戦闘用の異能「戦術」と、移動用の異能「動術」。
戦術こそが価値を持つ世界で、少年は戦術の才能をほとんど持たなかった。
代わりに与えられたのは、補助とされる動術だけ。
誰にも期待されず、誰にも注目されないまま始まった学園生活。
だが彼の動きは、戦場の常識を静かに壊していく。
それは逃走でも回避でもない。
――踏み出した一歩が、戦いそのものを終わらせていた。
戦術こそが価値を持つ世界で、少年は戦術の才能をほとんど持たなかった。
代わりに与えられたのは、補助とされる動術だけ。
誰にも期待されず、誰にも注目されないまま始まった学園生活。
だが彼の動きは、戦場の常識を静かに壊していく。
それは逃走でも回避でもない。
――踏み出した一歩が、戦いそのものを終わらせていた。