台本形式で好きなシチュ。
ミカ「惚れ薬??」
ナレーション『昼下がり、紅茶の香りが漂う園。そこに一人、ゴソゴソしている怪しい人物が』
ミカ「ついに買っちゃった……“グレゴリオだってびっくらポンッ! TORMENT級惚れ薬ィ(イケヴォ”…」
ミカ「今日は先生が来てくれるし、丁度作戦決行出来るじゃん」
ミカ「…けど、こういう時の先生鋭いから…一口飲んだら、味とかもバレちゃうかも」ムムム
ミカ「……あっ、この抹茶サイダー淹れて……甘めのお抹茶ティーってことにしよ」ワタシテンサイ‼︎
ミカ「この奇天烈な匂いも…このザ・ビヨンドで誤魔化して……」イレスギチャッタ‼︎バクハツシチャッタ⁉︎
〜〜〜
ミカ「というわけで、先生…これ、飲んで?」
先生「…飲んじゃったらプレナパって七つの古則とか思い出しちゃうね」
セイア「と、いうか…これは、飲み物なのかい?」
ミカ「お抹茶っていうのを用意してみたの、外から来た先生なら好きそうかなーって」チラッ
先生「……ふぅ、わかったよ。せっかくのミカの好意だもんね。受け取らないわけにもいかないからね」
ミカ「先生!」パァァァ
ナギサ「……ですが先生、毒味は必要だと思います」
セイア「百里ある」
ミカ「えっ!?」
ナギサ「私が先に頂いてみます」
先生「頼む」
ミカ「え"っ!?」
ナギサ「頂きます………ウ"ッ」ゴクゴクゴク …バタン
ミカ「あ"ーーーっ!!?」
セイア「やっぱり何か仕込んでたんじゃないかっ!!」フンスフンス
先生「…一体何を入れたんだい??」
ミカ「…え、えーっとね、その」
先生「ミカ??」ゴゴゴゴ
ミカ「う…その、ね⭐︎」
〜〜〜
セイア「…なるほど、つまりキミは先生にBenedictioしてもらいたいが故に、惚れ薬なるものを淹れてしまった、と」
ミカ「う、ぅ〜そう言われると恥ずかしいよ///」
セイア「シャラップだよ、ミカ」
先生「ま、まぁまぁ…一応害は無いものだと知れたから……でも、ナギサ起きないね。ちょっと惚れ薬の容器、取ってきてくれる?」
ミカ「う、うん…」
〜〜〜
セイア「うわ…」
先生「『“グレゴリオだってびっくらポンッ! TORMENT級惚れ薬ィ(イケヴォ”』?……なんというか、その、これは…」
ミカ「…ごめんね、先生。私、先生の言いたいこと分かるよ」
先生「……いや、大丈夫だよ、私がなんとかするから。ミカは安心しt」
ミカ「LUNATIC級にするべきだったね…」
先生「セイア、掃射」
セイア「合点」ダダダダ
ミカ「あ"〜〜ッ!?」
〜〜〜
ナギサ「……ん」
ミカ「あ、ナギちゃん目覚めそうだよ!」ボロボロ
先生「無事で良かったよ…こっちの方が無事じゃなさそうだけど」
セイア「……撤退間際だね」ハァハァハァ
ナギサ「……ミカさん?」
ミカ「お、おはようナギちゃん……その、ごめんね」
ナギサ「……………」
ミカ「…ナ、ナギちゃん?やっぱり怒ってr」
ナギサ「ミカさん…いえ、ミカ……貴女を愛しています」
ミカ「………はい?」
セイア「先生、距離を取ろう。…覗いてはいけないタイプの未来が予知された」
先生「う、うん…でもミカが」
セイア「放っておこう」
ナギサ「先ずは…そうですね、共同研究から始めましょうか?」
ミカ「ナニの共同研究なのか、聞くのが怖いよ…?」
ナギサ「内容はヒミツですが……長く永く、並んで歩ける距離の最小値が導き出せると思うんですよ、私」
ミカ「 」
先生「ミカが見たことない顔をしている…」
セイア「…そっちもだけど、ナギサにヤンデレの素質があったことに驚いているよ、私」
ナギサ「でも、ここまで話しておいてですが、まどろっこしいですね」ガシッ
ミカ「ヒェッ!?」
ナギサ「距離最小値0㎜から試しましょう、合体しましょう、そうしましょう。いいですね?ミカ」ジリジリ
ミカ「ェ、ア、ウワァ…」プルプル
セイア「いきなり最小値から検証するのはどうかと思うが…」
先生「違うそこじゃない!ち○かわみたいになっちゃってるミカを持って逃げよう!」
セイア「わ、私がかいっ!?あーもう…」っ閃光弾
ナギサ「クッ!?」
ミカ「ヤダ…ヤダ」シクシク
〜〜〜
セイア「一旦、撒けたようだ」ハァハァ
先生「よし、じゃあなんとか対策を考えよう…ミカ、心当たりがあるなら話してくれないかい?」
ミカ「こ、心当たりかー…」ウームムム
セイア「…私はもう一度、あの薬の容器を見てみるよ」
先生「頼むよ、セイア……何も思い出せないかい?」
ミカ「…あ、ちょっと混ぜ物をしたかも」
先生「それは重要じゃ………いや、待って。入れたものによっては重要かもしれないね。何を入れたんだい?」
ミカ「えーっとね、先生からもらった抹茶サイダーと」
先生「うんうん」
ミカ「…ちょっと匂いがアレだったから、その…もらった香水をほんのりと⭐︎」
セイア「やっぱり飲み物でもなかったんじゃないかッ!!」プンスコ
ミカ「ちょっとボンッ!ってなっただけだもん!」プンスコプンスコ
先生「ふーー…」アタマヲカカエル
セイア「普通の工程ならボンッ!は発生しないんだッ!」
ミカ「でもだよ!一応原材料とか見て、自分でも飲めるかも試して…」
セイア「シャラップだよ!そもそも香水は飲むためのものじゃないだろう!!」
ミカ「う"〜…」ナミダメ
先生「は、はは…はぁ……あれ?セイア、ちょっと薬の瓶を見せてほしい」
セイア「ハァハァ……フゥ-。いいよ」テワタシフォックス
先生「ありがとう……………ねぇ、ミカ?」
ミカ「どうしたの先生、神妙な顔しちゃって…」
先生「これ、どれだけ入れたの?」
ミカ「…いっぱい入れた方が先生もイチコロ⭐︎かなーって思って、その……」
セイア「…容器、空っぽじゃないか」
先生「説明書には『一滴で絆ランク5を引き上げますッ!十滴ならば100上昇ォォォッ!』って書いてあるけど……空っぽってっ!…空っぽってッ!!」
ミカ「…シュミマセン」
セイア「現時点で、ナギサに対抗する術はない。中和剤のようなものを作成する必要があるだろう」
先生「そうだね…。とりあえず空き容器持ってミレニアムとか行ってみるよ、あそこなら何か手立てを見つけられるかもしれないし」
ミカ「わ、私はえーと…」
ナギサ「私が手を貸しますから、暫く隠れて過ごしましょう、私と」
ミカ「そうだね、ありがとうナギちゃん………ナギちゃんッ!??」
ナギサ「はい(はーと) 、貴女のナギサです(特大はぁと)」
セイア「マズいぞ先生、戦場になる。早くミレニアムまで行くんだ!」
先生「わ、分かった!ミカを頼んだよ、セイア!」ダッダッダッ
〜〜〜
セイア(普段であれば、この2対1。負けるはずが無いんだが…)
ナギサ「では、合体からというのも味気ありませんし…私から熱いベーゼを…」ガッ
ミカ「あぶなッ!!?」ヒョイ
壁『トマルンジャネェゾ…ミカ』ボロボロボロ
ミカ「…壁、粉々に崩れてんだけど」
セイア「ミカだっていつも壁を壊しているじゃないか」
ナギサ「そうですよ。私たち、お似合いなんです……なので、受け取ってください」
ミカ「か、壁に穴あけるキッスなんていらないじゃん!!!」ダッダッダッ
ナギサ「あら、追いかけっこですか。…昔を思い出しますね、いいでしょう」ダダダダダ
セイア(…正直、追いつかれた図も見て見たいな)トコトコ
〜〜〜
※遠い土地
ミカ「逃げてきたけど…、よく分からないところに来ちゃった」
ミカ「…あれ?コレって」っ【ヘイロー破壊爆弾】
ミカ「…よし!これでナギちゃんを……ナギちゃんを?」
ミカ「……それはダメ、だね。そもそも、私のせいでおかしくなってるだけだし」
ミカ「流石にそんな酷いこと、出来るわけないじゃん」
ナギサ「ここに居ましたか、ミカ。挨拶は『いただきます』でよろしいでしょうか?」ヌッ
ミカ「あはは!無理無理⭐︎」ヒューン
ヘイロー破壊爆弾『スドドドドーン』
ミカ「…あっ!つい条件反射で」
ミカ「……わ、私、取り返しのつかないことをやっちゃった?」
ミカ「わたし、大事な……ナギちゃんを」
ミカ「…私が」ガクッ
ナギサ「ミカって身体細いですよね。だからでしょうか、羽の付け根の部分とか凝りますよね。…やさしくやさしーく、ほぐしてさしあげます」モクモクモミモミモミ
ミカ「ぎゃぁぁぁぁッ‼︎⁈なっ、なんで生きッ⁉︎」
ナギサ「そりゃもう愛ですよ、不滅の。大人しくしてください…その内、気持ち良くなりますから」ジリジリ
ミカ(命とか貞操とか色々危ないじゃん!!…どうしよ)
セイア「私が隙を作るよ。逃げろ、ミカ」っシマエナガ(・▴・)(・▴・)(・▴・)くチュンチュン
ミカ「た、助かったよ、セイアちゃん!」タッタッタッ
ナギサ「クッ…また、貴方ですか…セイア」
セイア「ああそうさ。再三フォックスですまないね」
ナギサ「…解せませんね……どうして、そこまでミカを庇うのですか?」
セイア「大事な友人だからだね。失くすのは惜しい」
ナギサ「ふむ…」
ナギサ「本当は?」
セイア「ストリートオブヤンキーを3冊…ハッ⁉︎謀ったな…!」ギリギリ
ナギサ「(別に謀ってはいませんが…)では私は10冊出しましょう」
セイア「ミカはあっちに逃げていった。予測される逃走経路は2階の空き教室か1階の奥。私はこのまま1階を捜索するから、ナギサは2階を頼む。幸運を祈るよ」トコトコ
ナギサ「…儚い友情でしたね」
〜〜〜
ミカ「も、もういやなんだけど…本当にッ!」
ミカ「無我夢中で校舎端の女子トイレまで来ちゃったし…来たこと殆どないよ」
ミカ「…一番奥の個室で、気配を隠しておけばそうそう見つからな…見つからないはず、なんだけど」
ミカ「よく考えたら、ナギちゃん来たら逃げ場ないじゃんね」
ミカ「…あれ?もしかしてこれ、ダメなフラグ建ってる??」
ナギサ「ミカ〜ミカ〜〜」ヒタ……ヒタ……
ミカ(…き、来てしまった!!)
ナギサ「ここですか〜」…ギィ…パタン……ヒタ……ヒタ
ミカ(て、手前のドアから開けていってる!マズいマズいマズいじゃんね!)
ナギサ「ここは、どうでしょう」…ギィ
ナギサ「……おられませんか」…パタン
…ヒタ……ヒタ………
ミカ(だ、ダメ…次は、もう隣)
ミカ(…あの時は幸せ、だったな。先生)
ミカ(……『Kyrie Eleison』)
₍₍ ( ‾᷄꒫‾᷅ ) ₎₎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ミカ(…あれ?)
ミカ(入って、こない……?)
ミカ(…いや、私は騙されないよ)
ミカ(こういう時のナギちゃんは、私が出て行くと同時に『合意と見てよろしいですね?』なんて言ってくるに違いないじゃん)
ミカ(……もしかしたら、上から私の様子を見て愉しんでいるかもしれない)
ミカ(…いずれにせよ、ここは籠城戦。まだ諦めない、絶対にここから動いてあげない!)
3 hours later
ミカ(まだ動かない)
ミカ(先に動いたら……ヤられる!)
ミカ(ぜったい、ぜったーーい、嫌!)ブツブツ
コンコン
ミカ「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
セイア「うわッ!??」
ミカ「へ、あれ?セイアちゃん!??ど、どうしてここが??」
セイア「あの…外まで聞こえていたぞ?独り言」
ミカ「……………///。(コホン)と、とにかく!合流出来て良かったよ!うん!!」
セイア「ハァ……。とにかく出てくるんだ、先生は女子トイレだから、ここには入れない」
ミカ「う、うん…」ガチャ
セイア「…確保」ガシ
ミカ「え?」
セイア「すまないね、ミカ。このままナギサの元へ収容させてもらうよ」
ミカ「…ウラギッタ⁉︎そこは保護してよっ!え?私、プレゼントあげる約束してたじゃん!!?」
セイア「いやぁ…10冊は魅力的でね」
ミカ「…な、ならその倍出すじゃん!助けてよ」
セイア「ふむ……だが、断ろう。生憎キミとナギサのピーーーに興味があってね」
ミカ「………」
ぷっつん
〜〜〜
先生「ハァハァ…や、やっと戻ってこれたぞ」
ぷっつん
先生「き…切れた?ミカの体の中で何かが切れた…決定的な何かが……」
〜〜〜
ミカ「…セイアちゃん?」ゴゴゴゴ
セイア「なんだ…って、うわっ!?」
ミカ「私、とっても困ってるんだ⭐︎」
セイア「 」
ミカ「でもセイアちゃんが助けてくれないなら……私、祈るしかなくなっちゃったよ」
セイア「 」
ミカ「だから…折るね⭐︎」ガシッ
セイア「グワァァァッ!?」
聞き耳していた先生「ウワァ…って、ミカちょっと待って!!」
〜〜〜
セイア「…非常に恐怖したよ」プルプルフォックス
ミカ「全くもう…!それで、先生。その……」
先生「あ、ああ!しっかり解毒薬を作ってもらったよ……エンジニア部に」
ミカ「…一応確認だけど、大丈夫なやつだよね?」
先生「……藁にもすがる、っていうのはこういう時使う言葉なんだろうね」
セイア「…まぁ、この際仕方ないだろう。なんとかしてナギサに飲ませよう」
ミカ「そうだね、でも…どうやって見つけようかな?」
ナギサ「こっちから地道に探すしかないと思いますが…」
セイア「それもそうだね」
先生「じゃあ全員で固まって探そうか。バラバラになるのは危険だから」
ミカ「分かった!」
ナギサ「はい!」
ミカ「………またこのパターンなのっ!!?」
ナギサ「隣の個室で、ミカの鼓動を感じながら、ずーっとスタンバってました」
ミカ「3時間は居たよ、私!!?」
セイア&先生「うわぁ……」ドンビキ
ナギサ「さぁ、諦めてください、ミカ。見られながらというのも良いらしいですよ?」
セイア「…どこ情報だい?」
ナギサ「ハナコさんですね」
先生「だろうね…」ハァ
ミカ(今の間に逃げ……。いや、ここが勝負所じゃんね!)
ミカ「…フゥ-。ナギちゃん!」
ナギサ「はい?」クルッ
ミカ「(今だっ!)今日という日が、いつかナギちゃんとの思い出になるように…くらって⭐︎」
ナギサ「なっ!?」
先生「解毒薬が軌跡を描きながら飛んでいく!?」
ミカ「まだだよ!」ガガガガ
ナギサ「くっ…!?」ビシャーン
セイア「撃ち抜いた…なるほど、避けられる可能性を考慮して浴びせるようにしたということか。良い判断だ」
ミカ「…どう?治ったでしょ??」
ナギサ「………可愛い私のミカ、発見」
ミカ「……ヒェッ!?」
先生「ま、マズいぞ」
セイア「さっきの銃撃で、ドアが歪んでいる。ご臨終だね、ミカ」
ミカ「そ、そんな…やだヤダやだっ!逝きたくない!!」ゼツボウガオ
ナギサ「では、いただき、まs……スゥ…スゥ…zzz」
ミカ「……あ、あれ?」プルプル
セイア「飛び散ったことによって、浸透まで時間がかかったみたいだね」コウサツフォックス‼︎
先生「と、とりあえず…一件落着だね…」フゥ
ミカ「…………、ごめんね」ナデナデ
ナギサ「スヤァ…」zzz
〜〜〜
翌日
ナギサ「おはようございます、ミカ、セイア」
セイア「おはよう」
ミカ「ビクッ…お、おはようナギちゃん……その、体調とか大丈夫?」
ナギサ「? ええ、むしろピンピンしてますが…」
セイア「よく眠れたようでなによりだよ…今日は私が、朝の紅茶を用意している、飲むかい?」
ナギサ「ええ、“いただきます”」
ミカ「……私はいただかないでほしいかなって」ゴクゴク
ナギサ「?」ゴクゴク
セイア「ところでミカ…『INSANE級惚れ薬』を入れているなんて言ったら」
ミカ「(˚ଳ˚ )」
ナギサ「ちょっと!はしたないですよ!!」
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