朔久side
「オールマイトの授業はどんな感じです?」
透と話しながら登校しているといきなりマイクを向けられた。こんなことは初めてだ。つまり俺は有名人になった……………キム〇クになったのか()
「透、これは一体どういう状況だ(リ〇ァイ兵長)」
「オールマイトが教師になってから連日来てるらしいよ」
ふーん。
「あ、そこの透明のあなたでも構わないので教えてくれませんか!」
は?(ブチギレ)
「おいテメェマスゴミ!!誰の許可を得て人のヒト科一大切な幼馴染の事撮ってんだ!!カメラ止めろ!!」
「(あー…………暫く止まらなさそうだし)先に行ってるね!」
おk!よし、これで心おきなくハジケられる。さぁ、マスゴミ解体ショーの始まりや。皆見とけよ(メタ発言)
「よし、じゃあぶち込んでやるぜ!」
「ギャアァァァァァァァァ!!(断末魔)」
「変態だ!変態がいるぞ!!」
「逃げろ!!」
「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!!(炭〇郎)」
この後、すぐに相澤先生に拘束された。後で聞いた話だがマスゴミは逃げ回って俺に恐怖を感じたらしい。計画通り(大嘘)
それと、これだけは言わせてくれ。俺は誓って殺しはやってません(桐〇一馬)……………あ、間違えた。誓って逮捕されたり訴えられるような事はやってませんマジで(信憑性/zero)
「急で悪いが学級委員長を決めて貰う」
「「「「学校っぽいのキター!!」」」」
冒頭、爆豪と緑谷へ注意があった後に相澤先生はそんなことを言い出した。てか皆手あげるな。さてはドMかな()
俺は興味ないのでボケーとしていると、飯田の提案で指名制で決めることに。ふざけ半分で自分に入れておいたが、まぁどうせ選ばれ……………あれ、俺2票入れられてる?!てか、言い出しっぺが負けてて草。
「1位の緑谷は委員長で確定だが、副委員長は八百万か愛条のどっちかで決めろ。俺としては愛条は(面倒な事になりそうだから)やめた方が良いと思うが」
「教育委員会に訴えますよ(キレ気味)…………ま、確かにめんでぃーし八百万で良いわ。頭良さそうだし」
「決まりだな」
つー訳で緑谷はテンパってるけどまぁがんば!(他人事)
そしてお昼休み。今日はふと弁当を作りたくなったので早起きして作った。ブラック企業で安い賃金で働かされていたからな。外食する余裕がなくて身に付いたこの女子力、見たけりゃ見せてやるよ(震え声)
「朔久お弁当なんだ!すごく美味しそう!」
「へー、何か以外」
同じく教室で食べていた透と耳郎が弁当を見てくる。てか、意外ってどういう事だってばよ(ナ〇ト)
「確かに君のお弁当はキラメキがあるね……………僕程じゃないけどね☆」
そう言うと青山は席に戻って食事を続ける。え、何だったの(困惑)……………とは言え何かムカつくな。
「わざびとハバネロ買わなきゃ(使命感)」
「はいはい、馬鹿な事考えないの。それより卵焼きちょうだい!」
「しょうがねぇな(孫〇空)」
透にステイステイされたのでステイする。青山、透のお陰で命拾いしたな。帰ったら透に祈りでも捧げておけ(神格化)
「にしても、さっき俺に投票入れたの誰だったんですかねぇ」
「あ、それ私!」
「ゑゑ!?」
じゃあ、俺は透が託してくれた1票を『めんでぃー』で無駄にしたって事……………!?
「…………透」
「んー?」
「死にます!!!(即決)」
「何で!?」
この後透や耳郎、あと教室にいた蛙吹も加わって自殺未遂は止められた。何で皆こんなに優しいんだよ(シ〇ジ君)
「ふぅ、すまんすまん。つい取り乱した」
「はぁ……………やっぱ愛条が副委員長にならなくて正解だったよ…………」
「投票しておいてなんだけど確かに!」
「愛条ちゃんが副委員長だったら緑谷ちゃんが大変そうだったわね。過労死しそうだわ」
いやいや、そんな事ないだろ!これでも前世で大学時代は授業でリーダーとか任され……………たけど色々とあってチームの一部を留年させたんだった。うん、ダメだ(納得)
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください』
「「「「!?」」」」
突然のサイレン音とともにそんなアナウンスが流れる。侵入者か?にしては攻撃音とか……………ん?
「いや、マスコミやないかい!」
「あ、ホントだ……何でそこまでして取材したいんだか…………」
いや、ほんと耳郎の言う通り。暇かよ(仕事だよ)しかし、懲りない奴だ。憂さ晴らしも兼ねて、こういう奴は月に代わってお仕置きしなきゃな(悪魔の笑み)
「とう!」
俺は窓から飛び出してスタイリッシュ着地。お、相澤先生とうるさいおじさん(名前が出てこん)が対応しているけど引く気が無いみたいですねぇ。
「おいコラァ!人様の家(大嘘)で何やっとんじゃァ!」
そう叫ぶとマスコミの目線がこっちに注目する。そして朝の惨劇を知っている奴等はどんどん青ざめていく。……………お、登校時に俺の餌食()にされた奴もいるじゃ~ん。名前なんだっけ?お、名札が……………名前は木村。あっ、ふーん(確定演出)
「おい木村ぁ!お前さっき俺が登校してた時チラチラ撮ってたろ(因縁)」
「い、いや……………撮ってないですよ…………(後退り)」
「嘘つけ絶対撮ったゾ(SNSK)」
あからさまに逃げようとしてるが逃すわけないよなぁ?
「あ、お前さ、さっきヌッ、撮り終わった時にさ中々風呂来なかったよな?(鈴〇福)」
「な、何を言って……………」
「そうだよ(便乗)」
マスコミは恐怖を感じ始めた。会話が成立しない目の前のホモガキ狂人に。そして、その恐怖は伝播し始める。
「(朝のリプレイを)見たけりゃ見せてやるよ(震え声)」
それを聞いた瞬間、KMRは逃げ始める。
「アレは嫌だ!!みんな逃げろ、死んだほうがマシなレベルでトラウマになる!!」
「じゃあ死のうか(暗黒微笑)」
「ヒーロー助けて!!」
「いや、誰がヴィランじゃい!」
マスゴミどもは俺から逃げるのに夢中で取材どころではない。あー、もう滅茶苦茶だよ(歓喜)
「あいつ、イレイザーの生徒だろ?やるじゃねぇか、俺は気に入ったぜ!」
「あの馬鹿…………あとで反省文だ」
暫く追い回すのを愉悦の表情で楽しんでいたが、すぐ警察が来てマスゴミは撤退した。後から聞いた話だが、それからは以前よりは民度が良くなったらしい。でまぁ、俺は反省文を書かされた。これもうわかんねぇな()
あと飯田が委員長になったらしい、知らんけど(無関心)
今日も今日とてヒーロー基礎学。相澤先生とオールマイト、あともう1人の3人体制で見るらしい。今回は人命救助訓練。まぁ、ヒーロー目指すなら必須の力だ。
と、言う訳でコスチュームに着替えてバスで移動じゃい。
「デク君は体操服なんだ、コスチュームは?」
「この前の訓練でボロボロになっちゃったから………」
これも全部爆豪勝己って奴の仕業なんだ(草〇スマイル)
「ま、安心しろ緑谷。お前のコスチュームの仇は俺が取ったからな(自慢)」
「まぁ、倒したのは愛条君じゃないけどね……………」
こまけぇことはいーの!そんなとりとめのない事を話しながらバスで移動する。左隣に透、右には…………確か蛙吹だったか。
「私、思ったこと何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」
「あ、はい!?蛙吹さん!!」
梅雨ちゃんと呼んで、と返すと蛙吹……………俺も梅雨ちゃんで良いか、特に何も言われてないけど。てか、特にまだ話した事無いし。
「あなたの個性、オールマイトに似てる」
「!?そそそそそうかな!?いや、でも…………」
「ダニィ!?」
しかし、隠すの下手くそか。察しの良い俺は何かオールマイトと関連があることに勘づいた。例えば……………そう、アレだ。
「つまり、こういう訳か…………(オールマイトの)息子♂です。何なりとお使いください(パ〇ガス)」
「違うよ!?」
あ、違うの?この反応はマジみたいだから違うのか……………まぁ何でも良いが。
「しかし増強型のシンプルな個性はいいな!派手で出来る事も多い!」
切島も十分派手やろ。派手さなら俺よりも上だろうに……………まぁ、俺は派手なヒーローは目指さんから負けてても良いけど。
「派手で強ぇっつったらやっぱ轟と爆豪、そして愛条だな」
「2番目に呼ばれた奴は除外でええんちゃう?この前の訓練で俺を殺すとかほざいてたのに透に一瞬で負けてアへ顔さらしてたやん(ド〇カス風)」
「ア“ァ!?」
おー、怖い怖い(棒読み)
「言っとくがテメェに負けたわけじゃねぇ!!次の訓練で完膚なきまでに叩きのめしてやる!!」
「ダメみたいですね(哀愁)」
「殺す!!」
「うるさいんじゃい!」
どっちもじゃい!
「もー、朔久もそこら辺にしておきなよ。隣の耳郎ちゃんが気の毒だよ」
「あっ、そっかぁ(納得)すまんな爆豪がうるさくて」
「原因はあんただけどね」
ぐぅの音も出ない正論。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
「もう着くぞ、いい加減にしておけよ…………」
あら、もう着くのか。早いの……………あー、そうだ。丁度良いから言っておくか。
「あ、ちょうど良いから俺皆に1つ言っておきたいことがあるんだが」
「急にどうした愛条?もしかして彼女でも出来たかー?」
上鳴が茶化すように言うが、まぁ残念ながら恋人が出来た報告ではない。まぁ、インパクトはそれ以上だが。
「俺、『無個性』なんだよね。分類的には」
「なーんだ、身構えてびっくりしたー。愛条君って『無個性』なん……………え?」
自分で言っている最中に言葉の意味を理解した麗日が固まる。それは他の皆も同様。
「到着だ。行くぞ」
「よし、行くどー」
「いや、今のそんなにさらっと流して良いものじゃないよね!?」
芦戸の発言がクラス全員が同意した気がした。そんなもんかね(他人事)
そんな訳で伝説のUSJ。この世界には大阪だけでは無かったらしい。つまり33-4(なん阪神)
「あらゆる事故や災害を想定して僕が作った演習場、その名も
訂正。あの伝説のではなかった。本家から訴えられちまえ(暴言)
「てかなんだあの宇宙服。宇〇兄弟か?」
「スペースヒーロー13号だよ!災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」
ありがとうデクペディア。あれ、てか3人体制ではなかったのか?1人いないが……………。
「えー、始める前にお小言を1つ2つ………3つ……………」
始めるんかい。相澤先生と何か話してたけど何だったんだ?……………まぁ良いけど。そんな訳で13号先生の迫真の素晴らしい演説を聞いた。要は俺らが持つ力は人を傷つけるのではなく救けるためにあるよ、って事。
「以上、ご清聴ありがとうございました!」
拍手喝采である。飯田なんか『ブラボー!』とか叫んでるぞ。まるでイ〇テル長友──────
ピキーン✦(ニュータイプ音)
「(この感じ……………)来たな、プレッシャー」
「朔久?」
「…………先生、訓練はお預けみたいですぜ」
「!……………ひとかたまりになって動くな!13号、生徒を守れ!ヴィランだ!」
黒いモヤから手を模したマスクをつけた奴やらがぞろぞろと出てくる。その中でも注目が行くのが黒いムキムキ野郎。……………あいつは人間じゃねぇ。俺には分かる。
「……………先日いただいたカリキュラムにはオールマイトがいる筈ですが」
「せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにどこだよ……………子供を殺せば来るのかな?」
先日いただいた、か……………あのマスゴミどもはこいつらが手引きした訳ね。騒ぎに乗じてカリキュラムを手に入れたと。にしても、ここに乗り込んでこれるとはガバガバ警備か、あるいはセキュリティが対策されているのか。恐らく後者だろう、ここの設備はかなり凄いからな。
「(事前に情報収集をしている辺り、計画的な犯行だな……………狙いは主犯格2人の言動を聞く限りはオールマイトか?……………どちらにせよやってくれたなぁ?)」
せっかく透と青春の思い出の1ページを作ろうとしていたのに………(憤怒)
「13号避難開始、学校に連絡しろ!センターの対策してるなら電波系の個性が妨害している可能性もある。上鳴、お前も試せ」
「っス!」
流石はプロヒーロー。対応が合理的だ。俺でもそうする。そして相澤先生─────イレイザーヘッドが迎撃に出る。体力テストで緑谷や爆豪に使っていた捕縛布も駆使して格闘術で倒していく。
「集団戦だとあのゴーグルもあって誰が個性を消されているか分からないから連携が遅れる。敵さんからすれば厄介極まりないだろうな……………ま、総合的に見れば俺の方が強いがな」
「もー、マウント取ってないで避難するよ!」
透に背中を押されて皆と出口に向かおうとするとさっきの黒い霧のヴィランが立ちはだかる。
「初めまして、我々は
「んにゃぴ、たぶんさぼりだと思うんですけど(適当)」
そう話しながら黒い霧野郎─────黒霧とでも仮称するか。一見物理攻撃が効かなさそうな感じだが─────よーく目を凝らして見ると首周りに金属製のガードがある。あそことかなら触れられて物理攻撃も効くかもしれない。
「まぁ良いでしょう、私の役割は変わらな」
黒霧が話している最中に爆豪と切島が攻撃を仕掛けた。
「その前に俺達にやられる事は考えなかったか!?」
だが、攻撃は効いていない。俺と同じく気づいたのかと思ったが、そういう訳でもないらしい。事態が事態なので思わず舌打ちしてしまう。
「危ない危ない。生徒と言えど優秀な金の卵─────散らしてなぶり殺す」
散らす?……………ワープさせる気か!?
「透!」
「朔久!」
透の手を掴んだ瞬間、俺達は黒い霧に飲まれた─────。
to be continued…………