愚痴と祈りの道を行く。   作:アロンの杖

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 皆様は第2話をよく読まれているようなのですが。

 私としましては“第1話も読んでいただけたらなぁ~”とか思っております(まあでも?ああ言う話は本当に困っている人以外には響かないのでしょうね)。

 このお話はもう少しだけ、皆様方に愚痴を聞いて欲しいな、とか思って書かせていただきました(ま、もし良ければ“世の中にはこんな奴もいるんだ”とか思っていただけると幸いです)。

 あと第2話はなるべく“彼女持ち”だったり“既婚者男性”には見て欲しく無いです(そう言った方々に読まれてもどうにもならない事象ですので・・・)←それ以外の方々はウェルカムです(今後、彼女さんとのお付き合いや結婚する際にでもご活用下さい)。


ある隠遁者のぼやき・その1

 ああ、暇だ。

 

 この時間帯は本当に暇なのだ、どこまで行っても“なんにもならない瞬間”が連続しているだけ。

 

 ああ暇だ、暇過ぎる。

 

 人間忙しすぎてもダメだが暇すぎてもダメなのだ、ストレスになってしまうのだ。

 

 頭が痛い、体がだるい、感覚が鈍い、心が死んでる。

 

 人間は刃物や武器が無くても、精神的な負荷を掛けるだけで簡単に壊せるし、殺せる。

 

 暇すぎてヤバい、本当は眠たくないのに眠気がさしていて、心には不安と不満が渦巻いている。

 

 どうして誰も自分の小説を見てくれないのだろう、人気作家さんのそれと何が違うのだろう。

 

 構成力?オーラ?人を惹き付ける何か?そんなの全然解らない。

 

 解っているのは自分が見向きもされない存在だってこと、それだけは嫌という程にまで良く良く思い知らされた。

 

 自分には人望が無いのだろう、文章をキレイに纏める力も無いのだろう、物語を構成する力も無いのだろう、人を惹き付けるオーラも無いのだろう、結局自分は何も持ってはいないのだ。

 

 自分に与えられているのはどこまでも続く孤独と諦観、そしてそれらがもたらす“寒さ”に加えて“暇”と言う名の何の意味も無さない時間の連なりだ。

 

 それは本当に堪えるのだ、精神的に堪えるのだ(もしこれを読んでくれている“女の子”がいるのならば、彼女はきっとこう言うだろう、“つまらない男”と)。

 

 私はそんなに悪い事をしたのだろうか、そんな下卑た存在なのだろうか、そんなにも忌み嫌われる人間なのだろうか。

 

 自分には解らない、何も、何も・・・。

 

 ただもし、一つだけ解っている事があるとしたなら“自分は自分を愛してはいなかったのではないか?”と言う事だ。

 

 前に友人に偉そうに言った事がある、“俺は他人を愛した事は無いけれど、だけど自分の事だけは愛している”と、“何故ならば自分を愛せない人間は他の誰も愛する事は出来ないからだ”と。

 

 だけどそれは間違いだろう、だって裏を返せば“自分を愛している人間と言うモノは、必ず他人の事もちゃんと愛せる”ハズなのであり、そしてその跳ね返りとして“他人からもちゃんと愛してもらう事が出来る”ハズなのだから。

 

 それなのに“他の人を愛した事が無い”と言う事は即ち、“自分自身をも愛していない”と言う事に他ならない。

 

 愛を知らないから、愛し方を知らないから、そしてそれを誰にも向けていないから“誰からも愛される事が出来ない”と言う事なのだろう。

 

 そう思いながらも、自分は今日も耐えるのである。




 ちなみに、なのですが。

 “あらすじ”にも記させていただきましたけれど、なんで私が“この物語を出そう”と思ったのか、と言えばそれは“自分の知識や経験が何らかの役に立てたら”と言う思いがあったからです。

 正直に言って私は確かにみみっちい人間です、それに時折嘘を付いたり隠し事をしたりします。

 ですけどそれは、何も最初から“騙してやろう”ですとか“別に構わねーや”とか思ってやっている訳ではありません、自分の身や人生を守るための方便なのです(軽い気持ちだったり、悪意があってやっている訳ではありません)。

 あと未熟者の分際でこんな事を言うのはどうかと思うのですが、私だって私なりに、毎日を一生懸命に生きているのです、それはどうか御理解下さい。
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