなければなりまん!てな訳で今日も皆さん頑張りましょう!
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