冬木アクターズ・ラプソディ ~観光に来た演劇バカの女子大生、うっかり龍之介を轢いてしまったので、キャスターの「ジャンヌ役」として聖杯戦争を完遂します~ 作:斉宮 柴野
・過去は舞台に呼び戻されます。
・王は泣きます。
・肯定は、時に檻になります。
・演出家が最強です。
ハッピーエンドも、彼女なら『作れます』問題は、誰のためのハッピーかです。
「さて、これで残るは円卓チームね。アルトリアちゃん……貴女の聖杯にかける願いは??ここまでの皆の願いや信念を聞いて、何か思うところはあるかしら?」
私は、大広間の最底辺、薄暗い照明の中でボロボロのゴザの上に座り込んでいる、純白のドレス姿の少女へ静かにマイクを向けた。完全に孤立し、己の存在意義を根底から揺さぶられた彼女。
他の陣営がそれぞれの答えや救済を見つけていく中で、一人だけ過去という名のゴザに取り残された騎士王。
「私の願いは……ブリテンの……故国の救済だ。滅びの運命を変える。もう一度やり直せるなら……あの時に戻って、最初から王の選定をやり直せるなら……。私なら、きっとうまくやってみせる。今度こそ、誰も死なせない、完璧な国を作ってみせるのだ」
彼女は、まるで血を吐くように、絞り出すような声で口にした。
自分の人生そのものを「失敗だった」と断定し、そのすべてを無かったことにして、もう一度最初からゲームをリセットしたいという後ろ向きな願い。
「…………待て、魔女よ。それはつまり、過去をやり直して、自分の弟であるアーサー王から、正当な王位を簒奪するということか?だからお前は、この聖杯戦争にまでしゃしゃり出てきたというわけか」
「違う!!だから私は、最初から自分がアーサー王だと言っているだろうが……!」
「ククク……ハハハハ!!傑作だな!貴様が王と称するなら、その願いは更に滑稽だぞ!よりにもよって、王たる者が、国のために己の身を捧げ、あまつさえ己の治世をすべて否定してやり直したいと願うなど……!クククハハハハ!!これ以上の喜劇がどこにある!貴様、本当に腹の底から笑わせてくれるわ!」
「なぜ笑う!?私が救えなかった祖国を嘆くのを、己の未熟を悔やみ、今度こそ民のために尽くしたいと願うことの……一体何が可笑しいというのだ!!」
彼女の怒りはもっとも…か?自分の人生を賭けた一番の痛みを、赤の他人に腹を抱えて笑われるなんて、これ以上の屈辱はないものね。でも。
「わからないの?アルトリアちゃん。二人の王様は、貴女のその『国を救えなかった悔い』や『民を思う嘆き』そのものを嗤っているのではないわ。……まあ、ギルガメッシュ王の場合は、他人の不幸や足掻きを見るのが大好きだから、そのあたりも普通に愉悦として嗤いそうだけど」
「マキ……。貴様、我をそういう風に見ていたのか」
ええ、貴方の性格の悪さなんて、お見通しよ。
「話を戻すわね。貴女は今、『王としての後悔』を語っている。国を救えなかったからやり直したい、と。でも、その願いの行き着く先……それは結果として、貴女が血を流して歩んできた『自分自身の王道』そのものを、完全に否定しているのよ」
「っ……!」
「なら、今この場所で、貴女が『王』として胸を張って振る舞うことは、絶対に許されないわ。自分の立っている舞台を、自分の演じてきた『役』の生き様を、自分自身で根底から否定しながら、それでもなお主役の顔をしてステージに立つことなんて、どの世界でも、どんな三流の劇団でもできないのよ。それは、貴女と共に生きて死んでいった、すべての役者たちへの最大の冒涜だから」
演出家として、舞台に立つ役者の心構えを説くように、厳しく言い放つ。
「………だから、私は最初から、貴女を『モルガン』と呼んだのよ。王になりたいと願いながら、結局なれなかった……いや、自分からその王座を放り出そうとしているのだから、今の貴女は、決してアーサー王なんかじゃない。ただの、アーサー王の『そっくりさん』でしかないわ。だから貴女は、そのゴザの上にいるのよ」
しかし、彼女はまだ、決して折れようとはしない。
「だが!!私はまだ生きている!!これは世界との契約なのだ!!私は死後ではなく、死の直前、生きたままこの時代に呼ばれ、聖杯を手にし、願望器を持って……あの時に戻るのだ!!!私のやり直しを貴様らがそこまで否定するならば!私は、あの血塗られたカムランの丘から、もう一度ブリテンを立て直して見せる!!」
彼女の瞳には、まだ狂気のような希望の光が宿っていた。あの絶望の戦場で、まだ息があるうちに奇跡を掴み、すべてを覆す。それが、彼女を現世に繋ぎ止めている、唯一の執念だった。
「どうやって……??あの血塗られた、すべてが終わってしまったカムランの丘から……聖杯の力だけで、ブリテンという国を立て直すというの……?」
私の瞳が、黄金に輝く『魔眼』へと変貌する。
私の権能が、アルトリアちゃんの魂の奥底、決して触れられたくない、最も深く暗い記憶の底に眠るトラウマを強制的に引きずり出し、このスタジオの空間そのものに上書きしていく。
「え……?」
アインツベルン城の大広間が、血の匂いと、死臭と、無数の剣が突き刺さった荒涼たる丘の景色へと変貌していく。そして、私の姿が陽炎のように大きく揺らぎ、アルトリアちゃんのよく知る『別の誰か』たちの姿へと、次々にそのガワを変えていくのだ。
「ブリテンは、神代を残す最後の地だった」
最初に私の口からこぼれたのは、彼女の姉であり、最大の政敵でもあった魔女、モルガンの声だった。
「そんな、すでに終わることが確定している歴史の決定事項を、お前一人のワガママで無理やり覆そうとすれば、世界のテクスチャがめちゃくちゃになる……。お前が聖杯でブリテンを無理やり存続させたとしても、私達のその歪んだ世界は、いずれ剪定事象として、地球から完全に切り捨てられ、消滅するだろうな。お前の願いは、結局すべてを無に帰すだけだ、私の可愛い妹よ」
「姉上……!違う、私は……!」
モルガンの幻影に向かって手を伸ばそうとする。しかし、幻影はすぐに、別の人物へと姿を変える。
「あの……王様」
次に現れたのは、あどけない少女の面影を残す、円卓の末妹、ガレスの姿だった。彼女の鎧は血に染まり、その顔は悲しみに歪んでいる。
「私たちはあの丘に、もういません。兄様も、ギャラハッド様も、アグラヴェイン様も……みんな、みんな死んでしまいました。それなのに、王様は……私たちがいない世界で、たった一人でやり直せるのですか??」
「ガレス……!私は……お前たちの為に。お前たちが死なない未来を作るために……!それに、まだ生きているものもいる。ベディヴィエールはまだ私の傍にいる!ランスロット!貴公も、あの時援軍を……!」
涙を浮かべてその幻影にすがりつこうとする。幻影から逃れるように、隣の席でずっと俯いている騎士へと向き直り、しがみつこうとした。
「ランスロット!貴公が来てくれれば、まだブリテンは……!」
だが。
「王よ……。私は……。私が援軍に向かった時、すべては手遅れでした。王の御身を救うことは、叶わなかった。貴女は……すでに、あの丘で……」
「違う!!そうであってはならない!!ならば……!何のために皆は血を流した……!ケイ兄様は……。そのために……モードレッドは……私に似て……」
彼女の心が、過去の因縁に耐えきれず、完全に崩壊し始めている。そして、私の幻影は、彼女の義兄であり、最も近しい理解者でもあった、あの毒舌の騎士の姿へと変わった。
「うるせえよ、アルトリア。誰だって、人間を辞めてまで全てを救う『神の代弁者』なんてものを、見たくもなければ為りたくもなかったんだよ……。お前が一人で勝手に背負い込んで、一人で完璧になろうとしたから、こんなことになったんだろうが。そう言ったろうが……バカが」
「ケイ兄様……」
そして、最後に。幻影は、あの決定的な決別の言葉を残して去った、美しき弓兵、トリスタンの姿へと変わった。
「『王は人の心がわからない』……私は去り際、確かにそう申し上げましたが……。今になって、その言葉を口にしたことを、深く悔やんでおります。ですが、貴女は体も心も休めることなく、ただひたすらに、機械のように平和のために戦い続けました。周囲の騎士たちも私も、王とはそういう完璧なものだと思っていました。貴女を神格化し、人間として扱うことをやめてしまった。ですが、間違っていたのです。あまりに致命的に、私たちは間違っていたのです。貴女は、ただの一人の人間だった。私たちが、貴女を王という檻に閉じ込め、殺してしまったのです」
トリスタンの声が、重く、静かに響く。
「皆……私を……私の治世を、私が王であったことのすべてを、否定するのか……!?」
◇◇
「違うわね」
スタジオに展開されていたカムランの丘の幻影が、ガラスが砕けるようにパリンと音を立てて崩れ去った。血の匂いも、死体の山も、かつての円卓の騎士たちの怨念じみた幻影も、すべてが消え去り。
あとに残ったのは、アインツベルン城の冷たい大理石の床と、その上に敷かれたボロボロのゴザの上で、純白のドレスを汚して泣き崩れている一人の可哀想な少女。
「違う……?」
涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げ、すがるように私を見つめる。
「貴女は、誰にも否定されていないのよ。彼らは、貴女の治世を否定したんじゃない。貴女が王であったことを後悔しているわけでもないわ。彼らはただ、『自分の人生を失敗だったと否定する貴女』をこそ、否定しているのよ」
「王道を謳い、誰よりも前を走って駆け抜けたのなら。それが結果として、どのような悲劇に、どのような凄惨な滅亡に繋がっていたとしても、彼らが貴女と共に剣を振るったその日々は、彼ら皆にとっての、掛け替えのない『誇り』だったのよ」
「彼らは、私利私欲を貪る暴君に滅ぼされたわけじゃないわ。愚かな暗君の気まぐれに振り回されて犬死にしたわけでもない。彼らは皆、ただ国を思い、民を憂う、清廉なる少年王、アーサー・ペンドラゴンという眩しい光に魅せられて、自らの意志でその騎士道を捧げたのよ。それが彼らの選んだ、誇り高き生き様なの」
「その彼らの誇りを……彼らが命を懸けて守り抜いた貴女という王の存在意義を。貴女は、聖杯の奇跡で『無かったこと』にして、彼らの人生の価値まで否定するつもり?アルトリア・ペンドラゴン」
「ッ……!!」
言葉を失う。
「私は……私は……男ではなくて……女だから……。私が、本当は王の器ではない、ただの女だったから、国が……」
彼女は、震える両手で自分の顔を覆い、血を吐くように絞り出す。
「………結局はそこに行き着くの?王になるためには、自分の性別を偽って男装しなければならなかった。王妃であるギネヴィアは、女である貴女に嫁ぐことになり、愛のない孤独な人生を強要された。……それで?貴女のブリテンが滅んだという結末を、すべて自分が『女に生まれたせい』にして、悲劇のヒロインを気取るつもり?」
「そうではない!!そうではない!!私は……私は……皆を守れなかった!!!!だから……!私がもっと強ければ、私がもっと正しく国を導けていれば……こんなことには……!」
すべてを自分の責任だと背負い込み、自分を罰し続ける。それが彼女の選んだ「王の在り方」だった。
「王は皆を守るもの……貴女は本気で、そう思っているの?神秘が薄れ、神代の終焉という絶対の滅びが確定していたあの時代のブリテンを、貴女はたった一人で、十数年も延命させたのよ。それは、誰にでもできることじゃない。それだけでも、貴女の王としての立派な功績よ。誰も貴女を責めやしないわ」
ひな壇の最上段、一流席に座る二人の王へと振り返った。
「大王、イスカンダル。そして英雄王、ギルガメッシュに問います。王とは、己を殺してまで、臣下を守り抜くための存在ですか?」
二人の王に問いかけた。私の問いに対して、最初に答えたのは、意外にもギルガメッシュ王だった。
「………阿呆らしい。逆だ。臣下が、己の命をかけて王を守るのだ。王が、臣下にそうさせるだけの、命をかけるほどの絶対的な価値を持つ王であるならな。王が臣下を庇って死ぬなど、本末転倒も甚だしいわ」
そして、イスカンダルさんも、深く腕を組みながら、ギルガメッシュ王の言葉に力強く頷いた。
「その通りよ。問題は、その国が、己の家族や命を捧げるほどの価値のある国であるかどうかだ。その意思は、王が形を作った国の総算、つまり王の生き様そのものよ。臣下が『この王のためなら、この国のためなら、命を懸けても構わん』と自ら望んだのであれば……その結果として共に滅びようとも、そこに悔いなどあろうはずがない!」
二人の覇王の、全く異なるアプローチからの、しかし行き着く先は同じ「王道の肯定」
王がすべてを背負う必要はない。臣下もまた、自らの意思で王を選び、運命を共にしているのだと。
「聞いた?アルトリアちゃん。貴女は、自分の後悔や『たられば』の幻影に怯える前に、まず自分の臣下に、直接聞いてみると良いわ。自分たちと共に駆け抜けた王道は、『楽しかったか?』と」
私は、彼女の隣で、ずっと俯いて震えている黒騎士を指差した。
「え?」
「戦いは苦しかったでしょう。現実は残酷で、眩しい理想とのギャップに、痛ましかったでしょう。でもね……そこに『光』が、誰もが胸を躍らせるような『面白さ』がない王道には、誰もついてこないのよ。彼らが最後まで貴女についてきたのは、貴女の作る国が、貴女の掲げる理想が、何よりも魅力的だったからじゃないの?」
かつて自分を裏切り、王妃と不義の恋に落ち、国を割る最大の原因となった、最も愛し、最も信頼していた親友。
「………ランスロット。私は……私の王道は……貴公にとって、どうだった……??」
その言葉を受けたランスロットさんの顔には、かつての「狂戦士」としての狂化の面影や、血走った殺意は微塵も存在しなかった。
そこにあったのは、ただの穏やかな、少しだけ泣きはらしたような目をした、主君を心から慕う、一人の誇り高き騎士の素顔だった。
「……………何よりも犯し難く、清廉で……いえ、そのような堅苦しい言葉は、今の貴女には不要ですね」
彼は、生前、決して見せることのなかったような、優しく、そしてどこか晴れやかな微笑みを浮かべた。
「とても……とても、楽しい祭りでした。我が王」
その一言。たったそれだけの言葉が、アルトリアちゃんを縛り付けていた、長く、重く、冷たい呪縛のすべてを、一瞬にして打ち砕いたのだ。
「うう……うううう……」
彼女が、この聖杯戦争という儀式でずっと欲しかったもの。それは、過去をやり直すための万能の奇跡なんかじゃなかった。
ただ、自分が命を削って走ってきた人生を、誰かに「間違っていなかった」「楽しかった」と『肯定』してくれる、身内の、温かい言葉。それを、自分が一番傷つけ、最も赦しを乞いたかった、かつての親友から、これ以上ないほどに真っ直ぐな形で与えられたのだ。
「うわああああああああんっ!!!!」
もうアーサー王としての威厳を保つことも、私が押し付けたモルガンとしての悪役の演技を続けることもやめ。ただの一人の、等身大の不器用な少女「アルトリア」として、両手で顔を覆い、声を上げて、子供のように泣き崩れた。彼女の流す涙は、これまでの後悔の涙ではなく、すべてを許され、肯定されたことによる、純度百パーセントの救済の涙だった。
「王よ……」
ランスロットさんが、膝をつき、彼女の小さな震える背中を、不器用に、しかしどこまでも優しく、何度も何度も撫で続ける。
そこには、主従という立場を超えた、かつての円卓での、無邪気で温かい友としての時間が、確かに蘇っていた。
「……はい、カット。アルトリアちゃん。貴女の演じるべき本当の役は、国を滅ぼした『悲劇の王』でもなければ、冷酷な『魔女』でもなかったのよ。貴女は、円卓の騎士たち皆に愛され、守られていた、ただの『不器用で、ちょっと頑固な少女騎士』だったのよ。それが、貴女の本当の素顔だったのね」
「……オーディション、合格よ。過去の呪縛を断ち切った貴女は、もうそっくりさんなんかじゃない。さあ、その薄暗いゴザ席から立ち上がって、一人の誇り高き騎士として、一流の玉座にお戻りなさい」
アルトリアちゃんは、私の差し出した手と、ランスロットさんの支えを借りて、ゆっくりと立ち上がった。彼女の純白のドレスはゴザのホコリで汚れてしまっていたけれど、その顔つきは、このスタジオに入ってきた時のどの瞬間よりも、清々しく、そして美しく輝いていた。
パチ、パチ、パチ……。
最初に拍手をしたのは、一流席のウェイバー君だった。それに続くように、イスカンダルさんが豪快に手を叩き、ケイネス先生が上品に拍手し、ジルが「おおお、またしても魂の救済がぁぁ!」と号泣しながら床を叩き、ソラウさんがハンカチを振る。
そして、最上段のギルガメッシュ王すらも、「フン。見苦しい泣き顔だが、まあ、己の矮小さを認めたことだけは評価してやろう」と、彼なりの最大の賛辞を送ってくれた。
アインツベルン城の大広間に、この日一番の、温かく、そしてどこまでも長く続く拍手喝采が鳴り響いた。ここに。
「聖杯格付けチェック」という名の狂乱のバラエティ番組を通して。第四次聖杯戦争に参加した、すべての陣営のマスターとサーヴァントたちの、隠された本音が暴かれ、トラウマが浄化され、それぞれの『魂の救済』が、完璧な形で完了したのである。
「さあ!皆様!!これにて、聖杯問答の全日程は終了よ!!全陣営が自らの過去を乗り越え、新しい未来を手に入れた、最高のハッピーエンド!!」
私は、拍手の波に負けないほどの大声で、マイクに向かって絶叫する。私は、カメラに向かって、ピースサインを高く突き上げる。
「でも、忘れないでね!これはあくまで『格付け』の番組よ!最後に、この狂った聖杯戦争の真の勝者を決める、特別ボーナスステージが残っているんだから!!次回、冬木アクターズ・ラプソディ、堂々の最終回!!詐称者が最後に仕掛ける、世界最大の『嘘』とは!?チャンネルを変えたら、一生後悔するわよ!!」
人類が古より武器として、進化の道筋としてきたもの。それは他者の痛みを理解し、寄り添う「共感」である。
彼女は他者の気持ちが分かりすぎるが故に、世界に満ちる「報われない結末」を許容できなかった。人生で流れる涙も、苦痛も、全ては彼女が導くハッピーエンドのための伏線でなければならない。
「悲劇は許容しましょう。絶望も必要でしょう。でもそれは希望や光へ続く物語でなければ耐えられない。誤りは正しましょう」
人類への深すぎる愛と共感は、やがて全人類から「自己決定権」を奪い、確定された幸福なシナリオを強制する宇宙規模の舞台装置へと変貌した。
さあ、愛しき人類よ。わが劇場の演者たれ。
※ご視聴ありがとうございました。
・ゴザ席が救済されました。
・「楽しい祭り」が刺さりました。
・拍手で浄化された……はずでした。
【超重要・展開が変わります】真樹は聖杯にかける願いを…。
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言う
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言わない