ワイ、白黒コピーか●あげクンだぜ✦
黒か●あげ「ワイ、真っ黒くろすけか●あげクン。いや、白黒モノクロか?」
自分の身を、あちこちと観察しながらボヤく。後ろ姿は見えないので、可能な範囲で。
ニワトリと同じ色をしている、か●あげクン。この個体は何故か黒色。
黒か●あげ「もしかして、ロー●ン店内にあるコピー機で、カラーコピーは料金が高いからケチられちった?」
黒か●あげ「ワイってそんなに価値がないんかな…?いや、ロー●ンの集金鶏やぞ?んなわけあるかい!」
黒か●あげ「あ、もしかして、ロー●ンに金銭的な余裕が無いからやむを得ず削減?いや、¥はあるよな」
体色が白黒になった理由を、様々な風に予測をし、ネガティブな内容が思いついて、否定もしたりする。
他の理由も思いついたり、打ち消したり。
ロー●ンは¥ありそうでごわす。
黒か●あげ「それか、ワイは闇堕ちでもしたんかね」
心理的な物から来る体色の変化の可能性。それは二次元において、よくあること。
黒か●あげ「ロー●ン以外のコンビニは滅ぼすぜ!」
ホントに闇堕ちしてしまった!?ブラックか●あげクンになんて、なって欲しくないよー!
黒か●あげ「…なんてな、冗談。そんなことしたら、セ●ンの焼き立てクッキーや、ファ●リーマートのファ●チキが無くなってしまうやんね」
黒か●あげ「世の中のにんげんが悲しみに沈むから、そんなのダメだ!」
他の某コンビニも、にんげんたちは求めている。それを知ってる彼は、闇堕ちはしないらしい。
ロー●ンのマスコットだもん。純粋な心を持ってるよ!集金係も兼ねちゃうけどね★
黒か●あげ「あれかもな。どす黒い油で揚げられたとか?油の温度が高い可能性も?」
どんだけ真っ黒な油?それはきっと、炭のような色である。油だと認識は不可能。
店員さん『オラオラ、闇堕ちしちまえよ!』
揚げる前のか●あげクン『い、嫌だぁーー!純粋な心を持ったまま、お客様の前に現れるんだい!』
…ドボン!叫び声は虚しく消えた。いや、黒い油の中で叫び続ける。
揚げ中のか●あげクン『ワイは死なない』
黒い揚げ油の中、綺麗なからあげクンは闇に染まる。それでも、純粋な心の叫びの魂はどこかに……。
黒か●あげ「……あ?変な妄想をしてたな。危ない危ない!店員さんを信じようぞ」
空想から現実に還る。
純粋なか●あげクンは、純粋な心で店員さんを信じることにした。
お店の人は、集金そのものをしてくれるもんね!
黒か●あげ「あれ?あんたは一体?んん?ワイ、黒いけど食べてくれるんか?」
お客様が黒か●あげクンを手に取る。その表情は嬉しさで満ち溢れている。
レジに持っていき、会計金額が表示され。
店員さん「●●●●円になります」
黒か●あげ「え、ワイ高いな。か●あげクンって、●●●円やろ?」
お客様「キミ、ポーチだから」
正体は、食べる方のか●あげクンではなく、か●あげクンがデザインとして使用されたポーチである。
ま、注意事項として最初の※でネタばらしをしてるけどね✦
黒か●あげ「お客様ー。何故、ワイと喋れるんですかい?」
お客様「ご都合主義として、作者からこのスキルを付与されただけ」
黒か●あげ「作者、地の文で説明しろや!!スキルを勝手に付与されたお客様もかわいそうだ!」
すまぬ、許せ。そんな気分だったのさ。
黒か●あげ「まぁいい。買ってくれてありがとうな!」
お客様「こちらこそ、黒か●あげクンポーチ。発売されてくれてありがとう。大事に使うからね」
街の中、若者が一人歩く。黒か●あげクンポーチを身に着けて。さて、今日は何処へ行くとやら。