街が平和なら……取りあえず良いよね主義(一応忍田派) 作:ノーム
「諏訪隊……」
「来たか……耀太」
諏訪と堤は既にショトガンを両手に持ちフルアタックの体制をとっていた
「珍しいな……てってきりバッグワームを着て奇襲するかと思ったのによ」
「えーだって諏訪さん何か仕掛けているんじてょ?」
「何の事だか」
「だって諏訪さん……そこに新人さん……居ないじゃん」
耀太は直ぐにキューブを出すが仕掛けない……いや違うあえて待っているのだ
諏訪が仕掛けて来るのを
「ちっバレてたか」
しかし諏訪の表情は崩れずそれどころか何かの作戦があるかの如く
「日佐人!今だやれ!!」
その言葉に諏訪隊の新人の日佐人は動き耀太の方に接近する
耀太は突然レーダーに現れた日佐人の存在に気がつき耀太は直ぐにレーダーを頼りに出していたキューブ……バイパーと右手からメテオラを使い64分割をするとレーダーに写る日佐人めがけ範囲攻撃する
「どうせカメレオンで透明化した新人を使って俺を抑えるつもりだったんでしょ?そんなの分かってますよ、諏訪さん」
「何だよ知ってのか……でもよ」
諏訪と堤はショトガンで耀太を攻撃するが、耀太はシールドで諏訪と堤の攻撃を防ぐ
「ちっ相変わらずそんなに広げても硬てぇなおい!」
「ほんとそうですね」
しかし諏訪と堤は攻撃の手を止めず耀太のシールドに亀裂が入り
「メテオラ」
耀太は速度重視のメテオラを2人の前に出す……本来ならシールドで防ぐ事が出来るがそれはフルガードで無ければ防ぐ事が出来ない……しかし
「エスクード!」
諏訪の前にエスクードが出現し耀太のメテオラを防いだ
「なっ!」
耀太は驚きエスクードを出したと思われる光の先を見るとそこには諏訪隊の新人の日佐人が居た
「何故そこに新人が?……レーダーじゃあまだあそこに」
耀太は直ぐにレーダーが反応する方を見ているとそこには宙に浮く物体が見えた
「試作品の……ダミービーコンか!」
耀太は直ぐにその存在に気がつく……だがしかしそれは一瞬気を取られてしまう事にもなる
『耀太くん!!』
オペレーターの言葉に耀太は直ぐに冷静になると……
【思考加速】
耀太は直ぐに周囲の状況を視認する
その光景は諏訪と堤によるダブルショトガンによる一斉射撃の構えそして新人……いや日佐人による自身の被弾もかえりみない攻撃
(うん……【思考加速】が無かったら負けてたな……)
耀太は心の中で舌打ちをしつつ……主に良い格好するために耀太はサイドエフェクトを全力で使う……その結果
「……メテオラ」
耀太は右手からメテオラを出すと諏訪の方に飛ばすと同時にレイガストを出し
(シールドモード……そして)
「スラスターON」
後ろ向きにスラスターを起動させ耀太は諏訪隊と距離をとりつつも諏訪隊の攻撃で耀太のメテオラが誘爆するとそのまま
自ら吹き飛んだ……
解説席にて
数分遡る
「おっと!!これは!忍田隊長!諏訪隊の作戦勝ちか!」
結束がこれで決着か……と思われる解説だったが
「成る程……諏訪隊長、忍田隊長をここまで追い詰めるとは……ですがまだ爪が甘いようですね」
「えっ……それはどういう事ですか?東隊長」
東は結束の質問に答えようとするが先に二宮が口を開く
「東さんの言うとおりだ、諏訪さんは対処出来る数秒を耀太に与えてしまった、数秒あれば耀太は対応出来る」
その言葉の通り耀太は一瞬とも言える時間で耀太は諏訪隊から一気に距離を取った
「レイガストのシールドモードのスラスター……それに加えてメテオラによる爆風を利用……この一瞬で射手として必要な距離を一瞬で取ってしまった!!」
耀太の驚くほどの対応に一瞬素で解説してしまった結束だったが流石A級の隊員のオペレーター……直ぐに本来の解説に戻る
「もし耀太隊長を倒すとするならば……そうですね罠を何重に仕掛た上で耀太隊長を誘き寄せる必要があります……それ程耀太隊長は強いと言って良いでしょう」
「成る程では東隊長はどのように耀太隊長を倒しますか?」
「そうですね……先程諏訪隊がやったように耀太隊長を罠に嵌めてその後にスナイパーの狙撃かメテオラとハウンドの一斉射撃……後は二宮隊長のフルアタックが有効でしょう」
「成る程……では二宮隊長はどのように対処しますか?」
「そうだな……耀太は死角からの攻撃に弱いので先程東さんが言った狙撃、もしくは耀太が対応出来ない程の攻撃を繰り返すしか無いでしょ、耀太の戦い方は基本守り重視なので今後の耀太隊長を倒すとしたらあえて守りを無視した攻めの作戦が有効だと考えます」
「成る程、では今後はいかに耀太隊長が対応出来ない作戦を他の隊がするか見物ですね」
「えぇその通りです」
その言葉に会場はいかに耀太を倒すのかもりあがるのであった
市街地B
耀太はメテオラの爆風を利用し吹き飛び地面に着地すると
「ハウンド、メテオラ……サラマンダー」
直ぐに合成弾を作りレーダーを便りに64分割したサラマンダーを撃つとヴァクワームを起動し建物に潜伏した
『大丈夫?耀太くん』
「何とか……でも左腕を失ったよ……諏訪さんがあんな作戦考えるなんて……いったい誰の入れ知恵だ?」
『そこは諏訪さんじゃあ無いの?』
「諏訪さんにあんな作戦をたてるなんて無理」
耀太は諏訪が考えた作と言うことを否定すると直ぐに状況を確認すると
「取りあえず……諏訪隊誰か離脱した?」
『1人……レーダー的に新人さんの日佐人さんだと思う』
「メテオラに近かったからな……」
耀太はトリオン勿体ないと感じながら
『これからどうする?射手として戦う?』
「それも良いんだけど……さっきの状況的に諏訪さん何か隠している感があるんだよな~」
耀太は少し考え
「短期決戦で行きます」
『了解』
一方諏訪隊では
「あーチクショウ!仕留めきれなかった!しかも片足を失ったし!堤そっちはどうだ?」
「こっちは片腕を失いました」
「ちっ!めんどくせ!」
諏訪は既に待ちの戦いで考えた作戦は使え無かった……だが耀太の片腕を取った事は諏訪の射撃で確認しており
「ちっ!レーダーに写ってねぇな既にバッグワームを起動してるな……オプションはつかえるか?」
『一応使えるよ~諏訪さんが片足を犠牲にしたお陰でね』
すると諏訪はオプショントリガーを起動し耀太の位置を確認した
「おっこっちに向かって来ているな……堤バッグワーム起動して耀太の背後に回れ俺はここで向かい撃つ」
「了解」
堤はバッグワームを起動すると2人は別れて挟撃の作戦に出た……これは本来諏訪隊の戦い方では無い、これは諏訪隊が考えた作戦、対耀太用の作戦だったのだ
耀太には明らかな弱点がありそれを知っている隊員はごく少数…………そして諏訪はそのごく少数の人間だった
耀太は堤がバッグワームを起動する事を確認すると……
耀太は足を止めた……
『どうした?耀太くん』
「分からない」
『分からない?』
「……諏訪さんが考えている事が分からない」
耀太は足を止めてしまった……耀太の戦い方は防御よりのスタイル……
耀太は相手の攻撃に合わせレイガストやシールドによる鉄壁の防御そして、中距離からバイパー、近距離ならスコーピオンで変幻自在な攻撃
そして相手が怯んだらレイガストのスラスターかメテオラによる一撃必殺のスタイル
その為相手の動きが分からない時、耀太は
思考が纏まらない……しかし耀太1人だった場合の話
『多分だけど諏訪隊は挟撃を狙っているんじゃあ無いかな?』
「諏訪隊が?」
『そうだよ……私正直諏訪隊の事あんまり分から無いけど……オペレーターとして勉強した時に教わったんだ……この動き恐らく挟撃の動きだよ……』
その言葉に耀太は自分がさっき言った言葉を思い出していた「誰かの入れ知恵」……その言葉に耀太は笑う
「……誰だか分からないけど……どうやら助言をした人は俺を試そうとしているな」
耀太は直ぐに諏訪の方に向かい走り出した……
「メテオラ!」
耀太はヴァクワームを解除すると9分割のメテオラを諏訪に向けて放つ
「げっ!」
諏訪は直ぐにエスクードに隠れシールドで固定ガードして耀太のメテオラを防ぐ
「こっちに食らい付いたな!」
しかし諏訪隊の作戦ではここで耀太は諏訪に接近すると考えたが
「バイパー……」
耀太はバイパーで64分割をすると諏訪に向けて放つと
「メテオラ」
それと同時にメテオラで周囲の建物を破壊した
「しまった!」
すると建物に隠れていた堤が耀太の視覚に入ってしまい
「スラスターON」
『戦闘体活動限界緊急脱出』
耀太はレイガストで堤を撃破した
「さて諏訪さん……後で入れ知恵した人教えてね」
耀太はメテオラのシールド破壊とバイパーのシールド崩しによるフルアタックにより諏訪は何も出来なくなり
『戦闘体活動限界緊急脱出』
耀太はフィールドに1人の残った
「フーー結構ギリギリだったな」
耀太は横になり一息つくのであった
解説席
「戦闘終了」
解説席の結束の言葉に戦闘終了が宣言すると
「それにしても……忍田隊(仮)が蹂躙でしたね」
「えぇそうですね……とはいえ最後の諏訪隊は結構ギリギリでしたね」
「東さんもそう思いますか」
「あぁ……特に諏訪隊の作戦は本当にギリギリの様に感じ取れました……」
(まさか酒の席で考えた作戦を使うとは……)
と考え、冷や汗をかく東であった
今日の作者の独り言
イヤー酒とは凄いな最後らへんを考えとばっと思い付いてしまった
と考える作者であった
通信
現在作者は結構酔ってますこれは本当です