ドラえもん のび太と銀河特急(ミルキー☆サブウェイ) 作:ゴールドフォレスト
原作:銀河特急ミルキー☆サブウェイ
タグ:クロスオーバー 銀河特急ミルキー☆サブウェイ ドラえもん 九乗千春 来栖真希奈 大道寺朱音 岩男鉄多 カート・クレイマー マックス・マカリスター 勘崎両子 野比のび太 源静香 骨皮スネ夫 剛田武 ジャイアン 戦闘
ミルキー☆サブウェイ側の視点の方が多い。
ドラえもんキャラの視点では話が作りづらい・・・。
ちなみに、ミルキーのキャラ達が語っているドラえもん設定はほとんど私の創作です。
よいこはしんじちゃいけないよ。
宇宙空間内銀河鉄道駅「スペクトラ」にて
勘崎両子が説明する。
「えー。おさらいで。チハルちゃん・マキナちゃん・アカネちゃん・カナタくん・カートくん・マックスくんは、ここにいる5人、ドラえもんくん・のび太くん・しずかちゃん・スネ夫くん・ジャイアンくんと共にミルキー☆サブウェイに乗って、到着駅『フォンティーヌ』まで護衛すること。時間は3時間くらい?多分。」
「俺、武って名前なんだけど・・・。」
「黙りなさい、ジャイアンくん。カツ丼大盛り食べさせてあげたでしょ?あれ、私の自費なんだよ。」
マキナが発言した。
「あのさー。そこのドラえもんくんが持ってる『どこでもドア』っていう機械直せないの?それ修理したら、ここから元の世界に帰れるんじゃないの?」
「無理。直せない。フォンティーヌなら時空間の波長が同調しているから帰れる。・・・マキナちゃん、修理しようとしない方がいいよ。内部修理しようとした瞬間に君は根本的に壊れる。そのぐらいのスペック。」
「ごめんね、『タイムふろしき』でも何故か元に戻らなかったんだ。」
「いいよ、これでうちらの奉仕活動が何個か免除されるらしいし。3時間くらいで、それならラッキーって感じで。」
「ちなみに、ドラえもんくん達5名はこの宇宙では『異物』。排除しようとするこの宇宙のシステムが必ず襲ってくる。それも撃退すること。と、いうことで、みんな早く列車乗ってー。では、さようなら。」
こうして11人は3時間の旅に出発した。
ミルキーサブウェイ7両目に11人は座っている。チハル・マキナ、向かい合ってドラえもん・のび太。その3座席先にアカネ・カナタ、向かい合ってしずか。その3座席先にカート・マックス、向かい合ってジャイアン・スネ夫。
チハル・マキナ、ドラえもん・のび太
「へー、本当は地球って星のハワイって所に行こうとしてたんだ。」
「うん。でも、何故かこの宇宙に繋がっちゃったんだ。」
(ドラえもん、ドラえもん。)
(何?のび太くん。)
(この人達、犯罪者なんでしょ?・・・怖いんだけど。)
(うーん。22世紀でも犯罪者更生プログラムはあるからなぁ。・・・正直、そんなに悪い人達には見えないよ?)
「えっとー、のび太くんさー。ひそひそ声で話しているところ悪いんだけどさー。・・・全部聞こえてるんだよね。」
「うわぁ!ごめんなさい!」
「別にいいよ。犯罪者なのは事実だし。」
(チハル聞こえる?個人回線で話しかけてる。)
(何?)
(この2人の個人データを調べた。・・・ヤバすぎる。2人とも。)
(マジで?)
(まずドラえもん。ひみつ道具というのを多数所有してる。・・・その半分以上があ-し達の宇宙ではオーバーテクノロジー。しかも特別に所有が許可されているわけじゃ無くて、個人で、ご家庭で普通に所有してる。)
(えーと。高次元存在って奴?)
(違う。存在レベルはあ-し達と同じ。・・・ちなみに持っている道具の1つをあげると『銀河破壊爆弾』。)
(・・・それ、絶対個人が持ってちゃいけない奴じゃん。)
(それを個人が所有している世界に住んでいる。・・・そして、この人達、同じ世界の犯罪者何人か捕まえている。パラドックス無視して過去の生物殺している奴とか、時空間破壊して他の存在が、自分がいる時代に干渉できないようにしようとした奴とか。そいつらももちろん爆弾持っている。そして何故か使用しない。逮捕されても。)
(何で?普通逮捕されそうになったら、死なば諸共するでしょ。宇宙検閲官に規制されてんの?)
(違う。良識、道徳、倫理の範疇で使用しないだけ。)
(・・・あり得ないんだけど。パラドックス、時空間破壊とかしようとして銀河破壊だけはしない倫理って矛盾極まってるんだけど。)
(そういう倫理が平然とまかり通っている世界に住んでいる。要は価値観が違いすぎる。・・・早く帰って欲しい。)
(だなー。)
(次、のび太。・・・正直、ドラえもん以上にヤバい。特異点の塊。)
(え?)
(のび太の知能、身体能力は、惑星ポンズの子供レベル。)
(ポンズって宇宙最弱種族じゃん。幸運値が高いだけで滅びていない種族。)
(そしてのび太の特技。射撃。0.1秒で早撃ち出来る。これは惑星ベネレタの子供レベル。)
(宇宙最強種族じゃん。・・・えっ?あり得なくない?最弱と最強の身体スペック同居してるって。)
(あり得ないよ・・・。そして、のび太のもう一つの特徴。・・・これ本当にヤバすぎなんだけど『のび太が寿命死以外で死亡した場合、特異点崩壊で宇宙消滅。・・・だけじゃ無くて平行宇宙すら全て消滅。』あ-し達の宇宙も例外じゃない。)
(こいつは神かなんかなの?)
(普通の人間。だからね、こののび太の元にドラえもん送り込んだの。時間守護組織・・・いやそれ以上のそれ以上のそれ以上の上位の組織が。こいつ放っておくと寿命死以外で簡単に死ぬから。怖くって怖くって仕方なくて。でも監禁保護しても特異点崩壊だから、それすら出来なくて。那由他レベルの数の可能性模索して最善の結果がドラえもんを送り込み、友達・保護者にすることだった。)
(・・・3時間が長すぎる。)
(それなー。)
アカネ・カナタ、しずか
「・・・アカネさんはカナタくんのことが好きなんですね?」
「はぁ?なんでそんな結論になるんだよ!」
「・・・・・。」
「お前も否定しろよ!」
「お似合いですよ、2人とも。」
「だーかーらー。なんでそんな結論になるの?俺『海老天の尻尾』って例えられたんだよ?」
「・・・海老天の尻尾は大事。無ければただの海老肉。それはとても寂しい。」
「そうですよ。本に書いてあったことですけど、好きになる理由ってお互いの足りないところを補い合う、って事を読んだことがあります。アカネさんは海老の肉、カナタくんは海老の尻尾。例えは悪いですけど、お互いに必要って事ですよね?」
「ガキのくせにませた事言ってんじゃねぇよ!」
「カナタもガキ。」
「うるせぇよ!」
「本当にお似合いですよ。私も何時かこういう人と結婚したいです。」
「・・・もう出会ってるんじゃないの?」
「・・・多分。」
カート・マックス、ジャイアン・スネ夫
「え?砂糖持ってて逮捕?宇宙ってこえー。」
「ちなみに、君たちの世界にも似たような事例あるよ。」
「なんで知ってんの?」
「記憶読んだ。人間の記憶って実はぼーっと見てたテレビのニュースまで記憶しているもの。本人気がついていないだけで。」
「そっかぁ。・・・何か腹減ってきたな。甘いもの食べてぇ。」
「ジャイアンくん、さっきカツ丼大盛り食べてなかった?」
「甘いものは別腹ってことわざは俺でも知ってるぜ。」
「それはデブが自己弁護に使用する言葉。」
(カート、お前もこいつら分析した?)
(あぁ。あのドラえもんとのび太レベルじゃ無いけど、ジャイアンってのヤベぇな。)
(こいつ本気になったら宇宙空間で歌聴かせられる。物理法則無視。なんか音喰って星喰ってる宇宙生命体がいたらしいけど、最終的にこいつが歌聴かせて滅ぼしていた可能性が高い。)
(歌の威力どんくらい?)
(1分歌って核兵器。10分で惑星崩壊。1時間で特異点破壊して宇宙崩壊。)
(こいつら、どんだけ特異点破壊したいの?)
(とりあえずストッパーがいるから制限がかかっている。)
(あの子ね。)
(次、スネ夫。悲しいくらい凡庸。でも災厄を引き寄せる体質。)
(まじかー。)
(だからさ、もうすぐ来るんだよ。敵が。)
車両内に黒い人型の塊が数体出現した。
「これがショックガン。引き金を引くだけ。これが空気砲。ドカンと言えば空気の弾を発射する。とりあえず人数分くらいはあるよ。」
(カート、俺達の武器使用しないの?)
(とりあえず様子見。)
黒い人型の塊は腕を刃物状に変形させて襲いかかってきた。
ショックガンと空気泡で塊は塵になって消えた。
「あのさー、ドラえもんくん。この武器って相手気絶させるだけなんだよね?」
「そうだよ。」
(チハルヤベぇよ。こいつら非殺傷って事を理解していない。)
(相手が弱いだけなんじゃないの?)
(このドラえもんの技術レベルだと『どんな対象でも消滅させずに無力化する』って機能で無いとおかしい。でも、この武器は敵を選んでる。勝手に非殺傷解除してる。明らかに武器の方がドラえもんより頭がいい。・・・ドラえもんの記憶の中で全てがロボットの世界でドラえもんの星を侵略しに来た奴らがいた。その時の武器もこのショックガンと空気砲がメイン。でもそれで倒された敵ロボットは完全機能停止してる。要は死んでる。)
(その敵ロボットの強さってどんくらい?)
(・・・1体があ-しより少し弱い程度。)
(こえー。)
(絶対誤射しないでね。死ぬから。)
その後2時間、黒い人型の塊が押し寄せてきては、撃退を繰り返した。
「あのー。ちょっとトイレ行きたいんだけど。」
「後ろ2両先にあるよ、スネ夫くん。」
スネ夫は向かっていった。
「・・・フラグが立ったな。」
「ああ。」
用を足したスネ夫が窓から見た光景は最後部車両を食べながらこちらに進んでいる巨大な口だけの黒い塊だった。
「ちょっとコイツ、ショックガンも空気砲喰らってもすぐ再生するんだけど!」
「俺達の武器でも再生されちまう。」
「ドラえもんくん、原子核破壊砲とかジャンボガンとか熱線銃とか持ってたよね!」
「危ないから普段は22世紀に置いてきているよ!」
(無意識に危険武器持たないようにセーブがかかってんのか?)
「こいつどんどん大きくなってるよ!細胞増殖が早すぎる!」
「ドラえもんくん!バイバインとアベコンベ出して!」
「えっ?・・・分かったけど、どうするの?」
「いいから!」
マキナはバイバインにアベコンベを刺して、黒い塊の口の中にバイバインを投擲した。
黒い塊はどんどん小さくなって、車両から飛び出て消滅していった。
車両に空いた穴は防護シャッタが閉じ、ドラえもん達が宇宙空間に飛び出すことも無くなった。
「バイバインは、細胞増殖か存在確率を2倍に増やし続けてるのかわからないけど、とにかく増やす道具。アベコンベは、あらゆるものの効果を逆転させる道具。バイバインにアベコンベを刺して増殖し続ける相手に振りかければ、逆に縮小し続け消滅する。」
「アベコンベを戦いで使用するなんて聞いたこともないよ・・・。」
(いや、22世紀人(おまえら)の良識がおかしいんだよ。いくらでも悪用できるぞ、これ。)
その後は襲撃も無くなり、列車はフォンティーヌに到着した。
待っていたのは勘崎両子だった。
「みんな、ごくろーさん。」
「ドラえもん、なんでこの警察の人いるの?どこでもドアとか持ってるんじゃないの?」
「きっと大人の事情って奴だよ。」
ドラえもんが、どこでもドアを使うと、その先はのび太の部屋だった。
「短い間だったけど楽しかったよ。」
「また会いたいです。」
「今度俺の歌聴かせてあげるから。」
「ジャイアンくん、マジで勘弁してください。」
「「「「「またねー。」」」」」
ドラえもん達は去って行った。どこでもドアも消えた。
「ねぇ、マキナ。あのしずかって子、何?」
「あれは調律存在。特異点が崩壊しないように、『必要の無い』不思議なことが起きないように調整している存在。無意識に。・・・宇宙検閲官レベル以上の存在。」
「あいつらの世界、ヤバすぎるだろ。」
「出来れば二度と会いたくない。」
「それなー。」
数日後
勘崎両子にチハル達いつもの6人が呼び出された。
「えーと、新たな奉仕活動を説明します。ここに、6人のドラえもんくんに似たロボットがいます。彼らはドラえもんズといいます。彼らの世界線の未来は消滅してしまいました。彼らは未来へ行けません。そんな彼ら6人を連れて、彼らが、彼らの世界の存在全員が活躍出来る新たな世界線を、次元を超えて見つける冒険をすることが今回の活動です。・・・そう、これは冒険・・・。いつ帰れるか分からない・・・。ちなみに、今回の乗り物として、銀河飛行機ミルキー☆プレーンを用意しました。これに乗って12名で冒険に行ってください。・・・あ、次元超えるからミルキーじゃ無いか。あはは。」
チハル達6人は硬直した。