華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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ちゃんとした女子会・4

鈴仙

「…とりあえず、私は以上かな?あと残っているのは…」

 

妖夢

「霊夢、魔理沙、咲夜、アリス、だね」

 

アリス

「なら次は私ね。恥ずかしいわねぇ…皆の前で好きな人のどこに惹かれたかを話すのは…///」

 

早苗

「…全てを包み隠さずカミングアウトした後の私達を見て、同じ事言えますか…?///」

 

アリス

「…ごめんなさい。で、私が麟な惹かれたところよね…?そうね…私が彼に惹かれたきっかけは、上海と蓬莱がきっかけだったわね」

 

霊夢

「上海と蓬莱がきっかけ…ああ、アリスはあの子達と一緒に人里で人形劇とかしてたものね。今も定期的に人里で人形劇は開いてるの?」

 

アリス

「もちろん、今でも定期的に開いてるわ?ただ、麟のアドバイスを得てからは色々と嗜好を変えながら開催しているけど♪」

 

魔理沙

「ああ?あれだろ、子供達と鬼ごっことかで遊んでるんだろ?」

 

アリス

「ええ♪」

 

依姫

「ねぇ霊夢、アリスの言う上海と蓬莱とは一体…?」

 

豊姫

「アリスちゃんのお知り合い?」

 

霊夢

「あ、依姫と豊姫は知らなくて同然よね。上海と蓬莱っていうのは、アリスが使役する半自立式人形の事よ」

 

依姫

「半自立式人形とは…なんだ?」

 

豊姫

「半自立式…つまり自分で動きつつも、そうじゃない…?うーん…イマイチ分からないわね」

 

霊夢

「まあ…麟の義妹のメディみたいなものよ」

 

依姫

「師匠の義妹メディ…ああ、確かあの子は毒人形だったわね?」

 

霊夢

「メディは完全な自立式人形で、アリスが使役する上海と蓬莱はアリスの命令無しには動く事は無い半自律式人形…って言ったところかしらね」

 

豊姫

「つまりアリスちゃんが使役している上海と蓬莱は、アリスの命令無しには動かないけど、メディちゃんは完全な自立式人形だから、自分の意志で物事を成しているってわけね!」

 

霊夢

「まぁ…メディはもはや自立式人形というよりは、妖怪に生まれ変わったが正解だけど…まあ似たようなものか」

 

アリス

「ちょっと〜?話の続きをしてもいいかしら?」

 

霊夢

「あ、ごめんなさい。どうぞ続けて」

 

アリス

「もう…で、上海と蓬莱がきっかけというのは、私…一時期人里で開いている人形劇が子供達の間でマンネリ化してるんじゃないかと思っていた時期があったの」

 

早苗

「そういえば一時期、人形劇が開かれなかった期間がありましたね?」

 

アリス

「そう…あまりにも考え詰め過ぎた私は、人形劇を開く事を辞めてしまったの」

 

妖夢

「確かに…しばらくアリスの人形劇を見ない期間があったね」

 

咲夜

「それも1ヶ月は軽く」

 

アリス

「あの頃は本当に悩み詰めていたのよ。今の人形劇を続けたところで、子供達はそれで満足してくれるのか…楽しんでくれるのか…って」

 

鈴仙

「で、悩み続けてたところを麟に見られたという事?」

 

アリス

「そう。あれは…魅魔の歓迎会で宴会を開いた時だったかしらね?皆が天界のビーチで楽しく遊んでいるのに、私だけ唯一砂浜にちょこんと座りながら悩み続けてた所を…麟に見つかったってわけ。麟は霊夢以上に勘が鋭いわよね?私を見るなり『悩みでも抱えてんのか?』ってすぐに言い当ててきたもの」

 

魔理沙

「麟の勘は霊夢に負けず劣らずだからな!♪」

 

咲夜

「野生の勘…なのかしら?」

 

霊夢

「おいこら」

 

アリス

「その後、麟に悩みを相談したら…彼は笑いながら相談に乗ってくれたわ。まったく…1人で悩み続けていたのが馬鹿らしいくらいに、あっさり悩みは解決したわ。今、人里で子供達と遊べるのも、麟のおかげよ」

 

依姫

「それで、アリスは師匠のそういうところに惹かれたのか?」

 

アリス

「ええ…♪それ以降、私の心は彼にずっと向きっぱなしよ…♡」 ポッ…♡///

 

霊夢

「…ふんっ」 モグモグ

 

咲夜

「あら霊夢、アリスにヤキモチでも?」

 

霊夢

「別に…面倒な敵が増える一方だなと思っただけよ…」

 

咲夜

「ふふ…それには同感するわ」

 

アリス

「私はあの気さくな性格に惹かれたで、とりあえず以上よ」

 

妖夢

「次は…咲夜だね」

 

咲夜

「あら、ようやく私の番ね?私は、麟のお節介な所に惹かれたわ」

 

霊夢

「麟がお節介?」

 

咲夜

「彼が一度、紅魔館で1週間程度療養した事を覚えているかしら?」

 

魔理沙

「麟が単身で紅魔館に乗り込んだあれだよな」

 

咲夜

「あの時、麟は全身大怪我を負っているから安静にしていないとダメなのに『暇だから』という理由で私の仕事を横取りしたの。多分それが理由ね、私が彼に惹かれたのは。以上よ」

 

豊姫・依姫

「「え、もう終わり?」」

 

咲夜

「終わりよ?」

 

早苗

「はっや!?」

 

咲夜

「別に…好きに長いも短いもないわよ。ただ私は彼を心の底から好きでいて、愛している。それ以外に理由が?」

 

鈴仙

「ひ、否定はしないけど…」

 

妖夢

「あまりにもあっさり終わりすぎて…」

 

咲夜

「…分かったわよ。もう1つ彼に惹かれた理由は、彼に対して男を感じたからね」

 

魔理沙

「男を感じた?」

 

咲夜

「上手く表現出来ないけれど…『この男になら自分の全てを捧げられる』と、直感的に感じたのよ」

 

霊夢

「…それは女としての直感?」

 

咲夜

「かもしれないわね。今でも私は、彼に全てを捧げられるわ」

 

魔理沙

「…それは本来、レミリアに聞かせてやるべきでは?」

 

咲夜

「あら、私はとっくにお嬢様には全てを捧げてるわよ♪」

 

魔理沙

「そういう事じゃないような…そうでもあるような…考えれば考える程分からなくなるな…(汗)」

 

咲夜

「とにかく、私は彼のお節介な所が好きで惹かれた。これで十分でしょ?」

 

アリス

「まあ…麟に惹かれた所の発表はしてるから…良いのかしらね」

 

霊夢

「…そういうことにしておくわ。いいでしょ?魔理沙」

 

魔理沙

「お、おう…」

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