実の所は、推しの子×仮面ライダークウガのクロスオーバーです。
と言っても、推しの子もクウガも結末までを聞き齧った程度なので甘い所があると思うのでご容赦願いします。

あとクウガ側は自分が物語を作りやすいように、色々とwiki調べの漫画版やHERO版の設定も原作と混ぜて改変してるので、受け入れられない方はブラウザバックを推奨します。
あとクウガ×アイのカプになるので、そちらも許せない方もブラウザバックを推奨します。

尚、ゲッターロボはオマケ程度です。


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ぶっちゃけ思いつきで書いたので続きは1週間以内に出せればいいなぁ、と執筆中の後日談ぐらいしかないです。

ちなみにゲッターロボタグはマジでちょい役程度です。
実質的には【クウガの再起】と【アイの成長】をリンクさせただけの妄想です。

後書きは登場人物達の補足や設定の補足みたいなものになってます。

ちょっと内容が駆け足気味で描写不足感が否めない拙文ですが、最後まで読んで、感想までくれたら幸いです。




アイドルに興味ないオタクと振り向かせたいアイドル

 

星野アイが彼を見つけたのは偶然だった。

熱狂と言ってもいい、いやそれしか表現のしようがないライブ会場で一人だけ最前列ではないが、アイが目視できるくらい前に彼はいた。

誰もが歌って踊って輝く自分に夢中であるファンたちの中、無感情に視線をアイに向ける白髪混じりの青年。

その容姿はあまり良いとは言えないが、最低限のエチケットは弁えた服装だった。

 

嘘がいつか本当になるかもしれない。

 

そんなスカウトの際に言ってきた苺プロ社長、斎藤壱護の言葉を信じてアイドルグループ【B小町】の一人としてデビューして数年。

未だに嘘の中の本当を見つけられない彼女は、ただなんとなしにその青年にウインクと笑顔を向ける。

これまで、そういった人達はいたがほとんどはそれで堕ちた。

そもそもアイドルに興味のない人は来ることもないし、特に態度に代わりはなくても彼女を見る目は変わった。

 

 

結果から告げると、青年は哀れみを星野アイに真っ直ぐ向けた。

本当の自分を見ているような視線を受け、アイは一瞬だけ緊張が走る。

彼女は常に自分を偽り続ける。

故に、彼女は人の機微が手に取るように分かる。

相手の求める姿や偶像を完璧に演じることができる。

その天性の才能は、彼女のパフォーマンスを崩す事はなかったが、それでも彼女に与えた衝撃は大きかった。

 

何故、私の事を知らない上に、ファンでもない貴方が私にそんな目を向けるの?

 

その疑問を解消すべく公演が終了後、衣装を着替えて一般に溶け込むような地味めの服装で彼を探し始めた。

けれども、やはり着替えの時間ロスが大きかったのか目的の青年を見つける事は叶わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、見つけられなかったアイは肩を落として自宅のマンション(と言っても家賃は社長の経費による支払いである)に帰宅した。

 

「あ、見つけた」

 

「あれぇ?」

 

が、ここで彼女に運の神様が哀れに思ったのか、白髪混じりの青年はアイの住む部屋のすぐ隣に住んでいた。

興味のない人間にはとことん記憶しない彼女には、久しぶりに興味の湧く人間が現れたのだから、目からウロコである。

逆に、見つけられてしまった青年にとっては不運そのものであった。

 

「ねぇ、何も知らない貴方がどうして私を哀れんだの?」

 

単刀直入に聞くアイに対し、青年は困ったような顔をする。

みすぼらしい格好に反して、悪臭は全くしない。性格は温厚。

よく見かけるオタクの姿とも違い、どうにも彼が何故そんな姿をしているのかも不思議でたまらないが、今は自分が一番聞きたいことに集中する。

真っ直ぐ目を見て問いかけられた青年は、あえてあざとい格好で問い詰める少女に目をそらしながら答えた。

 

「か、可哀想だなぁって。君と同期の他メンバーがさ」

 

嘘だ。

アイは青年の嘘を見抜く。

だが、それは本音でもある。

つまり、話を逸らされた。

ならば答えるまで彼から離れない。

 

嘘まみれの少女は、社長から口酸っぱく言われている倫理観や常識をほっぽり出して鍵の空いていた青年の部屋に強引に入る。

それをポカン、とした顔で見ていた青年は慌てて彼女を止めるために自室に入る。

 

「あ!ちょ、駄目でしょ!?」

 

「ホントの事を教えてくれるまでここにいる!」

 

「えー…」

 

見た目通り、青年の部屋も汚い……と思っていたが、少女の予想は外れて綺麗だった。

案外、身なりを整えるのが苦手なだけかな?と、そんな可能性を考えつつ青年の表情をうかがう。

チラッと、部屋の中を改めて見ると見覚えのない人形やアイには全く縁のないプラモデル、ゲームソフトや正義のヒーローっぽいキャラクターが描かれたクリアファイルなど主にロボット系のグッズが大量に存在していた。

 

「本当にさっきの言葉以上はないよ?」

 

と、少し悩む様子を見せた青年はそう言い、上着を脱ぐ。

シャツには【ゲッターロボ!】と書かれた文字とその名の主らしい赤いロボが、斧を片手に振り下ろすポーズが描かれていた。

それに対して不思議なことに、アイは不満を感じた。

自身を応援してくれるオタクやファンたちは、自身(アイ)の写真やデフォルメイラスト等、そういったものをシャツに印刷しているが彼は彼女の知らない、アイドルでもない無機質なロボットを貼り付けている。

そんなものに何故、張り合おうとするのか彼女自身でもよく分からなかったが、この心の現象は嫉妬というものであると確信はしていた。

 

「むう。じゃあ、なんでそんな服着て私のライブに来たの?」

 

一旦、仕切り直しだ。

アイは質問を変えて、いかにも不満ですと言った表情を演じる。

それに対し、青年は少し気まずそうに答える。

 

「友人にチケット貰って勿体なかったから」

 

「も、勿体なかった…」

 

割とアイはショックを受けた。

本当に興味がなかった上に、彼にはB小町のライブのチケットが勿体なかった程度のものでしかなかったという事に。

 

「そ、そんな気を落とさないでくれよ。一応、ちゃんとライブは見たから。君の歌と踊りが凄いのは本当だって理解したよ」

 

「でも私のファンじゃないんだよね?」

 

「まあそうだけど」

 

「あー、傷付いたー。自信なくすなー」

 

「あからさまに棒読みするんじゃないよ」

 

「だからね――」

 

とはいえ、それで本当にやる気を失われては青年としては困るものでもある。

この近所付き合いが原因で〜等と、人気者の彼女にネットにでもそう言われてしまえば、あっという間に厄介なファンによる襲撃が始まる。

それは御免被りたいが為に、渋々青年はアイの話を聞くことにする。

チケットをくれた、青年と特に親しい友人から渡されたライブチケット。

とある事件から長い付き合いの彼からのプレゼントはどんなものであれ、嬉しかったが今回ばかりは恨み言の一つや二つは言わせてもらおうかと考えつつ、目の前の少女の要求を聞く。

 

「―――そのシャツに描かれてるロボットの話、教えてくれないかな?」

 

「……え?」

 

要求は意外なものだった。

だが、これはアイの策でもある。

急がば回れ、の(ことわざ)に従い、アイは青年と仲良くなる事を目指すことにした。

そうすれば、あの時向けられた自分に向けた哀れみの視線の理由を聞けると考えての事だ。

それを知ってか知らずか、青年は少し嬉しそうに「分かった」と了承した。

が、その前に聞かなければならない事があったと、アイは思い出す。

 

「そういえば貴方の名前は?」

 

そう言うアイに、青年も気付いて名乗る。

 

「言ってなかったな。俺の名前は如月雄介(キサラギユウスケ)だ。よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数日――

 

「ゲッタービーム!」

 

「おわっ!?」

 

すっかりゲッターロボに染まったアイは、年甲斐もなく自分の軽く突き出した腕をビームに見立てて掃除機でホコリを吸い取っていた雄介に当てる。

流石にそれで倒れ込むような事は起きないが、危険である。

雄介は、すっかり同居人気分のアイを叱る。

 

「掃除中はやめろって!ガンプラとか色々あるんだから!」

 

「えー、だって暇だし」

 

「いや、サボっただけでしょ…?」

 

あろう事か、星野アイは仕事をサボってゲッターロボを雄介と共に履修していたのである。

その日の内に彼女のプロデューサーであり、社長である斎藤壱護がやって来たが、事情を説明すると若干、彼は雄介に同情しつつ厳しい目で釘を差した。

 

「まあ、アイが親しくできる人を見つけて嫌ではないし、恐らくこっちの言葉は聞かんでしょうから友人関係は良いでしょう。でも、くれぐれも一線は越えないでくださいよ?」

 

社長たる彼もアイに振り回される側なのか、と事前に星野アイの所属する事務所を調べておいた雄介は星野アイの自由さに呆れた。

幸い先日のライブ以降は特に仕事はないので、その日からは少しの休養期間として設けられる事になったので、B小町の他のメンバーからは疑問を持たれつつもありがたく束の間の休暇を享受する事となった。

 

 

という訳で、アイは雄介との距離を縮める為にほとんど彼の部屋で1日を過ごしていた。

朝、起きたら雄介に朝ご飯をたかり、その後は雄介が購入していたロボット物のアニメを視聴。

時折、雄介にお菓子やジュースをねだりつつ昼前に2時間近く自室でダンスの自主練習。

昼になれば、すぐさま昼飯をたかりに来てまたアニメを視聴。

歌練と称して雄介の部屋で視聴していたアニメの主題歌等を歌い、夕飯もたかる。

もはや、飯に関しては雄介に依存していており、男の手料理で大丈夫なのかと不安になる雄介。

一応、社長の壱護に確認を取った所、そこら辺は自分で管理できるようにしてあると言われ、一抹の不安を覚えつつもとりあえずその事に関しては考えることをやめた。

仮に太ってたりしたら、それはアイの自己責任なのである。

もしもではあるが、それでも責められたりでもしたら、彼は友人の家に駆け込んで泣くかもしれない。

 

「ねー、このジャ…ジャス…なんだっけ?とりあえずこのケツアゴ嫌い」

 

「まあ、作中トップで主人公達に余計な事をした奴と仲良しな奴だからなぁ」

 

今の所、そんな様子は見えないのは幸いか。

それとも、アイの代謝効率が素晴らしいのか、太りにくい体質とか特殊な体なのか。

シンプルに彼女の自己管理が凄いのか。

アイドルや俳優といった存在に対して曖昧な事しか分からない雄介には、「アイドルって凄いなぁ」という感想以上は思い浮かばなかった。

 

「今日は何を作ったの?」

 

「ケバブとピザ。ピザに関しては冷凍ピザなのはすまないな。材料がない」

 

「いや、私もよく分からないけどケバブ作れるだけ凄いと思う」

 

アイは意外にも雄介が料理が上手で美味しい事に当初、驚いていた。

理由を聞けば、「学生時代に色んな事を学んで習得していたから、その流れで料理も習得した」と発言していたが、アイドルとしては一流、いや天賦の才であっても料理や掃除といった女子力に関しては絶望的に低いアイにとって、それが途轍もなく努力した上でのものだろうと察せれる言葉だった。

でなければ、たまたまベット裏に隠されていた新しめの料理雑誌に書かれた料理をアイに提供する事などできないだろう。

流石に材料費は、あまり使わないので溜まりに溜まっている貯金から出しているがここらへんも社長の壱護頼りなのは、雄介に危機感を覚えさせた。

 

 

なので、保護者である壱護の許可を得て彼女に必要な知識を教える事にした。

まだたったの数日しか経っていないのに距離感が近いが、アイの遠慮のなさに雄介も遠慮しなくなったのと、元々雄介はお人好しな面があるのも起因している。

ますます、なぜ彼が引きこもりのような生活をしているのか不思議だがアイはそこに触れず、彼との日常的な関係の維持を求めた。

日常的、にしてはほぼ同棲のような状況だが二人とも特に気にしていなかった。

逆に、事情を知る壱護と雄介の友人は常に肝を冷やしている状態だったりするが、本人達は預かり知らぬ事である。

 

「引き下ろしはこう。カードか通帳を忘れないようにな」

 

「なるほど」

 

昼食のケバブとピザを食べ終えた二人は、外出していた。

ATMの操作の仕方を教え、買い物の仕方を教える。

勿論、知名度が非常に高いアイは地味に見える衣服で変装しており、パッと見ではアイだとは気付かないだろう。

尚、雄介はライブの時と違いちゃんとした服装なので第三者から見ればカップルに見えてたりするが、幸いにもそこまで暇な人は周囲にはいなかった。

 

「ユースケ、アレ欲しい!可愛い!」

 

「い、イデオンが?いやまあ、欲しいなら構わないけどさ…」

 

お金の引き下ろしを教え、そこから買い物の練習にショッピングモールに向かうが、アイが真っ先に向かったのは玩具屋。

その店に並ぶプラモデル類の一つを選ぶのだが、そのセンスに雄介は苦笑とドン引きが合わさって引きつった顔を浮かべた。

だが、笑顔でイデオンのキットをカウンターに持っていって支払う彼女の姿、そして笑顔に雄介は微笑む。

 

「……自然に笑えるじゃないか」

 

アイドルとしての笑顔ではなく、星野アイとしての笑顔。

思い出すのは自己紹介した直後、彼女も自己紹介し、名前が苗字だけ消した芸名そのままの彼女に「芸名の意味とは?」と一瞬だけ考えた時。

 

「私はね。嘘つきなんだ。でも私をスカウトしてくれたしゃちょーがね、いつか嘘が本当になるかもしれないって、言われたからアイドルしてるんだ」

 

さらっと明かされた、彼女がアイドルとして立つ動機。

雄介はそれを嘘だとは思わなかったし、アイドルというのは総じてそういったものだろうと感想を抱く。

だから本心がわからない、と続けて語る彼女は確かに無表情だったがこの短期間で彼女は変わり始めているのを、雄介は感じ取っていた。

 

「仮面の取り方を忘れただけなんだ、彼女は。それを自分で自覚できるまで、俺は彼女にできる限り寄り添ってあげたい」

 

後日、友人にそう語る青年の姿に友人はかつての明るい雄介の面影が見えたような気がした。

 

これはお互いに、良い影響を与えるのかもしれない。

 

そう考えた友人は、引っ越しの指示書をシュレッダーにかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから半年。

一ヶ月はすぐに過ぎ去り、B小町は再びアイドルとしての活動を開始した。

再開から少しして、B小町の他のメンバーとの嫉妬を交えた対立が起きたが、最終的にB小町は解散し苺プロ所属の芸能人は星野アイだけになった。

そんな芸能界の裏舞台を知る由もない雄介は、辛そうに見えるアイの精神的な支えに徹した。

 

そしてB小町解散からしばしして、世間は星野アイに乗ってロボアニメがブームとなっていた。

かつての名作、隠れた名作や良作達、多種多様なロボット物の作品が発掘・再発掘され、関連企業は嬉しい悲鳴をあげていた。

 

「私はゲッターロボが一番好きかな?ゲッターロボなんか凄いよね!バッタバッタ敵を薙ぎ倒して、荒れ狂う嵐のように敵を撃滅していく真ゲッターとか、カッコイイの極み!」

 

ファンからの好きなアニメ、という質問にこう答えた星野アイによって、アイのファン達がロボアニメを見始め、ロボ界隈は活性化した。

かつての昭和のブームのように、関連玩具が飛ぶように売れ、需要が供給を上回った。

尚、そんなブームのキッカケを引き起こす引鉄となった雄介は、相変わらずアイの世話をしていた。

なんなら新しいロボアニメの布教をしていた。

 

「ビッグオー、素敵だね!頭からビーム出る所とか好き!サドンインパクトも良い!」

 

「アムロ君、ヤバくない?ヌルヌル避けてるし、なんか見えなくても敵を倒してるし」

 

「キングゲイナー面白かったなぁ。元気になる曲ってこういう事なんだ」

 

「イデオンってこんな結末なんだ……え?皆殺しの富野?物騒過ぎない?この後もダンバインで皆殺し?えぇ…」

 

「銀の翼にのぞみを乗せて、灯せ平和の青信号。勇者特急マイトガイン、定刻通りにただいま到着!……どう?カッコイイ?」

 

様々なロボアニメを視聴していく内に、アイが雄介に見せる笑顔は、演じる笑顔でなく自然と浮かべる素の笑顔にへと変わっていく。

雄介は、やはり創作物は偉大だと物語の素晴らしさに感嘆しつつ、同時に自分も最近は笑うようになったと友人から指摘されてから、少しずつ自覚するようになった。

 

「良い顔になったじゃないか」

 

アイが仕事でいないある日、友人と時折ゆっくりと会話する為によく通う喫茶店で友人から言われた言葉によって、雄介は友人に向けていた表情が笑顔であったと気付いた。

その事実に、雄介は戸惑いつつも受け入れる。

 

自分より若いアイも前に進んでいるのなら、自分も前に進まなければ彼女に顔を合わせる事なんてできない。

 

ボロボロの殺人の記憶から、前に進む時だと雄介は悟ったのだ。

だからこそ、彼は再び戦うべき相手に立ち向かう覚悟と己の望む理想を実現する為に雄介は決意を固めていった。

 

 

 

 

 

そんな雄介の変化にいち早く気付いていたのは、やはり星野アイだった。

まるでファン達の前に立つ、かつてのB小町のメンバー達のような顔をたまにするようになった雄介に、最初の頃はみすぼらしい貧乏人のような人間に見えた人物の、その秘密を知りたくなった。

 

だが、互いに会わない時間が増えていき、一緒にアニメを視聴する時間や食事をする時間さえも消えていき、無慈悲にも1年が経過してしまった――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから約5年後。

星野アイは、16歳の時に黒髪(・・)の双子を密かに出産し、アイドルを卒業間近に控えつつ、女優・タレントとしても活動し続けていた。

父親は不明。

黒髪という、日本人特有の髪色はDNA鑑定で調べざるを得なかったが、双子の親であるアイは拒否。

黙ってやるようなら、双子の事を世間にバラすとまで脅迫されては無理矢理やる訳にもいかず。

社長である斎藤壱護とその妻、斎藤ミヤコは特大の厄ネタに頭を抱えつつ、アイのアイドル活動を支えた。

なんともまあ不思議な事に、双子は非常に大人しい性格であった。

まあ、中にはある程度成熟した子供と社会の荒波に揉まれた大人が入っているのだから当然とも言えようか。

そんな事を露知らず、アイは我が子を不器用かつ危なげながらも愛した。

 

「愛してる」

 

そう言ってお休みのキスを双子の額にするアイの姿は、確かに母親だった。

尚、前世は星野アイのファンだった双子の妹は、部屋の一角に飾られている赤い巨神と複数のガンプラに地味にショックを受けたりしたが余談である。

 

 

 

 

 

星野アイにとって、如月雄介との別れは突然だった。

雄介と出会ってから1年。

ついぞ引っ越しまでに、アイは答えを雄介から聞くことはできなかった。

引っ越し直前、壱護社長から自宅周辺で怪しい人影や殺人事件の多発で半ば強制的に引っ越しさせられたアイは、雄介からも引っ越しする事を勧められた事で一悶着あったものの、引っ越し後に最後に一回だけ会う事でなんとかアイの荒れた心を落ち着かせた。

その少し後に妊娠が発覚して、雄介に再会することもできなくなったが……

 

だがしかし、彼女は二十歳になり、ドーム公演が間近となった星野アイはまさに絶頂期とも言える幸せの中にいた。

嘘はとびきりの愛、そんな事を言いながら愛を模索する少女はもういない。

少女は一人の女性になり、ファン達からの愛に心からの愛で応えた。

勿論、そんな彼らへの裏切りとも言える双子の存在は、露見する事への不安と恐怖はあったが自らの咎であり罪であると、彼女なりに受け入れていた。

 

 

 

 

そんなある日、一人の訪問者が現れた。

インターホンが鳴ることで、アイは特に考えることもなく玄関に向かう。

アイは大人になった今も考える事を苦手としていた。

だからこそ、秘匿されている筈の星野家にインターホンが鳴る事自体、おかしい事に気付いたのは双子の兄、星野アクアマリンもといアクアだった。

 

「マズイ…ッッ!!」

 

自分達、双子の存在がバレた。

その事を察したアクア(雨宮吾郎)は、呆然としてアイを追いかけるアクアを見ていた妹のルビーを置いて走る。

危害を加えられる可能性は充分にある。

アクアもまた、星野アイのファンだったが故にその事実を知れば殺しはしなくても裏切られたという気持ちは湧いてくる。

だがしかし、ファンの中には殺意を抱くほどに好意を抱く人物がいるものだ。

そんな事を考えながら、小さな子供の体である事がこんなにも憎たらしく感じる。

そんな感覚は久しぶりのものであったが、そんな事を気にする余裕はない。

 

アイに危険が迫っている。

 

直感的にそう状況を判断し、アクアが走る先を見る。

不用心にもチェーンをかけることなく開いた玄関の向こう側には、花束を渡そうとする顔をフードで隠した青年がまんの通路側にいた。

花束の下には、ナイフの切っ先が鋭く輝いた。

 

「駄目だ!母さんッッ!!」

 

そうアクアが叫んだ直後―――

 

「させるかぁぁっ!!!!」

 

フードの男を蹴り飛ばした、白髪混じりの青年がアイの前に立つ。

 

「え……雄介…?」

 

信じられない、といった様子で彼の名を口からこぼすアイ。

そんな彼女に雄介は別れる以前には見せなかった、怒り顔でアイに対面する。

 

「なあ、俺が怒っている意味、分かるか?」

 

「えっ、えっと……その…」

 

しどろもどろになるアイに、青年は笑顔を浮かべる。

それに対し、アイは生まれて始めて失禁を経験した。

幸いにも腰が抜けて尻餅をついたので、それが露見するのはこの事件(・・・・)が終わる頃になるが。

 

「まあ、それは後で話そう。まずはコイツだ」

 

「ゴボセクウガ…!」

 

日本語ではない、外国語のようなものが体勢を立て直し、ファイティングポーズを取る男の口から飛び出る。

しかし、それに気にする事なく雄介は真剣な表情で彼を問い詰める。

 

「何故、星野アイを狙った!ゲゲルでも何でもないだろう、これは!」

 

そう言う雄介の言葉に、疑問符を浮かべることしかできないアイとアクア。

それに対して、男は再び日本語(リント語)で激情のままに返す。

 

「アイは!アイは俺達を!ファンの俺を裏切った!ガキを作って秘密にして!」

 

怒りのままに手に持つナイフをアイに投げ、雄介はそれを腕の甲で止める。

 

「ゆ、ユースケッ!?」

 

「大丈夫だ。この程度じゃ俺は死なない」

 

そう言って深く腕に突き刺さったナイフを抜くと、血飛沫が噴き出ることもなく赤い染みだけを残す。

 

「ゲゲルのルールを破ってまでの怒り……それだけアイはアイドルとしての輝きが眩しすぎたって事か」

 

「ゴセパグデデゾガギビガガゲダ!ゴセゾグサギサセダンザゾ、ゴセパ!」

 

再び常人には理解不能な言語で怒鳴り散らす男は、姿を変えて異形の姿に変わる。

 

「クウガァァァ……!」

 

クモをモチーフとしたその姿は、まさに怪人と呼べる悍ましさでアクアに軽く悲鳴をあげさせる。

そんなアクアを抱き締めて落ち着かせようと試みるアイ。

そんな彼女も未知の恐怖にほんの少しだけ手が震え、いつも以上に力が出てアクアを強く抱き締めていた。

そんな二人に、雄介は首だけ振り向いて落ち着かせるように微笑む。

 

「大丈夫、君達は死なない。俺が君達を泣かすことはさせない(絶望に染めさせない)、絶対に。だから見ててくれ」

 

視線をアイ達からクモの怪人(グロンギ族)に戻し、敵を見据える。

そして、かつてのように変身のルーティンを行う。

 

「俺の変身を!」

 

両手を下に広げると、下腹部に浮き出るように現れたベルト【アークル】。

そこから左腕を腰に深く置きベルトの上に、右手を前に突き出す雄介の顔はアイの知る無表情や微笑みを微かに含ませた顔ではなく、戦士としての顔。

鋭い眼光が蜘蛛のグロンギ族を突き刺し、その気迫に一瞬だけ怯む。

そんなバカな。

クウガとはいえ、ただの人間に自分が臆するだと?

蜘蛛のグロンギ族は自分の身に起きた事に困惑した。

その隙を突くかのように、雄介は左腕に右手を乗せて腕の甲で左脇の変身ボタンを押し込む。

 

「変身!」

 

雄介の叫びと共に、アークルと同じく体の内側から身を包む生体鎧が現れ、一瞬で赤い戦士(赤のクウガ)にへと変わる。

 

「お母さん、何アレ…?」

 

「わ、分かんない」

 

親しい青年が、まるで奥にいる蜘蛛の怪人のように変化する姿を目の当たりにしたアイは、自身の処理能力を超える情報量に頭が真っ白になる。

故に、兄を追いかけてきた妹ルビーは彼女たちの前に守るように立つ赤い戦士に疑問を投げかけ、先の答えとなった。

 

「クウガ…?」

 

一方で、前世の記憶にそのような名前を聞き覚えていたアクアはどんなものだったか思い出そうと、前世の記憶の虱潰しに探し始める。

そんな三者三様の三人を、クウガ(雄介)は苦笑しつつ目の前のグロンギにファイティングポーズを取る。

 

「ゴセンジャラゾグスバァァ!」

 

狭い通路を壁走り(・・・)で接近してくるグロンギに、クウガはグロンギの腕を掴み、マンションの外に投げ出す。

 

「ぐばっ!?」

 

「とあっ!!」

 

高い所から投げ出され、背中から落ちたグロンギは銃弾を弾く外殻でも殺しきれなかった衝撃に悶絶する。

そんな彼にマンションの通路から飛び出て、空中回転の後に足を下に向けて落ちていくのはクウガ。

戦い慣れていないのか、悶絶したまま動けないグロンギは腹部に重力を乗せたストンプ攻撃を喰らい、血が混じった泡を吹く。

その強烈な破壊力を示すように、コンクリートの地面が派手に割れ、クレーターと化す。

 

「ガッ……ガァッ…!?」

 

か細い声で呻くグロンギに、かつて対峙した蜘蛛のグロンギの想定以下の強さにグロンギを踏み台に跳び下がって、残心を取るクウガは怪訝に思う。

 

「なんだ?グロンギにしてはあまりにも弱いぞ……?」

 

西暦2000年にグロンギ族の封印が解かれ、世に放たれてから二十年が経過した。

この二十年間、クウガとして戦う事は指で数えられる程度しかなかったが、研究・分析の進んだ現在、一部のグロンギ族と和睦を結び共存に舵を切った彼らからの情報と合わせれば、グロンギ族には三つの階級があり、上からゴ集団、メ集団、ズ集団とある。

クウガが目の前の蜘蛛のグロンギ族と交戦した所感としては、かつて交戦したズ集団より弱い、といったもの。

2000年当時、苦戦したり敗北したのはクウガやグロンギ族への理解不足、情報不足から来るものであった。

ある程度、情報が解析し終えた現在ではクウガどころかグロンギに致命打を与えられる神経断裂弾を装填した警官相手でも可能性として倒せるようになった今において、目の前のグロンギ族は一発撃ち込まれただけでも死にそうなほどに弱かった。

 

「いや、なら更生させるチャンスだ」

 

雄介にとって、不本意ながらクウガとしての力によって一部のグロンギとの和睦が行われ、共存への道が拓けた。

なればこそ、クウガは彼と話し合いによって解決できるのではという可能性を考える。

が、しかしその思考はいつの間にかそのグロンギ族の前に立つ真っ黒な存在によって停止した。

その姿は、かつて自分が殺したン・ダグバ・ゼバに酷似していた。

その脇には狼をモチーフにしたようなグロンギ族がおり、彼もまた並び立つ黒き闇に迫る圧を感じる。

 

「ど、どういう事なんだ……!?」

 

困惑が口に出る。

だが、黒きン・ダグバ・ゼバは意に介することなく蜘蛛のグロンギ族を担ぐと、何もなかったかのように姿を消した。

狼のグロンギも共に消え、謎だけが残るが、一先ずの危機は去ったことにクウガは安堵する。

 

「薫さんに伝えなきゃ……ダグバが復活したかもしれないって」

 

そう呟く雄介の手は、細かに震えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グロンギによる襲撃から数日。

アイの子供の父親である雄介は、双子を連れてアイのドーム公演を見ていた。

 

熱狂、熱愛、情熱、感動。

 

様々な感情がドームの中を駆け巡り、しかしそれに応じる事なくドームの中央に立つ星野アイはファンに向けて嘘の愛と本当の感謝を歌に乗せ踊る。

 

「わあ……ワァ…」

 

だが、雄介の視線は舞台の上で輝くアイではなく我が子アクアとルビーに向けられていた。

なんか小さくて可愛いヤツみたいな声を上げているのは、双子が全力でヲタ芸を披露しているからだ。

ペンライトを高速でブン回す我が子に、雄介は星野アイの魅力は幼子の脳にも焼き付ける劇物なのかと勝手に遠い目をしていたが、彼らの素性からして元々である。

それを彼が知るのはいつになるのか……それは神にも分からないだろう。

 

 

 

 

 

――1時間後

 

 

 

ライブを終えたアイは楽屋で衣装を脱ぎ、タンクトップとハーフパンツ姿で椅子に座り込んでいた。

ライブ後の疲労に未だに微かに出てくる汗を拭いながら、自分を見る雄介の事を思い出す。

 

「ふふっ。いい笑顔だったなぁ」

 

席を指定していた為、雄介を見つける事は容易だった。

ヲタ芸を披露する可愛い双子に唖然とした様子の雄介も非常に面白かったが、自分(星野アイ)を見る雄介の微笑みは、笑顔にする側である筈のアイを笑顔にさせた。

そんな自分に、アイは自嘲気味に「やっぱりもうアイドルは引退だなぁ」とこぼす。

再び、雄介に会った事で身も心も雄介に惹かれている。

あの頃の恋心が蘇ってきている。

その事実は、アイという一人の女性として微笑ましくもアイドルとしては最悪な心の移り変わり。

やはり、今日のライブを最後のライブにして良かったとアイは心から思う。

と、今日の振り返りをしていたアイはノック音に目を開ける。

 

「どうぞ〜」

 

気怠げにそう言うアイ。

楽屋の扉を開けたのは雄介であった。

意外な来訪者に、アイは目を見開く。

 

「あれ?帰ったんじゃないの?」

 

アイと親しくなってもアイドルに興味を持つような事はなかった雄介が、なんなら以前にも誘ったのにも関わらず来ることもなく、来てもさっさと帰って行った彼が楽屋にやって来たことにアイは驚いた。

尚、ほぼ下着姿のアイに雄介は一度は目を逸らすが、すぐに自分の着ていたジャケットをアイの肩に被せて見えなくする事で雄介の個人的な問題を解決する。

そんな優しさと気恥ずかしさを感じさせる雄介の行動に、アイは微笑む。

そんな彼女に雄介も微笑みつつ、話を切り出した。

 

「そういえば、あの時の質問の答えを返してなかったなって」

 

「あー、そんなのがあったね」

 

「お前な……」

 

相変わらずの傍若無人さに苦笑する雄介。

だがその顔に不快感はない。

 

「あの時は信じてもらえないから嘘と本当を織り交ぜた言い訳をしたけど、本当は君が遠くない未来で死ぬのを予知したからなんだ」

 

「予知?未来予知ってやつ?」

 

「そうだ」

 

そう言うと、雄介は腹部にアークルを顕現させる。

ベルトの中央に埋め込まれた霊石アマダムが、鈍く光を反射していた。

 

「昔の戦いでこのベルト、アークルが破壊された時、不完全だけど未来予知ができるようになってね。アイと出会った頃もまだ修復が終わってなかったから、君が死ぬ未来が視えた時、哀れに思ったんだ。しかし、それを見抜くなんてやっぱりアイは凄いな」

 

この数日、雄介の事情をある程度把握していたアイは今更アークルの存在に驚くことは無いが、雄介が見た目以上に歳上であることに驚いてはいたのは雄介の記憶に新しい。

 

「まあ、それはともかく早く着替えて帰ろう。壱護さんには許可を貰ってるし、打ち上げは明日にするって」

 

「やったー!じゃあユースケのご飯久しぶりに食べれるんだよね!?」

 

「君から離れておいて……いや、もうそれは良いか。んじゃ、早く着替えてくれよ」

 

先程の疲れ切った様子がうって変わってウキウキで着替え始めるアイに、ユースケは呆れつつ楽屋の外に出る。

アイが着替え終わるのを待ちつつ、雄介は今後の未来を考える。

 

「アークルの完全修復と共に予知能力は消えた。それなのにあのダグバに似た奴は予知に見えることはなかった……どういう事なのか、彼らにも調べてもらう必要があるか」

 

脳裏に浮かぶのはハードボイルドを自称するハーフボイルドと不思議な力を持つ青年の探偵コンビ。

アイと出会ってからの数年間も様々な事が世間からは隠されて起きていたが、今はこの幸せを噛み締めろと自分をアイの楽屋に送り出した友人(一条薫)に感謝しつつ、雄介は楽屋から出てきたアイを出迎える。

 

「それじゃ、行くか」

 

「うん!」

 

そう言うと、アイは雄介の手を握って隣に立つ。

 

「おっ、おい…!?」

 

「いーじゃん。どうせアイドルは今回で卒業だし!」

 

そう言うアイの表情は、非常にあざとかった。

そんなアイに雄介は彼女の可愛さに微笑むと同時に、溜め息をつく。

 

「分かった、分かったから。一応今はまだアイドルだからおとなしくな?」

 

「はーい」

 

まだドームから出てもいないのに、こんな事をすればあっという間にバレるだろうに。

そんな事を思いつつも雄介は通路を歩き、そして何事もなく外に出る。

 

 

 

 

 

 

 

星の見えない夜空は、雄介には眩しいほどの星が輝いて見えていた。

そして、隣にはサングラスをかけて申し訳程度の身バレ対策をするアイが。

 

 

 

これが好きな人といる幸せというのか、まだよく分からないけど、皆の笑顔を守って、彼女の笑顔も守るのはこれからも変わらない。

 

 

 

如月雄介は、増えた守るべきものに重みを感じつつも、決意を新たに夜空の下をアイと歩く。

その日の帰り道は、一段と雄介とアイの笑顔は輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んで頂き、誠に感謝申し上げます。
残りは前書きで書いた通りなので飛ばしても読んで頂いても構いません。
後日談は1週間以内に出せればと思っております。


【如月雄介】
2000年当時、17歳の良い所の高校生だったが所属していた登山部での部活動中、事故でクウガの遺跡に入ってしまいグロンギ族の封印を解いてしまう。
原作の五代雄介と性格や思想等はほとんど変わらないが、未成年故に警察内での扱いはかなりセンシティブになり、高校生活もままならなくなり人間関係は狭く孤立気味に。
グロンギを巡る事件はン・ダグバ・ゼバを倒した事によって一度は終息を見るが、その際にアークルを破壊された事で決着後に昏睡状態に入り、2年ほど寝たきりの状態だった。
昏睡状態から目覚めた後は、人間同士の醜い争いに巻き込まれるが一条薫監視下の元、アークルの自己修復完了まで度々襲い来るグロンギを撃退しながら逃亡生活。
ほぼ閉じこもり生活の末に趣味に目覚め、ロボオタクに。
現在は二人の妻を持ち、再び人々の平和を守る戦士として体を鍛え直している。誤字ではない。


【星野アイ】
本作において一番救済された人物。
雄介との交流を経て、彼に恋する事で愛を学ぶ。
無事にドーム公演を終え、彼との結婚を電撃発表して確実に外堀を埋めようとしているが、既に外堀は埋められてるし本人は覚悟完了している。
ただし、クウガとのクロスなので必然的にグロンギのファンに殺されかける事に。


【一条薫】
関係性はほとんど原作通り。
ただし、大人と子供の関係性故によく雄介を心配していた。
最下級や初級とはいえ、襲撃してきたグロンギを何体か殺害している。
実質、雄介の保護者というか父親であり相棒。


【ン・ダグバ・ゼバ】
原作通りに死んでいる。
雄介に心身共に深い傷を負わせ、満足して死んでいったが黒いダグバの出現により、ダグバの遺体の再調査がされている。


【グロンギ族】
大まかなゴ集団、メ集団、ズ集団に最下級のベ集団とヌ集団(原作においてはべとヌは示唆のみ。別媒体では登場している)がいる。
多分、原作よりグロンギ族の数は多い。
ン・ダグバ・ゼバの死亡とゲームマスターの行方不明により、ゲゲルは終わりかと思われたが……?


【星野アクア&ルビー】
雄介とアイの双子の実子。
二人にアマダムが付いてたりはしない。
中身が転生者なのもあって、父親となる雄介に色々と複雑な感情を抱くも雄介の美味しい手料理にすぐに絆された。
地味にアクアはクウガに脳を焼かれた。


【カミキヒカル】
推しの子の本来のラスボス。
本作においては未登場。
星野アイとは共演した程度の仲かつ、アイからは欠片も覚えられていない。


【黒いン・ダグバ・ゼバ】
正体不明。
本作におけるラスボス的存在。
続かないので勿論、正体も明かされない。


【狼のグロンギ】
容姿はディケイド版の彼そのもの。
何故、黒いダグバに従うのかは続かないので分からない。


【蜘蛛のグロンギ】
蜘蛛モチーフのグロンギ。
原作の姿とほぼ変わらないが、若干白い。
アイのファンだったが、黒いダグバとの関係は……?


【予知能力】
アークル破損時に、クウガに変身できない際の対策として与えられた……という本作オリジナル設定。
尚、突然発動したり的中率はそれなり程度だったりで、それはそれでどうなんだという性能。


【斎藤壱護】
苺プロ社長。
失踪することなく呑気に次の日の打ち上げを予定している。


【共存派グロンギ族】
クウガの力を見せつけられたり、リント族の開発した神経断裂弾によるグロンギ狩りで元々少ない数を多く減らし、知能が高く、理性あるグロンギはゲゲルによる格上げを諦めリント族に染まっていく道を選んだ者達である。
その総称は【ジャ集団】。
グロンギ族にとって、その道は邪道そのものであり、侮蔑どころか迫害の対象と言える。
それ故にジャ集団の総数は非常に少ない。
が、しかしグロンギ族という種の存続を危惧したラ集団により殺害自体は特に罰せられたりはしないが、やり過ぎないようにとグロンギ全体に警告している。


【ゲッターロボ】
君は完璧で究極のゲッター☆


【仮面ライダークウガ】
雄介がアークルを用いて変身した姿。
現状、短時間のライジング形態までなら強化可能。


【探偵コンビ】
つい最近、スパロボに参戦した二人で一人の探偵ヒーロー。
一応、本作の世界は幾つかの仮面ライダーとも世界を共有しているが特に活かされる予定はない。




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