それは何年も生き続けていた。
たとえそれがどんな状態であろうともたとえそれの一部が削られようとたとえそれがほぼ別の生き物になろうとも。
そしてそれは
そしてその少女はかつて
そしてそれは2度目の自由に動ける機会が訪れた。
自身の複製体と戦うという奇妙な体験をしていた私だったが戦っているうちに穢れた精霊とは別関係のモンスターのように思えてきた。
何故なら精霊とは思えない力を振るっているからだ。
毒いや腐食かなこれは、とにかく攻撃が当たった部分があっという間に朽ちていくからだ。
更には率いているモンスターも虫や植物ではなくて四足歩行のモンスターをよく率いている。
明らかにイレギュラーで生まれた存在だろう。
今は互角に戦えているがなんだか嫌な予感がする。
私はそう思いながら槍を振るう。
アルフィアは精霊の分身とは戦っていなかった。
自身はほぼ戦わず他の者達に任せるつもりだったが嫌な予感を感じて人工迷宮へと潜りとある区画までやってきた。
その区画は無理矢理作られた空間だった。
中心にいるそれによって掘られた洞窟と呼べるのがそこにあった。
そして中心のそれは精霊の分身だった。
角の生えた四足の獣という竜とはかけ離れたモンスターに精霊の女体がほぼ取り込まれているという異様な姿の精霊の分身だった。
「馬鹿な!何故
アルフィアは驚愕した。
かつて自身の知り合いが戦ったモンスターであり討伐された筈のモンスターが大きさは違えどそこに存在しているからだ。
ベヒーモスと思われるモンスターはアルフィアを見て軽く吠えた。
その途端人工迷宮を取り込んでいた精霊の分身の一部が蠢きやがてドラコーの姿へと変わった。
それを見てドラコーが原因に関わっていると気付きドラコーへとアルフィアは連絡を取った。
アルフィアから連絡がありベヒーモスに関する事を聞かされました。
正直私には何の事かわからないです。
ベヒーモスの姿を聞きある事を思い出しました。
レベル6に至る時に戦った闘獣の事です。
偶然黒の砂漠で掘り出して見つけたモンスターのドロップアイテムを元に作り出した闘獣で恐らくはドロップアイテム元のモンスターへと姿を変えた闘獣です。
それを伝えて叱られました。
どうやらそのモンスターは三大冒険者依頼というオラリオの責務というレベルのやばいモンスターだというらしいです。
そんなものを回収してたんですか私は!
しかもそのモンスターを使った闘獣を私は調理して食べてしまったんですけど!
『【暴喰】を上回る程の悪食だなお前は。』
それを聞いたアルフィアは思わずそんな事を呟きました。
流石にアルフィアの援護にまわった方が良いと思い私は既に動きを読みきった私の複製体を残光アレンジで倒し急いでアルフィアの元へと向かった。
ベヒーモスのドロップアイテムはほんのちょっとしか使ってないのでまだ残っております。