ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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紅二点と愉快な仲間達①

フルブライトとの会談を終えたガモリーは、ピドナにとんぼ返りしていた。

ピドナでネビユを待たせる訳には行かないと思ったからだ。

 

 

ネビユさんはおそらく

 

 

ツヴァイクから始発の船で来るはずです。

 

 

そうなると

 

 

距離は若干こちらの方が近いとは言え

 

 

ネビユさんの方が先に

 

 

ピドナに着いてしまいますね。

 

 

ガモリーのこの予想は正しく、ネビユはガモリーよりも20分ほど前にピドナに到着した。

まだ午前中だ。

 

(さてと・・)

 

(ピドナに着いたけど)

 

(ガモリーの声は聞こえないな)

 

(う~ん・・)

 

(どうしよう?)

 

ネビユが船から下りてどうするか考えている時・・。

 

 

ネビユさん

 

 

聞こえますか?

 

 

(あれ?)

 

(何か海の方からガモリーの声が・・?)

 

ガモリーの心の声が聞こえたので、ネビユは目を閉じて集中した。

 

 

私はまもなく

 

 

ピドナに到着します。

 

 

もしすでにピドナに着いているのでしたら、

 

 

ノーラさんの所で待っていてくれませんか?

 

 

私も少ししたら向かいますので。

 

 

心の声が途切れた。

 

(ガモリーが船に乗ってるのなら)

 

(ここで待つのが一番分かりやすいんじゃ・・?)

 

ネビユは首を傾げた。

 

(けどガモリーの事だからなぁ・・)

 

(何か考えがあるのかも知れない)

 

(でなきゃ)

 

(こんな事提案しないだろうし)

 

(よし!)

 

(ノーラさんの所に行くか!)

 

(少し話もしたいし)

 

(気持ちを落ち着かせたいし)

 

ネビユはノーラの工房に向かった。

 

「いらっしゃ・・ようネビユ!良く来たね!!」

 

ノーラは笑顔で言った。

 

「こんにちは・・じゃ無いか。まだ、おはようございます・・かな?」

「あはは。まあどちらでも良いさ。それで、今日は何の用だい?」

「えっと・・。ガモリーと待ち合わせを・・」

「そうなのかい。それじゃあ少しは話す時間があるって事だね」

「ええ、そうですね。アタシもそうしたいと思いまして」

「おっ!ソイツは光栄だ。それじゃあまずは、武闘会の結果がどうだったのかを聞こうか?」

「はい。アタシは準優勝でした」

「じゅ・・準優勝だって!?」

 

ノーラは、目が飛び出そうなほど驚いた。

 

「まさかと思うけど、優勝したのはガモリーかウナガだったり?」

「いえ。どちらも同じ選手に負けまして・・」

「と言う事はネビユも?」

「はい。ウナガは準々決勝で、ガモリーは準決勝で、そしてアタシは決勝で同じ選手に負けました」

「へー・・。あのガモリーがねえ・・。ソイツ、相当強かったんだろうねぇ?」

「はい。ですがガモリーはほぼ互角でした。と言うより、むしろ有利に展開していました。多分、アタシがガモリーと戦っていたら負けていたと思います」

「ウナガはどうだったの?」

「ウナガは見せ場はありましたが、少し力の差があった感じがします。ですが、もしアタシがウナガと戦っていた場合、アタシは火が苦手なので、おそらく負けていたでしょう」

「そうかい。まあいずれにしろすごい事だよ。おめでとう」

「ありがとうございます」

 

それから二人は、しばらくの間、雑談した。

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