禪院直哉から見たオリ主

「……はっ。傑作やな、ほんま」

禪院直哉は、手元にある報告書を畳に放り投げ、心底馬鹿にしたように鼻を鳴らした。
投げ出された書類には、『特級術師・水都梨那』の文字と、ステッキを突きつけた少女の写真が添付されている。

「女が『神』? 笑わせよるわ。悟君の金魚のフンが、偉そうに御大層な二つ名ぶら下げて」

直哉にとって、水都梨那という存在は不愉快極まりない存在だった。
理由は明白だ。
第一に、女であること。
第二に、五条悟の腰巾着であること。
そして第三に――自分よりも等級(カク)が上であること。

「特級やて。アホらし。どうせアレやろ? 悟君がお気に入りのオモチャに箔付けさせただけとちゃうんか?」

彼が認められる「強者」は、甚爾君や悟君のような、圧倒的な覇気を持つ男だけだ。
あんな、お遊戯会(オペラ)の真似事をしている小娘が、自分より上? 認められるわけがない。

以前、一度だけ顔を合わせたことがある。
総監部の招集で、五条悟に連れられてきた彼女は、直哉の視線に気づくと、口元を隠してこう言い放ったのだ。
『やあ、随分と熱っぽい視線だね。僕のファンかな? サインなら後で伊地知に頼みたまえ』

この禪院直哉を、三下扱いした(被害妄想)のだ。
五条悟が横で爆笑していなければ、その場で投射呪法で背中を刺していただろう。

「……ま、ええわ」

直哉はニヤリと歪んだ笑みを浮かべる。

「所詮はメッキの剥がれかけた贋作や。いつかその化けの皮、俺が剥いだる。……泣いて許しを請うツラが楽しみやな」

彼は知らない。 その「メッキ」の下に、本物の神座(バケモノ)が潜んでいることを。
そして彼女が、直哉のような手合いを相手にする際、徹底的に「演技(マウント)」を貫き通す胆力を持っていることを。

禪院直哉と水都梨那。 相性は、最悪である。


禪院直哉はここ以降登場しない者とする...ハズやった。

本編
  第1幕()
  第2幕2026年02月06日(金) 21:45()
  第3幕2026年02月06日(金) 22:00()
  第4幕 エピローグ2026年02月06日(金) 22:15
  第5幕2026年02月08日(日) 17:00()
  第6幕2026年02月08日(日) 17:15()
◼️
  第◼️幕 過去編12026年02月06日(金) 22:30
  第◼️幕 過去編22026年02月06日(金) 22:45
  第◼️幕 過去編32026年02月06日(金) 23:00
  第◼️幕 過去編42026年02月06日(金) 23:15()
  第◼️幕 ちょっとだけ未来編?12026年02月07日(土) 00:15()
  第◼️幕 ちょっと過去編12026年02月07日(土) 01:20()
  第◼️幕 ちょっと過去編22026年02月07日(土) 02:00()
  第◼️幕 ちょっと過去編32026年02月07日(土) 02:45
  第◼️幕 領域展開『無量空処』feat.ドブカス12026年02月07日(土) 13:45()
  第◼️幕 領域展開『無量空処』feat.ドブカス22026年02月07日(土) 14:05
  第◼️幕 領域展開『無量空処』feat.ドブカス02026年02月07日(土) 14:15()
  周囲からの反応 ドブカス編2026年02月07日(土) 14:30()
  第◼️幕 禪院家編2026年02月09日(月) 16:30()
  第◼️幕 死滅回遊編12026年02月13日(金) 15:00()
  第◼️幕 死滅回遊編22026年02月13日(金) 15:30()
  第◼️幕 死滅回遊編 エピローグ2026年02月13日(金) 17:30
夏油生存ルート【IF】
  第◼️幕 建国編【IF】2026年02月20日(金) 23:00()
  第◼️幕 建国編2【IF】2026年02月21日(土) 02:30()
  第◼️幕 建国編エピローグ【IF】2026年02月21日(土) 15:00()
  第◼️幕 お茶会1 【IF】2026年04月05日(日) 06:00()
  第◼️幕 お茶会2 【IF】()
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