冬木アクターズ・ラプソディ ~観光に来た演劇バカの女子大生、うっかり龍之介を轢いてしまったので、キャスターの「ジャンヌ役」として聖杯戦争を完遂します~   作:斉宮 柴野

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終幕に抗う役者たち

特異点の中枢、冬木の空を覆い尽くす巨大な大劇場。

 

「邪魔だ!下がれ、泥人形ども!!」

 

ディルムッドが双槍を旋風のように振るい、迫り来るシャドウサーヴァントの群れを次々と両断していく。

 

その背後で、アルトリアが聖剣の不可視の風を解放し、敵の波状攻撃を強引に押し返している。

 

さらに後方からは、イスカンダルがキュプリオトの剣を大上段から振り下ろして、巨漢の影を叩き割っている。

 

そして。魔術師たちが、背中を預け合うという、信じられないほど奇妙で、そして頼もしい光景が広がっていた。

 

「衛宮切嗣……。念のため、状況を確認しておこう」

 

ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが、自らの周囲に巡らせた水銀の塊――月髄霊液(ヴォールメン・ハイドラグラム)の鞭で、近づいてきた影の頭部を正確に打ち砕きながら、背後に立つ宿敵に声をかける。

 

「貴様の『起源弾』あと何発撃てる?残弾はいくつだ?」

 

ケイネスの問いに、切嗣はコンテンダーのシリンダーを弾き出し、残りの特殊弾の数を素早く確認して、再び装填する。

 

「……残弾12だ。これで全部だ、予備はない」

 

「フン。たったの12発か。なら、一発も外すことは許されんぞ。泥人形を撃つのに使うのは愚の骨頂だ。あの特等席でふんぞり返っている演出家本体の、魔術回路のド真ん中を確実に撃ち抜くためだけに、大事に使え……」

 

「……と、偉そうに命令したいところだがね」

 

「どうした?時計塔のロードともあろう者が、ずいぶんと弱音を吐くじゃないか」

 

「らしくないぞ」

 

「減らず口を。……私の右手の状態を見てみろ」

 

その指先は、青白く変色し、皮膚の下の毛細血管がパチパチと破裂した痕跡が残り、どす黒く生々しい内出血を起こしていた。

 

「これは……」

 

「あの忌々しい光の柱。あの術式を、月髄霊液を使って無理やり解析し、令呪による魔力ブーストで強引に破壊した代償だよ」

 

「魔術回路の過負荷(オーバーヒート)だ。私の魔力の九割以上をゴッソリと持っていかれたのだよ」

 

時計塔の最高峰の魔術師である彼が、己の全存在を懸けて、ようやく一つの柱をハッキングして破壊できたという、ギリギリの死闘の証明だった。

 

「……ディルムッドへの戦闘用の魔力供給は、ソラウが、遠隔でどうにか死守してくれているが……。この私自身には、もうこの水銀の防御を最低限維持する程度の魔力しか残っていない。だから、先ほどのような派手な魔術戦や、強力な攻撃魔術は、私には期待するな」

 

共に死地を潜り抜ける戦友として、中途半端な虚勢が命取りになることを、彼もまた熟知している。

 

「なるほどな。了解した」

 

「なら、お前は後方で防御に徹しろ。攻撃は僕と舞弥、そしてサーヴァントたちでどうにかする。死なれては困るからな」

 

「フン。誰に向かって指図をしている。自分の心配でもしているがいい」

 

「アーラララララライ!!景気のいい顔をせんか、魔術師諸君!!」

 

「こんな逆境で、しけた面をしてどうする!!笑え!!歌え!!この最高の舞台を、骨の髄まで楽しむのだ!!」

 

「無理するな!!ライダー!!」

 

イスカンダルの足元で、ウェイバーが、涙目で叫ぶ。

 

「貴方だって、『王の軍勢』を長時間展開して、戦車を限界突破させた反動で、いっぱいいっぱいでしょう!!これ以上無茶をしたら、本当に消滅しちゃうぞ!!」

 

ウェイバーの悲痛な叫びの通り、イスカンダルの状態もまた、限界ギリギリだった。

 

彼を構成する霊体は、先ほどの砂漠での連続した規格外の宝具使用と、マスターであるウェイバーからの魔力供給の枯渇により、時折、テレビのノイズのようにわずかに輪郭が揺らぎ、半透明になっている。

 

本来なら、霊体化して急速に魔力を回復させなければならないほどの、深刻なダメージと消耗状態。

 

「ハハハ!案ずるな、坊主!魔力の消耗が激しいのは、我らサーヴァントも魔術師も、誰も一緒よ!!」

 

「だがな!!」

 

「この程度の逆境、そしてこの程度の疲労!!我が果てしなき覇道の前では、極上のスパイスにもならんわ!!ここが死地であるというのなら、最期まで己の足で立って、笑いながら死地を駆け抜けるのが、征服王たる余の王道というものよ!!」

 

イスカンダルの言葉に、ディルムッドも、アルトリアも、小さく頷き、自らの武器を強く握り直す。

 

誰もが、限界を超えている。

それでも、彼らは決して立ち止まらない。

 

 

 

◇◇

 

 

 

「……そうよね!!」

 

その、満身創痍でありながらも、決して闘志を失わない反逆の役者たちの姿を見下ろして。

バルコニーの特等席から、真樹(ビーストⅤ)が、柏手を打ち、残酷な笑みを浮かべた。

 

「さすがは名立たる英霊たちと、一流の魔術師たちね!だけど私が用意した『絶対にクリアできないはずの幻影の柱』を、無傷で、魔力も万全な状態で私の柱を突破できるはずがないわ!!」

 

「切嗣さんも、ケイネス先生も、そしてイスカンダルさんも。みんな、自分の限界を軽く超えて、ボロボロになって、命を削ってここまで辿り着いたのよね。……本当に、素晴らしい演技(ガッツ)だわ。観客がいたら、スタンディングオベーションものよ」

 

「僕たちはボロボロだが、お前を守る柱も、残るはあと一つ。それもすぐに折れる。そうなれば、お前はただの魔力の豊富な少女に過ぎない」

 

「ふふふっ。本当にそう思う?」

 

「私の舞台の、本当のクライマックスを、甘く見ないでちょうだい」

 

真樹が、パチン、と指を鳴らす。

その瞬間。

彼女の背後の空間、バルコニーの上空に、巨大なバックスクリーン(空間投影魔術)が、まるで映画館のスクリーンのように展開された。

 

「さあ!切嗣さん、そして皆さんも!これを見なさい!!!!」

 

そこに映し出された映像。

それは、特異点の空を支える、最後の一本の光の柱の内部の光景だった。

 

「アイリ……ッ!!」

 

スクリーンの中に映っていたのは、真っ白なアインツベルンの城の玉座の間。

そして、その玉座で。

甘い毒に完全に囚われ、無邪気で、これ以上ないほどに満足げな笑顔を浮かべたまま、深い眠りに落ちている、アイリスフィールの姿だった。

彼女の隣では、同じように救済の夢を見ているジル・ド・レが、穏やかな表情で跪いている。

 

「これで、状況は完全に理解できたわね!?」

 

「アイリさんは、私の用意したハッピーエンドの夢を、自らの意志で受け入れたの!彼女はもう、二度とあの夢から覚めることはない!!」

 

「つまり!この特異点を支える最後の一本、アインツベルンの柱は、永遠に残り続けるということよ!!この柱からの魔力供給源が完全に断たれない限り、私のこの大劇場は永遠に崩壊しない!!つまり私は、この舞台の上では、無敵のままなの!!」

 

アイリスフィールが夢から覚めない限り、真樹の特異点は維持され、彼らは永遠にこの劇場から出られない。

そして、彼女は無限の魔力を使って、彼らをすり潰すことができる。

 

「さて」

 

真樹は、高いバルコニーの特等席から、自らの足で、切嗣たちが見上げる舞台(ステージ)の赤い絨毯の上へと、軽やかに飛び降りたのだ。

 

「なっ……!演出家自ら、安全な客席から舞台に降りてくるとはな!」

 

「ええ。もうエキストラの群れで時間稼ぎをするのはおしまいよ」

 

「ここからは、安全圏から眺めるだけの退屈な演出家(監督)は休業。私も、一人の役者(主役)として、直接この戦場(舞台)に降りて、貴方たちを血祭りにあげるわ!!」

 

真樹が、右手を虚空にスッと伸ばす。

特異点の莫大な魔力が急速に収束し、一つの形を成していく。

それは、誰もが知る、あまりにも有名な、最強の幻想の剣。

 

「それは……!」

 

「お見せしましょう!これが、私の思い描く、完璧な絶望のクライマックスよ!!」

 

「喰らいなさい!! ――『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』!!!!」

 

「なっ……!!!?」

 

真樹が振り下ろした黄金の剣から放たれたのは。

アルトリアが放つ本物のエクスカリバーと、全く遜色のない。

いや、特異点の無尽蔵の魔力供給を受けている分、さらに威力を増した、極大にして圧倒的な、破壊の光の奔流だった。

 

ビーストⅤ(真樹)の権能の一つ、『対象の概念の完全模倣(トレース)』。

 

対象の魔術、宝具、そして存在そのものの意味を読み取り、再現する恐るべき力。

 

「キリツグ!!マイヤ!!私の後ろへ!!」

 

 

 

 

 

 

◇◇

 

 

 

「させん!!」

 

アルトリアが聖剣を構え、光の奔流に立ち向かおうとしたその瞬間。

彼女の背後から、鼓膜を劈くような雷鳴と共に、巨漢の王が駆け抜けた。

 

「――すまん!!我が戦車(相棒)よ!!」

 

イスカンダルが、残された最後の魔力を振り絞り、咄嗟に『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』を猛突進させたのだ。

 

神の雷を纏った戦車が、真樹の放った圧倒的な光の奔流――偽りのエクスカリバーの軌道上へと、文字通り「盾」となるように真っ向からぶつかっていく。

 

――ズガァァァァァァァンッ!!!!!

 

目を開けていられないほどの閃光が収まった時。

 

そこには、無残に大破し、形を保てずに光の粒子となって霧散していく、二頭の神牛と戦車の残骸があった。

 

「我が、王よ…………!!」

 

「坊主、気にするな」

 

彼は愛用のキュプリオトの剣を杖代わりにして、ゆっくりと、しかし力強く立ち上がった。

 

「……宝具を一つ失った程度で、余の征服は止まらん」

 

「魔力さえ戻れば、またいくらでも直せるさ。今は、この場を凌ぐことが先決よ」

 

彼の霊体は、宝具の破壊による深刻なダメージで、先ほどよりもさらに激しく輪郭が揺らいでいる。

もはや、立っていることすら奇跡のような状態だ。

 

「ふふっ。なかなかやるじゃない、イスカンダル。でも、戦車がないなら、ただの的よ」

 

「私ね、安全なところから見ているだけの演出家はやめて、役者も兼務することにしたの」

 

「さっきね、綺礼さんに言われたのよ!『お前は裏方に引っ込むような陰気な女じゃない。スポットライトを浴びて輝く役者だ』ってね!だから、私も全力でこの舞台の主役を演じきってあげるわ!」

 

「……あの破綻者め。こんな絶体絶命の状況で、敵の親玉に余計なことを吹き込みやがって……」

 

「おい……言峰はいつ来る……?」

 

「あ奴の思い人が、変なスイッチを入れて暴走しているのだぞ。さっさとあの男を連れてこんか!!責任者を出せ!!」

 

「………申し訳ありません、我が主」

 

「気配は確実にこちらに向かってきてはいますが……まだ遠い。あの男が到着するまで、かなり時間がかかると思われます」

 

「あの神父……!!肝心な時に遅刻かよ……っ!!どんだけマイペースなんだ!!」

 

「……仕方ありませんね」

 

彼女の背後には、魔力過多で指先が内出血しているケイネス、起源弾の残りが限られている切嗣。二人の疲弊した魔術師。

 

そして、重傷を負って宝具を失い、霊体が消えかかっている征服王と、彼を庇う小さなマスター。

 

彼らを守るように立つ、双槍の騎士。

誰もが、限界を超えた満身創痍の状態だ。

 

「皆さん、聞いてください」

 

「あの、独りよがりで迷惑な『ラスボス系ヒロイン』の相手役が、この舞台に到着するまでは!!私たちが、この理不尽な舞台を、意地でも持たせてやりましょう!!!」

 

「「「――おう!!!」」」

 

 

 

 

 

◇◇

 

 

 

 

 

真樹が直接舞台に降り立ったことで、シャドウサーヴァントたちの湧き出るスピードはさらに異常なものとなっていた。

 

「斬(Scalp)!!」

 

水銀の刃は的確に影の急所を捉えるが。

 

「チッ……! まるで無限に湧き出す害虫だな!」

 

ケイネスが、額に汗を浮かべて毒づく。

倒しても、倒しても、切断された黒い泥が再び寄り集まり、あるいは舞台袖から新たな影が次々と溢れ出してくる。

 

「はあ……、はあ…………キリがない」

 

起源弾は、真樹本体を狙うための切り札として温存しておかなければならない。通常弾での対処では、時間を稼ぐのが精一杯だ。

 

「ぐっ……」

 

「舞弥!」

 

彼女の黒いスーツの脇腹から、ボタボタと生々しい鮮血が滴り落ちている。

すでに数体のシャドウサーヴァントの理不尽な不意打ちを受け、ただの人間の体である彼女は、限界をとうに超えていた。

 

「大丈夫です……。まだ、やれます」

 

「無理をするな!僕の後ろに下がれ!」

 

「これほどとは……。無限に湧く兵を相手にするのが、これほど絶望的だとはな」

 

ディルムッドが、息を乱しながら、双槍で必死に防衛線を維持している。

彼は敏捷性を活かして敵の攻撃を躱しているが、数の暴力の前に、少しずつ傷が増えていく。

 

「ディルムッド!黄薔薇(ゲイ・ボウ)だけは絶対に折られるなよ!」

 

「折れた角が復活しちゃったら、それこそ本当に防壁が完璧になって、手出しができなくなるからな!!」

 

「承知している!この槍は、絶対に手放さん!」

 

「いい声が……まだ出るではないか……坊主……ゲホッ!」

 

 

 

◇◇

 

 

 

 

舞台の中央。

エキストラたちの乱戦から少し離れた場所で。

真樹とアルトリアが、激しい剣戟の火花を散らしている。

 

真樹が握る模倣のエクスカリバーと、アルトリアの本物のエクスカリバー。

黄金の光と光が衝突し、空間が激しく歪む。

 

「アハハ!アルトリアちゃん!今の貴女、最高にカッコいいわよ!」

 

「迷いがない!騎士王としての重圧や、自分の国を滅ぼした過去への後悔が、完全に吹っ切れてる!ちゃんと、『完璧な騎士王』の役をやれてるじゃない!!」

 

「……ええ、それは貴女のおかげですよ、真樹!」

 

「今の私は、かつてのように、ただ民に理想の姿を見せるだけの、清廉潔白で無傷な王役(理想)だけを演じるつもりはありません!泥に塗れ、悪に染まってでも大切なものを守るというのなら!貴女が言った、国を滅ぼした『モルガン役(悪役)』すらも、必要ならばこの身に引き受け、こなしてみせましょう!!」

 

「行くぞ!!」

 

周囲に残留するシャドウサーヴァントのどす黒い魔力、真樹が放つ悪意と絶望の残滓を。

あえて、自身の聖剣――エクスカリバーへと、強引に逆流させ、吸い上げたのだ。

 

「なっ!?」

 

「極光は反転する……!!騎士の誇りなど、世界を救うためにはとうに捨てた!!」

 

黄金の剣が、どす黒い、禍々しい漆黒の光へと反転し、染め上げられていく。

 

「受けなさい!! ――『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』!!!」

 

すべてを薙ぎ払う、極太の漆黒の極光が、舞台を真っ二つに切り裂きながら、真樹へと殺到する。

 

「ははは!最高!シナリオにないアドリブ、大好きよ!!」

 

「自分の清らかさを捨ててまで、私の悪意を飲み込んで攻撃に転化するなんて!本当に、見違えるほど良い役者になったわね、アルトリアちゃん!」

 

「なら、私も演出家として、貴女のその最高のアドリブに、とっておきの『結末』を見せてあげる!!」

 

真樹の背後に、巨大な大聖杯の幻影が浮かび上がる。

 

「――『真円集う約束の星』!!!」

 

「なッ――!!攻撃が、通じない!?」

 

「どう?これが、私が決めた『結末』よ。どんなに頑張っても、最後は必ずハッピーエンド(私の勝ち)に収束するの」

 

「まさか、対粛清防御!!!」

 

「ここで、大人しく私の台本に従って、眠りなさい」

 

その時――。

 

「……まだ、終わっていないわ。お姉さん」

 

ズゴゴゴゴォォォォォッ!!!

 

突如として。

 

舞台の床全体から、純白に染まった虚数の闇が、巨大な津波のように押し寄せてきた。

 

「な、なにこれ!?」

 

その純白の虚数の波は、舞台の上を埋め尽くしていた無数のシャドウサーヴァントたちを、一瞬で飲み込み、その存在を完全に浄化し、消し去っていく。

 

「最果てに至れ、限界を越えよ」

 

「我が主よ、この光を御覧あれ!」

 

波を裂いて現れたのは、神々しいまでの純白の鎧を纏った、白亜の騎士。

 

「――『縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)』ッ!!!」

 

ランスロットが、純白に輝く魔剣アロンダイトを、真樹の展開する無敵結界に向かって、全力で叩きつけた。

 

ガァァァァァァァァンッ!!!!!

 

「私の……無敵の結界が!?それに、シャドウサーヴァントたちが!!?」

 

「カーテンコールですよ、お姉さん」

 

純白の虚数の波が引いた後。

 

純白の絶対的な領域(権能)を纏った間桐桜と、彼女に絶対の忠誠を誓う白亜の騎士ランスロットが、ついにその圧倒的な姿を現した。

 

「……っ!桜ちゃん!!まだよ!!まだ終わらない!!」

 

「アイリさんの柱はまだ残っている!私はまだ、無限の魔力を持っているわ!!」

 

彼女の叫びに呼応するように、遥か彼方のアインツベルン城の方角から、さらに膨大な「情愛」の魔力が、目に見えるほどの光の帯となって、真樹へと激しく降り注ぐ。

 

その魔力供給を受け、ディルムッドにへし折られたはずの角が、淡く禍々しい光を放ち始め、再生の兆しを見せ始めたのだ。

 

「まずい!あの角が復活すれば、奴の防御は完全に元通りになるぞ!!」




ここまで読んでいただきありがとうございます。

もしよければ、

・好きだったシーン
・違和感があったところ
・この後の展開予想

など、感想をいただけるととても嬉しいです。

この舞台の本当の結末は――。
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