国王急死で崩壊寸前の王国。
王位を望まない第二王女マリアは、「国王名代」という儀礼的肩書きを武器に、正論、手続き的正義、地位、財産などを駆使し外交官・軍・貴族・王族その他をねじ伏せ、内乱と外国介入を同時に封じにかかる。

善意の暴走すら統治の障害として切り捨てる、冷酷で公平な啓蒙君主。
即位せずに統べる――“王冠無き支配者”の政治劇。
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