ルフィの襲撃にざわめくスパンダムと海兵たち。ルフィの迎撃に出ていたらしいブルーノが負けたことでルフィを脅威だと認識したスパンダムは、CP9を全員集めて麦わらの一味の完全抹殺指令を宣言した。
それを冷めた目で見ていたフランキーは眉間にしわを寄せたまま、ロビンに話しかけた。
「顔を上げろ、ニコ・ロビン」
「!」
「……あいつら遂にこんなとこまでやって来やがった。おめェコリャとんでもねェ事だぞ…。お前が仲間たちのために政府から出された条件を呑んで連行されたことは分かった。―――だが、その政府との協定もさっきあのバカ長官にあっさり破られたはず。お前が大人しく捕まっているからと言って、この先誰が助かるわけでもねェ。もうあいつらの助けに応じてここを脱出するしか道はねェ筈だ。……なのに、ずいぶん冴えない顔してるじゃない……」
その言葉に、ロビンは床に視線を向ける。
「――まるでお前ひとりがまだ何かから逃げ回ってるみてェによ…仲間がここで死ぬことでも恐れてんのか? お前が目を逸らしてたら、あいつらお前を救えねェし、そこにいる小娘は諸共に死ぬつもりなんだぞ!」
「…………!!」
「今から麦わらに会わせる。ちょっと待て」
「どうやって………って、え、ええ!?」
フランキーの言葉にマリーが尋ねるが、それに答えることなくフランキーは身じろぎする。するとみるみるうちにフランキーの尻が膨らんでいくという珍妙な現象に見舞われ、マリーとロビンは目を丸くする。体積どうなってるんだ。
3人を“正義の門”へと連れて行こうとしたスパンダムはあんまりな光景を見て部下たちと共に目を剥いた。
「おお、スパンダ……おれは自分の命の淵を悟り自爆という道を選ぶ…せめて憎いお前たちを道ずれに……直径3kmの大爆発をもって、おれの人生の幕を引くんだ、止めてくれるな。――――3」
「助けてくれおれを巻き込むなーー!」
「――――2」
「畜生死んでたまるかァ~~~!!」
「――――1」
「やァめろォ~~~~~っ!!」
パニックに陥った海兵たちとスパンダムが逃げ惑い、階段を頭から転げ落ちていく。
それを確認したフランキーはマリーとロビンの体を両足で抱え込む。
「行くぞニコ・ロビン。そっちの小娘をしっかり抱えてろ!」
「え…」
「
その瞬間、フランキーの尻からジェット噴射が噴き出し、壁を破壊して後ろに吹き飛んだ。
ボコォン!! ボコォ…ン!! と続けて2枚ほど壁を打ち砕き、ベランダの鉄柵に引っかかる。マリー達の代わりに地の底に落ちていく金網を眺めながら、それによって自分たちが地底の底に落ちなかったことにマリー達は胸をなでおろした。
崖の向こうにルフィの姿を確認できたが、そこまで行くにはフランキーの
「おーーーっ!! ロビーーーン!! マリーーー! 良かった! まだそこにいたのかァ!!」
何度も激闘を繰り広げながらようやっとロビンとフランキーに抱えられたマリーを見つけたルフィは喜びの声を上げた。その喜びっぷりに、マリーは首を傾げる。
(……そういえば船長、なんでわたくしまで追ってきてるんでしょう。一応、ウソップと同じく麦わらの一味から抜ける許可は貰ったはずですが)
ウソップあたりから、政府が騙していたことでも聞いたんだろうかと少し疑問に思うマリー。
その間にも迫りくる海兵たちをフランキーが蹴散らし、ロビンがいるところまで飛んでいこうとするルフィを前に、耐え切れないとでもいうようにロビンが声を上げた。
「クロユリさんだけを連れて、帰って!! 私はもう、あなた達の顔も見たくないのに!!どうして助けに来たりするの!!? 私がいつそうしてと頼んだの!? 私はもう……死にたいのよ!!」
「てめェ何のつもりだ!! 命がけでここまでお前らを助けに来た奴らに対して…!」
「…彼らが勝手にやったことよ」
「何だとォ!? ふざけんじゃ、どふ!!」
「邪魔じゃ。……お姫さんは大丈夫かのう?」
ロビンの言葉に食って掛かろうとしたフランキーだったが、そこに休憩から戻ってきたカクがその顔を邪魔だと蹴り飛ばした。
それと同時にフランキーの手から飛ばされたマリーを抱え上げる。目が見えないうえに体が起こせないため確認することが出来ないが、声色からしてカクは少し楽しそうにしているのではとマリーは感じた。
「……楽しそうですね。いいことでもありましたか?」
「いやなに、ようやっと楽しめる仕事ができると思ったらのう。口の端も上がるだろうて」
「楽しめる……?」
「ロロノアっちゅう男は強い剣士だと手配されておるからのう、ワシの剣術とどちらが上か試せるのは愉しみじゃわい!」
「その言葉には、お決まりの言葉を返しましょう。男の子ってやつは……と。」
「まあ、それだけではないがな。美人を抱えられるのは役得じゃろ」
「……男の子って、ほんとバカですね。性欲だけで生きてます?」
遠くからサンジの声で「マリーちゃんを放せコノヤロー!」と聞こえた気がする。そんなやりとりをしている中、ロビン達のいるベランダに他のCP9達が空中を駆けて集まった。圧巻ともいえる光景にフランキーは動くことが出来ない。この状況にいい気になったスパンダムは、「麦わらの一味が内部崩壊を始めたところだ。見守ろうじゃねェか! わははは、最高に面白ェ!!」とロビンとルフィのやり取りを蔑みと共に眺め始めた。
「死にてェ!?」
「…………そうよ!!」
「ロビーーーン!! 死ぬなんて………!」
ロビンの言葉をルフィが繰り返し、ロビンはその通りだと返す。スパンダムはルフィがロビンに断られてどんな顔をしているのかと嘲笑ったが、
「何言ってんだァ!? お前!!」
鼻をほじりながらの悲壮のひの字のかけらもない顔に目を剥く羽目になった。
「あのなァ! ロビンっ!! 俺たちもうここまで来ちまったから! とにかく助けるからよ! そんでなァ、それでも…まだお前死にたかったら、そしたら、その時死ね!!」
ルフィがそう叫ぶ後ろで、仲間たちが屋上に駆け上がってきた。……数名は『飛ばされてきた』といった有様だったが。
「死ぬとかなんとか…何言っても構わねェからよ!! そういうことはお前……おれ達の傍で言え!!!」
「!!!?」
「そうだぞロビンちゃん!!」
「ロビン返って来ーーい!!」
ルフィの言葉とそれに続くサンジ達の声に、ロビンの目に涙が浮かぶ。
気が付けば、仲間たちが風に立ち向かうように裁判所の屋上へ並び立っていた。
彼らの目には、ロビンを必ず助けるという強い意志が宿っている。
「あとはおれ達に任せろ!!」
ルフィの宣言に、仲間たちは笑みを、もしくは決意を顔に浮かべた。
「あ、それとマリーもだからな!!」
「??」
唐突に水を向けられたことに、マリーは目を瞬く。といっても視界に変化はないが。
「ウソップから話は聞いた! ごめん! でも怒ってもいるからな!」
「ん!? なんのことです!?」
唐突な謝罪に、すっとんきょうな声が零れる。謝られる心当たりが全くないマリーは思わず問い返した。……弱いから切り捨てるのだと、ひどいことを言ったことについては怒られるとは思っていたが。
「おれたち以外に頼んで故郷に帰るって言ったの、嘘だったんだろ? 政府が騙すつもりだったって気づいていたんだもんな!」
「……! ええ、でもそれとは別に、わたくしはわたくしの目的があった! だから、あなた達から別れたんです! 怒られるのはともかく、謝られるのは納得がいかない!」
「目的があるなら、まずはおれ達に話せよ、仲間だろ!? おれはそれホントに怒ってるんだからな!」
「なっ……!」
「でも、相談できないくらい不安にさせたのはおれのせいだ! だからもっと強くなる! どんな相手でもマリーに頼らなくてもいいくらい強く! 約束するから、お前がおれ達にひどいこと言わせたのは謝らせてくれ!」
「…………!!」
「だから、帰って来い!」
思いもよらなかったルフィの言葉に、マリーは目に涙を浮かべる。
弱いから信用ならない、なんて言葉を吐いたのはマリーの判断だ。ルフィ達を諦めさせるために言った方便だ。ちょうどよく気にしていそうだったから、説得力がありそうだったから、そんな単純な理由で仲間の心を傷つけた。
けれど、ルフィはそれに対して謝った。暴言を吐いた自分ではなく、言わせた自分が悪かったのだと。
自分が傷つけたはずの人が、自分のせいで傷ついたことを謝っている。その構図があまりにも歪で、耐え難かった。
ここで、マリーは己の判断が誤ったことを認識した。ロビンを助けたいなら、仲間たちを守りたいなら、一人で行動するべきではなかった。自分を交換条件にする方法を選ぶのではなかった。
けれどもう後戻りはできない。ここまで来てしまった以上、計画の変更は効かない。せめて、終わった後に盛大に怒られることだけは覚悟しようと受け入れた。
「……はい、必ず帰ります! ですので―――――わたくしが、メリアと言う生き物がどんな怪物でも受け入れてくださると、約束していただけますか!」
ずっと抱いていた恐怖。消えなかった罪悪感。吸血したメリアと言う怪物を知り、一方的に殺戮していた記憶が蘇る。
彼らを殺しておいて、自分が吸血するなど殺してきた彼らへの裏切りにもほどがある。
その罪の呵責を背負う覚悟を持つほどに、譲れないものがあった。その呵責を背負ってもなお、麦わらの一味と言う仲間を傷つけることが怖かった。嫌われることが怖かった。
その恐怖を―――――
「当たり前だァ!!!!」
たった一言で、打ち砕かれた。
抱いていた恐怖が、取るに足らないと思い知らされた。
ならばもう、受け身の姿勢を取る必要はない。ロビンの覚悟が決まり次第、
「その言葉を信じます。これからは、人類を脅かすとされた怪物の姿で、あなたの力になりましょう!」
マリーは精一杯の希望を込めて返答した。もう人間を装うことは出来ないという未来を、笑顔で受け入れる。怪物として人間の傍にいるという暗闇も、彼らであれば照らせるだろうと信じる決意を言葉にしたのだった。
そのやりとりに恐れを感じたスパンダムがCP9に「この“司法の塔”で迎え撃て!」という、遠回しに自分を守る指示を出す。そして金色に輝く電伝虫を掲げ、“バスターコール”という権力を振りかざした。
嘲笑しながらスパンダムはロビンに言葉をぶつける。地図から消えたロビンの故郷。その末路をせせら笑いゴールデン電伝虫を押すふりをしたスパンダムを、ロビンが「やめなさいっ!」と咎めた。
「んん? 生意気な口を利くじゃねェかァ……!!」
「地図から“オハラ”が消えたって言ったわね…! 地図の上から人間が確認できる? あなた達が世界をそんな目で見てるから、あんな非道なことが出来るのよ…………!!!」
ガクリとロビンが膝をつく。その脳裏には、20年前にロビンの人生を狂わせた、たった一度の攻撃がありありと蘇っていた。
「20年前……私からすべてを奪い、大勢の人たちの人生を狂わせた……タッチ地度の攻撃が“バスターコール”……!! その攻撃が、やっと出会えた気を許せる仲間たちに向けられた。私があなた達と一緒に言いたいと望めば望む程、私の運命があなた達に牙をむく! 私には海をどこまで進んでも、振り払えない巨大な敵がいる! 私の敵は……“世界”とその“闇”だから!!」
裁判所と言う巨大な建物すら震わせるような、ロビンの叫び。ようやく話してくれた本音を、ルフィ達は静かに聞いていた。
「青キジの時も、今回の事も…! もう二度もあなた達を巻き込んだ…! これが永遠に続けば、どんな気のいいあなた達だって……!
いつか重荷に思う! いつか私を裏切って捨てるに決まってる! それが一番怖いの! ……だから助けに来てほしくもなかった! いつか落とす命なら、私は今ここで死にたい!」
ロビンがずっと抱え続けた恐怖を叫んだ。それをスパンダムは「まさに正論だ!」と嘲笑う。掲げられた世界政府の旗を指さしながら、ルフィ達を絶望に落とそうと世界政府の強大さを語る。
170国以上の加盟国を誇る組織、その結束。ロビンの絶望の象徴を見たルフィは、しかし絶望するでも恐怖するのでもなく。
「ロビンの敵はよく分かった!」
しずかに、
「そげキング」
「ん」
「あの旗、撃ち抜け」
「了解!!」
ルフィの指示に応え、そげキングがパチンコを構える。スパンダムが理解するより先に、その玉は打ち出されて世界政府の旗は炎で包まれた。
「…………!!!」
「………まさか」
その光景に、スパンダムも、ロビンも、地上にいた海兵たちでさえ同じく目を剥いた。
10人に満たない海賊たちによる、世界政府への宣戦布告。前例のないその暴挙に、スパンダムが思わず叫ぶ。
「正気か貴様らァ!! 全世界を敵に回して生きてられると思うなよォ!!」
あまりにも真っ当、至極当然の叫び。それに対して、ルフィは迷うことなく応じた。
「望むところだァーーーーーーっ!!」
ルフィの言葉に、ロビンの瞳から涙が滲む。茫然自失に近い状態に陥っていたロビンにルフィが言葉をかけた。
「ロビン! まだお前の口からきいてねェ!」
「………!?」
「「生きたい」と言えェ!」
途端、ロビンの頭の中でこれまで生きていた中で言われた言葉が巡った。「この世に生きてちゃいけない」「存在そのものが大罪なんだ」と、ずっと言われ続けてきた。生きることを、誰にも望まれなかった。望んではいけないと思っていた。
それでも、少しだけ望みを言っていいなら。
「生ぎたい…!!!!」
ずっと望んでいた、望んではいけないと思っていた言葉が、あふれ出て止まらなかった。
「私も一緒に海へ連れてって!!」
ロビンの言葉に、ルフィが笑みをこぼす。その様子を見ていたフランキーは「うおーーーん! おめェら好きだー、チキショ~~~!!」と泣き始めた。そしてマリーは、
「やっとですか。正直待ちくたびれましたが、良しといたします。」
と呆れたように笑った。
・
・
・
・
・
・
ルフィ達が連れてきた仲間たちによって裁判所と司法の塔を繋ぐ跳ね橋が降ろされる中、スパンダムは慌ててロビン達を連行しようと動き出した。枷から逃れたフランキーを再度捕まえようとスパンダムは指示を飛ばすが、古い紙束を持ったフランキーの姿に動きを止める。
「それは、お前、まさか……! 古代兵器プルトンの設計図!!?」
スパンダムの問いに、フランキーが是と答える。軽くページをめくってみれば、目にしたルッチとカクの目の色が変わった。
その様子から本物だと判断したスパンダムは縋るように「よこせ!」と叫ぶが、フランキーは意にも介さない。
フランキーはスパンダムに告げる。ウォーターセブンの船大工が受け継いできたのは兵器の作り方などではなく、兵器が暴れた際に抑止力となるための“設計者の願い”だと。その言葉に耳を貸さないスパンダムの言動に呆れながら、フランキーはその受け継がれた願いのため、その設計図を燃やし尽くしたのだった。
「うわああああ~~~~っ!!!」
設計図だった燃えカスを拾い上げるスパンダムにフランキーは宣言する。
「これで“兵器”に対抗する力は無くなった! ニコ・ロビンがこのままお前らの手に堕ちれば絶望だ! そして麦わらたちが勝てば、お前らに残されるもんは何一つねェって事だ! 俺はあいつらの勝利に賭けた!」
フランキーの言葉に、マリーは口の端を上げる。ここまで見せられたのだ。ロビンの意思も固まったことだし、そろそろ自分が動くべきだとマリーは覚悟を決めた。
「いっせーのー……でっ!」
「っ!? なに!?」
掛け声とともに、カクの腕の中から抜け出して力任せに鉄の手錠を引きちぎり、そのまま口元のマスクも引き裂いた。
先ほどまで確かに生命力を使い果たし、一般人以下の膂力になっていた女の突然の行動にカクは対処が遅れる。マリーはそのままスパンダムからロビンを引きはがし、フランキーの隣に寄せる。そしてCP9とロビン達の壁になる様に立ち塞がった。
「どういうことだ!? あのメリアは生命力を使い果たしたんじゃなかったのか!?」
「計測機では確かに使い果たしとったんじゃがのう? どういうカラクリだ?」
「最後の手段、と言うやつです。生命力の尽きたメリアの奥の手。己の
「クロユリさん、あなた……!!」
寿命を代償にする奥の手と聞いて、ロビンの顔が強張る。取り戻した視力でその顔を目に入れた後、マリーはフランキーに手を差し出した。
「フランキーさん、こちら、ロビンさんの手錠の鍵ですので、ここからはなれたらすぐに解除してあげてください」
「なっ……! おめェ、どっから手に入れた!?」
「メリアの空想具現化は、使用者のイメージ次第で大体何でも作れるのです。ほら、さっき手錠を床に打ち付けてもらったでしょう?その時の音の反響で構造を把握したので、それに合う形にチャチャッと成形したのです。ただの石で出来た鍵なので、あまり乱暴にしないでくださいね」
そのやりとりにスパンダムたちが目を見張る。プルトンの設計図は燃やされ、ニコ・ロビンは手錠の鍵と共に手から離れた。最後のメリアの王族も、このまま戦闘を続ければ寿命が尽きて死亡し、残響の獣本体を手に入れるという絶好のチャンスを逃すこととなる。
先ほどまで指していた王手が、一瞬でひっくり返されたことにスパンダムはまだ追いついていない。
それを認識したルッチはすぐさま行動に出た。まずはメリアの無力化。メリアの膂力でも壊せない海楼石の手錠で拘束し、次いでニコ・ロビンを捕らえなければならない。
その判断は間違っていない。しかしそれを行うのは楽ではないことを、ルッチは覚悟しきれていなかった。
「くっ……!」
ゴウッ、という音と共に突如としてバルコニーを突風が襲った。あまりの強風に、ルッチたちは思わず目を閉じて耐える。マリーに飛び掛かろうとしたルッチは逆方向に飛ばされ、マリーとの距離が最初の倍近くまで膨らんだ。
目を開ければ、フランキーとロビンも別の方向から来た風によって壁の穴から屋内へ飛ばされ、下に続く階段の傍まで移動している。
その壁の穴の前で佇む女が一人。
先ほどの弱弱しくしおらしい姿はどこにもない。
メリアと言う怪物、自然の猛威とも言える存在。
人類の脅威と恐れられる姿がそこにいた。
「もって二分、それまでにわたくしが一人でもあなた方を殺せば、血を呑んでわたくしの勝ちが決まる。それまでダンスを楽しみましょう、人類種。